2017年6月25日日曜日

Azerbaijan Grand Prix Final

 skysports.com







2017年 Formula1 Grand Prix 第8戦決勝は Baku City Circuit で間もなく始まる。




現在 気温27℃・路面温度47℃、一周 6.003km のコースを全51周で戦われる。
今回タイアは Medium(白)、Soft(黄色)、Super Soft(オレンジ) を持ち込む。
www.bakucitycircuit.com/en/circuit-guide
www.gpupdate.net/en/f1-results/11970/starting-grid-2017-azerbaijan-formula-1-grand-prix/  [Starting Grid]
https://www.timeanddate.com/weather/azerbaijan/baku


カスピ海西岸の Baku。 15分前、いつも通りの国歌斉唱。 路面温度は4度上がって51度。
Sainz は3Grid 降格、マクラーレンの2人は最後尾だったが、Renault の Palmer が
最後についた。  時間通り フォーメーションが始まる。

レース・スタート !!
メルセデスの2台、Ferrari の2台が1コーナーに飛び込んだ。
しかし 次のコーナーで Bottas の右フロントと Raikkonen の左リアが接触、
更にその先でSainz がスピン。 自身の右から寄ってきた Kvyat を避ける為に左に逃げよう
としてスピンした。 Sainz のタイアは全くグリップ無しに見える。 まだ冷えている。
Bottas も右フロントタイアとウイングを損傷。 Raikkonen と絡んだ ?

Lap   2  Bottas がピットへ。 ソフトに履き替え。 フロント・ウイングも交換。17秒。
Lap   3  Hamilton, Vettel, Perez, Verstappen, Raikkonen, Massa の順。
    Raikkonen はギアの感触がおかしい ?
Lap   6  Vandoorne 14位、Alonso 15位まで上がっている。
    Vandoorne はピットで スーパーソフトに。 18位に落ちる。
Lap   7  Ricciardo がピット。  タイアチェック。 デブリが右フロント・ブレーキに
    張り付いた ?
Lap   8  19番手の Palmer がおかしい。 ピットにゆっくりと滑り込む。ブレーキか。 
Lap   9  Alonso は Ericsson を交わして 12番手迄上がった。
Lap 10  上位6人は変わらず。 Hulkenberg もブレーキにデブリか。
    Grosjean もブレーキの不調を訴える。 
    Haas・Grosjean  のブレーキは、此処しばらく、何戦も調子悪い。
Lap 11  Kvyat が壁に当たった !? 4位 Verstappen が Perez を追う。
Lap 12  しかし、Verstappen はエンジンの不調を訴えている。 8番手迄落ちた。
    と、セフティーカー。 Kvyat の撤去か。
    上位5人はピットでタイアを履き替える。 全てソフトに。
Lap 13  Verstappen はピットに入って、..... クルマを降りた。 イエローが続く。
    Alonso は 11番手に居る。   Vandoorne は 13番手。
Lap 14  まだ Kvyat の撤去が終わらない。 手こずっている。
    同じ市街地とはいえ、Monaco ほどのオペレーションは まだ無理だろう。
Lap 15  セフティーカー継続。 狭いコースなので、各車タイアを冷やさない様に激しく蛇
行。
    セフティーカーのペースが明らかに遅い。
Lap 16  Bottas は周回遅れのまま 最後尾 17番手。
Lap 17  タイア温度が上がらない。 セフティーカー Out。 しかし再びセフティーカー ?
    各車ピットレーンを通過。 
Lap 18  再びセフティーカーの後に続く。 コース上のデブリを撤去。
    取りあえず Hamilton,  Vettel, Perez, Massa, Ocon, Raikkonen の順。
Lap 19  Hamilton はセフティーカーのペースを上げろと言っている。
Lap 20  セフティーカー Out。 タイア温度は大丈夫か。
    しかし 再びセフティーカー。 Raikkonen の右リアがパンクしている。
    Ocon もパンク ? ピットへ。 Vettel と接触か。
    Raikkonenn もピットへ。 右リアが大きく損傷。 タイアもピット内に入った。
    コース上にはデブリが散乱している。 Force India は2台共リタイア。
Lap 22  Hamilton, Vettel, Massa, Stroll, Ricciardo, Hulkenberg, Magnussen, 
    Alonso, Sainz, Grosjean の順に並んでいる。 赤旗に変更された。
    Alonso はコース上のデブリについて、市街地とはいえ高速コースなんだから
    このままでは危険だと 指摘。
Lap 23  セフティーカーを先頭に各車ピットレーンで止まった。 赤旗中断。
    Vettel の右フロントの翼端が損傷している。 Hamilton に追突していた !
    Hamilton、"何やってんだ !! "。 Vettel の右フロントが Hamilton の左フロント
    に乗り上げた ?  Vettel は Hamilton が急減速したのを、Hamilton がブレーキの
    テストをしたと思って、Hamilton の左側に出て 抗議した ?
    しかも Vettel は一瞬 Hamilton を追い越してしまった。 さて、審査は !?

    各人 降車してピットで待機。 Vettel は不機嫌だ。 チームに不満を訴える。
    Hamilton のクルマは修理を試みている。
    コース上では 清掃車が周回している。 長い赤旗中断。
    Alonso はピットで飲料補給。 Hamilton のクルマの修理が続いている。
    Vettel はフロント・ノーズセクションを新品に交換した。
    Hamilton の表情は厳しい !?  あと5分で リ・スタート。
    Perez はクルマを直した !! 
    Raikkonen も修理完了、フロアを直した !!! 5位で復帰。
    結局 23分間の赤旗中断だった。 セフティーカーが先導を開始した。

Lap 24  リ・スタート !!  Ricciardo が一気に2台抜き、3位浮上。
    Vandoorne は11番手に。
Lap 25  Alonso は Massa を交わして 7番手。 Massa のクルマがおかしい。
    12番手まで落ちた。
Lap 26  Alonso 6番手 !!  Massa はピットへ。 レースをあきらめる。
    Hulkenberg はターン7で右フロントタイアを曲げてしまう。
Lap 27  Grosjean のブレーキが厳しい。
Lap 28  Bottas 9番手、Raikkonen は周回遅れになって最後尾15位。
Lap 29  Hamilton のヘッドレストが浮いている ? 左ファスナーが外れてる ?
Lap 30  Ocon が7番手に。Alonso は6位を保つが。
Lap 31  Hamilton はピットに向かい ヘッドレスト・カバーを修復。
Lap 32  Hamilton は 9.3秒のピットストップで9位復帰。 Alonso が5位に上がった。
Lap 33  Vettel は Hamilton との接触で 10秒ペナルティー。 ピットで12秒 を過ごす。
Lap 34  Magnussen が3位に上がった。 Vettel は Hmilton の前でコース復帰。
Lap 35  Bottas が5位、Alonso は6番手に。 後ろには Vettel と Hamilton が。
Lap 36  まず Vettel がAlonso を交わし、次に Hamilton も。 Alonso 8番手。
Lap 37  Grosjean のブレーキが持たない。 Hamilton が Vettel を追う。
Lap 38  Bottas 4位に。 Grosjean スローダウン、13位に。
Lap 39  Vettel は Magnussen を抜いて5位に。 再び表彰台を狙う。
    Williams の Stroll は2位にいるが、Bottas が3位まで上がってきた。
Lap 41  5位 Vettel が Ocon を追う。 Perez はピットでリタイア。
Lap 42  Vettel が4位に。 6位 Hamilton も Ocon を狙う。 Ocon 頑張る。
Lap 43  Hamilton が Ocon を抜いて5位に。
    Alonso は Sainz に抜かれて9位、やはり PU のパワーの差だろう。
Lap 44  Vandoorne は 12番手に居る。 Vettel が順位を上げた。
Lap 45  Stroll の後ろに Bottas の影が。 Hamilton もペースを上げた。
Lap 46  Alonso のパワーに不安が。 
Lap 47  あと5周。 2位 Stroll が頑張っている。 
Lap 48  Hamilton は Bottas に Vettel をブロックしてもらって前に出たいところだが。
Lap 49  Stroll と Bottas の差は 3.8秒。 何とか表彰台に残れる ?
Lap 50  Hamilton の表彰台は難しい。 Alonso は入賞圏内。  Stroll 2位 !?
Lap 51  最終ラップ。 Vettel は Bottas に1.7秒遅れだが。
    Bottas が チェッカー寸前で Stroll を抜いた !! でも Stroll も偉かった !

    結果 Ricciardo の優勝 !!!

1) Ricciardo  2) Bottas  3) Stroll  4) Vettel  5) Hamilton  6) Ocon      [Full Race Results]

Ricciardo はドライバーズ・ランキングの4位に。
バックルームで3人のドライバーは にこやかに談笑。 皆んな嬉しい !!
18歳 Stroll が表彰台に。 Williams にとっても久々の表彰台となった。

skysports.com
expanded thumbnail
Ricciardo は いい性格をしている ?

インタビュアーは David Coulthard。  Stroll は "Driver of the Day"。 Happy !!
Ricciardo が Stroll に シューイ(Ricciardo の靴で乾杯) を。
Alonso は今季初の入賞となった。 取りあえず良かった。 今日は笑顔で。
Hamilton は ちょっと不運だったか。 自身のミスは無かったし。

Azerbaijan GP / Baku City Circuit



昨日(24日・土曜日) 行われた F1 Azerbaijan GP の公式予選で、Hamilton がポールポジション
を獲得、メルセデスがフロント・ローを独占した。
2番手は Bottas、3番手は Reikkonen となった。(4位 Vettel。)
www.formula1.com/en/latest/headlines/2017/6/qualifying---hamilton-storms-to-baku-pole.html
[Qualifying Results Saturday]

FP3 で Renault の Palmer のクルマが出火、原因が燃料系だった為に鎮火に手間取り、
クルマは短時間での復旧が困難だったため公式予選には出られずに 19台で行われた。

Alonso は 当初の 15グリッドペナルティーに加え、MGU-K やターボの交換等で 25グリッド追加、
計40グリッド降格のペナルティー。 決勝では最後尾、もしくはピット・スタートを選択する
事になろう。 同僚の Vandoorne も、同様の機器の交換で 合計30グリッド降格の処分を
受けており、Alonso より 僅か一つ前のグリッドで決勝スタートする。

テレビ放映は フジテレビNEXT(CS) で、決勝30分前の 21:30PM から生中継される。
尚、昨日の公式予選の模様も、本日 11:00AM から再放送する。

Alonso は、煮え切らないホンダ・エンジンに業を煮やして MacLaren を離脱するのではとの噂
が頻りだが、チームの現場を統括する Eric Boullier は、Alonso との契約は今年いっぱいで終了
するが、引き続き来年以降も Alonso を確保しておきたいと言う意向を示唆している。
www.formula1.com/en/latest/headlines/2017/6/alonso--no-decision-on-mclaren-future-before-september.html

2017年6月19日月曜日

2017 Le Mans 24 Hours

 autocar.co.uk


昨日(18日) 決勝を迎えた 2017 Le Mans 24H
総合優勝1位は #2 Porsche 919 Hybrid が獲得。  同車は ギアボックス・トラブルに
見舞われて1時間近くをピットで過ごす事になるも、最後の1時間でトップに返り咲き、
そのまま首位完走した。

総合2位は、Jackie Chan DC Racing の #38 Oreca 07 Gibson、
3位は Vaillante Rebellion の #13 Oreca 07 Gibson。
2~4位、7~8位を Oreca 07 Gibson が占め、注目される。
出走 60台中、49台が完走した。
www.lemans.org/en/News/porsche-wins-high-drama-24-hours-of-le-mans/47023

Toyota TS050 Hybrid は12周目以降に#8と #7が 1-2 体制を築き、#9も5位をキープ。
小林可夢偉 の乗る #7 が クラッチトラブルが原因で10時間でリタイア、その後まもなく
#9 Toyota も後続車に追突されてリタイア、コース上でストップした。
中嶋一貴の乗る #8 Toyota は、125周目で ハイブリッド・モーターのトラブル、
2時間近くのピット作業が続くも、9位完走という結果は残すことに。

総合17位までは、2台の LMP1(Porsche & Toyota) を除き、全て LMP2 Car の独占状態、
波乱のレースとなった。

注目すべきは 俳優のジャッキー・チェンが主宰する Jackie Chan DC Racing #38 が
総合2位(LMP2・1位)、同チームの もう一台もLMP2 で3位(総合4位)になり、
ル・マンに中国旗が たなびいた。

GTE Pro では激しい戦いが続き、Aston Martin Racing #97 がクラス優勝。
当初クラス首位で走っていた Corvette Racing/GE の #63 Corvette C7.R を最終ラップの
#97 Aston Martin Vantage がグランドスタンド進入直後で追い抜き、
GTE Pro クラスで勝利を得た。
コルベットは 長い接戦で焦ったか、タイアの疲労からブレーキング・ミス、
最後のバトルで首位を譲る事になった。

GTE-Am クラスでは、澤 圭太の乗る Clearwater Racing の #61 Ferrari 488 GTEが
クラス5位に入った。

[Final classification-summary ; 294 pages PDF]
[Full Race Highlights Video 10:22]

2017年6月17日土曜日

24 Heures du Mans

http://sport.francetvinfo.fr/auto-moto/24h-du-mans-2017-le-recap-du-15-juin-la-pole-et-le-record-pour-toyota-396989

Le pilote japonais Kamui Kobayashi dans sa Toyota n°7 lors des essais qualificatifs pour les 24h du Mans 2017.


さて、インディーの次はル・マン だ。
http://www.lemans.org/fr/24-heures-du-mans

本日 15:00(現地・日本 21:00) に決勝レースがスタートする。
Kamui Kobayashi(小林可夢偉) が 3分14秒791 の最速ラップを叩き出し、
#7 Toyota がポールポジションを獲得、このタイムは従来のコースレ・コードを
2秒近くも上回る。


2番手は 中嶋一貴が乗る #8 Toyota、3位と4位 は Porsche

Toyota Gazoo Racing は、公式サイト・YouTube で 無料のライブ配信を行う。
時間は 17日(土) 21:00~25:00、18日(日)13:00~23:00 。

レースは ル・マン市に本部を置く Automobile Club de L'ouest(ACO)
(フランス西部自動車クラブ) が主宰し、レースの開催期間中に
約5000人のボランティアが無償でレース運営を行う。

今年のスターターは、フォーミュラワン・グループの新たな会長となった
Chase Carey が担当する。

2017年6月15日木曜日

No Attack No Chance

   Clock to enlarge all photos   ↓


No Attack No Chance !!  Takuma Sato のモットーだ。

第 101 回 Indy 500 のレースで 琢磨は 日本人初の勝利を手にし、昨晩 東京青山のホンダ本社
一階 ウェルカム・プラザで、凱旋報告をかねたファン・ミーティングを開催した。

www.youtube.com/watch?v=Kc-uavHuNpU  [1:13:17]
www.honda.co.jp/INDY/race2017/indy500_2week/
http://sports.usatoday.com/2017/05/28/rogers-takuma-sato-finds-unbridled-joy-redemption-with-indy-500-win/





会場いっぱいの 400人を超える観衆を前に、終始笑みを絶やさず 真摯な対応で受け答え、
これまで 如何にしてレースを戦い、これからも自身の考えを貫いて 走り切る抱負を、
穏やかな口調の中にも力強い意志を覗かせながら、約一時間の持ち時間を語り尽くした。

偉業である !!   でも 慎ましい彼の態度からは、おごったそぶりは 微塵も感じられず、
世界唯一の地位を確立させた魂だけを、的確に聴衆に語りかける。
彼の素晴らしい人間性を感じずにはいられない。 ........ 素晴らしい。

日本には HONDA があり、琢磨がいる事を 我々は 誇りに思ってよい !!
" No Attack No Chance " 挑戦しなければ、チャンスが到来する事はない。

britishgreenyokohama.blogspot.jp/2014/01/spirit-of-honda.html [Spirit of HONDA]

人生を色濃く生きる為に、挑戦は欠かせない。 夢を抱だけ !
それにより 自身にも安堵感を持ちつつ、更なる別世界を垣間見る。
興味は尽きない。 知らない世界は いくらでも有る。 500年生きても 飽きることは無い。
自分で切り開く世界にこそ、満足出来る結果があり、人生の余韻を味わう事が出来るのだ。
自分だけの余韻の中に、大切な人と(クルマと) 時間がある。
......... いいじゃないか !!


= Honda HI17R Indy V6 =
          2.2-litter Twinturbo Borg Warner 12,000 rpm maximum
          Estimated 600-700 HP depending on turbo boost
          Sunoco E85R Fuel (blended 85% Ethanol 15% Gasoline)
          McLaren Applied Technologies TAG 400i ECU