2018年7月29日日曜日

Hungarian Grand Prix Final

 grandprix247.com
Hungaroring aerial

昨日の雨とは打って変わり、ほぼ快晴の Hungaroring。  33年連続でグランプリを開催している。
一部には雲が漂うものの、気温 32℃、路面温度は 57℃。
そんな中、"McLaren の" Alonso は 37歳の誕生日を迎えた。 https://twitter.com/McLarenF1/status/1023532457738612736

ハンガリーでのタイア・チョイスは MediumSoftUltraSoft。  前回のドイツGP と同じだ。
レースは一周 4.381km,  全70周で争われる。   [Starting Grid Today]
www.formula1.com/en/championship/races/2018/Hungary.html
3列目には Gasly,  4列目に Hartley,  6列目に Alonso と Ricciardo という展開になる。
Stroll は フロント・ノーズのアッセンブリー交換で ピットレーン・スタートになる。

レースが行われる Hungaroring はコース幅も狭く、オーバーテイクが難しくてシフト回数も多い。
また 地形的に盆地なので 高温下でのレースになり、PU やブレーキには厳しい。
本来 雨のレースは F1 GPの開催以来2回しかないが、昨日の雨には 各チームも翻弄された。
https://hungaroring.hu/en/dest  [Way to Hungaroring]

Rikkonen は 4戦連続の表彰台。 今日はどこまでいける !?
国歌斉唱の前、この 25日に急逝した 元 Ferrari 会長の Sergio Marchionne に向けて
1分間の黙禱が捧げられた。
Haas の 創業者, Gene Haas がレース開始前のグリッドを闊歩する。

現地 15:10,  フォーメーション開始。
そして 15:13,  レース・スタート !!

Lap   1  Mercedes の 2台、Vettel は3番手に上がった。 Verstappen が5番手に。
Lap   2  Ricciardo とLeclerc が接触 ? いや、Ericsson と。
    Leclerc が止まっている。そしてピットに戻る。
    Ricciardo は Force India とも接触していた !?
Lap   3  Gasly は6番手キ-プ、Hartley は 9番手に。
Lap   5  上位6位は変わらず。   Alonso 11番手、Ricciardo 14番手。
Lap   6  Verstappen, "パワーが無い !! " 少し走って...... 止まった。 バーチャル・セフティー。
    MGU-K か。
Lap   8  Ricciardo が Alonso を追う。 Hartley 8番手。
Lap   9  Ricciardo 11番手、 Alonso 12番手に。
Lap 10  Gasly 5番手に。 Raikkonen がおかしい。
Lap 11  Raikkonen はドリンクのチューブが外れていた。メカニックがつなぐのを忘れた。
Lap 12  Ricciardo 10番手。 5位 Gasly と 6位 Magnussen の差は 7.2秒。
Lap 13  少し曇ってきた。路面温度は 47℃ に。
Lap 14  Ricciardo は Hartley を抜いて 8番手。
Lap 15  Raikkonen ピット。 5.1秒。Soft に。 6位で復帰。 Gasly 4番手に !
Lap 16  Bottas がピット、Soft。 4番手復帰。  Gasly 3番手に。
Lap 17  Ricciardo は 7番手に。 Hartley は 9番手キープ。
Lap 18  1位 Hamilton と Vette の差は 8.7秒。 Bottas が gasly を交わして 3位に。
Lap 19  Ricciardo は前を行くmagnussen を狙う。
Lap 20  Ricciardo が Magnussen に近づき、.....
Lap 21  Ricciardo,  1コーナーでMagnussen を抜こうとしたが、...... やがて 抜いた。
Lap 22  raikkonen は Gasly を抜いて 4番手に。
            ↓ Hartley,  Hamilton がピット。
Lap 26  Vettel 1番手、Hamilton 2番手、Hartley 13番手。 
Lap 27  Ricciardo が Gasly を抜いて 5番手に。
Lap 30  Gasly は 6番手キープ。  Alonso 9番手、Vandoorne 10番手。
Lap 31  Grosjean がピット。12位で復帰。 Alonso は 8番手に。
Lap 32  Bottas と Raikkonen,  差は 1.2秒。 Kimi, Push Now !!
Lap 33  Magnussen ピット、9位で復帰。
Lap 34  6位 Gasly と 7位 Alonso の差は 2.1秒。
Lap 36  Ricciardo はまだピットに入っていない。 
Lap 37  Vettel は前を行く周回遅れの Ocon に対して、青旗が出ないことに不満が。
    その為、Hamilton に対して1秒近くを失った !?
Lap 38  Vettel, ようやく Ocon を交わして。
Lap 39  Raikkonen がピット。5番手で復帰。 Vettel も !! Ultra に。 4.2秒。3番手復帰。
    左フロント・タイアの交換に手間取った。
Lap 41  Ocon がピット。 Vettel が 2位 Bottas を追う。
Lap 42  Gasly は 6番手キープ。 Hartley 12番手。 
Lap 43  Raikkonen が Fastest。 Bottas は逃げる。 差は 1秒前後。
Lap 45  Ricciardo がピットに。 Ultra。 2.2秒、5番手復帰。
Lap 46  Hartley は 12番手に居る。 ダブル入賞は !?
Lap 47  Bottas と Vettel の差は 2.5秒。
Lap 50  首位の Hamilton は安定走行。
Lap 51  Vandoorne がスローダウン、....... 止まった。 ギアボックス !? Virtual Safty。
Lap 53  Vettel は Bottas との差を少し詰めたが。
Lap 54  Gasly 6番手キープ、Hartley は 11番手。
Lap 56  Vettel と Bottas の差は 4.4秒。 Raikkonen も速い。
Lap 57  Bottas 逃げる、Vettel 追う !
Lap 58  Hamilton, Bottas, Vettel, Raikkonen。
Lap 59  気温は 34℃に上がっている。 
Lap 61  Bottas, Vettel,  Raikkonen の差は 等間隔。 あと 10周。
Lap 62  Alonso 8番手、Hartley 11番手。 
Lap 63  Ferrari の表彰台は 一人、or 二人 !?
Lap 64  Bottas が フェラーリの2台に追いかけられる,  の構図。
Lap 65  遂に Vettel が Bottas を抜いたが、接触 !  Bottas, "タイアは大丈夫だ "
Lap 68  傷ついた Bottas を Ricciardo が追うが、接触 !! Ricciardo 4番手に。
    Bottas,  止まれず Ricciardo のインに突っ込んだ。 レース後の審議に。
Lap 70  最終ラップ。 Ricciardo は クロスラインで Bottas を 1コーナーで交わした。

  そして Hamiton  優勝。 Fantastic Manage !!

1) Hamilton  2)Vettel  3) Raikkonen  4)Ricciardo  5)Bottas  6) Gasly
7) Magnussen  8) Alonso  9) Sainz  10)Grosjean   [Full Race Results]
www.myndnow.com/news/hamilton-wins-hungarian-gp-to-extend-lead-over-rival-vettel/1332221683
https://www.bbc.com/sport/formula1/44994531
https://twitter.com/PierreGASLY/status/1023621721490894855


Hamilton,  "暑かったよ。 でも これから夏休みだし。" 余裕の勝利だった。
そして Kimi も余裕で。 インタビューの背後には 3歳の息子と女房。 37歳のワリにタフネス。
バックルームでは 余裕の3人が。 Raikkonen は5戦連続の表彰台となった。
Raikkonen 妻子は大喜びの映像。 Bottas と Vettel の接触は審議無しに。

さあ、夏休みだ。 次戦は 8月末の Belgian Grand Prix(Spa-Francorchamps)。
Ferrari はスペック3のエンジンを持ち込むか。 Toro Rosso-Honda に夏休みは !?

2018年7月28日土曜日

Hungarian GP Qualifying

「Hungarian gp 2018 hamilton」の画像検索結果
www.telegraph.co.uk

各車 Inter で始まった 18分のQ1。  結果 Vettl がトップタイム。
目まぐるしく変わるコース・コンディション、Inetr と Ultra が錯綜する。
Ricciardo は何故か Soft で。 ギリギリの 15番手でクリア。
Toro Rosso の 2台は Q1 をクリアした。

雨が来てもおかしくない状況で始まる 15分のQ2。
Ultra でスタートした連中が 続々とピットに向かう。
しかし、Vettel の読みは違っていた。 Inter。
残り 11分、Inter でも厳しそうな路面状況だ。
Stroll はコースアウトして 鼻先から壁に突っ込んでいる。
そして 路面は かなりのウェットに。 残り 7分、Magnussen は Wet に履き替えた。
コース上では Raikkonen がスピンした。
残り 3分、最後の攻防か。 厳しい雨の状況は、本番だったら赤旗になってもおかしくない。
Ricciardo は Q2 で敗退になりそうだが。 最終コーナーからホームストレッチの路面は
完全な Wet だろう。 Alonso 11番手。 Inter でもハンドルを捕られている。
Gasly は 5番手で、Hartley も 7番手て Q3 に進出、彼にとっては 今季初めての Q3。
Ricciardo、最後は Wet でトライしたが、Q2 で敗退した !

気温22℃、路面温度は28℃。 雷も轟いている。 verstappen の応援団はノリノリで。
コース上は 部分的に Inter の状態も、そして ほぼ Wet 状態に。

12 分の Q3、コース上では雨が跳ね上がっている。
コースの裏手では水しぶきが上がらない所もあるが、残り 8分で Hamilton がトップに。
Hamilton 速い !!   1:34.648。 視界は相当悪くなった。
残り 5分、Bottas も 2番手に。 残り 4:15、Raikkonen がトップ。
Vettel もピットで履き替えて コースに向かう。 
Gasly は 6番手に居る。 次に Verstappen、Hartley。

そして Raikkonen,  Vettel だったが、最後の最後で Hamilton,  Bottas が獲った。
瞬間、Toto Wolff が諸手を挙げて喜んだ。
降雨の中、久々に面白い予選だった。 Red Bull は Toro Rosso の後手に廻った。
www.formula1.com/en/latest/headlines/2018/7/f1-2018-hungarian-grand-prix-qualifying-report.html

1) Hamilton,  2) Bottas,  3) Raikkonen,  4) Vettel,  5) Sainz,  6) Gasly,
7) Verstappen,  8) Hartley,  9) Magnussen,  10)Grosean。
[Full Qualifying Results]  [Starting Grid on Sunday]
[Thursday Press Conference]   [Post Qualifying Interview ; Hamilton]

Bottas と Raikkonen が Hamilton の登壇を待っている。
Hamilton はサイン・タイアを持って Jean Alesi とツーショット。


決勝戦の放映は フジテレビNEXT(CS) で生放送。 日曜日 19:20 からは公式予選を再放送、
決勝戦は レース前の様子を含めて 21:30 から。  決勝のスタートは 22:10(現地15:10・時差 7時間)。

2018年7月27日金曜日

From Toro Rosso to McLaren !?

 www.marca.com


McLaren は遂に James Key の獲得に至った !?
Eric Boullier を "更迭" したマクラーレンは、Toro Rosso が自分達より上位に位置する事が
"鼻持ちならない" のか、"敵対する" Toro Rosso-Honda のテクニカル・ディレクターである
James Key の McLaren 入りを公表した。 Key の移籍は何時からになる ?

ホンダをも更迭した上で、自身の状況を打開する為の なりふり構わぬ行動なのか。
McLaren の現状を語るに他ならない、"苦肉の策" と言うよりも "必死の策" であろう。
驚いた事だ !!   https://twitter.com/McLarenF1/status/1022438647256309760
しかし その2時間後、Toro Rosso の Franz Tost はこれに応戦、
"この話は そんな簡単に事は運ばない " とした。
さあ、どうする !?
https://twitter.com/ToroRosso/status/1022466955448602625

https://www.bbc.com/sport/formula1/44961301
https://www.formula1.com/en/latest/headlines/2018/7/mclaren-sign-toro-rossos-key-as-technical-chief.html

McLaren は この交換条件として、育成ドライバーの Land Norris を Toro Rosso に "貸し出す"
事に成るかも知れない。 という事は、Hartley と Norris の交代劇を意味する事に !?
いつから ...... ?  しかし トロロッソは この件に関して、まだコメントを発していない。
Toro Rosso にとっても 苦肉の策 !?
........ そして 今週末の Hungarian GP。 パドックは この話題で持ち切りになるだろう。
http://www.espn.com/f1/story/_/id/23712376/lando-norris-approached-toro-rosso-rest-f1-season
britishgreenyokohama.blogspot.com/2018/03/red-bull-toro-rosso-honda.html  [This March]

2018年7月22日日曜日

German Grand Prix Final

www.snaplap.net/hockenheimring/
「Hockenheimring」の画像検索結果

2年ぶりの Hockenheim。 ある意味 Ferrari と Mercedes の戦いになったとも言える。
母国グランプリでもある Vettel の意気込みは !?
黒い森と揶揄されるコースは 一周 4.574km、全67周で争われる。
レースは 現地時間 15:10 から始まる。 時差は 7時間。 www.hockenheimring.de/
www.formula1.com/en/championship/races/2018/Germany.html
[Starting Grid Today]  今回のタイア・チョイスは MEDIUM, SOFT, ULTRASOFT
https://news.pirelli.com/global/en-ww/news/germany-2018-compounds
www.f1i.com/news/310554-top-teams-safe-german-gp-tyres.html

気温 26℃、路面温度は 44℃。 雨の確率は 60%、微妙だ。  [Hockenheim Weather]
http://www.globalmotorsport.net/f1/races/germany/circuit/
Top 10 は UltraSoft でのスタート、Gasly は PU の交換で最後尾から。 
twitter.com/PierreGASLY  

15:10、フォーメーションが始まる。
そして 15:03、レース・スタート !!

Lap   1  最初に飛び込んだのは Vettel。 各車 Turn 6 も無事に。 ほぼグリッド順の通りに。
    Hamilton は一瞬順位を落としたが、直ぐに復帰。
Lap   2  Gasly は 18番手に、2つ上がった。
Lap   3  Vettel 順調、Hamilton は 12番手に。 そして Alonso を抜いて 11番手。
Lap   4  Ricciardo はまだ 18番手。 Hamilton 10番手に。
Lap   5  Gasly は最後尾になっている。 Hartley 18番手。 上位陣は変わらず。
Lap   6  Hamilton は 9番手に。 Ultra が多い中、Hamilton は Soft。
Lap   7  Medium でスタートした Ricciardo  15番手。 しかし抜けない。
Lap   8  Hamilton、Grosjean を抜いて 8番手。
Lap   9  Ricciardo、一つ上がって 14番手。 Hamilton は順調に周回を重ねて 7番手。
Lap 10  Ricciardo、Ocon を抜いて13番手に。
Lap 11  路面温度は 43℃。 雨の心配も有ったが 降水確率は やや下がっている。
    Hamilton は 6番手に。
Lap 12  Gasly は最後尾のまま。 1秒前に Vandoorne。
Lap 13  上位陣は 変わらない。   Toro Rosso の2台は冴えない。
Lap 14  Ricciardo は 13番手のまま。 Hamilton は前を行く Magnussen を狙い ..... 抜いた。
Lap 15  Raikkonen がピット、3.3秒, Soft に。 Hamilton の前、4位で復帰。
Lap 16  Hamilton は 既に 5番手にいる。 前を行く Raikkonen も Soft。
Lap 17  Ricciardo は Alonso を狙う。  同じルノー・エンジン、だが 抜いた。12番手に。
    Alonso は Ricciardo に喰らい着くが、ムリだ。
Lap 18  首位の Vettel と Bottas の差は 4.7秒。 Vandoorne が最後尾に。 
Lap 19  Raikkonen 飛ばすが、Verstappen は 10秒前に。 
Lap 20  Ricciardo はポイント圏内に入った。 
Lap 21  Toro Rosso、何とか頑張って欲しいが。 Magnussen ピット、Medium。
    Sainz、Leclerc もピット。 Magnussen 10番手に、Sainz は 17番手。
            Leclerc は Soft で出た。
Lap 22  leclerc は 19番手まで落ちた。 Alonso 9番手、Vandoorne 最後尾。
Lap 23  Perez ピット。 Yellow で。
Lap 24  多くがピットに入った結果、Alonso は 7位、Ricciardo 6位。Hamilton 5位。
Lap 25  Hamilton はまだピットに入ってない。 
Lap 26  Vettel ピット。 Soft。 Raikkonen の後ろ、4位で復帰。
Lap 27  Perez は 12位。 Bottas, Verstappen, Raikkonen, Vettel, Hamilton。
Lap 28  空には かなりの黒い雲が。
Lap 29  Bottas ピット、  ....... Ricciardo が止まっている !! 終わった。
Lap 30  Verstappen ピット、 3.3秒。 Softに。  5番手で復帰。 6位に Alonso。
    1位は Raikkonen、2位 Vettel。 3位 Hamilton。
Lap 31  2台の Ferrari,  2台の Mercedes。 次に Verstappen。  Gasly 14番手。
Lap 32  Alonso のタイアにはブリスター、ピットへ。 Medium。 15位で復帰。
Lap 33  Gasly は 13位まで戻っている。  Vandoorne は まだ最後尾のまま。
Lap 34  気温 27℃、路面温度 45℃、 降水確率は 47%。
Lap 35  トップの Raikkonen と Vettel の差は 1秒以内に。  Vandoorne スロー走行。 
Lap 36  McLaren の2台は冴えない。 ダウンフォース !? エンジン、ボディー !?
Lap 37  13位の Gasly に Ocon が迫る。
Lap 38  各車、膠着状態 !?  気温 27℃、路面温度 43 度。 降水確率は 50 以下に。
Lap 39  Ferrari,  Vettel をトップに入れ替えた。 Raikkonen は 2番手に。
Lap 40  Gasly は 12番手。 Alonso 14番手。 Vandoorne 最後尾。  雨雲が近づく。
Lap 41  上位陣は 全て Soft。 Hamilton は雨が降って欲しい !?
Lap 42  Hamilton のタイアは大丈夫か。 Hamilton にピットの指示が。 Ultra。2.9秒。
    5番手復帰。 雨は待てなかった。 一部には日差しもあるが。
Lap 44  雨が来るかも、 ....... 来た !!  6コーナーだけ ?
Lap 45  leclerc, Ericsson, Alonso がピット。  雨対策 ?
Lap 46  Gasly は 18番手まで下がっている。 Hartley 14 番手。
Lap 47  Verstappen ピット、2.6秒、Soft。  5番手で復帰。
    Vettel のパーツが飛んでいた。
Lap 48  Hartley 14位、Alonso 14位、Vandoorne 17位、Gasly 最後尾。
Lap 49  Gasly, Verstappen ピット、 Ultra に。 両者 2.3秒で。 雨狙い ?
Lap 50  Leclerc が濡れた路面で大きくスピン。 17番手に。
Lap 51  Ericsson も、Perz も滑っている。
    混乱した状況に Raikkonenは、"いいかげんにしろ ! "。
    そして Bottas が Raikkonen の前に。
Lap 52  セクター3で Yellow,    信じられない事が。
    Vettel が Wall に突っ込んでいる  悔しがって ハンドルを何度も叩く。
    www.bbc.co.uk/programmes/p06ff5mn]  Safty Car。
    Bottas ピット。 Ultra。
Lap 53  Bottas ピット、Ultra。 Hamilton も入る .... かと思いきや、入らず。ステイアウト。
    Bottas のタイアの準備が遅れていたから、ペナルティー覚悟で入らず。
    Raikkonen ピット、Ultra, Hamilton がトップに !!
Lap 55  Hamilton に優勝の可能性が !? Stroll はガレージの中に。
Lap 56  Safty Car 状態が続く。 Grosjean, Magnussen のピットで Hartley が 10番手に。
    Alonso 15番手。
Lap 57  Safty Car Out ! verstappen のファンが盛り上がっている。 Hartley 9番手。
Lap 58  あと 10周。 hamilton と Bottas が Side by Side !!
Lap 59  それにしても Force India の2台は 6位、7位。 エライ !
Lap 60  Hamilton が Fastest。
    再び雨の可能性が 囁かれる。 ホームストレッチのカメラには雨滴が。
Lap 61  Hamilton 逃げる。 彼が優勝すると、チャンピオン争いのトップに立つ。
Lap 62  Grosjean が Hartley を交わして 9番手に。
Lap 63  更に Sainz が前に出て Hartley は 11番手。
    しかし Sainz には 10秒ペナルティーが有る。
    気温 23℃、路面温度 32℃まで下がっている。
Lap 64  Hamilton, Fastest !!
Lpa 65  Hamilton の優勝は濃厚か。 Bottas との差は 4秒。
Lap 66  Hamilton が行く !
Lpa 67  最終ラップ、Hamilton 急ぐ !!  体調不良は関係無かった。

Hamilton,  14番グリッドから 優勝 !!! Mercedes の 1-2。

1)Hamilton,  2)Bottas,  3)Raikkonen,  4)Verstappen,  5)Hulkenberg,  6)Grosjean,  7)Perez,  8)Ocon,  9)Ericsson, 10)Hartley。 Toro Rosso 入賞。  [Full Race Results]

Mersedes にとって 母国での 1-2 は初めて。
Constructors の順位は逆転した。
www.bbc.com/sport/formula1/constructors-world-championship/standings

Hamilton はパルクフェルメに戻り 急いでヘルメットを脱ぎ クルーに向かってジャンプ !
勝てると思った ? というインタビューの質問に対して、"もちろん !! " 
"最後まで勝と信じていた。  神様に感謝さ ! "
Bottas、"チームとしては完ぺきだった。 ドライバーとしては 勝ちたかった。"
Raikkonen,  微妙な気持ちをインタビューで。 (オレも速かった。)
Hamilton はバックルームで タオルで顔を覆い、感慨深げに。
そして、...... 大雨になった !!

Hamilton はスキップを踏んで表彰台に向かった。 雨が降り続いている。
雨は更に強くなった。 雨に煙る表彰台。 中央に英国旗、両サイドにはスエーデン。
壇上には ダイムラー会長の Dieter Zetsche も。
母国グランプリでの優勝は、彼にとって 喜びもひとしおだった様だ。
www.bbc.com/sport/formula1/44918753


それにしても 人生は判らない。 望みを失ってはいけないという事だ。
1+1 は 2ではない !!  でも、Vettel には辛いレースになってしまった。
www.youtube.com/watch?v=nU5HG14_1Sk
www.youtube.com/watch?v=QlbEb4bD6dM
リタイアした Ricciardo は相変わらず 微笑ましい。 いい男だ。
雨の Hockenheim。 視界は 100m を切っている。 雷も。
もしも 雨がもっと早く降っていたら ....... !?

そして 来週は Hungarian GP。

2018年7月21日土曜日

German GP Qualifying in Hockenheimring



気温 22℃, 路面温度 31℃ で始まった German GP 予選。
FP3 では 大雨が大きく影響して、タイムを計測できたのは 僅か 9台にとどまった。
[Thursday Press Conference]  [Way to Hockenheimring]

そして Q1、Hamilton が止まった。 コースを車幅分はずしてコース復帰する際に縁石に乗り上げ、
車体は大きくジャンプ、ハイドロリックからギアボックスにダメージ、走行を断念した。
Toro Rosso の2台は Q1 で敗退。
Q2、Sauber の Ericssin がコースアウト、グラベルから這い出す際に多量の石をコースに
持ち込んでしまった為、赤旗。 時計は 残り 6:57 で止まった。
路面温度は 40℃まで上がってる。
Q3、明日のグリッドの結果が出た。 ポールは Vettel。
当初 Raikkonen に望みがかかったが、Vettel が応戦、そこに Bottas が割り込んで
三つ巴の戦いになった。 結果は Vettel のポールポジション。
以下 Bottas,  Raikkonen,  Verstappen,  Magnussen,  Grosjean,  Hulkenberg,  Sainz
Leclerc,  Perez となった。  [Full Qualifying Results]  [Starting Grid on Sunday]

テレビ放映は スタート前の様子も含め、明日22日の 21:30 から フジテレビNEXT で。
ホッケンハイムと日本の時差は 7時間。

2018年7月14日土曜日

Good Morning from Goodwood




Atom は進化し続けている。
今週 Ariel Motor Company Ltd は 進化型の "Atom 4" を発表、この週末に開催されている
"Goodwood Festibal of Speed" で 早速にその姿を披露した。

www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/all-new-320bhp-ariel-atom-4-makes-first-appearance-goodwood

1999年に登場した初代の Atom。  私共は 翌2000年、日本初の Ariel Atom を横浜に
上陸させている。以来、同社とは緊密に連携し 現在に至る。
今回の Atom 4 は その第四世代と言える。  
でも外見は大きくは変わらない。 だからいいのだ !!

最大の特徴は 新設計のシャシーに Honda Civic Type R の エンジン、Turbocharged 320bhp を
搭載している事だ。 オプションで 350bhp も。
結果 0-60mph を 2.8秒、0-100mph は 6.8秒という とてつもない速さを
実現してた。 これは BAC Mono にほぼ匹敵し、その価格に至っては Mono の半額をも
大きく下回り、現地価格は £39,975(約600万円、オプション別)。
そして Caterham Seven の最上級モデル Seven 620R の性能に匹敵し、
価格は 620R よりも 12,000ポンドも廉い !!

今回の改良は 1999年にアトムが登場して以来の最大の変更を施し、
クラッチとブレーキペダル、ヒューエルキャップ以外は 全てを見直した。
特筆すべきは、メインフレームには 従来型より大口径の鋼管を使用し、これまでの Atom 3.5 に比べて
ねじれ鋼性に於いては 15% の強度アップを果たしている。
更に インテリアとレッグルーム・スペースを拡大、また 衝突安全性についても再考され、
フロントから車室にかけてや、シートベルト及びリアのエンジンベイとのインパクト・テストの
基準もクリアして、欧米での販売をより効果的に推移させることに寄与している。

https://www.topspeed.com/cars/ariel/2019-ariel-atom-4-ar181787.html

私共は 2000年、日本初の Ariel Atom を横浜に上陸させた。
それ以前にも、生産を再開した Ginetta G4,  G12 を,  96年には Lotus Elise MKⅠ、
そして 初代 Atom 等 各々を日本初輸入し、その後も Safir GT40, Lotus Exige,
Chevron,  Ginetta G40,  Zenos E10, BAC Mono,  等々、
国内の自動車雑誌でも目にしなかった英国のレアなスポーツカーを早々に国内に紹介している。

Lotus Elise MKⅠについては、96年の発売開始時に英国デーラーの店頭で並び始めた
僅か一週間後に 私共の手許にクルマが到着していた。 
Elise MKⅠは、発売開始の3年前から情報収集を行っていたものだ。
その後の Elise MKⅡも初上陸させ、京都の街を徘徊している。

Safir GT40 は4台共空輸し、最初の一台は 筆者自身が LA の空港の貨物ヤードに運び込んでいる。
後の新車3台については、英国の工房から直輸入した。
目の付け所が一線を画している、と自負するところだ。(自負し過ぎか ..... !?)

ところで昨日、この週末に開催されている Goodwood Festival of Speed の会場から、
Ariel 社のスタッフが一通のメールを我々に届けてくれた。

"Hi, Good Morning !! 私達は今 グッドウッドに居るんだけど、
当地のオフィスでもメールと電話の問い合わせで大忙しだよ " と。
そして、"貴社には今日からでも Atom 4 のオーダーを受け付けるよ。 注文, 待ってるから !!
まだ オプションリストも出来ていないので 悪しからず ! "、だと。

私が サマーセットの同社を訪れた際には 確かに小規模で、工房には従業員が 12~3名しか
居なかった様に記憶する。 これでは 納期が2年以上かかるのは納得せざるを得ない。
でも、多分 次に訪れる時には 増員されているじゃも知れない。  会社は すこぶる順調だから。
https://britishgreenyokohama.blogspot.com/2015/01/atom.html



2018年7月11日水曜日

GT-R50 could Limited Production

www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/nissan-and-italdesign-gt-r50-could-make-production-limited-%C2%A3800000-special-edition
Nissan GT-R50 by Italdesign
Nissan は 今週末の Goodwood で、Italdesign と共同開発した"GT-R50" を公開し、
その反響と評判によっては およそ50台を限定生産する事になるかも知れない。
その場合の価格は £800000(約1億2000万円) とみられる。
コーチビルドは イタルデザインが担当し、カスタマーの要望で部分的にオーダーメードを
受ける事もできるかも知れない。
https://www.goodwood.com/flagship-events/
http://britishgreenyokohama.blogspot.com/2018/06/nissan-gtr-by-italdesign.html

クルマは GT-R NIsmo の 592bhp から 710bhp に拡大され、グッドウッドでその走りを披露する。
尚 2020年頃に発売を予定する次世代 GT-R に、イタルデザインが関与するかどうかについては
定かでない。
www.topspeed.com/cars/car-news/the-nissan-gt-r50-is-the-most-exciting-and-powerful-gt-r-ever-ar181766.html
www.topspeed.com/cars/car-news/would-you-pay-1-million-for-a-nissan-gt-r-ar181773.html

2018年7月8日日曜日

British Grand Prix Final

「silverstone circuit」の画像検索結果

史上初の 3週連続の開催、その 3戦目だ。 コースは 名うての高速サーキット。
Hamilton が渾身の力を込めて奪い取った Silverstone のポールポジション。
それだけに Ferrari の2台とは僅差で、スタートから 1~2 コーナーでのせめぎあいが
注目される。
今回は 珍しいくらいの好天に恵まれたが、気温26℃、路面温度 52℃ で、
タイアの温度管理が心配だ。
https://www.bbc.com/weather/2637827   [Way to the Circuit]

レースは 一周 5.891km のコースを 全52周で争われる。
www.formula1.com/en/championship/races/2018/Great_Britain.html
[Starting Grid Today]
今回のタイア・チョイスは HARD(Blue),  MEDIUM(White), SOFT(Yellow)。 
Hard の使用は今季初。

Williams の 2台は、リアウィングの交換により ピット・スタートとなる。
Hartley も FP3 での 大クラッシュの影響で モノコックを交換した事により、
ピットレーン・スタート が決まっている。 また PUも交換し、不調の原因究明のために
日本の HRD Sakura に送り返される。
クラッシュの原因が フロントサスペンション・アームだった為、Gasly のマシンも
全交換した。
http://classic.autosport.com/news/report.php/id/136907

現地 14:10,  フォーメーションが始まる。 日本との時差は 8時間。
そして、14:13,  レース・スタート !!

Lap   1  Vettel が前に出た。 Hamilton 3コーナーで接触か。コースアウトしたが、直ぐに復帰。
    しかし 最後尾に転落 !
    セクター1はイエロー。 Hamilton は Raikkonen と接触していた。
    Perez もスピン、
    Vettel, Bottas,  Verstappen,  Raikkonen,  Ricciardo,  Hulkenberg の順。
    Hamilton は 17番手に。 Hartley はスタート出来なかった !?(一周で終えた。)
Lap   2  Hamilton のマシンは リアが一部破損か。  Hamilton は 17番手に。
Lap   4  Hamilton 14番手に。
Lap   5  Hamilton 12番手に。
Lap   6  Hamilton,  Alonso を抜いて 11番手、直ぐに Magnussen も抜いて 10番手。
Lap   7  Raikkonen には 10秒のペナルティー。
Lap   8  Vettel と 2位 Bottas との差は 5.8秒。 Hamilton は 9位に。
Lap   9  Hamilton 8番手。 上位 6台の順位は変わらず。
Lap 10  Hamilton は Leclerc を抜いて 8番手。 前を行く Hulkenberg との差は 0.5秒。
Lap 11  Hamilton, 6番手に浮上。
Lap 14  Raikkonen,  ピットに。 ここで 10秒ペナルティーをこなした。  12.9秒。
    Medium に。 10位で復帰。
Lap 15  Alonso はピット。 Gasly  12番手。 Raikkonen, 9位に。
Lap 16  Raikkonen, Ocon を抜いて 8番手。
Lap 17  Vandoorne 15位、Alonso 16位。 Raikkonen は7位に。
Lap 18  Verstappen ピット。 2.4秒。  Raikkonen の前、5番手で復帰。
Lap 19  Ricciado ピット。 2.6秒、Medium。 Leclerc も。 2.4秒。 Medium。
    と、Leclerc コースアウト !!  ピットでリアが不備のまま出したか。 リタイア。
    Raikkonen がコースを大きく踏み外した。 リアが流れそうになったので
    ムリしなかった ?
Lap 21  Vettel がピット。 3.1秒、Medium。 2位で復帰。 Hamilton は 3番手に。
    
Lap 22  Bottas ピット。   2.4秒。 Vettel, Hamilton, Bottas, Verstappen, Ricciardo,
    Raikknen の順に。
Lap 23  Bottas と Hamilton を入れ替えた。 Vettel を Bottas が追う事に。
Lap 24  Haas の2台が 7位、8位。 Alonso 12位、Gasly 14位。
    Hamilton はラジオで, タイア交換の可否を問われたが、"More One Lap"。
Lap 25  Ricciardo を Raikkonen が追う。 Hamilton, ピットに向かう。
Lap 26  Hamilton 3.5秒で。 Medium, 6番手復帰。 Alonso 10番手、vandoorne 16番手。
Lap 27  Grosjean ピット。 3.7秒 Medium. 15位で復帰。 Alonso は 9番手に。
Lap 28  路面温度は 54℃に。 Hamilton,  "まだ6位だから、もっとイケるから。"
Lap 29  そして Hamilton, Fastest。  1:31.682。
Lap 30  Hamilton は更に Fastest。 
Lap 31  Ricciardo がピット。 2.2秒、新品 Soft。 Hamilton の後ろ 6番手で復帰。
Lap 32  Verstappen は 3位に居る。 
Lap 33  Zauber の Eriksson が 激しくクラッシュ。 タイアウォールに突っ込んだ。
    DRS の戻しが遅れた ?   290km 位で突っ込んだ !? Safty Car。
    Vettel ピット、Soft。    Verstappen, Raikkonen  も。両者 Soft に。
Lap 34  Safty Car が続く。 Ericsson のクルマが大破してクレーンに吊り下げられてる様子が
    映し出される。 かなりひどい壊れ方だ。 昔だったらドライバーも "大破" だろうに。
Lap 35  Bottas, Vettel, Hamilton, Verstappen, raikkonen, Ricciardo の順になっている。
Lap 36  まだ Safty Car が続く。 コースは満員御礼だが。
Lap 37  間もなく Safety Car Out。 Verstappen が Hamilton を狙っている。
Lap 38  Raikkone が Verstappen を抜いた、が 直ぐさま Verstappenが抜き返えす。
    そして Grosjean と Sainz がダブル・クラッシュ !! 再び Safty Car。
Lap 39  クラッシュの2人には レース後に審議が。 これで 5台が姿を消した。
Lap 41  Safty Car Out。 
Lap 42  Vettel が Bottas に仕掛ける。 しかし ..... 。
Lap 43  あと 10周。 Raikkonen が Verstappen を抜く。 
Lap 44  Vettel, Bottas,  Side by Side。 後方では Raikkonen が Hamilton に仕掛ける。
    4人の差は 各 1秒以内。
Lap 45  Verstappen がスピン、直ぐに復帰。
Lap 46  Bottas と Vettel の差は 0.5秒。 
Lap 47  Vettel がトップに立った !!  Verstappen は速度が落ちている、16位。
    そして 止まった。
Lap 48  Bottas と Hamilton を入れ替えた。 
    Vettel, Hamilton, Bottas, Raikkonen,  Ricciardo。 
    で、Raikonen が Bottas を抜いて3番手に。
Lap 49  Bottas の後ろに Ricciardo が忍び寄る。 Bottas 苦しい。
Lap 50  あと 3周。 
Lap 51  Vettel と Hamilton の差は 2.5秒。  Gasly 10番手に。 Perz と接触しているか。
Lap 52  Final Lap !!  Hamilton は ..... 多分 追い着かない。

そして  Vettel,  優勝 !!! 

Vettel, "ta ta ta ....., Ha Ha Ha~,   ..... Grazie ! "
Gasly と Perez は接触していた事に対し、審議に。

1) Vettel,  2) Hamilton,  3) Raikkonen,  4)Bottas,  5) Ricciardo,  6)Hulkenberg,
7) Ocon,  8) Alonso,  9) Magunussen,  10)Gasly   [Full Race Results]

フェラーリ勢がインタビューを受けてる間に、Hamilton は バックルームに引っ込んでしまった。
机を手にして しゃがみ込んでいる。
Hamilton は Ferrari の2人に 背を向けたまま ...... 。 勝ちたかった !?
Raikkonen とは言葉を交わさない。 Vettel とは 軽く握手。
しかし、最後数周のレース展開は面白かったね。 いいレースだった。

Vettel は おどけたしぐさで 表彰台に。 嬉しい !!
Hamilton,  トロフィーを貰っても 笑みは無い。 Raikkonen は "サービス" で手を振っている !?
それにしても Hamilton は悔しかったのだろう。
www.formula1.com/en/latest/headlines/2018/7/race--vettel-wins-silverstone-thriller-as-hamilton-recovers-to-s.html

しかし、英国のシンボル・チームで有るべき 名門 McLaren と Williams の低調は、
一抹の物足りなさを醸し出す。 Alonso の 8位入賞は、彼の最大限の仕草の賜物だろう。

さあ、次は 20~22日の German Grand Prix in Hockenheim。

2018年7月7日土曜日

British GP Qualifying

関連画像

伝統ある Silverstone での Formula 1 Grand Prix。  明日のポールを賭けた予選が始まる。
http://www.silverstone.co.uk/events/2018-formula-1-british-grand-prix/

Q1 の開始 4分、Stroll が コースアウト。 グラベルに捕まって クルマを降りた。
午前中に Hartley がクラッシュしたのと同じ場所か。
赤旗中断したが、残り 14分25秒で セッション再開。
尚 Hartley は FP3 での強烈なクラッシュで Q1 出走出来ず。
急激なブレーキングの直後に起こった左フロント・サスペンションの破壊により、
姿勢を失ってウォールに激突、大破した。
www.formula1.com/en/latest/headlines/2018/7/hartley-to-miss-british-gp-qualifying-practice-crash.html

残り 11分で Sirotkin もコースアウト、しかし 何とか脱出した。
今年の Williams は何かと精彩を欠く。
残り6分直前、Vettel が 1;26:585 でトップに立つ。
そして Gasly はギリギリ 15番手で Q1クリア。 注目の Leclerc は Ricciardo を抜いて 6番手。
Sainz と Vandoorne は落ちた。 気温 26℃、路面温度 52℃。

Q2。Mercedes の 2台は Soft で。 Hamilton は1周目の途中で アタックを中断。
Vettel は 1:27.372 でコースレコードを更新、さらに Hamilton は1:26.256 を叩き出す。
Alonso 13番手、Gasly 14番手で Q2 敗退。 Leclerc は 9番手で Q3 進出を果たした。
Haas は 2台共 Q3 進出。

Q3。 明日のポールポジションを狙う 最後のセッション。
Vettel は 1:25.936 で Hamilton を 1:057 上回る。
残り 3分を切って、最後の先陣争いが始まった。 Hamilton 1:25.892、
そして Vettel は0.044、Raikkonen は 0.098 の遅れで Hamilton に続いた。
結果 Hamilton は ここ Silverstone で 自身 6回目、4回連続のポールポジションを獲得した !!
[Full Qualifying Results]  [Post-Qualifying Press Conference]
[Full Practice Results]
www.telegraph.co.uk/formula-1/2018/07/07/f1-live-british-grand-prix-2018-qualifying-live-updates/
www.formula1.com/en/latest/headlines/2018/7/british-gp-pole-my-most-pressurised---hamilton.html

明日の決勝は 現地 14:10(日本時間 22:10 時差 8時間) にスタート。
テレビは決勝前の様子を含めて、21:30 から フジテレビNEXT(CS)で放映開始。

2018年7月1日日曜日

Austrian Grand Prix Final




オーストリアの山間に佇む Red Bull Ring。
美しい景色に囲まれた牧場の様なサーキット、らしい。(まだ 行った事は無い。)
国の象徴は エーデルワイス。 ザルツブルグの音楽祭も有名だ。

ここで、音楽祭の芸術監督も務めた 帝王カラヤン(Herbert von Karajan) について一言
記述しておく。 彼は クラッシックの音楽界にあっては 比類のないクルマ好きで、
自家用ジェット機を操縦し、ヘリコプターの免許も取得している。
愛車は一流だ。 GT40 に始まり 300SL, 275GTB, Stratos, 5 Turbo, Quattro,
Carerra RS, 959 等々。 また、Mini Cooper MKⅡ も所有した。
運転技術は Niki Lauda に教えを請い、スキーでも直滑降が得意で、"アルプスで一番速い旦那"
と呼ばれていた。 派手な日常とはかけ離れ、墓は極めて質素だと言う。 遺言らしい。
私は クラッシック音楽には極めて疎(うと)いが、彼の生き様と人生のまとめ方には 憧れる。

さて、サーキットは 爽やかな日差しに包まれて、路面温度も上がってきた。
周辺には 宿発施設も少なく、キャンピングカーでの来場が目立つ。

Alonso はパーツ交換(フロント・ウィング)のペナルティーで ピットレーン・スタート。
Vettel は 予選での Sainz に対する進路妨害の審議の結果、3グリッド降格。
結果、Raikkonen が 3番手スタート。
また 予選で好調の Grosjean は、3列目で Vettel と並ぶ。
Leclerc は ギアボックス交換で 5グリッド降格。
Harley も エンジン交換で 19番手スタート。 [Starting Grid Today]
Ricciardo は 今日が 29歳の誕生日だ。

全長4.318km のサーキットで、全71周の戦いとなる。
スタート前の気温は22℃, 路面温度47~48℃、これは タイアにとって厳しいかも知れない。
スタート時を含めて、ピットレーンでのタイアの温度管理には気を遣う。

メルセデスが 非常に得意とする このサーキット、しかし Verstappen のファンの数が凄い。
現地 15:10、フィーメーションが始まった。  日本との時差は 7時間。
そして、15:13、決勝戦 スタート !

Lap   1  Raikkonen が2番手に上がる。1コーナーの直前で、Mercedes の 2台の間に割り込んだ。
    そして Bottas は 3コーナーで 4番手だったが リカバー、 2番手に。
    Verstappen が 3番手にあがる。 Raikkonen の左リアタイアが Verstappen の
    右フロント(タイア) と軽く接触していた。
Lap   2  Ricciardo は5番手に入る。   Alonso 19番手、Vandoorne 最後尾。
Lap   3  Alonso は 一つ上がって 18番手。 Gasly は1周目に Vanndoorne と接触して
    順位を下げている。 Vandoorne はピットに行った。
    Gasly も かなりのダメージを受けているハズだ。
Lap   4  Gasly は順位を下げて 14位。
Lap   7  Mercedes の 1-2。
Lap   8  Leclerc は Alonso を抜いて 18番手。  Haas の 2台は 7, 8番手。
Lap   9  Gasly は 15番手に。 Hamilton, 速い !   路面温度 47℃。
Lap 10  Verstappen 3番手、次に Raikkonen,  Ricciardo, Vettel。
Lap 11  各車の間隔が 少しずつ空いていく。
Lap 12  Hulkenberg が白煙、そして火が出た !! 金属片が燃えるらしい、ターボか。  
    Yellow。
Lap 14  Bottas がスローダウン !!! Giaboxか。 マシンを降りた。
    ハイドロが無くなって ギアボックスが逝ってしまったらしい。Virtual Safty Car。
Lap 15  Verstappen,  Raikkonen, Ricciardo がピットに。Vettel も。
Lap 16  Green Flag, Hamilton に13秒遅れて Verstappen が追う。
Lap 17  Alonso,  Vandoorne は最後尾。
    Alonso は先ほど ラジオで、"何とか作戦を考えてくれよ"  ...... ムリだ !!
Lap 18  Hamilton はピットに入っていない。 実質 Versttappen がトップと言える。
    Bottas がモーターホームに戻る姿が映しだされる。
Lap 19  Hartley は 13位に。 Gasly 15位。 McLaren の 2台は最後尾。 どうした !?
Lap 20  Ricciardo が Raikkonen に仕掛けて、..... 抜いた !! 3番手。
Lap 22  Raiikonen と Verstappen の接触は審議無しに。
Lap 23  Hamilton は SuperSoft のまま逃げる。 
Lap 24  Hamilton の位置関係が微妙だ。 
Lap 25  Hamilton はこのまま逃げるか、...... と、ピットに。 Soft、2.2秒。
    Vettel をカバー、4番手。 そして Red Bull の 1-2 に。
Lap 27  Hartley は 12番手に居る。 Gasly 13番手。
Lap 28  Gasly 12位に。 Stroll と Leclerc が抜きつ抜かれつ。 結果 Leclerc 14番手。
Lap 29  Riccardo, Raikkonen を Hamilton が追う。 Alonso はSirotkin を抜いて 16位。
Lap 30  3位 Raikkonen と Hamilton の差は 1秒以内。
Lap 31  Ricciardo の 左リアタイアに ブリスターか ?  Sainz も。
Lap 32  上記 3者は ほぼ等間隔。
Lap 33  路面温度 46度。 ブリスターを起こしやすいだろう。
Lap 34  Raikkonen は Ricciardo のブリスターを確認。"Big Brister " だと。
Lap 35  Gasly は 11番手に。 Hartley 12番手。 
    Sainz ピット。 右フロントのタイア交換に手こずった。
Lap 36  路面温度の高さから、ブリスター対策が必要だろう。
    予想外にタイアの内圧が上がってしまう。
Lap 38  Alonso は14番手。  Raikkonen が Ricciardo を抜いて 2番手。
Lap 39  Ricciardo はピット。 2.2秒。 SuperSoft。 5番手復帰。
    そして Vettel が Hamilton を抜いた。 3番手に。
Lap 40  Gasly 11番手、Hartley 12番手。 Alonso は 14番手。
Lap 41  相変わらずの路面温度、タイア・マネージメントが 勝敗を左右する !?
Lap 42  Hamilton もブリスター。 Raikkonen は Vandoorne を周回遅れに。
Lap 43  Magnussen が Ocon を追う。 Ocon にもブリスターが。
Lap 44  Vettel を Hamilton が追う。  ピットでは Bottas がスタッフに、"色々 ありがとう"。
Lap 45  Hamilton のタイアは ..... !?  それでもVettel を追う。 1秒以内。
Lap 46  McLaren は完全に Toro Rosso-Honda の後塵を拝する。
Lap 47  Verstappen のタイアは ?  右フロントが。
Lap 48  Verstappen のタイアはボチボチか。 Hamilton は更に苦しいハズだが。
Lap 49  各車 タイアを大事に !   守りの体制。 Gasly は 10番手、ポイント圏内に。
Lap 50  チームは Verstappen に、"タイアは ? "。
    Verstappen、"大丈夫だよ、Feeling Good ! "
Lap 51  Red Bull はタイアに優しい。  Gasly 10番手、Hartley 11番手に。Alonso 13位。
Lap 52  Hamilton ピットに向かう。 Soft→SuperSoft。
Lap 53  hamilton、Ricciardo の後ろ 5番手で復帰。
Lap 54  Ricciardo がスローダウン、止まった !!  ギアボックス ?  誕生日は終わった。
    Yellow。
Lap 55  Hamilton Fastest。
    Ricciardo は肩を落として、ファンには手を振りながらガードレールの外を歩いていく。
Lap 56  Hartley スローダウン。 ピットに戻れない。 Yellow。
Lap 57  Hamilton,  再び Fastest。 Green Flag。
Lap 58  Gasly は 9番手にいる。 気温 24℃、路面温度 44℃。
Lap 59  ferrari の 2台も表彰台圏内に。
Lap 60  Hamilton が追うが、...... 差は 20秒以上。 Verstappen は大丈夫か。 Alonso 11番手。
    Haas の 2台は 5位、6位。 そのあと Force India の 2台が。
Lap 61  Ferrari の2人は Verstappen のタイアの状況を知ってる !?
Lap 62  あと 10周。 Alonso は Leclerc を抜いて 10番手。
Lap 63  Hamilton ...... パワーを失った。 
Lap 64  ...... 止まった !!! Mercedes は 2台共消えった。 Yellow。 
Lap 66  Alonso は Gasly を抜いて 8番手に。 
Lap 67  Gasly は Zauber の 2台に追われ ..... 抜かれた。 Gasly 11番手に下がった。
Lap 68  Verstappen のタイアはブリスターが顕著に。 
Lap 69  あと 3周。 Verstappen ,  自己ベストで逃げる。 Vandoorne がピットにいる。
Lap 70  Verstappen を Ferrari の 2台が追う !!  ファンが地鳴りのような大声援 !!
Lap 71  Final Rap !!  Verstappen は2秒近くリード。

そして Verstappen 今季初優勝 !!
"Ha, Ha, Ha Fantastic, ..... Amazing !! "  Verstappen は笑いが止まらない。
Raikkonen は 最終ラップを Fastest で追ったが 及ばなかった。
グリッドには レッドブルの創業者、Dietrich Mateschitz の姿も。
www.youtube.com/watch?v=CJfB-NnlQh8

Verstappen,  Raikkonen,  Vettel,  Grosjean,  Magnussen,  Ocon,
Perez,  Alonso,  Leclerc,  Ericsson の順。     [Full Race Results]

Zauber はダブル入賞 !  Haas は 4位、5位。  Force India は 6位、7位。
Alonso はピット・スタートから 8位入賞。 これらは称賛に値する。
更に Toro Rosso の結果が惜しまれる。

表彰台には 先ず Vettel,  Raikkonen、  そして Verstappen が中央に。
Raikkonen は感慨深かげに 上を向く。 
それにしても Mercedes の居ない表彰台。
Red Bull Ring で、Red Bull のクルマが表彰台の中央に昇った !!

Versttapen の大応援団は 大騒ぎ !!  グリッドを埋め尽くす。
オレンジ色の Tシャツに グリーンの オランダ・ハイネケンのビール缶が目立つ。

今日は 路面温度が上がって、タイアトラブルも続出。
レース前は 誰もがメルセデスの表彰台を予想していたが、今年一番の驚きのレースとなった。 
Mercedes の Phaze 2.1 Engine はどうした !?  2台共リタイア。

さあ、次は 来週末の British  Grand Prix,  Silverstone。

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