2017年11月26日日曜日

Abu Dhabi Grand Prix Final, Last Race of this Year

 skysports.com
expanded thumbnail

Massa 最後のレース、グリッド上には 息子二人も寄り添う。

Abu Dhabi の Yas Marina サーキット。  今季最後のレース。
そして McLaren-Honda にとっても 最後のレースだ。

Hamilton のチャンピオンは既に決まっている。 今年最後の優勝者は !?

レースは 1周 5.554km、全55周でで争われる。 場所柄、高低差は 10m強しかない。
www.formula1.com/en/championship/races/2017/Abu_Dhabi.html

[Staiting Grid Today]  [Abu Dahabi Weather]

現地 17:00、日も暮れかかるトワイライト・レース。 フォーメーションが始まった。

17:03、レース・スタート !!

Lap   1  グリッド通りの 1コーナー、Mercedes の2台が飛び込んだ。
    Perez と Hulkenberg が軽い接触か。 Magnussen が弾かれる様にスピンしたが大過なし。
Lap   2  淡々とレースは進展する。
Lap   3  Bottas,  1.3秒遅れて Hamilton。 1.8秒後に続く Vettel
Lap   4  審議の結果、Hulkenberg は5秒ペナルティー。
Lap   5  Vandoorne は "リア、ノーグリップ。"
Lap   6  Grosjean が Stroll を交わしたが、まもなく Stroll は抜き返した。
Lap   7  Massa  10位、Alonso 11位。
Lap   8  概ね順位は変わらず。 Bottas は Fastest 連発。 ドラマは無い。
Lap   9  15分後には 日没。 気温 26度。 Grojean と Stroll の攻防が続いている。
Lap 10  Alonso 11位、Vandoorne 15位。 港には モナコ的な大型クルーザーが。
Lap 11  引き続き Grosjean と Stroll のバトル。 Stroll はタイア・スモーク。
Lap 12  案の定 Stroll はピットでタイア交換。 最後尾に落ちた。
Lap 13  引き続き 上位陣は変わらず。 Massa と Alonso の距離感はやや縮じまったが。
Lap 14  Alonso はコーナーごとに Massa に迫る。
Lap 15  Verstappen がピット、2.1秒。 Supersoft。 9番手で復帰。
Lpa 16  Alonso と Massa の差は 0.69秒。 
    Raikkonen がピット。  3.5秒、遅い。 7番手復帰。
Lap 17  再び Bottas が Fastest。  あまり変わり映えのないレース運び。
Lap 18  5番手 Hulkenberg がピット、右リアのタイア交換に手間取った。
    Perez の前、12番手で復帰。 Alonso 9番手に。
Lap 20  Ricciardo はパンクしてピットに。 スロー・パンクチャー、センサーで感知 ?   4.1秒。 右フロントのフラップの破片が飛ぶのが見えた。
Lap 21  Ricciardo がグリーン上で止まった。 リタイア。
Lap 22 Hamilton が Fastest。 Ricciardo はスクーターに乗せられてピットに向かう。
Lap 23  Massa はピット、11位で復帰、まもなく Alonnso に抜かれた。
    予選では Massa が Alonso を上回っていたが。
Lap 25  Hamilton がピット。 Bottas の後ろ、2番手で復帰。 続く Vettel, Raikkonen。
Lap 26  Bottas とHamilton の差は 1.69秒。
Lap 27  Hamilton, 再び Fastest。 Mercedes の2台がトップを走行。
Lap 28  Hartley がピット、19番手に。  レースは後半戦に。
Lap 29  Vettel は2位 Hamilton から 12秒送れ。
    Mercedes の2台は Haas・Magnussen を周回遅れにする。
Lap 30  ルノーの Sainz 7位、Hulkenberg 8位。 Stroll が再びピット、最後尾に。
Lap 31  5番手 Verstappen に 前を行く Raikkonen を "Push now, push now"
Lap 32  Ocon と Sainz はピット。 Sainz はピット・トンネル内で右壁に接触、
    コース上に出て グリーンでリタイア。
Lap 34  Perez 7位、Ocon 8位、 Alonso 9位。 Vandoorne 12位。
Lap 35  2位 Hamilton, セクター1で Fastest。
Lap 36  Bottas は引き続きトップを走行。 2位 Hamilton との差は1.24秒。
    あと 20周、何事も無く終わる !?
Lap 37  Stroll 再度ピット。 クルマ、おかしい ?  タイア !?
Lap 39  Alonso 9番手、Vandoorne 12番手。 MacLare と Honda はこのまま最後の走行を終える ?
Lap 40  Bottas, Hamilton, Vettel, Raikkonen, Verstappen, Hulkenberg。
Lap 42  後方では Wehrlein, Magnussen, Hartley が混戦。
Lap 45  何事も起こらず ....... 。 Bottas このまま優勝 !?
Lap 46  あと 10周。 Massa は 10番手を維持。 Vettel は Hamiton から 20秒遅れ !
Lap 49  Bottas と Hamilton が Alonso を周回遅れにしようとしている。
    ...... 周回遅れにした !!
Lap 51  あと 5周。 Vettel は相変わらず 20秒遅れ、でも Fastest。
Lap 52  リタイアした Ricciardo はピットで何気なく。
Lap 53  Verstappen は 1.4秒遅れで Raikkonen の後ろに続く。
Lap 54  あと2周。 最終レースだから このまま穏便に !!
Lap 55  最終ラップ。 Alonso は9位、入賞圏内を走行。

そして ...... ,   Bottas 優勝 !!!  Hamilton は Bottas に花を持たせたか。

1 Bottas   2 Hamilton   3 Vettel   4 Raikkonen   5 Verstappen   6 Hulkenberg
7 Perez   8 Ocon   9 Alonso   10 Massa   [Full Race Results]


Mercedes の2台は ドーナツターンを繰り返す。 夜空には花火が。
Massa は Mercedes の傍らに 自身のクルマを並べる。 Massa 16年のキャリアが終わった。

バックルームでは Bottas,  Hamilton,  Vettel が互いを称え合う。
まもなく表彰台。  先ずは Vettel が登場、Hamilton,  最後に Bottas。

今季最終レースは 大過なく終了した。  めでたし。
そして 来季の Toro Rosso-Honda は ?    という事は、遠からず Red Bull-Honda か !?

www.formula1.com/en/latest/headlines/2017/9/2018-calendar.html
www.formula1.com/en/latest/headlines/2017/6/france-and-germany-return-as-2018-f1-calendar-revealed.html

[Twitter Formula 1]

「f1 new logo fia」の画像検索結果

2017年11月25日土曜日

Abu Dhabi GP Qualifying

 skysports.com
expanded thumbnail

2017年 F1最終戦の Abu Dhabi。  明日のポール・ポジションは Bottas。
予選トップ・スリーは Bottas,  Hamilton,  Vettel だった。
McLaren の2人は Q2 で敗退した。  [Full Qualifying Results]

明日の決勝は 現地 17:00(日本時間 22:00・時差 5時間) から。
テレビ放映は 決勝スタートの 30分前、21:30 から フジテレビNEXT(CS) で。

expanded thumbnail
予選3位 Vettel

expanded thumbnail
予選 6位と 4位、3列目と2列目。

Glickenhaus 004S


650bhp Scuderia Cameron Glickenhaus SCG 004S revealed with Le Mans ambitions

SCG ( Scuderia Cameron Glickenhaus LLC ) が新たな動きに出た。

www.roadandtrack.com/new-cars/a13795442/2019-scg-004s-photos-info/
www.motorauthority.com/news/1113864_scuderia-cameron-glickenhaus-004-revealed-with-650-hp-400k-price-tag

James Glickenhaus (aged 67) が主宰する SCG は かって ほぼプライベートな P4/5 を企画し、
一部少数を市販する 003S や003C を創出したが、今回は 近い将来の "量産" を目指した "004S" を
発表したものである。   www.youtube.com/watch?v=O6qpq7hyQlY

SCG は 2020~2021年までに 250台の 004S を "量産" する予定で準備に入っている。
既に 25台は完売したとも言われる。
これらに伴い SCG は今年の4月に 米国の NHTSA (National Highway Traffic Safety Administration) に対し、Low Volume Manufacturer Status の申請を行い、
7月にはその認可を得たものである。

これにより SCG は 年間 325台までの少量生産が認められて 排ガス規制が免除され、
ナンバー登録に必要な 安全性と排出規制の基準値の全てを満たす事になった。

正式な製造認可を得た SCG は、まず来年度に 4~5台、2019年には 約 10台の "003" を
(イタリアで)生産する。 恐らく その後に 今回の "004S" の生産を開始することになるだろう。
気になる価格だが、003 は当初の予定通り 200万ドル(約 2億3000万円) で販売され、
"量産型" である 004S は 40万ドル(4500万円) と "格安で手ごろ" な価格帯に設定される。


2017-03-07-geneva-01sl-25m4f

"003S" in Geneva 2017

003S (及び 003C) は Paolo Garella が率いる MAT(Manifattura Automobili Torino) で
製造される事になろうが、004S については これから準備される米国内のファシリティーで
"量産" されるだろう。
http://www.manifatturaautomobilitorino.it/
http://www.paologarella.com/cars.php?id=69

2015年のジュネーブ・ショーで 003S, 003C が初めて発表された際には、
私自身も Paolo Garella と話す機会を得て、003 についてのレクチャーを受けている。
Paolo は 非常に物腰の柔らかい態度で 接してくれたという印象が残っている。
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2015/03/geneva-5th-mar-2015.html


それにつけても  自動車大国と言われる日本で、この様なクルマが登場しない事に
大いなる不満と失望を禁じ得ない。
文化の違いと言われれば それまでだが、こと 自動車文化の熟成については、
例え "大国" となった日本でも、熟成は有り得ない様な気がしてならない。

欧米の文化との 歴然とした差異は、現実として いかんともし難い。
大衆車の品質は世界一かも知れないが、決して高級車とは言わないまでも、
趣味性が強く 誰もが(我々が) 憧れる様なクルマの出現は、我が国では期待出来そうに無い。

そもそも、欧米には存在する 少量生産車の登録に関する特例は 日本には無く、
この種のクルマを 日本で登録しようとすると、異常なまでの時間とカネが かかってしまう。
日本の豊かさって、何んだろう !? 
そして EV と 自動運転で、果たして 豊かな自動車ライフが実現できるのだろうか ?
豊かな気持ちで人生を送りたいと想う事しきりだが、....... いかがなものか !?

2017年11月23日木曜日

Pirelli for 2018 Formula1 Slick Tyres

 [Pirelli Twitter]

2011年から F1 のタイア供給に復帰している イタリアの Pirelli は 本日、
来季2018年に使用するスリック・タイアの 新たなタイア・レンジを公表した。
(この他に Intermediate と Wet が有るのだろう。)

これによると スリックのタイアレンジに "Hypersoft""Superhard" を追加、
より細かく 幅広い選択を可能としている。  ピレリの Mario Isola / Racing Manager は、
"殆んどのレースを 2ストップで過ごす事を目標に考えた" という。

Mario Isola / Pirelli
F1, Formula 1, Motorsport, FIA, Russian Grand Prix
今週末の F1 最終戦 Abu Dhabi GP の終了後、来週火曜日と水曜日(28~29日)に行われる
テスト・デーに於いて、各チームは 新たなタイア・レンジを試す最初の機会を得る事になろう。
www.formula1.com/en/latest/headlines/2017/11/pink-hypersoft-and-orange-superhard-join-pirellis-2018-tyre-line.html
2017 Tyre Range

下列の 緑は "Intermediate", 青は "Wet"。   Click to enlarge  ↑

2017年11月19日日曜日

Alonso in Bahrain for WEC Rookie Test on Sunday Morning

 https://www.motorsportweek.com/news/id/16364
「rookie toyota alonso bahrain」の画像検索結果
Mark Webber & Alonso

Fernando Alonso は、来季の Le mans 24H に Toyota から参戦する為、
本日 午前中、Bahrain に於ける Rookie Test で #8・TS050 Hybrid に乗り、
チーム・レギュラーの Sebastien Buemi と共にセッションに参加した。

Alonso は 午前中の2時間のセッションで 37周の走行を重ね、
ベストタイムは 1m43.709s を記録、また "同僚" の Buemi は 1m42.183 を残している。

Alonso は既に 西独・Kologne(ケルン)に在る Toyota Motorsport GmbH を訪れて、
TS050 のシート合わせを行っていた。


また #7・Toyota は、Mike Conway のドライブで 1m42.824s を記録した。
尚 セッションのベストタイムは、#1・Porsche 919 Hybrid をドライブした Timo Bernhard が
1m40.244 の Fastest を記録している。



来季の WEC(FIA World Endurance Championship・FIA 世界耐久レース) では、
Porsche が LMP1 から撤退、LMP1 には Toyota だけがファクトリー・チームとして参戦する。


PS ; 英国・オックスフォード州 Banbury が拠点の  Monor Endurance Racing と
        中国の Talent Racing Sports(TRS) は、Ginetta 製の LMP1 Car を使用し、
        Le Mans 24H を含む 2018~2019年の WEC にエントリーする事を計画している。
   来季からの WEC では、Porsche が LMP1 から撤退する事により、
   ファクトリー・チームは トヨタだけとなる為、複数のプライベート・チームの
   エントリーが予定されている。 特に目に付くのは ジネッタの動向である。
  www.ginetta.com/news/ginetta-lmp1-chosen-by-manor-and-trs-racing-for-2018-19-fia-wec

  このところ レース指向で会社を運営する Ginetta Cars は、Adrian Reynard とタグを組み、
  仏・Mecachrome のエンジンを使用して、2018年以降の WEC LMP1 クラスのクルマを
  製作する事を公表している。
  http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2017/02/we-are-ginetta.html
  http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2016/01/ginetta-g57-revealed-in-birmingham-rac.html
  https://www.ginetta.com/g57

  www.autosport.com/wec/news/127767/lmp1-freedom-inspired-reynard-ginetta-link
  www.autocar.co.uk/car-news/motorsport-le-mans/two-ginetta-lmp1-cars-confirmed-2018-wec-
  and-le-mans

  www.youtube.com/watch?v=wguJp5lvGjk

  その後 Alonso は、午後のセッションやタイア・テストも含めて 合計113周の走行を行った。
  http://blog.toyota.co.uk/toyota-rookie-wec-test-f1-fernando-alonso

2017年11月17日金曜日

Dallara Stradale

 www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/dallara-stradale-revealed-chassis-makers-first-road-car


昨日、姿を現した Dallara Stradale。
イタリアのレーシング・シャシー・コンストラクターとして著名な Dallara Automobili が企画した
初の自社ブランド・ロードカーである。
創業者 Gian Paolo Dallara 81歳の誕生日に合わせて発表された。 予定通りだ。
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2017/04/dallara-takes-aim-on-road.html

この春先のスパイ・フォトでは、クローズド・モデルの様に見えたが、実は 基本のカタチは
バルケッタ(オープン2シーター) で、ベース価格は € 155,000、それ以外はオプションである。
ディタッチャブルのフロント・スクリーンが € 166,00、更に T バーフレームが € 7,700、
シースルーの "キャノピー・ドアー" が € 7,300 (以上 税別)。  [為替レート・東京三菱UFJ]
これらをすべてオーダーすると クーペスタイルを完成させる事が出来る。


エンジンは Ford Ecoboost 2.3-litre 400bhp で、車重は Dry Weight 855kg。
これは 今 日本に到着し始めている Lotus 3-Eleven のロードモデル・410bhp より更に 70kg も軽い。
RHD もデザインされていたそうだが、今のところの予定は無くて 左ハンドルのみ。

トランスミッションは 6-Speed マニュアルだが、シングル・クラッチのオートマティックも
用意されるかも知れない。 パワ-・ステアリングは 勿論、無い。(必要ない。)

シャシー全体の構造は、中心部のカーボン・バスタブに前後のアルミ・サブフレーム、
フロントサスペンションはタブの前部に直接マウントされる。
ロードカーのカーボン・タブについては、既に KTM X-Bow や Alfa Romeo 4C で実証している。
ボディーカウルは オールカーボンだ。

現行の インディーカー・シリーズ、フォーミュラE、日本のスーパー・フォーミュラ等は
ダラーラ・シャシーのワンメイク、また F3 のシャシーも事実上のワンメイクとなっている。
F1 では、アメリカの HAAS がダラーラ・シャシーを使用している。


Stradale のシャシー全体 及び足回りのチューニングは、 Loris Biccocchi が担当している。
彼は Bugatti や Pagani のそれにも参画した実力者だ。

今後の5年間で 600台のストラダーレの生産が予定されるが、初年度分は既に完売した。
1号車を手にする幸運なカスタマーには、今週末にも納車されると言う。
決して安価なクルマではないが、Dallara が手掛けたという意味は重い。

http://autodesignmagazine.com/en/2017/11/dallara-stradale-design-firmato-granstudio/

www.repubblica.it/motori/sezioni/prodotto/2017/11/16/news/dallara-181246183/?refresh_ce

https://it.motorsport.com/automotive/news/dallara-stradale-un-eccellenza-italiana-che-ha-l-anima-da-corsa-979325/

www.automoto.it/news/dallara-strdale-arriva-su-strada-il-sogno-dell-ingegner-giampaolo-dallara.html


2017年11月13日月曜日

Brazilian Grand Prix Final

 skysports.com
expanded thumbnail

初夏のブラジル、快晴の Autodromo Jose Carlos Pace、通称 Interlagos サ-キット。
標高は 780m。 Sao Paulo(サンパウロ) 郊外に在り 市内の中心から南に約16km の距離に在り、
地下鉄9号線(CPTM Lo9 Esmeralda)で行く事が出来る。  [Maps]
レースは1周 4.309km のコースを 全71周で戦う。 反時計回りで。   [Starting Grid Today]
今回のタイア選択肢は MediumSoftSupersoft。  時差11時間。
www.formula1.com/en/championship/races/2017/Brazil.html  

Hamilton は Q1 の後にエンジンを交換をした為、ピットスタートとなる。
Toro Rosso の P.Gasly が最後尾。
引退を表明している Williams の Felipe Massa にとっては最後のホームグランプリだ。
[Twitter / Williams Racing]

Massa は下の息子と肩を組んで国歌斉唱のラインに立った。
Vandoorne は昨日、体調不良を訴えている。 6番手スタートの Alonso はどこまでいける !?
Toto Wolff と Ross Brawn はグリッド上で何を話している ?

現地 14:00、フォーメーションが始まる。 気温は27度だが路面温度は 60度、ここはブラジル !!
上位9台は Supersoft でスタートする。
そして 14:03、レース・スタート !

Lap   1  1コーナー直前で Vettel が前に出た。 次に Bottas,  Raikkonen。 
    Ricciardo が Vandoorne と2~3コーナーで接触、Ricciardo は最後尾まで落ちる。
    Ricciardo の右リアと Vandoorne の左フロントが接触、Ricciardo はコースを跨いで
    反対側のグリーンに押し出された。
    そして Grosjean と Ocon も接触してスピン、イエロー。
    Ocon のタイアは 右後ろがボロボロに。 フロントもホィールが壊れた。
    各車 ピットレーン・スルーに。   Magnussen もリタイア。
    Vandoorne も止まっている。リタイア。 Magnussen に絡んだ !?
    Vandoorne, Ricciardo, Magnussen の3人は審議に。
    Verstappen 4位、Alonso は5番手に、Massa 6番手。
Lap   2  Vandoorne, Ocon, Magnussen の3人が
Lap   4  Hamilton は この機に 14番手に上がっている。
Lap   5  まだイエロー。
Lap   6  セフティーカーが退いて 12コーナーからレース再開。
    Massa が Alonso を抜いている。
Lap   7  Hamilton は Stroll を抜いて 12番手に。
Lap   8  Hamilton は Ericsson も抜いて11番手まで上がっている。 速い !
Lap   9  Hamilton,  グランドスタンド前で10番手に。 Ricciardo 15番手。
Lap 10  Hamilton 9番手。 ルノーの2台の間で走行。 Ricciardo 14番手。
Lap 11  Toro Rosso・Hartley のラジオは聞こえていない ?
Lap 12  Hamilton 8番手。 Alonso は6番手キープ。 Ricciardo 12番手。
Lap 13  Hamilton は 7位 Perez を狙う、差は 0.5秒。
Lap 14  そして 1コーナー後、外側から Perez を交わして7番手。
Lap 15  Ricciardo は グランドスタンド・エンドで Sainz を交わして 10番手に。
    Hamilton と Ricciardo のオーバーテイク・ショー。
Lap 16  20歳 Verstappen は4番手で じっとガマン。 ピットには父親の Jos(ヨス) が見守る。
Lap 17  Alonso は Massa を狙おうとするが、ムリか。 1.6秒差で後ろには Hamilton。
Lap 18  Hamilton は徐々に Alonso に近づく。
Lap 19  Massa, Alonso をHamilton が追う。 Hartley のラジオは治った。
Lap 20  Ricciardo は 9番手。 Hamilton はストレート・エンドで インから Alonso を抜き6番手に。 
    次は Massa を狙う。
Lap 21  Hamilton, Massa を交わして5番手に。 さて 前にいる Verstappen はリアのタイアがボチボチ !?
Lap 22  Grosjean に 10秒ペナルティーが決まった。
Lap 23  7位 Alonso はコーナーで Massa を詰めるが、立ち上がりで話されてしまう。パワー不足だ。
Lap 24  Hamilton,  Fastest。 Vettel と Vattas の差は 1.65秒。
Lap 25  Barrichello が Mercedes のピットに応援に来ている。
Lap 26  Vettel は Supersoft,  Hamilton は Soft だが。
    Hamilton の左フロントタイアには イン側にブリスターが出来始めている。
Lap 27  Verstappen のタイアが苦しい。 ピットか。
Lap 28  Bottas がピットに。2.7秒。 Massa も。2.6秒。
Lap 29  Vettel も。2.1秒。Soft に。 Hamilton の直前でコース復帰 !!
    Verstappen もピット。  Alonso も。
Lap 30  Ricciardo は Perez を交わす。
    Raikkonen もピット。 ピット後の Verstappen も Perez を抜く。 
Lap 31  Hamilton, Vettel, Bottas, Raikkonen,  Ricciardo, Verstappen,  の順。
    Hamilton と Vettel の差は4秒。 Hulkenberg はピット。
Lap 32  Verstappen が Ricciardo に近づいている。
Lap 33  Red Bull は 1コーナー後に Verstappen を Ricciardo の前に行かせた。
    Alonso は9番手に。
Lap 34  Raikkonen, Fastest。
Lap 36  Verstappen ,  Fastest。 Perez はピット、Gasly の前、9位で復帰。
Lap 37  Alonso は Massa を抜きたいのだけれど。
Lap 39  Hulkenberg が 10位の Gasly を抜いた。
Lap 40  再び Verstappen が Fastest。
Lap 41  Hamilton は周回遅れの Stroll を交わす。 Grosjean も抜いた。
Lap 42  Hartley はピットに向かう、リタイアか。
Lap 43  Hamilton は まだピットに行ってないので、実質 6番手 !?
    Ricciardo もピットに行きたい。
Lap 44  Hamilton ピットで Supersoft に。2.7秒。 Ricciardo もピットへ。
Lap 45  Hamilton ,  Massa を抜いて5番手。
Lap 46  Hamilton, Fastest。 Ricciardo が Massa を追う。
Lap 47  Vettel, Bottas, Raikkonen, Verstappen, Hamilton, Massa, Ricciardo, Alonso。
    Ricciardo は Alonso の前、7番手。
Lap 48  Ricciardo は Massa を抜いて6番手に。 Alonso 8番手。
Lap 49  Hamilton, 新人 Stroll を軽々追い抜いて、片手で彼に挨拶 !?
Lap 50  Hamilton はこの後 どこまでいける ?  Alonso はポイント圏内を保つ ?
Lap 52  あと 20周。 上位 10位は安定走行。 Grosjean はピットでペナルティーをこなす。
Lap 53  Hamilton は周回遅れを交わして 4位 Verstappen を追い始めた。
Lap 54  Stroll, "フラットスポットが出来てるんだけど。" ピット "そのまま 走れ ! "  !!
    そもそも F・スポットを作る事自体が悪いんだ、という事だ。
Lap 55  Vettel  1位、Hamilton 5位。 Hamilton の前には Verstappen。
Lap 56  Alonso が 7位 Massa に近づくが。 McLaren は ボチボチ Williams を超えるのか。
Lap 57  やはり Massa は Alonso よりストレートで明らかに速い。
Lap 58  Hamilton が 4位 Verstappen に迫る。 差は2秒を切った。
    それにしても サーキットの周囲には高層マンションが映る。 羨ましいロケーションだな。
    東京だったら 成城学園にサーキットが在る様なもんだ。
Lap 59  Hamilton は Verstappen を抜いて4番手に上がった。 表彰台を狙うか。
Lap 60  Hamilton と Raikkonen の差は 4.4秒。
Lap 61  Hamilton, Fastest !! Hamilton の前に 周回遅れの Grosjean, その前に3位 Raikkonen。
Lap 62  あと 10周。 Alonso は8番手キープ。
    Verstappen はタイアを交換したいが、それでも  これ以上は上がらない。 
Lap 63  そして Verstappen はピットで Supersoft に。
Lap 64  Raikkonen と Hamilton, 差は 1.8秒。 Hamilton 表彰台に行ける !?
    過去にピットスタートから表彰台に上がったのは2人だけ。 その一人は Vettel。
Lap 65  Verstappen, Fastest。 Montoya の記録を塗り替えた。
Lap 66  Hamilton,  Raikkonen にジワジワと近づいている。
Lap 67  Raikkonen, 懸命に逃げる。 でも 差は 0.6秒に。 
    Hamilton はフロント・タイアの白煙を上げながら。
Lap 68  Raikkonen, しぶとい。
Lap 69  あと3周。 後方では Stroll の左フロント・タイアが ついに壊れた。
    勿論 フラットスポットを造ったのが原因。
    Hamilton は Raikkonen に急接近。
Lap 70  Ferrari の2台が表彰台、それとも Mercedes 2台が表彰台 !?
    一方、Massa と Alonso の差は 0.4秒。
Lap 71  最終ラップ。 Hamilton と Raikkonenn, 差は 0.5秒。 Vettel は確実だろう。
    そして Raikkonen は3位を守った。 最後に Massa, Alonso, Perez が激しく争う。
    Alonso は Massa とTail to Nose を演じるが !  Alonso には Perez も迫る。
    三つ巴の接戦、...... そのまま決勝ラインに なだれ込んだ。

            Vettel の優勝。 
    
    Raikkonen も表彰台。 フェラーリは面目を保った。
    Massa はグリーンフラッグを掲げて周回する。
    ピットの息子とチームラジオで交信、 Lovely !!
    Hamilton は Driver of the Day。

  1 Vettel,  2 Bottas,  3 Raikkonen,  4 Hamilton,  5 Verstappen,
  6 Ricciardo,  7 Massa   8 Alonso  9 Perez  10 Hulkenberg  [Full Race Results]

expanded thumbnail

そして 表彰台。 Vettel は感慨深げな表情で。 そして笑みが。 Raikkonen は相変わらず。
でも、フェラーリのスタッフ達は 2人とも表彰台で大喜び。 めでたし !!

更に 表彰台には Rubens Barrichello と Massa が。 2人は 表彰台の3人と握手を交わして。
サンパウロ出身の バリチェロとマッサに ブラジルの観客は大声援だ !!
Vettel, Bottas, Raikkonen が去った後も、Massa が表彰台で語る。
息子達も表彰台で 父の後ろに控える。  下の息子は父と一緒に表彰台のトップで観客に手を振り。
Massa にとって最高のフィナーレだろう。 人生って素晴らしいヨ !!

さあ、次は 今季最終戦の Abu Dhabi。 今月 24~26日(決勝)。

2017年11月12日日曜日

Brazilian GP Qualifying

 skysports.com
expanded thumbnail

F1 Brazilian GP 公式予選、
"ちょっとした" ハプニングの末、ポールポジションを得たのは Bottas だった。
Hamilton は Q1 走行中にクラッシュ、タイムの計測に至らずに予選を終わっている。

Q1 が始まって間もなく、右コーナー(ターン6か ?)に進入する直前、
6速から5速に落とした瞬間にコントロールを失い、横を向いたままクルマの左側を
壁に向けて突っ込んだ。 ケガは無かったものの、Hamilton は着座したまま暫くの間
動かず、交信にも答えなかった。 ショックだったのだろうか。
ぶつかった瞬間には 12.5G のサイドフォースが計測されている。 赤旗中断。
http://www.bbc.com/sport/formula1/41955286
[Starting Grid on Sunday]   [Full Qualifying Results]

expanded thumbnail
Hamilton's ....... 。

今回は ルノー・エンジン ユーザーにトラブルが多発、Toro Rosso の二人、P.Gasly が
25グリッド、B.Hartley が 10グリッドの降格となる。
また Ricciardo も 10グリッド降格、各人共 MGU-H の交換等、機器のトラブルが頻発した。

Alonso は Q1 で11番手、Q2 を6番手、Q3 は7番手で通過したが、Ricciardo が 10グリッド降格。
これにより、Alonso は決勝で6番手スタートとなり、且つ Massa のタイムを上回っている。 
ホンダ・エンジンは このところ 徐々に信頼性を増し、Alonso はポイント圏内を目指す。
また、Stroll と Ericsson もギアボックス交換で5グリッドの降格。

さて 最近のルノー・エンジンの不調から、ルノー・ユーザーにトラブルが頻発し、
特に Toro Rosso は、ルノーから "エンジン機器のオペレーションのやり方に不備がある" と
指摘されたことに対して 強い反発を表明し、不満の会見を行っている。

www.skysports.com/f1/news/12433/11119748/brazilian-gp-renault-and-toro-rosso-in-furious-row-over-engine-reliability

Franz Tost / Toro Rosso Team Principal
Toro Rosso Team Principal Franz Tost was fuming.

尚、決勝戦の放映は 本日深夜 24:30 から フジテレビNEXT で。

2017年11月11日土曜日

Alonso, Next Le Mans with Toyota !?

 www.abc.es/deportes/formula-1/abci-fernando-alonso-correra-toyota-24-horas-mans-2018-201711101815_noticia.html
Fernando Alonso, durante el pasado GP de México

Fernando Alonso は 来年1月の Daytona に続いて Le Mans でも出走する公算が報じられている。
ほぼ 決まりだろう。  

場合によっては ル・マン以外にも、WEC の複数のレースに参戦する可能性も有る。
来年の F1のスケジュールを視る限り、F1と同日に開催される WEC は 10月21日の富士だけだ。
しかも 10月7日には F1 鈴鹿があり、今年のモナコを欠場して インディーに参戦した
アロンソだから、鈴鹿と富士のダブル参戦があってもおかしくないか !?   [F1 2018 Calendar]

但し、アロンソ自身 及びトヨタも、これらの件に関して 正式なコメントは発していないが、
早ければ  来週末の19日(日曜日)に Bahrainで行われる WEC のルーキー・テストに、
Totota TS050 Hybrid で登場するかも知れない。
Alonso は既に 西独・Kologne(ケルン)に在る Toyota Motorsport GmbH を訪れて、
TS050 のシート合わせを行ったと言われている。
www.bbc.com/sport/formula1/41947568

www.motorsport-total.com/wec/news/2017/11/alonso-und-toyota-mehr-als-nur-le-mans-2018-17111002.html
https://as.com/motor/2017/11/07/formula_1/1510075185_993010.html
http://en.f1i.com/news/285259-alonso-heading-le-mans-2018.html
www.roadandtrack.com/car-culture/a13447803/the-grid-11-8-2017/

勿論 Alonso は、来季も McLaren F1 でのレースに 渾身の力をそそぐ。  エンジンは Renault だ。
今年の5月には、Indy 500 のデビューも果たしている。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/search/label/alonso

2017年11月4日土曜日

Formula 1, Engine Regulations 2021


www.fia.com/news/fia-and-formula-1-set-out-clear-direction-2021-f1-power-unit-regulations                          


今週火曜日(31th October)に、現行で F1 に PU(Power Unit)を供給している4社(Mercedes,
Ferrari, Renault, Honda)が、FIA(国際自動車連盟) の本部のあるパリに集まり、
これに加えて、独立系と呼ばれる事になるエンジンメーカー、
つまり 2021年以降に参加が予想(予定)される Lamborghini, Audi, Porsche のグループ、
また Aston Martin, Cosworth, Ilmor 等の代表者も参集して会議が行われた。
日本のメーカー、恐らくトヨタ・ニッサンらも同席したかも知れない。

そして FIA の Jean Todt 会長、FIA Formula One World Championship Commercial Right Holder
(F1 世界選手権商標権者) から説明があり、2021年以降に使用される F1 エンジンの新たな規約
が提示されて、これらに関するディスカッションの場が持たれた。

今回の FIA の趣旨としては、エンジン開発コストの削減、ハイブリッド技術の保持、
また エンジン音を増大して観客や視聴者が楽しめる "サービス" を追求する等を主たる目的
として開発して欲しい旨をメーカー側に提示した。
これらの趣旨に基づいて、2017年末までに 新たな PU の全体的な枠組みを策定する事になる。

但し、コスト削減の目標を明確にする作業等は 今後 12ヶ月に渡って行われるが、
2018年末までは、全ての目標値を明らかにする事は無く、これは PU 供給メーカー4社が
引き続き現行の PU の開発を推し進める事を遮断しない為でもあるのだと言う。
つまり 新たな目標値が確定する迄は、現行の規制の枠内での作業を継続して欲しいと言う事か。

一応、2021年から FIA が目指す指針は下記の通り。

   ・エンジンは 1.6 Litre・V6 Turbo Hybrid を継続する。
   ・エンジン音改善の為、最高回転数の制限を今より 3000rpm 上げて 18000rpm とする。
    (かっての、官能的な素晴らしい音源が 再現されるだろうか !? )
   ・エンジンへの過剰な負担や その為に行わなければならない設計と開発を抑止するべく、
    パラメーターを策定する。
   ・MGU-H の廃止。
   ・レース中のドライバーが、限られたラップ中に エネルギー節約をマニュアル操作で
    行えるよう、MGU-K の資質を強化する。
   ・シングル・ターボで、且つ そのサイズと重量を制限する。
   ・エネルギー・ストックの平準化と、それを制御するシステムを設ける。
   ・エンジン・シャシー・変速機 のバランス(?) を自動的 且つ高度にコントロールする
    "Plug-And-Play" 機能の策定。
   ・燃料の使用量制限と その内容の規制。

これらには、今年から F1 の新たなオーナーになった 米 Liberty Media Corporation の意向も
色濃く反映されたものと想われ、従来の開発規制によるチームへのコスト負担を軽減し、
ファンサービスにも努めて、F1全体のエンタテイメント性を向上させようというものであろう。

一方 今回の FIA の "提言" に対して、チーム側は 必ずしも "糠(ぬか)喜び" はしていない。
メルセデス、フェラーリ、ルノーは懐疑的だ。
Mercedes の Toto Wolff は、"これは完全に新しいエンジンで、新たに膨大な投資が必須になる。
今の時点では、レギュレーションというよりは あくまでビジョンだ。" と。
www.bbc.com/sport/formula1/41833948
www.topspeed.com/cars/car-news/is-ferrari-really-serious-about-quitting-formula-one-ar178197.html

かって ホンダは、MGU-H を廃止する事には反対の立場をとっていた。
そして 現時点では、今回の案に対しての考えを明らかにしていない。

今後とも F1の 新たなエンジン案に対しては、様々な憶測と見解が噴出することだろう。
それは 取りも直さず、F1 を正しい方向に導き、更なる発展を目指す事ではあるが、
決して EV を取り込むでもなく、エンジンありきで、F1は F1 なりの存続を目指すものだ。

F1 はゲームでも遊びでもない、大人のスポーツでありエンターテイメントである。
F1 に 妥協の入る余地は無い !!

www.formula1.com/en/latest/headlines/2017/10/fia-and-formula-1-set-out-clear-direction-for-2021-f1-power-unit.html
www.skysports.com/f1/news/12433/11107011/formula-1-reveals-2021-engine-blueprint
「fia f1 engine 31 0ctober 2021」の画像検索結果

www.bbc.com/sport/formula1/41820129

www.foxsportsasia.com/formula1/730078/2021-engine-announcement-set-oct-31/

www.jamesallenonf1.com/2017/07/could-aston-martin-spread-its-wings-into-f1-from-2021/
www.jamesallenonf1.com/2017/10/f1-keeps-faith-with-hybrid-but-noisier-cheaper-high-revving-engines-on-the-cards/

www.youtube.com/watch?v=eSZUCR2EfWA