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2012年5月26日土曜日

Lotus / Bahar


ロータスのボス、Bahar に 何か異変が起きている様だ。

親会社 DRB Hicom によると、Bahar CEO に対する"疑惑" によって、
一時的に更迭状態になるらしい。
当初、モナコGP に出向く予定だったが、急遽 マレーシア行きになった様だ。
しかし、具体的に何が問題かは明らかにされてないが、調査の結果、
何も無ければ、元のポジションに復帰することは "ウェルカム" だそうだが、
それがいつになるのかは いまのところ明確ではない。

DRB は、Bahar がポジションに不在の間、別の役員を送り込んで
今迄の業務に当らせ、財務本部長である Rusman Zaihan が それをサポート
するカタチをとる。
昨日の Norwich Evening News によると、
DRB は この様な状態にかかわらず、ロータスの会社業務は 完全に支援
する旨、コメントしている。

まあ、Bahar が この一年半でやってきた 数々の "改革" は、
それなりの結果を出してはいるが、かなり急進的な面もあり、社内や
マレーシアのトップに対しても、軋轢や懐疑的な面が 多々有ったに違いない。
でも 反面 いい意味で、彼ほど ロータスに変革をもたらした人間は、
チャプマン以降、存在しなかったのも確かだ。
良くも悪くも、彼ほどの"適役" は そうザラにはいないだろう。

日本みたいに、"目をつぶる" という感覚は 英国流ではないのかも知れぬ。
"結果" を待つしかない。  ......... 大変だ。

2012年5月15日火曜日

Evora GTC

[pic. Paul Tan's]

ロータスは 転んでも タダでは起きない。
チャプマンの血が 脈々と流れている証しで はないか。
それは 並々ならぬ血流であったに違いない。

困難な状況であるにもかかわらず、ロータスは 今迄になく 様々な分野に挑戦し、
かってCEO : Dany Bahar 語っていた様に、新しい可能性を引き出すべく
動き始め、そして結果を出しつつある。 エヴォラも しかり。

この "Evora GTC" は、今迄のGT4 エンデューロを更に進化させ、
僅か(?) 30Kg の軽量化の為に、いくつかの施術をほどこした。
両サイドのドア、ルーフ、エンジン・カバーを カーボン・ファイバーとし、
ガラス類はプレキシ・グラスに交換し、その他 細かい軽量化を行った。
また、足回りは、トラクション・コントロールと BOSH製 レース用ABSを追加し、
ホィール・アーチのフレアを拡げて 幅広のタイヤを履かせている。

4リッターV6・450馬力とX-Trac の6速シーケンシャルは引き継ぐも、
スピードと操縦性のポテンシャルは向上している。
これらを引っ提げ、今後も British GT Championship、Dutch Supercar、
Dubai 24H、オーストラリアのBathurst 12H 等に参戦していく。  期待しよう。

Evora GT4 VS Ginetta G50   Lotus Motorsport 2011  GT4 / GTE
Team Bullrun at Donington Park  Evora GT4 on 2011

2012年5月11日金曜日

Daniel Simon

  [Daniel Simon]  click enlarge ↓

Daniel Simon は、世界中で著名なクライアントを抱える コンセプト・デザイナー
であり、プロデューサーでもある。
彼は かってイギリス、スペイン、ブラジル、日本等に居住し、そのテイストを
吸収して持ち帰り、現在は LA に拠点を構える。

今回、Lotus LMP2CI を担当して、クルマは既に セブリング、スパのレースを
こなし、来月の ル・マンに挑戦する。
彼の手に掛かると、レーシング・カーも 際立つ異彩を放ち、人々の脳裏に沈着する。
それは やがて、コンストラクターをも刺激し、クリエイティブな結果を残す事になろう。
今後、ロータスのエンジニアリングと 上手く融合することを望みたい。

時代は 変わる ....... !?    Lotus-LMP 2.com  at Sebring


[Daniel Simon]

2012年5月1日火曜日

Lotus to resume

[paul tan's automotive news]


マレーシアのブロガー、Paul Tan 氏の 本日の投稿によると、
今年初め、ロータスの親会社 Proton を買収した DRB-Hicom は、
ロータスを 外部に手放さずに保持することを 示唆している模様だ。

DRB は、ロータスとプロトンの状況を把握する為に、
世界の4大監査法人の一つである オランダを本部とする "KPMG"
リサーチを依頼し 情報の収集に当っていたが、取りあえず ロータスは
手放さずに "様子を見る" 旨、ここ数日で決定した様だ。

これにより、ロータスは 暫らくの資金の確保が可能になり、
4月半ばまで 滞っていた現場の生産ラインは、今月からフル稼働が
出来る状態になった。
また DRB自身も、今週末には プロトン株の当面の処理が 決着できるようだ。

本社工場の停滞とは裏腹に、バーレーンGP セブリングのレースで
いい結果を出すところなんぞ、さすがはロータスのキャリアのなせるワザでは
あるが、取りあえずの難関は乗り切ったにせよ、まだまだ予断は許さず、
引き続き Bahar CEO の手腕を期待せずにはいられない。

しかし、これで 新しいV8や、それを積む予定の次期エスプリの開発を
続行することが出来ることになり、6月末のGoodwood では
ロータスが テーマ・カーになったり、ル・マンへの参戦 を控える等、
公私ともに 忙しいことになる。 今週末は Spa 来週は スペインGPだし。

まずは、目出たし ....... か !?  ......... ん !?

AUTOCAR  4/26   Bloomberg 4/26   Bernama Malaysia 4/27



2012年4月27日金曜日

Lotus near Future


さて、今月は ロータスを取り巻く 色々な憶推が飛び交ったが、
ボス、Dany Bahar は まだ 結論は出ていないにせよ、ドリフト走行しながらも
何とか話をまとめ上げようと必至の努力をしたに違いない。
だから 上の写真の表情も 決して笑顔ではないところが それを物語る。

かいつまんで 此のところの動きを探ってみると、
まず 親会社が、プロトンから 同じマレーシアの DRB-Hicom に移行した
事により、マレーシアの法律上、60日間の資金の凍結を余儀なくされた。
これにより、一部のサプライヤーへの支払いが滞ったりしたが、
まあ、これは 今に始まった事ではないのだが。(失礼 ! )

その間に ロータスの処遇を巡って、DRB がどの様な結論を出すかが
いろいろ 取り沙汰され、VW グループや 中国の上海汽車への
身売りの話も持ち上がったが、それは両社が否定していた。
最近では 同じ中国の "Youngman Automobile Groupe Co.,Ltd."
ロータスを取得するのではとの"噂" も持ち上がっているが、
Bahar は暗に否定したものの、まだ此の話は燻ぶっている様に見える。

Youngman は、従来から ドイツの NeoplanMan と提携して、
バス・トラックの製造を行っているが、2006年の北京モーターショー以来、
おそらく、ロータス・エンジニアリングから 技術供与をうけ、スポ-ツ・セダンや
最近では SUV、MPV の計画も始まっている様で、
今月の 北京自動車ショーでは、"Lotus T5" と称する 1.6リッターで、
プロトンの Gen-2 のプラットフォームを利用した小型SUV を発表し、
年内の発売を予定しているようだ。
このクルマについても、マレーシアと英国・中国のジョイントだとしているが、
ロータスの技術者は 言明を避けている気味もある。
見掛けは まあまあだが 下廻りの写真を観る限り、脆弱な感がいとめない。

昨年6月、ロータスが新規に中国市場に進出するにあたり、Yongman
"Lotus" の商標を 既に取得していた為、Lotus China の正式表記は
"路特斯中国" となったりしている。

また、新たに ロータスのオーナーとなった DRB-Hicom は、
近年のロータスの状況を良く知るプロトンの上級役員を ロータス社に
派遣し、DRB との意思の疎通を図る措置を行い、
Bahar も これを歓迎している。

更に、南ノーフォーク州の議員・Richard Bacon と 州・商業相のMark Prisk らが
ロータスの雇用確保と 買収問題について 協議を重ね、
キャメロン首相も プロトンのトップと交渉を持つなど、ロータスを巡る諸問題
について 各方面で動きが出ている。

また 例の60日間の凍結が解除されたことに伴い、Hethel は つい最近、
フル生産体制に入った。
これにより、状況は改善に向かうものの、ここ暫らくは 注視が必要であろう。
いまのところ DRB がロータスを手放す動きは無いが、
中国 Youngman の動向も まだ侮れない。

さあ ......  どうする、ロータス !!

2012年4月12日木曜日

Lotus / The Inconvenient Truth


ダニー·バハール

さて、この人は誰でしょう !?  そして ロータスを巡る"不都合な真実"

今年初め、ロータスの親会社・Proton が、同じマレーシアの DRB-Hicom
買収された事に端を発した一連の流れは、今も燻ぶり続ける。

ロータスは 昨日、やや異端なカタチのプレス・リリースを配布し、
現況は困難な状況だが、DRB とロータスの間で、ロータス本社の在る
Hethel とマレーシア双方で、打開に向かって協議中である旨、発表した。

Group Lotus は、Lotus F1 Team とのタイトル・スポンサーシップを解消したり、
自身の処遇に対処しているが、依然 難しい状況が続いている様だ。
約270億円にのぼる債務超過の解消は 困難かもしれない。

その中で DRB が、今後 ロータスに対して 如何なる処置をとるかが
優先されるが、更なるサプライズ、オプションとして、現ロータスF1 チームの
オーナーである Genii や、昨年 ケーターハムを買い取ったマレーシアの
Air Asia、そしていまだ噂に上る 中国でのプロトンとロータスの輸入元である
"Youngman" が、ロータスの買収を考えている等、種々のオプションの展開が
予測されている。 更にDany Bahar・CEO の去就も問題になろう。

さあ、....... どうする、ロータス !?
そして 次期 エスプリは !?  We are totally over you !?
そして、明日からは "Chainese Grand Prix" の予選が始まる。

2012年3月19日月曜日

Lotus 2012

[Lotus / News]
グッドウッドプレスデー2012

先週14日に行われた Goodwood Media Day。
6月28日~7月1日にかけて開催される "Festival of  Speed"
のプレ・イベントとも言うべき 行事である。

今年のグッドウッドのテーマは ロータス なので、ロータス自身も
夏のイベントに向けて 着々と準備を進めているらしい。
これには、"Classic Team Lotus" も大きく貢献することに。
もちろん、最新のF1 / E20 も参加することだろう。

14日には、F1 モデルの Type 29、76、88B、102BMWエンジンを
載せた23B、ジム・クラークのコルティナ、オリジナル・ロータスセブン等、
多数のロータス車が一堂に会した。

昨年6月には、本社の在る Hethel の敷地内で、従来のテスト・トラックを
再整備し、最新の設備で 新コースを完成させている。

今年のロータスは、F1 を始め、Indycar、American Le・mans、
European Lemans、LMP1、LMP2、British GT、RallyingCarting まで、
目白押しである。 これだけの内容で モータースポーツに入れ込んでいる
企業は世界的にも 類を見ない。
そこから生まれ出る ロード・カーも 格別なものとなるのは自明の理である。
しかも ロータスを取り巻く厳しい状況の中でだ。

Bahar の手腕が期待される所である。 今年のグッドウッドは 面白い !!

2012年3月10日土曜日

One More Lotus




2010年10月20日。 英国 スネッタートン・サーキットで開催された
"Classic Team Lotus Festival"。  往年のロータス・マシーンが
一堂に会した 素晴らしいイベントであった。

それから2年、今年の"Goodwood Festival of Speed" は、
Lotus が主役となる。
6月28日~7月1日にかけて行われる このイベントは、必見だ。

行くべし !!

2012年3月4日日曜日

R-GT going back to roots

[pic. autoguide]


Lotus Racing は 今月に入り、Exige S がベースの "Exige R-GT"
FIA のヨーロッパ・ラリー選手権に出場することを、改めて 正式に表明している。

ロータスは、イタリアの"United Business Rally Team" とジョイントし、
4月19日から21日にかけて行われる "Rally 1000 Miglia in Brescia" に、
Bernardo Sousa のドライブで 参戦する。

この為に 来週から、FIA のホモロゲーションを通過するよう、最終的なテストを行う。
今年は 合計10台の R-GT を製作し、その内の7台を オフィシャル・チームに供給する。

ロータスは、かって Talbot Sunbeam Lotus で 1981年にワールド・ラリー選手権に
優勝しており、その栄光を 再び蘇えるらせることに 邁進する。

どうやら Bahar Five Year Plan は、単に 6種類のニュー・カーを用意することに
留まらず、通常のカー・ビジネスだけでなく、 F1 や GT選手権、ラリーまでも含めて
レース活動をも包括した 総合的なビジネス・モデルの構築を目指すことの様で、
ロータスにとっては 膨大な資金を必要とするに違いない。
でも 彼は やると明言しているので、その手腕に期待しよう !!

Rally 1000 Miglia Brescia 1983

2012年2月22日水曜日

Lotus / Enstone

[pic. Lotus F1 Team]
緑は色である - 第1部;はじめに/燃料が効率的に

いまや Lotus は、世界一エコなF1 チームとなった。

ま、そこまで大袈裟なものではないかも知れないが、少なくとも 今、
そのポリシーを体現し それをアピールしようとしている。

F1 の世界に於ける技術開発競争は熾烈を極め、最先端の技術とカネを
投入し、そこで勝ち得た者だけが 勝利を味わう事ができるものである。
言うまでもなく、時速300Kmで 針の穴を捜し当てる程の テクノロジーは、
正に世界最先端で、空力や燃費、ブレーキ性能やハンドリング特性等の
分野で突出し、遠からず ロード・カーの世界に反映されてきたのは
過去の歴史が示す通りだ。
レーシング・カーを造るよりも遥かに広い技術開発を 世の中に提供してきた
F1 の長い歴史が そこに有る。

しかも、それはよくよく考えれば、全てエコに繋がっている。
昔は エコなんて言葉は 公にはならなかったが、
今は 時代がそうさせているだけの事である。
出来るだけ少ない燃料で、効率良く 走行し、ドライバーの安全を確保
しながら最短距離で減速し、危険を回避する その技術こそが、
エコに繋がるのは自明の理だ。

かって HONDA が F1 で "走る実験室" を標榜し、自身の進む道を貫いた
ように、LOTUS も 今 その道を歩む。

写真は、ロータスがF1 開発をする為の エンストンに在る 施設の一角で、
その建設にあたっては、廃止になった採石場の跡地を利用し、
整地するために 掘り起こした土壌を用い、同じ敷地内で効率的な活用して、
建物の一部を埋設した。
京都議定書をも意識しつつ エネルギー効果を想定し、昼間は自然光を
活用したりして、建物内部を 一年中10℃に保つことが出来る。

NISSAN は、この施設のCFD (Computational Fluid Dynamics :
数値流体力学) と風洞実験で、自社ロード・カーの外部形状を設計する為の
最適化技術の開発を、 ここ エンストンで行っている。
それは 空力のCD値、しいては 燃費の向上に大きく貢献した。

F1 が、単なる自動車競争だと思ったら 大間違いで、
F1 は とっくの昔から エコを実践してきたのである。
世界一を目指す意義は そこに在る。

Green is the colour – Part 3; The Enstone factory culture

2012年1月20日金曜日

DRB-HICOM

[pic. speedsportlife]


ロータスの親会社 プロトンを吸収することになった DRB-HICOM は、
ロータスの処遇について、かなり真剣に考えている。

プロトン時代を通じて、いまだ ロータスからのリターンを期待できない状況で、
Bahar・CEO の目論む5年計画(?) を遂行する為には、新工場の建設等を
含めて、更なる 追加投資が必要なのは 明白だ。

その間にも、そのポテンシャルを維持する為の レース活動や、V8 の開発等、
出費のかさむ諸々のハードルをクリアしていかなければならない。
その後に、現在の年間販売数を一気に 3~4倍引き上げるのは、至難のワザ
であろう。だから DRB としても、売却を含めた検討をせざるを得ないのも
ムリからぬ事だ。

但し、ロータスに対して "好意的な" 相手が見つかれば、自体は 逆に 好転
するかも知れぬ。ロータス・Bahr にしてみれば、カネは出しても 口は出さない
で欲しいのが、本音だろう。
ロータスの様に、一種独特な生業を営む会社を、好意的に理解できる相手は、
そう簡単にはいないし、単に利益の追求だけでは語り尽くせないのが、
ロータスの存在意義でもあるからだ。

でも、それは "5年計画" が上手くいった場合にのみ、"意義がある" 事で、
果たして、"British Porsche" になる事が出来るのかは、誰もが 疑問に
想っている事ではなかろうか。
昨日行った DRB の会談でも、言葉の端々に 疑問符を垣間見る。

さて、我々が ロータスに求めるのは、決して 高級スポーツ・カーではない。
ロータスは " ロータスらしさ " が無ければ 意味がない。
だから まずはこの難関を乗り越える為に、廉価で好感のもてるモデルを
同時進行で 開発し、早急に投入した方がよい。
それは 紛れもなく ライト・ウェイトで、"Handling by Lotus" でなければならぬ。
しかも、今ある設備内で それをやり遂げるべきだ。

軽さを求めつつ ヨーロッパやアメリカの基準をクリアするのも
大変な難関に違いないが、そこにこそ カネと知恵を "賭ける" べきだろう。
もしくは、そのパートナーを 捜すべきだ。
軽いクルマを運転する楽しさは、何ものにも代え難いのだから。
それこそが、創業者 Chapman が追求した事であり、
それは 時代が変わっても ロータスが 貫き通さなければ いけないことだ。

2012年1月19日木曜日

Lotus / Indy




今年のインディーカー・シリーズから、ロータス製V6エンジンが
登場するが、"HVM Racing" は、新しい Dallara DW12 シャシーに
ロータス製 2.2リッター ツイン・ターボV6エンジン を積んで、
フロリダのMoroso Motorsport Park に在る
Palm Beach International Raceway で、第一回目のトラック・テスト
を 行った。

来月から始まる F1のテスト・デーを含めて、インディーの各チームも
いよいよ 始動を開始した。

Lotusu V6 Engine  Dallara Chassis

2012年1月18日水曜日

LOTUS ORIGINALS


Lotus は "LOTUS ORIGINALS" の名で、 ウェアや文具も含めたブランドの
展開をしているが、今回は ロンドンの中心地 リージェント St. 52番地で、
歴史的な "Cafe Royal" の在ったビルの一角に旗艦店をオープンさせる。
(オープン期日は未確認。スミマセン。)

また、北京、成都 と上海 にも順次オープンする。 東京の予定は、無い ?

この付近は ロンドン観光でも 訪れる地域だろうから、寄ってみると良い。

Regent Street Map   VIDEO  Past Blog

2011年12月29日木曜日

Lotus / Proton























この年末年始は、ロータスは 難しいコーナリングを強いられることに
なるかもしれない。 重くなってしまったロータスは どうやってコーナーを
攻めていけばよいのか !?
もちろん、クルマではなく 会社自体の舵取りについてである事は
言うまでもない。

マレーシアのプロトンは、96年にロータス社を 取得して以来、
いまだ その投資に対しての見返りは 殆んど無いまま 過ごしてきた。
しかも、今後更に投資が必要になるのは、明らかな状況である。
この10月には 新たな決意を 表明したばかりだが、
今、プロトンは真剣に悩んでいるに違いない。
まだ、売却の意思表示はしていないものの、マレーシア政府の監督下にある
プロトンとしても、新たな投資家が現れた場合は、決断の時かも知れぬ。
また その時は Bahar としても 何らかの腹づもりをしなければならないだろう。

今季 ロータスの総販売台数は 1985台で、昨年のパリ以来、Bahar
考える Five Year Plan を遂行しつつ、目標とする利益を生む為には、
近い将来 年間8000台の販売を維持していかなければならない。
いずれにせよ、今後 目標通りに推移したとしても、2014年までは
黒字回復することは 望めそうもない。

そんな中、F1 を中心に投資してきた ルクセンブルグのGenii Capital 
中国で MG Rover のブランドを保持する上海汽車工業総公司らが、
ロータスの買収に取り組むのではという、まことしやかな噂も飛び交ったが、
現時点では その両者とも これを否定している。
また、マレーシアのアナリストは、プロトンがロータスと取り組む "相乗効果"は
無いとまで 言っている。    [reference data; Bloomberg]

ロータスの創業者、チャプマンが目指した"Light Weight" の思想は、
永年に渉って 世界のスポーツカー・シーンで受け入れられ、
そのフレーム・ワークと足廻りの設計技術は、"Handring by Lotus" として
確固たる地位を築いてきたものである。

しかし Bahar の計画は、チャプマンの意志は尊重すると言いつつも、
当面それはさて置いて、"新時代の" ロータスへと 脱皮してゆかねばならぬ。
自社開発のV8を積む 次期エスプリ の登場は、まだ2年先になる。
正に、Bahar にとって 難しいコーナリングを強いられることになろう。
彼は あと4年間の続投を 公表したばかりだし、プロトンからの投資の継続を
強く 希望している。
これからのロータスは 彼の双肩に懸かっている、と言っても過言ではない。

状況は 微妙だが、ロータスみたいに面白いクルマは、
我々にとって 手の届く範囲で 世界中を捜しても、錚々 有るものではない。
(当ブログには、面白いクルマがたくさん 載ってますけど !! )

東北も大変だけど ロータスも大変だから、世界中のロータス・ファンは
今こそ一致団結して、色んな意味で ロータスを支えるべきだ。
Exige がダルい, って言ったヤツは 誰だ !?
Exige S もあるし、最速のEVORA だって有るのだから。
そうだ、ロータスに乗って 京都に行こう (!?)
...... 失礼、筆者は 横浜の次に 京都が好きなもので。)
britishgreenyokohama@gmail.com

Lotus / Proton  Goodwood 2012

2011年12月28日水曜日

IndyCar 2012


2012 dallara indycar chassic concepts


2012年の "IZOD IndyCar Series" の年間スケジュールが発表されている。

アジアでの開催は、本年度で ツインリング もてぎ でのレースが終了し、
来季は新たに、中国山東省の青島のストリート・コースが追加された。

また、2006年以来、ホンダ・エンジンのワンメイク だったものが、
シボレー(イルモア)と ロータスの参加が決まり、3社体制となる。
サイズは、3.5リッター・NA / V8 から、2.2リッター・V6 ツインターボに
変更された。

シャシーは、引き続き Dallara のものが使われるが、前後のウイング類や
エンジン・カバーはチームで用意した独自のものが使える事になり、
ロータスもエアロ・キットを開発している。



Schedule 2012

2011年12月13日火曜日

Lotus / Bahar / Proton




Dany Bahar は 先週、親会社Proton との間で、来年度から 新たに
4年間の契約を結び、グループ・ロータスの代表として 続投することになった。

これで 彼は より強固に"British Porshe" を目指し、モータースポーツの
分野においても、フェラーリとレッド・ブルのイメージを求め、
更に インディーやラリーの世界までも 拡げていく覚悟に違いない。

まずは、2013年(?) エスプリ用に、トランスミッションも含めた V8 の開発
を確実なものにし、併せて V6 もやっていく事になろう。

それらを、昨年のパリで発表した 6種のニュー・コンセプトに 積み込み、
ハイブリッドやEV を絡めた 斬新なテクノロジーを 開発していくであろう。
そして、これ等を 全うするための 資金源の確保も、彼の重要な役目だ。

それと、最後に望みたいのは ロータス伝統の"ライトウェイト " の世界だ。
これなくして、"ロータス" と言えようか !!  さあ、どうする ........

2011年12月3日土曜日

Evora / Swizz Beatz


lotus evora gte by swizz beatz picture

LotusBahar と、ラッパーとしても 一流で 音楽プロデューサーのSwizz Beatz
は すっかり意気投合 ? し、この夏には 彼を主に Evora のプロデューサーとして
向かえ入れていた。
つまり、ロータスは 今迄にない 新しい切り口を プロモート したかったのだろう。
ま、Bahar らしいといえば その通りだ。

そこで、早速 登場したのが、この "Evora GTE Swizz Beatz" バージョンだ。
New York City Center 行われた Alvin Ailey American Dance Theater
オープニング・パーティーで公開された。
スペックは、基本 エヴォラの最上級モデル、GTE の444馬力をフィーチャーし、
主に 外見上のカラーリングとウィングやダクト類の変更をした。
ルーフ・トップは もちろん カーボン製。
但、今回は 軽量化をめざしたワケではなく、塗装も "Chrome Ruby Red"
専用色となる。 ちなみに このクルマは、以前にお伝えした 同じエヴォラで、
クィーンのFreddie Murcury バージョン の様な位置ずけなのだろうか。

それにしても、皆んな もっと エヴォラ に注目すべきではないのか。
販売面でも いまひとつらしいが、居住性、運動性能も含めて 充分なクォリティー
を持ち、グラン・ツーリスモとしての資質は全く問題ない。
ポルシェと同等のものを求める必用は 無いと思う。 それは 的外れだ。
それに ロータスというと、つい レーシーな雰囲気と使い方を考えてしまうが、
それは 決して日常ではなく、特に 自分の日々の使い勝手として 考えるに、
この価格帯で これ以上のクルマは そう簡単に見つかるものではない。

さあ、エヴォラに しますか !?


[pic. ghanamma]

2011年11月19日土曜日

Lotus / V8




ロータス自製のV8エンジン の開発が推んでいる。

当初、2013年のNew Esprit に用いるが、その後に予定する フロント・エンジンの
EliteEterne にも積む事になる。
4.8リッターのこのV8 は、いまのところ、NA で500馬力、ターボで620馬力を
目標とする。

更に、フロント 及びミッド・エンジン車 共に そのシャシーは ベーシックな
コンポーネントを共用出来、フロントやリア・セクションの最小限な変更により
全体の構成を整える事が出来る様である。

尚、この エスプリ用のシャシーは、次期エヴォラにも適用される、
つまり 次世代エヴォラはV8を積む(?) ということらしい。 一部には エヴォラ・ネームの
存続も危ぶまれていたが、これで 解決に(?) 向かうことになる。

いずれにせよ、既にElise、Exige 共にV6 に向かっているし、
チャプマンが考えていた "Light Weight" な ロータスからは 段々と遠ざかって、
重いロータスだけが残ってしまうが、 Bahar に拠れば "Light Weight" の事は
片時も頭から離れた事は無い とも言っている様なので、4気筒の軽いモデルが
チャンと用意されるのかもしれない。

さあ、どうなる ........ Lotus !!

Group Lotus chief executive Dany Bahar

2011年11月5日土曜日

Team Lotus / Next Year



Tony Fernandes 率いる"Air Asia" が走らせている Team Lotus F1。
来シーズンからは、遂に"Caterham" の名が F1の表舞台に登場する。

最終的には、来月7日の FIA World Motor Sport Council の会議で
批准されることになるが、Lotus Renault GP は、来季からのチーム名の
変更を求められるものの、どこまでのものになるかは 微妙だ。
Fernandes Team Lotus"Caterham"、もしくはそれを冠した
チーム名に改変される。

これは、一年以上に渡る F1 のチーム名を巡る Group LotusFernandes
の間の法廷闘争に、一応の決着が着いたことを意味するものだろう。

さあ、これで ケーターハムにとっては "凶" ではなく "吉" の結果になった
ワケで、今頃 小躍り しているに違いない。

当ブログでは、来季も レース毎に 予選や決勝の速報を お伝えしていくので、
どうぞ ご覧頂きたい。 一応、TV のオン・エア以前に 現地でレースが終了した
30分から一時間以内に決勝の結果を伝える事が出来ると思います。
どうぞよろしく。

LOTUS VS LOTUS TIMELINE

  • March 2010 - Lotus name returns to F1 grid as Tony Fernandes christens his new team Lotus Racing
  • September 2010 - Lotus Racing announce they will race as Team Lotus in 2011 after Fernandes buys rights to the name
  • December 2010 - Lotus Group announce title sponsorship deal with Renault team
  • January 2011 - A court date is set as the two teams row over who has the right to use the Lotus name in F1
  • May 2011 - High Court rules Team Lotus can race under the Lotus name but that Group Lotus also have rights to use moniker if they enter team in F1
  • November 2011- F1 commission ratifies request from Renault and Team Lotus to change team names again for 2012


Group Lotus chief executive Dany Bahar
A Renault shows its Lotus sponsorship at the Japanese Grand Prix
    [BBC Sport]

2011年11月2日水曜日

Regional Grouth Fund


Lotus は、£10.4 million の Regional Grouth Fund (政府助成金?) を
受けられることになった。
ロータスは、ここ数年 プロトンをはじめ、Genii 等から 多額のファンドを
受け入れ、Bahar の言う "New-Era" に向けて 加速している。
ま、 ..... いい事です !