2012年9月30日日曜日

たまには フランス

[autoblog]
Venturi America - live on 2012 Paris Motor Show floor

Venturi は、少量生産を意とする フランスの かなり特異なメーカーで、
そのデザインも独特だが、"Sbarro" ほど ひねくれたクルマでもない。

今回のパリでも、300馬力のEVベースのオープン・SUV を発表している。
この "Venturi America" は、その名の通り アメリカをターゲットにして、
僅か 100台限定のモデルだという。
300Km の航続距離をもち、最高速は 約200Km/h ほどだ。

こういう メーカーと そのマーケットが存在すること自体、有意義なことではある。
売れ線のクルマしかつくらない どこかの国とは大違いで、
自動車趣味の世界を楽しませてくれる 数少ない貴重な存在だ。
Venturi が どの様な素性のメーカーかは 詳しく知り得ないが、
きっと 余裕でクルマ造りをやっているに違いない。  いいじゃん !!   [Video]

"Onyx"


さて、マクラーレンの次はこれか !?  パリに登場した プジョーのコンセプト、"Onyx"
但し、このクルマが 生産化される可能性は低いと思う。

僅か 1100Kg のボディーに 3.7リッターV8・600馬力とハイブリッドを併用し、
さらにエネルギー回生システムを加えて、あと80馬力を稼ぐ。
スタイリッシュなスーパー・スポーツは、マクラーレンとともに 今年のパリの目玉だ。

プジョーは 歴史的に、自転車など クルマ以外のプロダクションも 数多く手掛け、
古くは コーヒー・ミルなども 知られており、今回も "塩コショー" のミルを展示している。
昨年来、"デザイン・ラボ" も開設し、この分野でも積極的な展開を図る。

[Official Video]

2012年9月29日土曜日

Hamilton to Mercedes GP

[autoguide]


ハミルトンは、長年 "お世話になった" マクラーレンを離れ、来季からは 新たに
メルセデスGP に移籍する旨、昨日、メルセデス・チームのボス Ross Brawn
発表している。

また、シューマッハの去就については、本人も まだ明らかにしていないが、
メルセデス・チームのマネージメントのポジションに残る可能性が高い。
しかし、今回 ニキ・ラウダが メルセデスの非常勤役員になることが本決まりで、
このことと シューマッハの関係については どうなるのだろうか !?

尚、マクラーレン・チームの代表 Martin Whitmarsh は、ぎりぎりまで
ハミルトンの残留に望みをかけていたが、結果、"Mistake" であったとコメント。
ハミルトンの後任には、ザウバーの Sergio Perez が着く予定だ。

Saturday Music / 井上陽水


◇ 井上陽水 ~平凡~ 

井上陽水。 名前の字はこの通りだが、本名は "イノウエ  アキミ" と読む。
福岡県出身の64歳。  独特の中高域の声色を持ち、それゆえに
カラオケで これをマネしようとしても、殆んど難しい。

60年代の初頭より、ビートルズの大ファンでもある。
73年に "氷の世界" が大ヒットし、国内初のミリオンセラー・アルバムとなる。

小室等、吉田拓郎らと共に、日本のニュー・ミュージック界をけん引する。
RC サクセションの忌野清志郎は朋友だった。

青空ひとりきり  なぜか 上海  リバーサイドホテル  ジェラシー
とまどう ペリカン  心もよう  傘がない、氷の世界  飾りじゃないのよ涙は
小春おばさん  帰れない二人  招待状のないショー  いっそセレナーデ

2012年9月28日金曜日

on Road and Track

[pic. autoblog]
McLaren P1 concept - live at the 2012 Paris Motor Show

遂に その姿を現した "McLaren P1"。     [Video]   Video / AutoGuide
上の写真を見ただけでも、その醸し出す雰囲気から、このクルマが どれくらい凄いかが
よく判る。

徹底した風洞実験から生まれた 研ぎ澄まされたボディーは、全てがカーボン・パネルで
構成された "Mono Cage" と呼ばれる 強固なストラクチャーを持つ。
そして、Computational Fluid Dynamics (CFD) による、レース・カー と同等の手法で
その空力特性とボディー形状のモデリングを行う作業を行い、リア・ウイングの
スタビリティーを含め、12C-GT3 に匹敵する強烈なダウン・フォースを得ている。

"P1" とは、first Place もしくは Position one、Project 1 などの言葉のモチーフから
連想されるタイトルで、81年に フルカーボン・シャシーをレース界に
もたらしたことに始まり、マクラーレンの歴史を象徴するロゴでもある。

尚、エンジンを含めた詳細な テクニカル・スペックは、来年の比較的早い時期に
改めて発表され、秋頃には発売にこぎつける予定だ。 

来年は マクラーレンの50周年でもあり、20年前に登場した "McLaren F1" 以来の
渾身のスーパー・スポーツが、この "P1" なのである。

Bentley

[autoguide]


Bentley は 何故 このクルマでレースをやらなければならないのか !?

いくら GT3 クラスへの参戦だとしても、素材としては決して最良の選択ではないだろうに。
もし、レースで ブランドの価値を知らしめようと企てるなら、
ベントレーには 過去にル・マンでの栄光があるではないか。 
なにも、今更 コンチネンタルGT でレースに臨まなくてもいい様な気がする。
もちろん、時間的なブランクがあるにせよ、もっと別のアプローチが有りそうなものだ。

そこで、筆者は 三つのストーリーを想像してしまう。
まず 一つは、コンチネンタルGT は プロダクション・カーとして出すものは出してしまったし、
やり尽くしたから レースでもやって来なさい という親ごころ !?

二つ目は、まず ベントレーで 当たりをつけて、次に 同じ系列の ブガッティを出してくる。
Veyron も同様に、やることはやってしまったし。 どちらも 親はフォルクスワーゲンだ。
両者とも、レースの素材としては 決して最適ではないが、技術的には可能だろうし、
更に 同列のアウディは、このところ十分な結果を生んでいる。

そして、三つ目は、本家のVWLMP1 もしくはF1 を極める為に、
この辺で ノウハウの蓄積をしておき、頂点のレース界を牛耳ってフォルクスワーゲンの
存在感を知らしめるという事。
いずれ 世界一の自動車メーカーを目論む VW としては、レースで勝てないなどという
みっともないマネは出来ないから、あらゆる段取りと経験を踏んでから、
頂点を目指そうとするのではなかろうか。 いかにも ドイツ人らしいではないか。

こんなことを想像するのは、ひねくれ者以外のなにものでもないが、
秋の夜長に 思いを巡らすには "最適" な素材だろう。

ま、取り敢えず この週末のパリに 出て来るだろうから、観てみれば !!

2012年9月27日木曜日

McLaren P1

[autoguide]


たぶん、今日のプレス・デイで明らかにされる "McLaren P1"。
パリ・モーターショーの直前に リア・ウイングの詳細がリークされた、というより
軽くリークさせたのだろう。

12C と比べると かなり大型化したそのウイングは、最大32度の傾斜角を持つ。
もとより このクルマは、最高速を競うわけでもなく、コントロール特性の最適化を
最も重視している。 それでも 充分 速いが。 軽く 380Km/h ! )

ボディー・サイズも 12C より わずかに大きいだけで、911 GT3 と ほぼ同等らしい。
ショーの後も 引き続き 最後の詰めをしていくだろうが、たぶん大きな変更はあるまい。
やはり 生産開始は来年遅くになりそうだが、それ以前にも 並行して トラック・カーの
仕上げも急ぐことになろう。

ま、とにかく パリで !!

DeltaWing / Nissan

[pic. imotortimes]
Nissan DeltaWing experimental


DeltaWing は、来月の Road Atlanta にむけて テスト走行を開始し、
セッティングを煮詰める作業を始めた。

今年のル・マンでは 残念な結果に終わったが、今度は その雪辱を果たす
事が出来るだろう。  期待しよう。
                                      [Video]

2012年9月26日水曜日

P 4/5 → LMP1


P4/5コンペティツォーネ、ル・マンLMP1に挑戦!?(1)

James Glickenhaus。 ニューヨーク出身の62歳。
70年代後半より 映画界で 10本近くの監督作品を手掛けるも、
その後、父親の稼業であった プロの投資家の世界でも 一旗揚げたに違いない。

熱狂的なコレクターである彼は、昨年来 自身のレーシング・チームを率いて
自ら特注した Ferrari P4/5 でニュルブルクリンク等のレースに参戦しているが、
今、さらなる挑戦を始めようとしている。

予定では、2014年までに新たな LMP1 クラスのレース・カーを制作し、
敢えてハイブリッドは採用せず、Audi e-Tron Quattro Toyota らがひしめく
耐久レースに臨む。 WECALMS 等の世界の耐久レースは、ワークス勢が
凌ぎを削る中、Grickenhaus の様な プライベーターの活躍も 見逃せないところで、
彼らの存在が レースを盛り上げ、観客を楽しませる為の重要な要素にもなっている。

今回も、具体的に 何処で どのようなカタチで クルマを創っていくのかは定かでないが、
まだ 現段階ではラフ・スケッチのままだし、詳細なスペックを煮詰めているわけではない。
彼のコレクションを見る限り、頭の中は かなりアナログな人だと想像されるので、
きっと 真っ当な挑戦を進めるることになるのであろう。   果敢だ !!

P4/5 Beginning

2012年9月25日火曜日

One Goodwood

[autoblog]
Silver Arrows at Goodwood

先週末にアップされた、今年の Goodwood Revival の動画。  [Video]
モノクロで編集されたりしているが、たった10日前の映像である。

貴重なクルマを、この様に 人々の努力で動態保存している努力には 頭が下がる思いだ。
我々は無意識に その情景を楽しんでいるが、あらためて その行為に感謝すべきだろう。
そして これらのクルマを、当時の雰囲気に浸りながら 楽しむ術べを心得ている英国は、
称賛されてよい。

歴史を保存するというのは、なにも神社仏閣を維持していくだけに留まらない。
英国の努力と そのセンスは、是非とも見習いたいところだ。
また 古い歴史と景観を整え その中で日々暮すさまには、現地に行ってみると感嘆する。
50年前のロンドンの街並みも、今と大きくは変わらないものと想像される。

この様な後ろ盾のもとに、日本でも 最新のロータスやアストン・マーチン、其の他諸々の
キットカーの類いを楽しんでいるという事を、我々は心に留めるべきだろう。

2012年9月24日月曜日

Singapore GP / Final

    [BBC Sport]

シンガポールは ベッテルが制した。  ハミルトン、リタイア !
また、シューマッハは ブレーキング・ミスで 38周に トロロッソのJean-Eric Vergne に追突、
両者とも リタイアした。 此れにより シューマッハは、次戦の鈴鹿で10番グリッドからの
スタートのペナルティを課せられることとなった。

尚、昨日は 急な外出の為、詳しいリポートが出来ませんでした。 悪しからず。
さて、次は鈴鹿だ !!

2012年9月22日土曜日

Singapore GP / Practice 3 & Qualifying

    [BBC Sport]
Sebastian Vettel

今日の Practice 3 では ウェバーがクラッシュ、続いて 終了間際に ケーターハムの
ペトロフが壁に強烈にヒット、リア・サスペンションを大破している。

今回は全てのプラクティスに於いて、ベッテルが先頭を切った。
しかし 最終予選後、明日のポールは ハミルトンに。

テレビは、BSフジで 23:00 から。

Practice 1~3  Qualifying  Starting Grid Tomorrow  

Saturday Music / Chicago



1967年、"The Big Thing" の名でスタートした "シカゴ"
69年に 最初のアルバム "Chicago Transit Authority" を発売。
しかし、シカゴ交通局と同名だったため、ついでに バンド名も "Chicago" に改め、
70年に 二枚組のアルバム "Chicago" (通称 ChicagoⅡ)が発売される。
この二作とも、それなりにヒットし、バンドとしての地位を固める。

バンドのスタイルとしては、先週土曜日に記載した "Blood、Seat & Tears" と同じく
ブラス・ロックの型式をとり、両バンド共 このスタイルの先駆として活躍を始めた。
この後の "Chicago Ⅲ" 以後は 最近の "34" まで ずっと続いているが、その曲想は
大きく変化している。 
自分的にも、最初の二作目までが ベスト盤だと思っているので、それ以後の作品は
殆んど聴いていない。 だから 先週の BST と共に、シカゴの二作も生涯の愛聴盤だ。
重さね重ね、クルマも音楽も 60年代が最高だった。

25 or 6 to 4  introduction  Listen  Does Anybody really know What time is it ?
Biginnings  Questions 67 & 68  Make me smile  If you leave me now
Make me smile

2012年9月21日金曜日

Singapole GP / Practice

        [BBC Sport]
Marina Bay

本番は ナイト・レースの シンガポール GP
まずは ベッテルが Practice 1 のトップに。

ウエットのスタートだったが、最終的にはドライに。

Practice 1 & 2

2012年9月20日木曜日

More Compact



レンジ・ローバーのデザイン・ディレクター Gerry McGovern の話によると、
"Smaller and Lighter is the way to go" と言うことらしく、Evoque より更にコンパクトな
ラグジュアリー・SUV の投入を示唆している。

このところ、ヨーロッパ市場では、フィアット、スズキ、トヨタなどの小型SUV が好調で、
その市場性は無視できない、というより 魅力的ではある。
当然、求めやすい価格帯になるだろうし、レンジなりに プレミアムなイメージを引き出す
に違いない。  期待していいだろう !!

BLT / Tailor made


Koenigsegg Agera R BLT - skräddarsydd - Bild 670117

先週末、一台の Koenigsegg Agera R / BLT が 北京に向けて空輸された。
一億六千万円のこのクルマは、北京在住の顧客のオーダーにより、
カスタマイズされた 1185馬力の Agera R で、
BLT とは、Koenigsegg のスペシャル・オーダー部門のことを指す様で、
ワンオフ・モデルの制作を承る。

全体に青みがかったカーボン・パネルとブルーを基調とした内装で、其の他、
各所がカスタマイズされて、オーナー好みの仕上げが施されている。

今や 世界の富は中国を目指しており、日本が出し抜かれているのは
なにも 尖閣諸島だけではない。
古来 日本には、"おごる平家は 久しからず" という格言が有るが、
さて、五年後は 両国共 どうなってるんだろうか !?

バブルの頃、我が国の "おごり" は 突出していたと思うが、いかがなものか ?

Koenigsegg Agera R BLT 12

2012年9月19日水曜日

McLaren P1




マクラーレンは、来週末から開催される パリ・モーターショーで登場させる予定の
"P1 " モデルのオフィシャルなイメージ画像を 初公開した。

"P1" は、マクラーレンなりに納得のできる 世界でも最高のスペックを持ち合わせ、
限定500台で 一億円を軽く超える そのクルマは、マクラーレン 50年の歴史の中で
かってのアイコニックな F1サクセッサーのの資質を引き継ぎ、最高位に位置する
モデルとなる。

全長は、911より短めだというから、"マクラーレン F1" 同様、思いのほか小柄に
仕上がっている様だ。 車重も 1300Kg に グッと凝縮され、V10 でも V12 でもない、
12CV8KERS を付加して 高度にチューニングされた 960馬力のエンジンを
積むが、これ以上の内容は明示されておらず、月末のパリを待つしかない。

生産は 来年秋以降とされるが、果たして何台が日本の土を踏むことになるのだろうか !?

Well, you can definitely see the family resemblance. If the MP4-12C is any indicator, this P1 is probably gonna be quick. #edmundsinc #askthecarpeople #mclaren #p1 #f1 #supercars #paris #autoshow  (Taken with Instagram)
[edmunds.com]

2012年9月18日火曜日

DeltaWing / Nissan

[autoguide]


Nissan America は、テネシー州 Nashville の北米本社で 発表を行い、
今年のル・マンで 惜しくもリタイアした DeltaWing が、来月17-20日にかけて
Road Atlanta で行われる "Petit Le Mans" のレースに、再び挑戦する事になった。

尚、Nissan DeltaWing は、来年度も ALMS のシリーズ戦に参戦の予定だ。

[Current Video]

2012年9月17日月曜日

The Best Historic Motor Racing Party of the Year

   [Goodwood]
67L5953-470x313

先週金曜日から始まり、昨日終了した "Goodwood Revival "
様々な嗜好を凝らしたレースが 繰り広げられ、また 人々は思いっきりドレス・アップして
3日間のイベントに浸りきった。

アメリカやヨーロッパでは、あらゆるクラッシック・カーのイベントが開催され、
そこに登場するクルマの7割以上が英国のクラッシック & スポーツの感があるが、
ここ グッドウッドほどの規模と内容は、他に類を見ない。
クルマ、ファッション、音楽など、全てがヴィンテージのオン・パレードで、
アタマの中が 真っ白になりそうだ。

その様子は 語り尽くすことは出来ないので、ウェブを見て想像してほしい。
あとは もう、現地に行くしかない !!

Photos / msn  Highlights 2011

Richmond & Gordon Trophy

2012年9月16日日曜日

Zeus Twelve / Gray Design

ZEUS TWELVE
スエーデンのコンセプト・デザインスタジオ "Gray Design" は、従来から スーパー・ヨットを
中心に そのデザインを展開し、一部、サーブやスパイカーに スーパーー・スポーツの
デザイン提案もしていたが、今回、車輌デザインの新規部門として "Zeus Twelve" の名で
新しいブランド展開を初めている。

すでに、LotusMansory とパートナー・シップを結び、新たなデザインの提案をしていく
という。  それとは別に、二つばかり 気になるモデルを発表してるのだが、
それは ケーターハムを連想させるアイデアが盛り込まれているものだ。
それとも、既に ケーターハムとも 連携をとっているのだろうか !?

一つは、"Sigma" の名でリリースされているもので、トラック・カーだと言っているが、
どちらかというと ロード・カーとして使えそうなデザインである。
キャノピーは 脱着して、オープン・エアーになる。
パワー・トレーンとして "2.0-litter Caterham Duratec Straight 4 / 335HP・290Km/h" とある。
もちろん、カーボン・ボディーを纏い、ハイブリッドの様だが  詳細は明らかでない。

もう一つは、ズバリ "Seven " の名を冠した このクルマで、FR のロード・スポーツだ。
折しも、ケーターハムは、新たなロード・カーを開発中だと 公言しているが、
このZeus Twelve のクルマとの関連は、私が勝手に連想する限りの ゴシップで終わるだけ
の事だろうが、でも、気になる。

まあ、こうやって ネットで ブログのネタを探っていると、いろんな話に出くわすことだ。
だから、ブログにアップしないだけで、興味深い事は たくさん転がっている。

[Sigma]

INTERLAGOS Now !

[WEC]


レースは 4時間を過ぎて、#7 Toyota TS 030 が トップで Interlagos を快走する。
しかも、2位の #1Audi e-tron quattro に 1周近いマージンを持ってである。
3位は #2 Audi R18 ultra だ。

今 残り一時間を切った。
このまま 初優勝になだれ込むことが出来るだろうか。

さて、残り40分を切って、2台のアウディは 最後のピットストップを終えた。
#7 Toyota も最後のピットストップの必要がありそうだが、
引き続き 2位のアウディに1ラップ先行しているので、何とか逃げ切れるのでは。
#32 LMP2 Lotus は、5番手争いを演じている。 しかし、残り15分で 給油。 順位は !?

残り6分、#7 Toyota は #32 ロータスを オーバー・テイク。

今、残り1分を切った !!
そして、 .......... #7 Toyota TS 030 優勝~ !!!  日本時間 9月16日 午前6時01分。

2位は #1 Audi e-tron quattro、3位 Audi R18 ultra だった。

尚、WEC 耐久は あと3戦。 今月29日に バーレーン、10月14日 富士スピードウェイ、
10月28日 上海で終了する。 
さあ、トヨタは 富士でも 渾身の勝利を得ることが出来るのか !?

取あえず、私は 今から寝ます !

Entry Lists    Results

2012年9月15日土曜日

Saturday Music / Blood, Sweat, & Tears



BST は、60年代後半に結成された。
ホーン・セクションを充実させ、ジャズとロックを融合したヘビーなサウンドで人気を博したが、
いまの若い人には馴染みが薄いかも知れない。
同じ頃に発足したシカゴとともに、ブラス・ロックの先駆として活躍した。
当初、アル・クーパーを中心にバンドを組んだが、その後 幾たびかの変遷を重ねる。

白人バンドでありながら、黒い雰囲気を随所に漂わせた重厚なサウンドは、
いまでも 多くのファンを魅了する。
Erik Satie の曲をイントロ に配した 二枚目のアルバムが大ヒットし、その後の地位を築く。

自分的には 絶対に はずせない バンドの一つで、死ぬまで聴くつもりでいる。
そして 人生最後の締め括りは "And When I Die" で、賑やかにいこうではないか !

Theme by Erik Satie   Blues Part Ⅱ   More and More   Spinning Wheel
You've made me so very happy   Go down Gamblin'
I love you, more than you'll ever Know

おまけ  Eric Burdon、   CCR、   See See Rider、   Scott McKenzie
Whe I was young   Carifornia Dreamin'

いゃ~、 60年代はクルマも音楽も 最高だった !!   いくらでも あるゾ  !

WEC / INTERLAGOS

[autoguide]


Toyota は、本日 ブラジルの Sao Paulo で決勝が行われるWEC / FIA
World Endurance Championship の予選の結果、、
Alex Wurz のドライブするトヨタ TS 030 がポールポジションを獲得した。

本戦は現地時間で 昼の12時から。  日本時間 16日午前時。

Entry List

Tesla Model S / Monster

[motortrend]
Monster in Model S driver seat

"Monster" Tajima こと 田嶋伸博。 Pikes Peak の常連であり、覇者でもある。
今年は初めて EV で挑戦し、残念ながら車輌の不調でリタイアしたが、
その覇気は衰えていない。

今回は、どういう経緯か 注目の "Tesla Model S" を試乗、田嶋らしいコメントを残す。
クルマのマスと走行性の関係を熟知する彼は、案の定、Model S の低重心と
マスの集中を見抜いた。

そして最後に、"私に一台ちょうだい ! " 。

Meets Model S  モンスターの走り   モンスターの挑戦   Model S / Production

2012年9月14日金曜日

Kleenspeed Technologies

[electriccarsreport]
KleenSpeed EV X11 KleenSpeed EV X11 Sets Another Electric Car Lap Record [video]

Kleenspeed Technologies Inc. の開発した EV-X11 は、先週、ソノマ・レースウエイで、
EV レーシングカー のコース・レコード、1分35秒99 を樹立した。
折しも、FIA は 先月末に、Formula E Championship の開催について発表したばかりだ。
Kleenspeed は、ラグナ・セカでも 同様なレコードを打ち立てている。 [Vodeo]

EV レーシング・カーは、タイトなレース運びから その航続距離に まだ懸念が残されており、
FIA の企画する 2014年からのレースでも、ワン・レースは 15分に設定されている。

しかし、Tesla Model S のトップエンド・モデルは、航続距離 480Km で実用化されており、
いずれ レースの世界でも、十分なマージンを獲得していくことだろうし、
逆に そこから得られたノウハウは、必ずや プロダクション・カーにフィードバックされていく
に違いない。

時代の最先端を追い求めることが 世の中を豊かにしていくのは、永遠のセオリーだ。

2012年9月13日木曜日

Peugeot Onyx Concept



これも、今月末のパリに登場する プジョーのコンセプト。

僅か 1100Kg の車重に 3.7リッターV8 / 600馬力を積み、エネルギー回生システムを併用して、更に80馬力を稼ぎ、リチュウムイオン・バッテリーを備えるハイブリッドだ。

赤銅色の部分は、銅製パネルを手叩きで仕上げ、マット・ブラックの下は カーボンである。
銅のパネルは珍しいが、ステンレスよりも加工しやすく アルミより強度が出るという事か。

今回のパリは、マクラーレンをはじめ、スーパー・スポーツがそろい踏みだが、
この プジョーが生産に至るかどうかは判らない。    でも、いい感じじゃないか、コレ !!

2012年9月12日水曜日

Big Brother

Caterham Releases Teaser Upcoming Supercharged Offering

Caterham は、10月に何らかの発表を行う !

複数のメディアによれば、それは R300 にスーパーチャージャーを施した "Big Brother"
だと記述するが、雑誌 "EVO" が ケーターハムのボス、Graham MaCdonald から
聴き取ったところによると、R500より パワフルな スーパーチャージャー付きエンジンを
積むことに間違いなさそうだ。 彼の言葉の中には、一瞬 "R600" という文言が
垣間見れたが、それが正式なネーミングになるのかは 定かでない。

現段階では、そのパワフルなエンジン故か、熱対策の問題を抱えているらしいが、
それを解決するように 自社のエンジニアに指示したという。
既に先月初め、ニュルブルクリングで この辺を含めたテストを実施しているが、
"Big Brother" は、R500 同様、基本的には トラック・オンリーであろう。

其れはさておき、新しい FR の新車というのは いつ発表する気だろうか !?

New Era in Motorsport


Formulec_EF01.jpg

FIA Jean Todt 会長は、先月末、EV による新しい レース・カーの規格を定め、
2014年から レースを展開する旨、発表している。  [Press Release]
FIA は 昨年来、同レースの開催の呼びかけを行っていた。 FIA PDF Issue (29,06,2011)

今回のプロモーターとして、Enrique Banauelos が出資する "Formula E Holdings" を
認可し、Alejandro Agag が そのCEO を務める
クルマは 現行の F3 レベルのものとなり、既に試行している Fomulec EF 01 Prototype
をベースとし、来年度からデモ走行を始め、今後も開発を煮詰めていく。

当初 レースは 僅か15分のみの展開とし、予選、決勝を一日で終了させる。
レース開催は  トラックではなく 市街地とし、第一戦は 2014年からリオデジャネイロで
開催することになり、既に リオの州知事、市長とも合意に達している。
しかし、興業的には まだ問題が残るだろう。

尚、英国の"Drayson Racing Technologies" と フランスの"Electric Formula" 社が
テクニカル・アドバイザーとしてプロジェクトに加わる。

いよいよ EV レーシング時代の幕開けだが、これも時代の流れか ......
いかんせん、FIA の音頭取りだし !

2012年9月11日火曜日

Model S

[autoblog]
2012テスラモデルSフロント3月4日ビュー

現行、一部で発売が開始され、最も実用的で 完成された EV セダンは、
この "Tesla Model S" であろう。

ハイブリッド車で 実用域に達したものは、既に かなりの数に達するが、
完全EV で、細部にわたり 優れたスタビリティーを実現しているクルマは、
思いのほか少ない。 その中でも Tesla は群を抜く。
" L電池" をセットすれば 公称 480Km の距離を走行可能だ。
標準仕様を含めて、電池は 日本のパナソニック製を使用する。

今回は "Autoblog"Model S の詳細を解説している。
日本でも "Tesla Aoyama" で 既に予約が始まっているので、お問い合わせを。
日本での納車は 来年から。

尚、ひとつ付け加えておくと、電池を完全放電させないように 十分注意が必要だ。
もし、そうなってしまったら、ユーザー側のメインテナンス・ミスと見なされる。
クルマが完全に停止した状態でも、微弱の電気は消費されているので、
数週間、数ヶ月も乗らないまま放置すると、バッテリーは死んでしまい 復活しない。
現状、EV の電池は高価で、交換には数百万円を要する。

これは、テスラに限らず バッテリーの一般的な常識として、放電し切ってしまった
バッテリーは、通常、復活させるのは非常に困難、もしくは不可能だから。
そうならない為にも、その日の走行が終了したら "毎日" ソケットをつないでおく習慣
をつけたほうがいい。

電気がらみのトラブルは、目に見えないし音もしないので 要注意である。
でも、快適な電気ライフ" は 捨てがたいものになるに違いない。
クルマも女房も、うまく "使いこなす" には、ちょっとしたコツが必要だから !

2012年9月10日月曜日

P12 or 24C !?


Render McLaren P12

今月末のパリでデビューする コードネーム P12 は、マクラーレンの次期 ハイパーカーだ。
詳細は月末のパリを待たねばならないが、噂のクルマの真実が 徐々に明るみに出てきた。

予想以上に凄そうなそのスペックは、現行 12C3.8 リッター V8 を高度にモデファイし、
803馬力 / 9100rpm に KERS を搭載して 更に160馬力を追加、 総計 963馬力を絞り出す。
その車重は、旧 マクラーレン F1より 僅か 350ポンドの増加にとどまり、
馬力あたり重量は 2.81ポンドで、ヴェイロンの4.16ポンドを十分上回る。
特筆すべきは、最高速を "382Km/h" にとどめ、0-100Km/h 2.8秒、
しかも 0-400m は 9.1!!  本当か !? 
決して 最高速を誇るわけでもなく、其の分 "実用域" での俊敏さを重視した。
既に シルバーストーンでのテストも実施し、Noble M600 が持つプロダクション・カー
としてのラップタイム記録 222秒を遥かに上回る 58秒を叩き出している。

車体重量の増加を抑えるためにも、フロント・グラスは真空成型のアクリル系材料を使用、
その重量は 従来のガラスの 62% しかない。
フロント・ビューは、60年代のレーシングカーを彷彿させるといい、
マクラーレンの伝統を強調する。

来年春の販売開始を待ち、総計500台しか生産されない。
年内には オーダーメイドの受付をするが、売り切れゴメンとなるには 大した時間は
かからないだろう。 
尚、顧客となるためには、約一億二千万円を 用意する必要がある。
でも、マクラーレンにしか創れないクルマなのも 確かなことだから 十分納得できるだろう。
敷居は高そうだ。

さあ、どうする ....... !?

2012年9月9日日曜日

Italian GP Final

   [BBC Sport]
Ferrari fan

今日のモンツァは、概ね良好な天気で 何よりだ。 路面温度も結構 上がっている。

さて、たった今 レースがスタート。
まずは、順調なファースト・ラップとなった。
とりあえず、ハミルトンがリード。 アロンソは10位スタートだが、
2周目で、直ぐに7番手まで上がる。

5週を過ぎてハミルトンが2秒以上リードしながら、マッサ、バトンの順で推移。
10周を過ぎ1~3位は変わらずも、マッサがいい感じで周回。
アロンソも順位を上げ、5位に。
ロータス、グロージャンの代役のダンブロシオは、今のところ15位に。

17~20周は、マクラーレンが ワンツー。 マッサはピットに寄って まもなくコースに
戻るが、大きく後退。
21周でベッテルとアロンソ、23周でバトンがピット・イン。24周には ハミルトンも。
その間、ザウバーのペレスが一時、トップに。

30周を過ぎ、マクラーレンがワン・ツウー、フェラーリが3、4位に。
このあと、アロンソは着実に表彰台を目指すだろう。
しかし、間もなくバトンはリタイア。 惜しい !!
レースは中盤に。

40周を越して、いよいよ アロンソが2位に浮上。 
でも、ハミルトンは13秒先にいるが、多分、アロンソは差を詰めていく。
しかし、45周を過ぎ、ザウバー・ペレスもこれに絡む。
最後の5周は この3人の絡み合いか。

チェッカー・フラッグ。 1位ハミルトン。 その4.3秒後に ペレス、3位アロンソ、
4位マッサ、5位ライコネン、6位シューマッハ。
可夢偉は9位、ロータスの代役 ダンブロシオは13位でフィニッシュした。
彼のロータスは KERS が不調だったようだ。

まずはともあれ モンツァは、前回のスパの様な大波乱はなく、
順調なレース運びとなった。
ハミルトンは ここ半月ばかり、いろいろと言われ続けてきたけれど、
これで "汚名" 挽回したが、引き続き今後の去就が取り沙汰されていくだろう。

尚、ベッテルとウェバーもリタイアしているが、アロンソがベッテルをオーバーテイク
しようとした際に、ベッテルの一瞬の動きで アロンソはグリーンに逃げざるを得ず、
しかも高速走行時だったため、かなりきわどい状況であった。
この件で ベッテルは、ドライブスルー・ペナルティーを課せられている。
レース後 アロンソは、この "事件" について、"とても危険な状態だった" と述べている。
一歩間違えば、スパで グロージャンがハミルトンを弾き飛ばしたのと同じようなことに
なりかねなかったワケで、瞬間的な判断ミスで 大きな事故に繋がらないとも限らない。

アロンソは、前回のスパでも グロージャンのクルマが自分の頭の直前を飛び越えた
ばかりで、またもや一瞬の危険に晒されることになったが、
そこはプロの腕前で回避したものの、レースは常に危険をはらんだものであるのは
間違いない。 何とも言い難いことだ。

Full Race Timings

ガソリン代は上がったけれど

[pic. autoblog]
Gas station in Italy

なんか、イタリアの GS は お洒落だ !

日本では、指定の CI が有るだろうから どこも同じ店装になってしまうのだろうが、
ボチボチここらで 個店の自由にしたらどうか。
コーヒーショップやコンビニを併設したGS も有るが、いまひとつ利用頻度が
少ないような気がする。。

多分、ガソリンと飲食のマッチングがよくないからだろう。  つまり、カッコ悪い !!
それなりの雰囲気づくりをすれば、もっと利用されるハズだ。
このイタリアのGS だったら、コーヒーの一杯も飲んでみたくなる。
リラックスして、安全運転にもつながるだろう。

特に 郊外で広いスペースを確保できるGS は、ぜひ検討すべきだ。
石油元請会社も、もっと CI の幅を広げることを考えた方がいい。
結果的に、その方が自社の系列GS の繁栄につながるのではないか。
また、都市部では デザイナーズ・ホテルが 一つのヒントになるだろう。
毎日のことだから、いい気分ですごしたいから !

私だったら、British Green な GS を 創りますがネ !!

2012年9月8日土曜日

Saturday Music / Michael Jacson

           [Carroll Bryant blog]

Michael Joseph Jacson は 58年8月29日、シカゴから約50Km の インディアナ州の
Gary で生まれた。 2009年6月に 50歳で死去。
あまりにも多い逸話の持ち主だが、その音楽的センスと 歌や仕草は 抜群で、
圧倒的な人気を誇った。  2009年の時点でのビデオを含めた全世界の売上枚数は
3億5千万枚。  2000年を超す頃には、月に2億円の "生活費" を費やしていたという。
それ以前から、20人以上の世話人を従え、医師や歯科医まで同行し、
その為に 月4000万円を出費していたらしい。  とにかく、"スーパー" なヒトであった。

Performance   Munich Live   "Thriller"   Smooth Criminal
Say Say Say   Pepsi Generation   Beat  it   Get it   
Billie Jean   The Way You make me feel

We are the World 

Italian GP / Practice & Qualifying


Jerome D'Ambrosio

今日の 3rd Practice は、昨日同様 ハミルトンが最速だった。
このあと、日本時間 21:00 から最終予選が行われ、あすの ポールが決まる。
今日は、24:00 から BSフジで予選の模様を、明日の決勝は 23:00 から。

1st ~3rd Practice   Qualifying   Starting Grid Tomorrow

尚、メルセデス・チームのロス・ブラウンは、もしシューマッハが今季いっぱいで
引退した場合、チームに残って マネージメントやプロデュースを担当してもらいたい
と語っており、これについては シューマッハと十分な話し合いを持つつもりだと言う。

もし そうなれば、シューマッハのサポートを得て、ロス・ブラウンの手腕はいかんなく
発揮され、メルセデスは よりレベルの高いチームになることは間違いない。
いい組み合わせだ。 期待したい !!

[source ; F1 Gate]

2012年9月7日金曜日

Italian GP / 1st & 2nd Practice

    [BBC Sport]

Lewis Hamilton

モンツァの予選が今日から始まり、まずは午前中の Prctice 1 
シューマッハが バトンを "0.301 秒も" 上回り、最速だった。
でも これは取あえずだから、各車セットアップが進んでいく中で、
大きく変わっていくことだろう。

ここ数日 シューマッハは、ハミルトンのおかげで "あらぬ詮索" をされ、
ご迷惑だったに違いない。
各々 正式発表できる段階ではないから、時期を待つしかないのだが、
まあ、お互い人気者たる所以だから しょうがない。
世間は、ゴシップが好きだから。

注目の Jerome D'Ambrosio は、可夢偉に次いで 15位だった。
これからどこまで上り詰めることができるだろうか。
それはさて置き、午後の Practice 2 は 日本時間で 21時から。

午前中のセッション終了近くに 第一シケインでアロンソのマシンがストップ。
ピットまで、歩いて戻ることに。
そして、彼のチームは 素晴らしい速さで エンジンを組み替え、
午後の走行に間に合わせた。
しかし、午後の開始後に アロンソは、いいタイムを出しながらも、
今度は、多分、ブレーキに異常をきたし、減速。
ピットに戻るや ヘルメットを脱ぎ、彼の今日のセッションは あと30分を残して、
終わってしまったようだ。 ギアボックスもおかしい。  ついてないね !
可夢偉も 今一つだった。

結局、午後のセッションは ハミルトンがトップで終了した。

Practice 1 & 2   Weather / Monza

Fernando Alonso arrives at Monza for the Italian GP
    [彼も渦中の人です。]

Volkswagen / Lotus → Nicht !

[Volkswagen / Martin Winterkorn]

Volkswagen は、かねてから噂されていたように、ロータスの親会社であった
マレーシアのProton、もしくは 今年初めにプロトンを買収した 同じマレーシアの
DRB-HICOM から、ロータスを買い受けるのではないかという話が出回っていたが、
先月、VWCEO/ Martin Winterkorn は これをはっきりと否定した。

VW は 東南アジアでの販売体制を強化することに努めるが、
このことはプロトンの買収を意味することではないとしている。

VW は現在、アウディ、ベントレー、ブガッティや、アウディ傘下のランボルギーニと
ドカッティ を含め、12のブランドを保有しており、
Winterkorn は これ以上 他のブランドに手を出すことはしない とコメントしている。
最近では、ポルシェ株の多数を買い取り、傘下に収めた。

また、同じドイツのトラック・メーカー "MAN" や、大型トラック分野で 世界第三位の
スエーデンの "SCANIA" も傘下に持つ。
ちなみに、SCANIA は 2002年に日野自動車と提携し、トレーラー・ヘッドを販売していたが、
昨年7月に この提携を解消し、販売は終了している。
横浜・本牧あたりのトラック・ヤードでは、SCANIA のヘッドを よく見かける。
SCANIA は引き続き、韓国での販売を継続する。

VW としては、ここしばらく 現状の体制での足場固めを最優先し、
これ以上のブランド展開は差し控えるという。
また レースの世界でも、自身で F1 に参戦することはないとしている。

よって、ロータスは DRB 傘下での発展を目指すことになった。
頑張れ、ロータス。  頑張ろう、ニッポン !!  (このフレーズも 最近ではマンネリ化 した 

[source ; Bloomberg]

McLaren / Paris


New McLaren model teased

McLaren は、今月末から開催される パリ・モーターショーで、以前から噂されていた
"Mega Mac" をデビューさせる。
これは、名車 "McLaren F1" を彷彿させる渾身のクルマで、限定500台になる予定だ。
細部は オーダーメイドができるらしい。
もちろん、"Mega Mac" は正式な名前ではないが、 McLaren F1DNA を有し、
多分 ネーミングにもこだわってくるだろう。

シャシーは、12C に由来する Carbon Monocell がベースとなり、12C のエンジンを
更にパワー・アップしたもの、もしくは V10 の可能性が有るかも知れない。
エンジンは 引き続き Ricard  プロデュースすることになるだろう。

しかし、さすが マクラーレンのガードは固く、詳細は 今月27日を待つしかない。
尚、パリでは ベントレーも 同様のクルマを出してくる。

2012年9月6日木曜日

Hamilton's ...... !

[pic. motorauthority]
Lewis Hamilton

現在 BBCF1 解説者をつとめる Eddie Jordan の話によると、
来シーズン Hamilton は、年内でリタイアするであろう シューマッハに代って、
Mercedes GP のシートに収まるべく、急接近しているという。
メルセデス、及びハミルトンの関係者は、これについて コメントは避けているが、
ジョーダンによれば 両者は既に何らかの合意に達しているだろうと話している。
しかし、マクラーレンのスポークスマンは、"ハミルトンとは交渉中である" という。

さて、どうなっているのか ........  !?
この間の Bergian GP の際に、ジョーダンと Barnie Ecclestone の会話のなかでは、
バーニーがシューマッハの引退のことを ほのめかしたらしいが、
彼は 一応、最後まで 話を はぐらかしたみたいだ。 
これを知ったシューマッハは、"オレはまだ これからのことは決めていない " と
レースの後に くぎを刺したそうだが、この時期 誰しも 本当のことは言いたがらないし、
いかんせん、Ecclestone は F1界のボスで、あらゆる情報が彼の耳に届くだろうから、
ハミルトンの動きも 把握している可能性は高い。
シューマッハの去就については、10月中に 本人から発表があるだろう。

しかし、ジョーダンは ハミルトン側が メルセデスと接触したのを掴んでいるようでもある。
また、ハミルトンのマネージメントを請け負う Simon FullerMercedes GP のCEO、
Nick Fry は、この件に関してのコメントを避けている。

ハミルトンにしても、今季を下回るような条件提示をマクラーレンから受けたのかも
知れないし、彼にとっても マクラーレンより強大なブランドであるメルセデスに
身を寄せたほうが、彼自身のステータス・アップになるという 見方もある。

今週のイタリア・グランプリを除いても、まだ 7戦を残すが、
レースの陰では、来季に向けて 別のバトルが繰り広げられることになる。
F1 は 今からが ストーブ・リーグだ。

[source ; BBC Sport]    Video Report

2012年9月5日水曜日

Lotus F1 / Monza this week


Jerome d'Ambrosio F1 Lotus

今週末のモンツァ のレースで、出場停止処分を受けたRomain Grosjean の代役として、
Lotus F1 Team は、リザーブ・ドライバーの Jerome D'Ambrosio を起用すると、
昨日発表した。

チームの代表 ・Eric Boullier は、彼にはやる気と才能があり、E20 に乗った際にも
いい仕事をしていた、と評した。

今春の Mugello のテスト・セッションでも、可夢偉より 0.7秒近く速いタイムを記録し、
そのポテンシャルの高さを示している。

2012年9月4日火曜日

Hamilton's Mistake

                   [autosport]
Lewis Hamilton McLaren Twitter

さて、余談だが ハミルトンは、先週末 スパの予選が終わるや、自身のツィッターで、
バトンが使った 新しいウイングについて、ボヤキを ささやき、
更に、機密とも想われる 予選のラップ・チャートのテレメトリーの画像を公開してしまった。
そこには、バトンとの比較が記録されていたらしい。

チームのボス、ウィットマーシュは これに気づき、直ぐに削除するように申し入れ、
ハミルトンもこれに応じたため、一件落着した。
ウィットマーシュが 彼をどの程度 叱責したかは 定かでないが、
表向きは "お茶を濁した"。

ハミルトンは このところ、チームとの契約更改の内容について "不満を爆発" させており、
それに思い余ってか、無意識にか、つい "つぶやいて"  しまった様だ。
まさか このことが 頭に過ぎりながら、決勝本番 スタート直後の直線で、
ロータスのグロージャンが 幅寄せしてきたのに、気付くのが一瞬遅れたワケではあるまい。

ツイッターに掲載してしまった判断ミスといい、オフ・レースでも本番でも、
プロには、まさかの判断ミスも許されるものではない。

まあ、終わってしまったことですが ネ !!

Barrichello → Monza !?

               [pic. psicologiaracional]
 

今年から、インディー・カーのルーキーとして活躍している Rubens Barrichello。
40歳になった バリチェロは、昨年のウィリアムスを最後に F1 を引退。
20歳で ジョーダンからデビューして以来、21年間で322戦に出場する最多記録を持つ。

そのバリチェロが、今週末のモンツァでは ロータスのグロージャンが出場停止処分を
受けてしまった為、その代役として "オファーが有れば、喜んで駆けつける " と
ツィートしたことで、各メディアで にわかに話題になってしまった。

ロータス F1・チームの Eric Boullier も、サード・ドライバーの Jerome D'Ambrosio
ついて  "有力候補だが 検討する " とし、彼に走らせるとは即答しなかったので、
この騒ぎとなった。

しかし、4日後には モンツァの予選が始まるので、間もなく発表があるだろう。
ちなみに、バリチェロは モンツァで 過去に3回優勝している。
ロータスは現在、コンストラクターズ・ランキングで 二位につけており、
今回一度限りの代役は、それを維持することが期待される。

[source ; andyyoungf1]

2012年9月3日月曜日

Bergian GP / Grosjean

                  [autochannel]
写真(拡大写真を表示するために選択します)

昨日のレース終了後、スタート直後の1コーナーでの多重衝突は、
Romain Grosjean の処作が起因するとの問責をうけ、彼に対し 5万ユーロの罰金と、
次の Monza での出場停止処分を申し渡した。   [Report]   [Crash]
審判は、彼の重大な判断ミスであったとし、これに対して ロータス側は異論を提出を
することはしなかった。

また、事故に巻き込まれた アロンソも、直後に肩の痛みを覚えたが、
まずは、自身を含めて 皆がケガがなくてよかった、とコメントし、
グロージャンを非難はしなかった。 他のドライバーも概ね同様コメントをしている。
しかし、今シーズンの グロージャンが絡んだ事故や、他のドライバーに対して
危険を感じさせる行為が何度もあったことについては、ルーキーだが "未熟" な面が
拭いきれないとの見かたが多勢を占るも、軽い非難にとどまっていた。

以前から ロータス・チームの Eric Boullier も、"彼には高い可能性がある " と述べており、
期待の意を表明している。
尚、Boullier は、モンツァでの代役として サード・ドライバーの Jerome D'Ambrosio
起用を考えているというが、近々に正式な発表するだろう。

まあ、プロとはいえ、コンマ5秒以下の一瞬の判断ミスが 今回のような大きな事故に
繋がるのは、誰しも 起こり得る事であり、"明日は我が身 " であることには違いない。
確かに 紙一重の判断ができるのが、ベテラン・ドライバーたる所以だろうが、
それにつけても厳しい "プロの世界" ではある。

2012年9月2日日曜日

Bergian GP / Final

  [planetf1]
    
今年のSpa は、スタート直後に 大波乱。
ペレス、アロンソ、ハミルトン、グロージャンらが大混乱のコースアウトで、
早くもリタイア。  可夢偉、マルドナードが 直ぐにピットへ。
バトンと ライコネンは なんとか逃げ切る。   ............ ン、 一周目にしてこれだ  !!
原因は、どうも ロータスのグロージャンかもしれない。
すぐに、セーフティー・カーが入る。

2番手を走行していたライコネンは、10周を過ぎて ハード・タイアに交換、
10位まで順位を下げるが、Lap 15 までに7位まで回復。 速い !

38周を過ぎて、可夢偉は何とか 13位につけている。  バトン、好調。

一周7.004Km のコースを、44周で チェッカー・フラッグ。
バトンが終始リードして優勝、 ベッテル、ライコネンが、2位、3位で終わった。。

Full Race Results / Spa 2012

2012年9月1日土曜日

Belgian GP Today

    [BBC Sport]
The Belgian GP

今日の第三予選では、アロンソが 最速、ロータスの ライコネンが2番手。
可夢偉も4位で いいところにつけている。
プラクティス 10位までは、アロンソから 1秒以内だ。

昨日は 激しい雨に見舞われ、各チームとも 殆んどが様子見だったため、
きょうは 各々 データ取りに懸命で、積極的な走行を交えた。
明日も、コースは ドライの予報なので、いいレースが期待できる。

結果、可夢偉は 明日の決勝で バトンに続き フロント・ロー 2番手のベスト・ポジション
を得ている。


今日は 24:00 から BSフジで予選の模様を。
明日の決勝は、23:00 から 放映予定。


Practice Results    Qualifing   Starting Grid Tomorrow

Tesla




この6月から 順調な滑り出しを見せている "Tesla Model X" だが、
Tesla CEO Elon Musk は、早くも 近い将来の計画として、フェラーリや
ランボルギーニ・クラスの EV スーパーカーを投入することを考え始めた様だ。
これはまだ、Musk 自信のWeb チャットで 表記されただけで、
正式なプレス・リリースではないが、高い可能性を秘めていると言ってよい。

第一弾のロードスターに始まって、Model X も 予定通りの推移をして行くであろうから、
次に考えるのは ハイ・レベルな スパースポーツ であっても 可笑しくはない。
むしろ、世界的、特にヨーロッパを中心とする ここ数年の EV の新車発表を見る限り、
セダンよりも スポーツ・タイプ、もしくは 高級スポーツカーとしての設定が多数を占めている。
これは、EV 黎明期の開発コストを考えると、高い価格帯でも 納得しやすいものとして、
新規参入しやすいマーケッティングであるのも事実だ。
大衆型EV セダンとしては、いまだに ニッサン・リーフとシボレー・ボルトが目につくだけで、
他の大手メーカーは、慎重を期するあまりか、コンスタントな市場モデルは出現していない。

もっとも、今回 Musk が意思表示した EV スーパースポーツに至っても、
その前段には、もう一車種、廉価なセダン、またはSUV を投入してくることも考えられる。
テスラはテスラなりの順序立てを ちゃんと考えていると思う。

レースの世界でも、先月末に FIA"Fomula E" を承認したばかりで、
EV の大衆化と レース展開は まだ始まったばかりである。
"実質的に、"  ここ1~2年がEV 元年であるといっても 過言ではないと想う。
まだまだ 想像しがたいレベルではあるが、時代は着実に "電界" を目指している。

しかし、殆んど音のしないクルマが 街やサ-キットをウロウロするのは、
いまひとつ しっくりこない気がするが、いかがなものか  !?