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現在 BBC の F1 解説者をつとめる Eddie Jordan の話によると、
来シーズン Hamilton は、年内でリタイアするであろう シューマッハに代って、
Mercedes GP のシートに収まるべく、急接近しているという。
メルセデス、及びハミルトンの関係者は、これについて コメントは避けているが、
ジョーダンによれば 両者は既に何らかの合意に達しているだろうと話している。
しかし、マクラーレンのスポークスマンは、"ハミルトンとは交渉中である" という。
さて、どうなっているのか ........ !?
この間の Bergian GP の際に、ジョーダンと Barnie Ecclestone の会話のなかでは、
バーニーがシューマッハの引退のことを ほのめかしたらしいが、
彼は 一応、最後まで 話を はぐらかしたみたいだ。
これを知ったシューマッハは、"オレはまだ これからのことは決めていない " と
レースの後に くぎを刺したそうだが、この時期 誰しも 本当のことは言いたがらないし、
いかんせん、Ecclestone は F1界のボスで、あらゆる情報が彼の耳に届くだろうから、
ハミルトンの動きも 把握している可能性は高い。
シューマッハの去就については、10月中に 本人から発表があるだろう。
しかし、ジョーダンは ハミルトン側が メルセデスと接触したのを掴んでいるようでもある。
また、ハミルトンのマネージメントを請け負う Simon Fuller と Mercedes GP のCEO、
Nick Fry は、この件に関してのコメントを避けている。
ハミルトンにしても、今季を下回るような条件提示をマクラーレンから受けたのかも
知れないし、彼にとっても マクラーレンより強大なブランドであるメルセデスに
身を寄せたほうが、彼自身のステータス・アップになるという 見方もある。
今週のイタリア・グランプリを除いても、まだ 7戦を残すが、
レースの陰では、来季に向けて 別のバトルが繰り広げられることになる。
F1 は 今からが ストーブ・リーグだ。
[source ; BBC Sport] Video Report