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2012年5月1日火曜日

Lotus to resume

[paul tan's automotive news]


マレーシアのブロガー、Paul Tan 氏の 本日の投稿によると、
今年初め、ロータスの親会社 Proton を買収した DRB-Hicom は、
ロータスを 外部に手放さずに保持することを 示唆している模様だ。

DRB は、ロータスとプロトンの状況を把握する為に、
世界の4大監査法人の一つである オランダを本部とする "KPMG"
リサーチを依頼し 情報の収集に当っていたが、取りあえず ロータスは
手放さずに "様子を見る" 旨、ここ数日で決定した様だ。

これにより、ロータスは 暫らくの資金の確保が可能になり、
4月半ばまで 滞っていた現場の生産ラインは、今月からフル稼働が
出来る状態になった。
また DRB自身も、今週末には プロトン株の当面の処理が 決着できるようだ。

本社工場の停滞とは裏腹に、バーレーンGP セブリングのレースで
いい結果を出すところなんぞ、さすがはロータスのキャリアのなせるワザでは
あるが、取りあえずの難関は乗り切ったにせよ、まだまだ予断は許さず、
引き続き Bahar CEO の手腕を期待せずにはいられない。

しかし、これで 新しいV8や、それを積む予定の次期エスプリの開発を
続行することが出来ることになり、6月末のGoodwood では
ロータスが テーマ・カーになったり、ル・マンへの参戦 を控える等、
公私ともに 忙しいことになる。 今週末は Spa 来週は スペインGPだし。

まずは、目出たし ....... か !?  ......... ん !?

AUTOCAR  4/26   Bloomberg 4/26   Bernama Malaysia 4/27



2012年4月27日金曜日

Lotus near Future


さて、今月は ロータスを取り巻く 色々な憶推が飛び交ったが、
ボス、Dany Bahar は まだ 結論は出ていないにせよ、ドリフト走行しながらも
何とか話をまとめ上げようと必至の努力をしたに違いない。
だから 上の写真の表情も 決して笑顔ではないところが それを物語る。

かいつまんで 此のところの動きを探ってみると、
まず 親会社が、プロトンから 同じマレーシアの DRB-Hicom に移行した
事により、マレーシアの法律上、60日間の資金の凍結を余儀なくされた。
これにより、一部のサプライヤーへの支払いが滞ったりしたが、
まあ、これは 今に始まった事ではないのだが。(失礼 ! )

その間に ロータスの処遇を巡って、DRB がどの様な結論を出すかが
いろいろ 取り沙汰され、VW グループや 中国の上海汽車への
身売りの話も持ち上がったが、それは両社が否定していた。
最近では 同じ中国の "Youngman Automobile Groupe Co.,Ltd."
ロータスを取得するのではとの"噂" も持ち上がっているが、
Bahar は暗に否定したものの、まだ此の話は燻ぶっている様に見える。

Youngman は、従来から ドイツの NeoplanMan と提携して、
バス・トラックの製造を行っているが、2006年の北京モーターショー以来、
おそらく、ロータス・エンジニアリングから 技術供与をうけ、スポ-ツ・セダンや
最近では SUV、MPV の計画も始まっている様で、
今月の 北京自動車ショーでは、"Lotus T5" と称する 1.6リッターで、
プロトンの Gen-2 のプラットフォームを利用した小型SUV を発表し、
年内の発売を予定しているようだ。
このクルマについても、マレーシアと英国・中国のジョイントだとしているが、
ロータスの技術者は 言明を避けている気味もある。
見掛けは まあまあだが 下廻りの写真を観る限り、脆弱な感がいとめない。

昨年6月、ロータスが新規に中国市場に進出するにあたり、Yongman
"Lotus" の商標を 既に取得していた為、Lotus China の正式表記は
"路特斯中国" となったりしている。

また、新たに ロータスのオーナーとなった DRB-Hicom は、
近年のロータスの状況を良く知るプロトンの上級役員を ロータス社に
派遣し、DRB との意思の疎通を図る措置を行い、
Bahar も これを歓迎している。

更に、南ノーフォーク州の議員・Richard Bacon と 州・商業相のMark Prisk らが
ロータスの雇用確保と 買収問題について 協議を重ね、
キャメロン首相も プロトンのトップと交渉を持つなど、ロータスを巡る諸問題
について 各方面で動きが出ている。

また 例の60日間の凍結が解除されたことに伴い、Hethel は つい最近、
フル生産体制に入った。
これにより、状況は改善に向かうものの、ここ暫らくは 注視が必要であろう。
いまのところ DRB がロータスを手放す動きは無いが、
中国 Youngman の動向も まだ侮れない。

さあ ......  どうする、ロータス !!

2012年4月12日木曜日

Lotus / The Inconvenient Truth


ダニー·バハール

さて、この人は誰でしょう !?  そして ロータスを巡る"不都合な真実"

今年初め、ロータスの親会社・Proton が、同じマレーシアの DRB-Hicom
買収された事に端を発した一連の流れは、今も燻ぶり続ける。

ロータスは 昨日、やや異端なカタチのプレス・リリースを配布し、
現況は困難な状況だが、DRB とロータスの間で、ロータス本社の在る
Hethel とマレーシア双方で、打開に向かって協議中である旨、発表した。

Group Lotus は、Lotus F1 Team とのタイトル・スポンサーシップを解消したり、
自身の処遇に対処しているが、依然 難しい状況が続いている様だ。
約270億円にのぼる債務超過の解消は 困難かもしれない。

その中で DRB が、今後 ロータスに対して 如何なる処置をとるかが
優先されるが、更なるサプライズ、オプションとして、現ロータスF1 チームの
オーナーである Genii や、昨年 ケーターハムを買い取ったマレーシアの
Air Asia、そしていまだ噂に上る 中国でのプロトンとロータスの輸入元である
"Youngman" が、ロータスの買収を考えている等、種々のオプションの展開が
予測されている。 更にDany Bahar・CEO の去就も問題になろう。

さあ、....... どうする、ロータス !?
そして 次期 エスプリは !?  We are totally over you !?
そして、明日からは "Chainese Grand Prix" の予選が始まる。

2012年1月20日金曜日

DRB-HICOM

[pic. speedsportlife]


ロータスの親会社 プロトンを吸収することになった DRB-HICOM は、
ロータスの処遇について、かなり真剣に考えている。

プロトン時代を通じて、いまだ ロータスからのリターンを期待できない状況で、
Bahar・CEO の目論む5年計画(?) を遂行する為には、新工場の建設等を
含めて、更なる 追加投資が必要なのは 明白だ。

その間にも、そのポテンシャルを維持する為の レース活動や、V8 の開発等、
出費のかさむ諸々のハードルをクリアしていかなければならない。
その後に、現在の年間販売数を一気に 3~4倍引き上げるのは、至難のワザ
であろう。だから DRB としても、売却を含めた検討をせざるを得ないのも
ムリからぬ事だ。

但し、ロータスに対して "好意的な" 相手が見つかれば、自体は 逆に 好転
するかも知れぬ。ロータス・Bahr にしてみれば、カネは出しても 口は出さない
で欲しいのが、本音だろう。
ロータスの様に、一種独特な生業を営む会社を、好意的に理解できる相手は、
そう簡単にはいないし、単に利益の追求だけでは語り尽くせないのが、
ロータスの存在意義でもあるからだ。

でも、それは "5年計画" が上手くいった場合にのみ、"意義がある" 事で、
果たして、"British Porsche" になる事が出来るのかは、誰もが 疑問に
想っている事ではなかろうか。
昨日行った DRB の会談でも、言葉の端々に 疑問符を垣間見る。

さて、我々が ロータスに求めるのは、決して 高級スポーツ・カーではない。
ロータスは " ロータスらしさ " が無ければ 意味がない。
だから まずはこの難関を乗り越える為に、廉価で好感のもてるモデルを
同時進行で 開発し、早急に投入した方がよい。
それは 紛れもなく ライト・ウェイトで、"Handling by Lotus" でなければならぬ。
しかも、今ある設備内で それをやり遂げるべきだ。

軽さを求めつつ ヨーロッパやアメリカの基準をクリアするのも
大変な難関に違いないが、そこにこそ カネと知恵を "賭ける" べきだろう。
もしくは、そのパートナーを 捜すべきだ。
軽いクルマを運転する楽しさは、何ものにも代え難いのだから。
それこそが、創業者 Chapman が追求した事であり、
それは 時代が変わっても ロータスが 貫き通さなければ いけないことだ。

2012年1月17日火曜日

Proton → DRB-Hicom




マレーシアの富豪投資家である Syed M. Al-Bukhary が所有する
コングロマリッド "DRB-HICOM" は、昨日・16日(月)、
ロータスの親会社 Proton の株式 42.7%を、国営系ファンドのKhazanah
から 買い取る旨、発表した。これは 既に昨年末から検討されていたものだ。
これに関連して、マレーシア市場での プロトンとDRB-HICOM 両社の
株取引きは、昨日 一時中断されたが、今日 火曜日にも 再開される。

このところ 業績が低迷していたプロトンは、VWGM等、海外メーカーとの
連携を模索していたが、マハティール前首相の強い意向で、
プロトンは、マレーシアの手の内に残すべきだとの方針を貫いたことになる。

DRB-HICOM は、もともと 2000年3月までは プロトンの筆頭株主であり、
自動車関連事業が主体の事業体である。
また、昨年 ケーターハムを買い取った Air Asia も 2001年までは
DRB が所有していた。  [Caterham F1]

By the way, 余談だが、エア・アジアのオーナー Tony Fernandes
米ワーナー・ミュージックのアジア担当役員だった。
航空会社と音楽産業のジョイントは、英国ヴァージンのオーナー、
Richard Branson を彷彿させる。 そういえば、両者は仲がいい。

さて、ロータスは どうなる ......... !?
Lotus Renault GP を後押しする Genii  どう考えるだろうか。
でも、新オーナーのDRB との関係が上手くいけば、
DRB-H 中で 別格なものとして 維持されていくかも知れないし、
その場合は、Lotus / Bahar の意向も加速することになろう。
ここは またしても 彼の手腕の見せ所で、正念場だ。

PS、 英国時間の今朝、ロータスは 次の様にコメントした。
"As far as we are aware, this situation changes nothing
for Lotus, Proton's support in our development remains
very storong and our focus, as always, is on the delivery
of the business plan."
尚、明日にも 再度 詳細に発表がある様だ。

[source、Reuters, Wall Street Journal, JakartaPost ]