2018年4月29日日曜日

Azerbaijan Grand Prix Final

 skysports.com
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風の街 Baku。 国歌を奏でる中、歌姫の衣装が風にたなびく。  木々も揺れているのが確認できる。
今回のタイア・チョイスは Soft(Yellow),  SuperSoft(Red),  UltraSoft(Purple)。
1周 6.003km のコースを 全 51周で戦われる。
気温27度、路面温度 17度 !  タイアマネージメントが難しいだろう。
特に 長いストレートの後と、イエローで走行がセーブされている時だ。
Baku City Circuit は 市街地ではあるが、2km を超えるストレートを持つ。
www.formula1.com/en/championship/races/2018/Azerbaijan.html

相変わらずの Verstappen 応援団が目立つ。
Hulkenberg は ギアボックス交換の為 5グリッド降格で、14番手スタート。
ホンダ勢は 17, 19番グリッドから。 Grosjean が最後尾。
グリッド上には、Williams の開発ドライバーの役割を担うことになった Robert Kubica
(クビサ、or クビツァ) の姿も見える。
[Starting Grid Today]

現地 16:10,  フォーメーションが始まった。(日本との時差は 5時間)

そして、16:13,  レース・スタート !!

Lap   1  Vettel, Hamilton, Bottas に続き Red Bull の2台が飛び込む。
    各車,  1コーナーは上手くすり抜けたが。
    と、ターン2で Raikkonen と Ocon が接触。
    Ocon はリタイアだろう。 壁に大きく当たっている。
    Safty Car。 Sirotkin も止まっている。
    Alonso は右フロントがパンク。 Raikkonen はピットでノーズ交換。 Soft。
    Alonso の右リアタイアもパンク。 ふらつきながらピットに戻った。
    ノーズ交換、ピットでかなり苦戦しているが、取りあえずコースに復帰した。
    Sirotkin と接触したようだ。  Sirotkin は左フロントタイアが完全にイカレてしまリタイア。 
    彼は右側から Hulkenberg に押され、Alonso 側に寄ってしまったのか !?
Lap   3  Alonso は最後尾でコースに復帰している。
Lap   4  まだ セフティーカー。
    Vettel, Hamilton, Bottas, Ricciardo, Verstappen, Sainz, Stroll, Hulkenberg, Gasly, Leclerc。
Lap   5  風が強く、ゴミが舞っているのが視える。 デブリも まだ残っているが。
    Safty Car はこの周回で終わるという表示。
Lap   6  Sainz が前に出て5番手、ricciardo, Gasly が続く。 Verstappen はショートカット、
    Raikkonen はまだ 12番手。 Alonso 17番手。 Gasly が7番手。
Lap   7  Hulkenberg が Gasly を交わして 7番手に。 Hartley は 15番手。
    Raikkonen の奥さんもピットで真剣なまなざし。
    それにしても  この市街地サーキット、340kmh 超えもある素晴らしさ !!
Lap   9  4位 Sainz,  Verstappen, Hulkenberg が Ricciardo の前に割って入った。
    Hamilton,  fastest。
Lap 10  Hulkenberg が Verstappen を交わして 5番手に。
    ルノー・ワークスが Red Bull の2台の前に出た。 Gasly は 12番手に。
Lap 11  Hulkenberg の左リアタイアが破損。 エスケープゾーンに止まってリタイア。
Lap 12  Red Bull はチームメイト同士でタイアが軽く接触。 Verstappen が先行する。
Lap 13  Gasly がピットに。 Alonso と Vandoorne の順位が入れ替わる。
    Raikkonen は 9番手に上がる。
Lap 14  トップの Vettel と Hamilton の差は、約 2秒。 Vettel は fastest。
Lap 15  Rikkonen は DRS の作動に疑問を持つも、Stroll を交わして 8番手に。
Lap 16  Verstappen が Sainz の前に出た。 Sainz はピットに。  Soft。 3.3秒。
    Verstappen は 4番手に上がったが、3位 Bottas との差は 19秒。
    Hamilton は一瞬 コースを外したが 2位キープ。
Lap 17  Raikkonen,  Leclerc を抜いて 6番手に。 Alonso 11位、Vandoorne 12位。
    Gasly は最後尾にいる。
Lap 18  Vandoorne がピット。 Ericcson は エスケープゾーンに突っ込んで 16番手に落ちた。
Lap 19  Vettel と Hamilton の差は 4.5秒。 
Lap 20  Hartley は 13番手にいる。 Gasly は Ericcson を抜いて 16番手。
    Hamilton は fastest
Lap 21  Perez は 9番手、Stroll をインから抜いて 8番手に。 
Lap 22  Vettel と Hamilton の差は少し縮ったが、Hamilton は間もなく後退、ピットに向かう。
Lap 23  Hamilton, Soft に。 3位で復帰。  タイアが終わってしまったのだ。
    Sainz が Alonso を抜いて 11番手に。
Lap 24  Vettel は Suoer Soft で快調に走行。 Stroll はピットに。
    Verstappen が Hamilton を追うが。
Lap 25  Vandoorne 14位、Gasly 15位、Hartley 16位。
    Leclerc はピットに。 Alonso の後ろ 11位で復帰。 レースは後半に。
Lap 26  Vettel は周回遅れを交わしている。
Lap 27  Vandoorne がピット。 16位復帰。 Verstappen と Ricciardo は Side by Side !!
    アグレッシブな Verstappen、Ricciardo は "Mr. Overtake"。 大丈夫か !?
Lap 28  Alonso の順位が落ちている。12番手。 フラットスポットを作ったか。
Lap 29  Verstappen は セクター2で fastest。 やる気 満々だろう。
Lap 30  2番手 Bottas は 1分45秒台で fastest。  Vettel のタイアは大丈夫か。
    Supersoft だけど。 やはり ピットに。 Ultra でもイケるけど Soft。
    2位で復帰。  Bottas と 10秒差。
Lap 31  トップの Bottas と 2位 Vettel の差は 10秒。
Lap 32  Verstappen が fastest。 Gasly 14番手、Hartley 15番手。
    Bottas は  まだピットストップをしていないので、実質 Vettel がトップ。
Lap 33  Raikkonen はタイアの温度が入らない。 路面温度か。
Lap 34  Bottas が Fastest。 Verstappen はタイア温度を気にしている。
Lap 35  Ricciardo が Verstappen をオーバーテイク !!
    Ricciardo と Hamilton の差は 4.7秒。
Lap 36  Bottas は 1分46秒台。 Alonso は今 12番手、Vandoorne 16番手。
Lap 37  Bottas はセクター1で fastest。 やる気だろう。
Lap 38  Ricciardo がピット。 Ultra。 Verstappen の後ろ 5位で復帰。
    Bottas が Fastest。
Lap 39  Verstappen がピット、やはり Ultra。しかも Ricciardo の前に出た。
Lap 40  Ricciardo が Verstappen を追う。
    ア~と、やってしまった !!!  Ricciardo が追突した格好だが。
    Safty Car。 二人とも 広いエスケープゾーンで しばらくクルマから降りない。
    Bottas, Vettel と Hamilton はピットに。 Raikkonen, Perez も。
Lap 41  Ricciardo の顔は厳しい。 Ricciardo はフロントのダウンフォースを失った ?

Red Bull の同士打ち !!
Lap 43  Safty Car 状態が続く。  
    と、Grosjean がタイアを温めてる最中に コントロールを失って 壁に張り付いた !!
Lap 44  Safty Car が長引く。 Grosjean にメディカルカーが向かうが。
    撤去が難しい位置で止まった。 積載車で対応か。
Lap 45  Grosjean は メディカルカーでガレージに戻った。 手袋を床に投げつける。
    タイアが冷えて グリップを失ったのが原因だろうか。
Lap 46  まだ セフティーカー。
Lap 47  Grosjean のクルマを載せた積載車が やっとコースの外に向かう。
    各車 タイアが冷え切った。 
Lap 48  セフティーカー・アウト。 残り3周。最後のスプリント・レースに !!
    Vettel が 一瞬 Bottas を交わしたが、フラットスポットを作ったか、3位に後退した。
    Bottas と Hamilton が行く !!  残り4周。
Lap 49  なんと、Bottas の右リア・タイアが破裂 !!! ストレートで デブリを踏んだか。
    ピットで 頭を抱える Toto Wolff の姿が。
Hamilton, Raikkonen, Perez, Vettel, Sainz, Leclerc, Alonso, の順に。
    Perez は表彰台か !?
Lap 50  Green Flag。 各車が一斉にラスト・スパート。
Lpa 51  Hartley が 10位に上がっている。  Gasly 12番手。
    Vettel は ...... ムリか !?  Perez に1秒弱の差が。

そして、Hamilton が優勝 !!   やっと手にした今季の初優勝。 Perez は大喜び。

1) Hamilton   2) Raikkonen   3) Perez   4) Vettel   5) Sainz   6) Leclerc
7) Alonso   8) Stroll   9) Vandoorne   10) Hartley   11) Ericsson   12) Gasly
[Full Race Results]

Leclerc が初ポイント。 McLaren は 2台が入賞。
Perez と Leclerc は意外な表彰台, 入賞だろう。 Honda の Hartley にもポイントが。
それにしても Red Bull 同士は ....... 。 Verstappen が Ricciardo のラインに入った !?
よく判らん ...... 。
www.youtube.com/watch?v=yCUxbArWPZI [Ricciardo Interview Post Race]
www.youtube.com/watch?v=X-lYvmtIiKg  [Verstappen Interview Post Race]

Hamilton は ゆっくりとパルクフェルメ(Parc Ferme) に。 Raikkonen も落ち着いて。
Perez は 2年前も、ここでポディウム。
Raikkonen は女房からキスの祝福。 でも、笑わない !

ちなみに パルクフェルメ(Parc Ferme)とは、仏語で "閉鎖された場所" を意味し、
競技車輌の保管場所の事で、オフィシャルのみが立ち入る事が出来る。
技術的な不正が行われてないか等のチェックをする場所の事である。

さて、インタビュアーは David Coulthard。
Leclerc が "Driver of the Day" に。  波乱満載のレースだった。 次はスペイン。
尚 Williams の Sirotkin は、1st Lap / turn 2 で Perez と接触した際の審議で、
スペインで 3グリッド降格のペナルティーとなる。
www.azernews.az/

新旧相まみれるアゼルバイジャン。   筆者は このビルを "ペンギンビル" と呼びたい。

2018年4月28日土曜日

Azerbaijan GP Qualifying

 skysports.com
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明日の決勝、ポールポジションは Vettel。 2番手 Hamilton。
このところ、Hamilton をして トップに立てない理由があると言う事だろう。
[Full Qualifying Result]  [Starting Grid on Finals]
www.youtube.com/watch?v=VN76TfXYADI  [Vettel's Pole Lap]

そしてQ1で Hartley と Gaslly が 300kmh 超えの一発触発、重篤なミスを演じた。
それにより Toro Rosso の2台は、Q1 で敗退することになった。
www.youtube.com/watch?v=MQwulBUorj8  [Toro Rosso Near Miss]

旧市街を含めた市街地コースは、公道レースが増えた F1 にとっても かなり特異なコースだ。
今年で まだ3回目の開催だが、歴史的建造物が混在した市内でのレース・オペレーションには、
幾多の課題が有るに違いない。 バクーの行政の担当者,  関連部署の方々には多大な敬意を表したい。
日本では 有り得ない事だ。 これらに関して、日本の民度のレベルは 相当低いと言わざるを得ない。
仏教とイスラムの違いなんだろうか。 ちなみに Baku は、人口の9割強がイスラム教徒だ。
https://www.bakucitycircuit.com/

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テレビ放映は 29日(日) 20:40 から フジテレビNEXT(CS) で。

2018年4月26日木曜日

Volkswagen I- R for Pikes Peak

 engadget.com


Volkswagen は 6月の パイクスピーク・ヒルクライムに向けて "ID R Pikes Peak" を公開した。
伝統のレースは 1916年に始まっている。 全長 19.99km,  海抜 2800m からスタートし、
156 のターンを駆け抜けて 4300m の頂上を目指す。
マシンは 40歳のフランス人 Romain Dumas がドライブする。
彼は 2015年のパイクスピークで 総合2位、2016年と2017年には総合優勝を果たしている。

www.caranddriver.com/news/volkswagen-hoping-for-pikes-peak-record-with-671-hp-id-r-electric-racer
www.topspeed.com/cars/car-news/volkswagen-s-id-r-pikes-peak-racer-is-not-for-the-weak-of-heart-ar180927.html

ID R Pikes Peak は Dumas の故郷でも有る フランスの Ales に在る Pole Mecanique Circuit で
初公開された。 リチュームイオンバッテリーをフロアパネルに組み込み 2組のモーターで駆動、
671bhp を発生する。 シャシーは フランス南西部の Saint-Pe-de-Bigorre に在る
Norma Auto Concept が担当し、VW の Motorsport Devision が仕上げた。
https://norma-auto-concept.com/
同じく バッテリーは VW の Braunschweig のプラントから調達している。
30分で満充電する事が出来、0-100kmh を 2.5秒で走破する。  車重は 1100kg 以下だと言う。
www.youtube.com/watch?v=clTMamKy7xk


注目のレースは 6月24日に開催される。  http://ppihc.org/fans/

2018年4月24日火曜日

Realistic Rumors, Porsche F1


かっての F1 レジェンドで、昨年3月からは ドイツDTM の代表を務める Gerhard Berger。
彼が Auto Bild 誌に語ったところによると、2021年からの F1エンジンの新たなレギュレーションが
この5月末に FIA によって発表されるのを待って、ポルシェはそのレギュレーションの内容を鑑み、
同年(2021年)からF1 に参戦する事を発表するだろうと ベルガーは言っている。
www.autobild.de/artikel/formel-1-neue-hersteller-13528673.html
www.grandprix247.com/2018/04/23/berger-porsche-are-considering-formula-1-for-2021/
www.thisisf1.com/2018/04/23/porsche-to-decide-on-f1-entry-after-may-berger/
www.autosport.pt/formula1/f1-gerhard-berger-a-porsche-esta-a-pensar-comprometer-se-com-a-f1-em-2021/

FIA の新たなレギュレーションの骨子は、1.6 litter・V6 / Turbo Hybrid は継続されるも、
煩雑で高価な MGU-H を廃止し、チームの運営をする側のコストの削減することを大きな目標
の一つとする事にある。
www.fia.com/news/fia-and-formula-1-set-out-clear-direction-2021-f1-power-unit-regulations

www.autosport.com/f1/news/131653/porsche-considering-2021-f1-engine-programme
www.autosport.com/f1/news/132828/why-f1EURTMs-new-engine-regs-are-regressive

www.formula1.com/en/latest/features/2018/4/what-you-need-to-know-about-f1s-proposals-for-2021.html

現行の F1 は、エンジンと車体、及び レース運営に関する煩雑なレギュレーションにより、
参加チームのコストに関わる懸念は軽視できないものとなった。
結果、昨年までの F1 はメルセデスの独壇場とも言える状況となり、チームの新規参入や
新たなエンジンサプライヤーを参加させるには、これらの規制が大きな "足かせ" となっている。
一般人が理解に苦しむレギュレーションや、つまらない "排気音" になってしまった結果、
レースの現場に於いては、サーキットの観客離れや 視聴率の低下は無視できないものとなった。

今季は Ferrari が Mercedes を上回る動きを見せてはいるものの、
状況は 大きく変わっていない様に見える。
FIA  及び 2016年9月からフォーミュラワングループを傘下に収め、米コロラド州に
本拠地を置く Liberty Mediaは、これらの懸念の払拭(ふっしょく)の為に、
エンジンのレギュレーションを含めた新たな改革を検討しているところでもある。
そして これらの動向を視ながら、ポルシェは参戦を決断するものと想われる。

また 既に今季から、Red Bull には Aston Martin が、Sauber には Alfa Romeo が
冠スポンサーや技術援助等、目に見えるカタチで参加を始めている。
Aston Martin は Cosworth と組んで、将来のエンジンサプライヤーになる事も視野に入れており、
これ以外にも今後のレギュレーションの緩和によっては、新たな動きも出て来るかも知れない。
我々としても これからの F1 の動向に 大いなる期待を抱きたいところだ。

2018年4月21日土曜日

Brabham BT62 is coming soon


https://paultan.org/2018/04/20/brabham-bt62-teased-again-with-preliminary-details-5-4-litre-v8-1200-kg-of-downforce-730-ps-per-tonne/
Brabham BT62: engine specs and price uncovered

Brabham Automotive は、トラック・フォーカスな Hyper Car である "BT62" につき、
5月2日に その全容を公開すると報じている。  www.brabhamautomotive.com/
一般公開は5月4日と5日、レジェンダリーな Brabham の レーシングカー等と一緒に展示する。

BT62 は 限定 70台、NA 5.4 litre・V8 / 710PS、車重は 乾燥重量 972kg !!
その "走り" は 想像に難くない。
幅広のリアウィングを有し、これにより 1200kg のダウンフォースを発生する。
ブレーキは、Carbon Disk と 6 Pistons のキャリパーを持つ。
車輌価格は £1,000,000 (現地価格で 約1億5000万円) を予定する。
オーナーには トラックでのレクチャーを含めた "Brabham Driver Development Programme"
も提供される。

現在  Brabham Automotive を主宰するのは、かっての F1レジェンド・Sir Jack Brabham の
三男である David Brabham。 彼自身も数々のレースシーンで活躍、
89年の Macau(マカオ)GP での優勝、96年には 全日本GT選手権で McLaren GTR を駆って
年間チャンピオンに。 更に 2009年の Le Mans で Peugeot(プジョー) から参戦、
総合優勝を獲得している。

Brabham Automotive の初仕事とも言える BT62。
先代から脈々と受け継がれたレーシング・スピリットを兼ね備えた ロードリーガルだろう。
70台をリリースするという事は、トラック・オンリーではないという事だ。

David Brabham

そして これを機に、"ブラバム" のブランドをレースシーンに復活させ、
更に チーム運営に問題を抱えるも、ポイント圏内を走れる資質を維持している Force India
にアプローチし、F1 の世界で ブラバムの名を復活させる事も 視野に入れている様でもある。
www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/brabham-bt62-54-litre-v8-power-track-focused-hypercar

David の 父 Jack は 59年と60年, 66年に F1 で3度のドラーバーズ・チャンピオンに輝いている。
また F2 の世界でも  Brabham-Honda の名で F2 選手権を圧勝、一時代を築いた。
御大 Jack Brabham と 朋友の Dennis Hulme が駆る BT18 は、当時の F2 世界選手権を席捲した。
pinterest.co.uk
「Jack Brabham と Dennis Hulme」の画像検索結果
Jack & Denny

20年以上前の事だが、ラグナ・セカのピットで Jack Brabham と Dennis Hulme に遭遇、
赤の BT8 と共に 彼等とツーショットした事も、今となっては 良き想い出となった。
だから  "Brabham" の復活を願わずにはいられない !
https://www.brabhamautomotive.com/timeline


筆者は数年前に バーミンガム・レーシングカーショーで、 David Brabham とその子息 Sam
に面談、この頃から David は "Project Brabham" の名で ブランド展開を始めていた。
Sam(Samuel) も British Formula Ford Championship を上位で走る。
[Sam Brabham Twitter]
http://www.brabham.co.uk/racing-dynasty/family

Brabham with "Project Brabham" Logos on my T-shirt !!

2018年4月15日日曜日

Chiese Grand Prix Final

 skysports.com
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気温 19度、路面温度 39度で始まる Chinese Grand Prix。
Ferrari がフロントローを独占する。 Hamilton は4番手から。
[Starting Grid Today]

舞台は Shanghai Inetrnational Circuit。 16のコーナーが有する。
今回 指定されるタイアは、Medium、Soft、UltraSoft。
コースの全長は 5.451km、全56周で争われる。
www.formula1.com/en/championship/races/2018/China.html

グリッドには Nico Rosberg の姿も。 Sir. Jackie Stewart・OBEも良く見かける。
www.youtube.com/watch?v=QLUuFNsA6-g  [Stewart on Video]

今回 Renault の2台がトップ10 に入っている。 注目かも。
そして Hamilton はこのコースに強い(ハズだ ) !?
Toro Rosso は、Medium と UltraSoft を選択している。

現地 14:10,  フォーメーションが始まった。
そして 14:13,  レース・スタート !

Lap   1  Bottas が 1コーナーの侵入で 2番手に上がった。 Hamilton が膨らんで、
     その隙をインをついて Verstappen が前に出た。
     Raikkonen 4番手、Hamilton は5番手に。 Ricciardo6番手。
     Ricciardo の後ろには Renault の2台、Haas の2台、そして Alonso が続く。
Lap   2  上位6位は変わらず。Vettel Fastest。
Lap   3  Vettel と Bottas の差は約2.5秒。 Vandoorne はまだ 16番手。
     Hartley 18番手、Gasly 19番手。
Lap   4  トップ 10 の順位は変わらない。 Alonso 11番手。
     Stroll に対して Ocon が仕掛けようとしている。
Lap   7  Gasley が Hartley の前に。順位を入れ替える。 Gasly が 0.5秒速い。
Lap   8  上位6人の順位は変わらず。  Alonso 11番手、Vandoorne は まだ15番手。
Lap   9  Alonso が Grosjean を追う。 が、Grosjean 逃げる。
             McLaren のストレート・スピードは遅い !?
     今年の Haas は去年の Force India の如く。  中味はフェラーリだと言われながらも、
     実際は ダラーラのシャシーを使い、フェラーリ・パーツを多用している。
Lap 10  Toro Rosso の2台のペースが 今一つ上がらない。
Lap 11  Hartley がピットに。 早目のピットだ。 UltraSoft から Medium に。
Lap 12  Ocon ピット。 Softに。 Alonso は再び Grosjean に仕掛けるが。
Lap 13  Sainz がピットに。 17番手で復帰。 Verstappen と 2位 Bottas の差は 5秒に。
Lap 14  Hulkenberg もピット。 Sainz の前、15番手で復帰。
     しかし すぐに 前を行く Gasley を交わして 15番手に。
     Hulkenberg ピット。 Gasly の前で 14番手復帰。
Lap 15  Hulkenberg は Leclerc を交わして 13番手に。 Sainz が Gasly を狙う。
Lap 16  現在の順位は Vettel,  Bottas,  Verstappen,  Raikkonen,  Hamilton,  Ricciardo。
     Alonso 9番手,Gasly は Sainz に交わされて16番手、Hartley は最後尾を走る。
Lap 17  8位 Grosjean がピットに。 Medium。2.9秒。  17番手まで落ちる。
Lap 18  Verstappenn がピット、Medim。 Ricciardo も。5位と7位で復帰。
     Ricciardo は Soft。
Lap 19  Hamilton もピット。 Medium。ワン・ストップか、5番手復帰。
     Vettel,  Raikkonen,  Bottas,  Verstappen,  Hamilton,  Ricciardo の順。
Lap 20  Bottas がピット。verstappen の前で3番手で復帰。 Alonso は8番手にいる。
Lap 21  Vettel ピット、2.8秒だが、 Bottas の後ろになった。Bottas がトップに !! 
     Raikkonen は見かけ上トップだが。
Lap 22  Hartley は 18番手、Gasly 最後尾。
Lap 23  Hulkenberg が順位を上げている。 9番手。 Vandoorne は大きく後退、 17番手。
     映像には映らなかったが、ピットか !?
Lap 24  Raikkonen はピットに入らず、トップを走り続ける。 
     Alonso も入らず。 Stroll が後退して 17番手。
Lap 25  Magnussen がピット。 10番手。 Alonso は一つ上げて 7番手。
     Vettel と Hamilton の差は9秒以上。
     Bottas が Raikkonen に近づく。
Lap 26  Vandoorne と Stroll が軽く接触。
Lap 27  Raikkonen が3位に下がり、Vettel が先行、Bottas を追う。差は0.49秒。
     ストレートで Bottas に離される。
Lap 28  Raikkonen は やっとピットに。 Ricciardo の後ろ 6位復帰。
Lap 29  まだ 1台もリタイアが無い。 Alonso 7番手。 Bottas, Vettel の差は約1秒。
Lap 30  気温が低いが、タイアコンディションは悪くない。
     Vettel が Bottas を追うが。 
Lap 31  Gasly と Harley がターン14で接触した !! Hartley の右リアに Gasly の左フロントが。
     Gasly は寄せられた、というが。 チーム同志、微妙だ。かなりのパーツが飛散した。
     実際は 2台の順位を入れ替えようとしたチームオーダーで、2台が それを行うポイント
     をミスしたか、もしくは Gasly がそのつもりで イン側に進入した際、Hartley は
     それを認識してなかった、という事だろう。

     イエロー。 その間 Verstappen が、続いて Ricciardo がピットへ。
     そして Gasly がピット。 フロントノーズを丸ごと交換。

今年から イエローの際に Lap 表示が無くなってしまったので、多分 今 34ラップ目 ?
路面温度が開始時の 39度から32度に下がっている。
引き続き Yellow。 間もなくセフティーカー・アウト。

Lap 36  ピット・エントリーの前から、各車 急加速。
     Gasley には 10秒ペナルティー。 15番手を走る。
Lap 37  Bottas,  Vettel,  Hmilton,  Verstappen,  Raikkonen,  Ricciardo の順。
     Alonso は9番手に。  
     と、此処で Ricciardo(Medium) が Raikkonen(Soft) をオーバーテイク、5番手に。
Lap 38  トップ Bottas と 2位 Vettel の差は 1.7秒。 Vettel の後ろに Hamilton が 0.8秒差で。
Lap 39  Verstappen が Hamilton を狙ったが、...... コースを外して 5番手に落ちた。
     このスキに Ricciardo が 4番手に上がり、Hamilton を追う。
Lap 40  Ricciardo がHamilton を追い詰め、..... 交わした ! 3位に !!
Lap 41  Verstappen が再び Hamilton を、.....交わした !!!
             Ricciardo は自己ベスト、Fastest。。 Ricciardo は着々と。
Lap 42  そして Ricciardo は Vettel も交わして2位浮上 !!! Vettel はタイアが !?
Lap 43  Vettel を狙った Verstappen が コーナーで Vettel に接触 !!
    2台は コース上で後ろ向きに。 審議。 Verstappen 5番手。
     Vettel 7番手。
Lap 45  そして そして、Ricciardo が Bottas にネジ込んで トップに立った !! 見事 !!!
     Ricciardo はトップに立った。
Lap 46  Vettel は "Don't give up !  "。 Verstappen は再度 Hamilton に近づく。
             Verstappen には 10秒ペナルティー。(レース後に)
Lap 47  あと 10周。
Lap 48  Hamilton は Verstappenn を行かせた。 5位に落ちる。
Lap 49  Verstappen  は 4番手だが 10秒ペナルティー。 7番手の Vettel は
     このままレースを終えると、Verstappenを抜いたことに。
Lap 50  Raikkonen が Bottas に迫っている。 Ricciardo は だいぶ前を先行。
Lap 51  Bottas と Raikkonen の後に Verstappen も迫ってくる。
Lap 52  あと5周。 Ricciardo, Bottas, Raikkonen,  Verstappen,  Hamilton,
     Hulkenberg,  Vettel,  Alonso。

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Lap 53  Raikkonen が Bottas に Nose to Tail !  
     Hartley がピットでマシンを降りた。 リタイア。
Lap 54  14km to Go。 Vettel の後ろに Alonso が近づく。 Vettel のタイアは !?
     Alonso は長いストレートを 325km以上で。 Vettel は明らかに遅い !?
Lap 55  Alonso が Vettel を抜いた !!  Vettel は一瞬コースを外し 8番手に下がった。
     Ferrari のトラクションに問題か。
Lap 56  Ricciardo は Fastest で最終ラップに。 Vettel の後ろには Renault のSainz  が肉迫 ! 
     Bottas, Raikkonen, Verstappen が争う。 いいレースだ。

そして  Ricciardo 優勝 !!  素晴らしい勝利。

Ricciardo は 笑いが止まらない !     自身で "Nice Job !! "。
1) Ricciaedo   2) Bottas   3) Raikkonen   4) Hamilton   5) Verstappen   6) Hulkenberg
7) Alonso   8) Vettel   9) Sainz   10) Magnussen  [Full Race Results]

Ricciardo はクルマの上に立って 首を縦に振り、何度もうなずく。
Raikkonen は Ricciardo のクルマを "しげしげと" 眺めつつ、バックヤードに。
彼は 疲れた様子で、バックルームで 一人椅子に腰かける。
取りあえず  Ricciardo と握手。

表彰台、Ricciardo は  "やったぜ" と言わんばかりに 拳を握りながら両手を広げる。
満面の笑み。  彼は 素晴らしいオーバーテイクの連発だった。 Christian Horner も大喜び。

Bottas は 今一つ浮かぬ顔。 Vettel も。
Verstappen との接触が無かったら、Red Bull は 1-2 だったかも知れない。
Ricciardo は 前日の予選で、時間ギリギリのところで エンジン交換を終えていた。
もし これを外していたら、Ricciardo は最後尾スタートだった。

そして 例の "シューイ(Shoey)" を。 靴を脱いで自分でシャンパンを飲み干した。
Shoey は オーストラリアの伝統儀式らしい。

インタビュアーは Martin Brundle。
Ricciardo は、"この勝利は 昨日頑張ってくれたメカニックへの お礼だよ。"、と。
Raikkonen と Bottas は 冷静なコメントで対応、 Finland Cool !
[Driver Standings]

さあ、次は 今月末のアゼルバイジャン(Azerbaijan / Baku で)。

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2018年4月14日土曜日

Chinese GP Qualifying

 skysports.com ; All Photos


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Chainese GP、明日のグリッドの トップ・スリーは 上記の通り !!
Hamilton は 4番手。
[Full Qualifying Results]  [Starting Grid on Sunday]
www.youtube.com/watch?v=njTUxSjd-ho  [Vettel's Pole Lap]

公式予選で Mclaren の2台は Toro Rosso 陣営を上回ったものの、その差は僅かだ。
Alonso の心中は穏やかではないだろう。 ストレートでのスピードに困惑している。
エンジンだけの問題ではないかも知れない。
ピット裏のゴシップでは、Alonso が Haas にという 考えにくい噂も徘徊している。
www.bt.dk/kevin-magnussen/alonso-paa-vej-til-haas-nu-svarer-magnussens-boss-paa-rygtet

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Q1 で敗退した Gasly も、マシンのバランスに戸惑っていた。
Honda のテクニカル・ディレクター・田辺豊治は、"PU は順調だった "、と。
どうやら 前日の車体のセッティングに問題が有って、それが裏目に出た様だ。
エアロよりも 足回りのセッティングかも知れない。 トラクションを失った !?
尚 Hartley は、"風の影響" を案じているし、エアロダイナミクスが問題かも"。
チームの "眠れぬ夜" が続く。

Toro Rosso と MacLaren のトータルしたポテンシャルは拮抗しているかも知れない。
MacLaren は Alonso の "腕前" でカバーし、Toro Rosso は若い二人のドライバーの
"頑張り" に期待したいところだ。

今年の Ferrari は予想外に順調で、Mercedes は 予想外に伸び悩んでいる。
Red Bull の Ricciardo は、ギリギリのところで 不調なエンジンの交換を成し遂げた。
[Red Bull Twitter]

今回の予選 FP3で Ricciardo のエンジンにターボ・トラブルが発生、載せ換えが間に合うかどうか
という懸念が有った。 予選までの2時間で復活させなければならない。
 
しかし Red Bull のメカニックは、これをやり遂げた。 走行の 10分前にだ !
そして Ricciardo がピットレーンを離れたのは 残り時間の僅か 3分前だった。
一発勝負で 13→14番手の結果だ。  失敗は許されないが 手堅くまとめたという事か。
メカニックも ドライバーも、"見た目には平然と" プロの仕事を成し遂げた。
F1 には 常にドラマが付き纏(まと)うものである。

Red Bull の ルノー・エンジンへの不信感は取りざたされたままだし、
しかも バーレーンに続いて 2戦連続のトラブルは、彼等にとって大問題でもあろう。
真剣に Honda エンジンを選択する事を 考える方向に向いているのか !?

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一方、Ferrari のピット・マネージメントは相変わらず問題を抱えている様に見える。
Force India の資金問題も懸念される。  Williams は 冴えないシーズンを過ごす !?
各チーム共々が、山積する問題をどの様に解決していくのだろうか。
さあ、明日の決勝戦は如何に ...... !!

" F1 は大人のスポーツである。 そこに 妥協の余地は無い。"
(雑誌 "ブルータス" の古いコピーだ。)

テレビ放映は、フジテレビNEXT で 14:40 から。
レースは 日本時間の15:10 (現地 14:10) にスタートする。
[BBC Weather ; Shanghai]

Chinese GP / FP1, FP2 on Friday

 formula1.com

金曜日の Free Practice 1,  &  2。
雨の予報も有った FP1。 トップ・タイムは Hamilton (1分33秒999)。
FP2 も Hamilton。 両セッション共、2番手は Raikkonen。


FP2 の終了近く、Vandoorne が コース上でストップしてグリーンでクルマを止めた。
タイアの装着に問題が有ったか。 初歩的ミス !?
この後間もなく 雨模様となり、一部のクルマは インターミディエィトを装着して
走行を続けた。
[Press Conference / Friday]

土曜日の FP3 は 11:55 から、公式予選の模様は 14:50 から フジテレビNEXST(CS)
で放映予定。(時差 1時間)  (決勝は 15日・日曜日の 14:40 から放映開始)

2018年4月13日金曜日

Chinese Grand Prix in Shanghai this weekend

 formula1.com
「2018 Heineken Chinese Grand Prix」の画像検索結果

今週末 開催される Formula One 第3戦 2018 Heineken Chinese Grand Prix
一周 5.451km の Shanghai International Circuit。 全56周のレースが展開される。
今回の使用タイアは Medium(White),  Soft(Yellow),  UltraSoft(Purple)。
www.formula1.com/en/championship/races/2018/China.html
www.youtube.com/watch?v=mWssZV_tZHU

[Maps to the Circuit]
[FIA Press Conference this Thursday]   www.youtube.com/watch?v=TyahfSRkx5g

Toro Rosso-Honda の Gasly は 上海は走った事がない。  Hartley は WEC で走っている。
上海のコースは 高速コーナーとロングストレートを有し、ストップ・アンド・ゴーで
タイアの消耗も懸念される。  1200m のストレートを持つ。

このサーキットは Hermann Tilke 率いる "Tilke Engineers & Architects" (Achen / Gemany)
が設計し、2004年にオープンした。

同社は サーキット以外にも 大規模都市開発や幅広い建築デザインを手掛ける。
サーキットに関しては 新設のほか、レッドブル・リンク等、F1のサーキットとしてのレベルを
維持する為の改修も多く手掛ける。 http://www.tilke.de/en/services/racetracks.html

ポールリカール、カタロニア、ホッケンハイム、メキシコのロドリゲス・サーキット、
2005年には 富士スピードウェイ の改修も同社が担当した。
サーキットの新設も多く手掛け、上海の他、バーレーン、ヤス・マリーナ、セパン、
サーキット・オブ・アメリカズ、ソチ・オリンピックパーク 他多数、また バレンシアや
バクーの市街地コースも監修した。
Tilke 自身も ニュルブルクリンク 24H で走るなどの経験を持つ。

上海と日本の時差は1時間。 テレビ放映は フジテレビNEXT(CS・有料) でも行う。
放映は 13日・金曜日の 10:55 から始まり、土曜日の公式予選は 14:50 から、
決勝は 15日・日曜日の 14:40 から放映される。 決勝の再放送は 日曜日の 26:00 から。
フリー走行、公式予選や決勝共々、再放送が有るので、詳しくは フジテレビNEXT の番組表で。
http://otn.fujitv.co.jp/schedule/next/index.html

2018年4月8日日曜日

Bahrain Grand Prix Final

 skysports.com
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Gulf Air Bahrain Grand Prix 決勝。
一周 5.412km、全57周で争われる。 2014年からナイトレースで行われている。
国営航空である Gulf Air は Bahrain GP 特別塗装の機体も所有し、コース上に飛来した。

このサーキットはタイアに厳しい事で知られる。ナイトレースでレース中に路面温度が
下がっていく事も チームは考慮にいれながらタイア・マネージメントを行う。
Hamilton はソフト・スタートだ。
今回のタイア チョイスは  Medium(白)、Soft(黄)、Supersoft(赤)。
www.formula1.com/en/championship/races/2018/Bahrain.html
ホームストレート前の DRSゾーンは これまでより100m 長くなった。
[Starting Grid Today]

注目は、ほぼルーキーといってよい Toro Rosso-Honda の2人。
Pierre Gasly(仏・22歳) は 5番グリッドから スタートする。
Alonso は Toro Rosso より 0.45秒遅い。 遅い理由は !?
そして Alonso 13番手、Vandoorne 14番手スタート。
Haas は オーストラリアでの失敗を鑑み、ピット・スタッフの一部を入れ替える等、
対策に必死だ。

さて、周囲も段々日が暮れてきて 国歌が演奏されている。 
現地 18:10、フォーメーションが始まった。 気温28度、路面温度は 33度。
そして 18:13、レース・スタート !!

Lap   1  Vettel, Vottas, Raikkonen, Gasly の順に 1コーナーに飛び込んだ。
    Gasly も いいスタートを切った。
    と、Haas の Mugnussen が接触、その後 Hartley とPerez も ?
    セクター1がイエロー、が、間もなく解除。
Lap  2  Verstappen がHamilton と絡んでパンクチャー、Hamilton の右フロントと接触。
    Hamilton の右フロント、Verstappen の左リアのタイア同士が接触。
    更に Ricciardo も止まった。 クルマを降りる。
    バーチャル・セーフティーカー。 Gasly は 4番手 !!
    Alonso 8番手、Hamilton 9番手、Hartley 10番手。
    Verstappen はゆっくりピットに戻ってタイア交換、最後尾でコースに復帰。
Lap   4  レース再開。 上位3人は変わらず。
    最後尾で走り続けた Verstappen はコース上に止まった。
    Gasly は Haas に仕掛けられるも、跳ねのけた。
Lap   5  Hamilton は3台抜きで 6番手。 Verstappen, マシンを止めた。
    リタイア。 イエロー。 すぐに解除。
Lap   6  Hamilton は5番手、4番手の Gasly に迫る。
           Hartley は 10番手をキープ、接触による影響は無いかも。  タイムも落ちていない。
Lap   7  Alonso は 8番手に。  Alonso の前の Magnussen は充電の状況が良くない ?
Lap   8  Hamilton, Gasly を抜いて4番手に上がった。
Lap   9  Alonso が Hulkenberg を追う。 Hartley は 先ほどの接触により 10秒ペナルティー。
    Hartley は 10番手のまま。
Lap 10  Perez がピット。 Vandoorne は 13番手。
Lap 11  Gasly 5番手をキープ。 Vandoorne と Stroll がピットに。
    Ricciardo のトラブルは 電気系か。 セクター2でイエロー、解除。
    Stroll, Vandoorene がピットに。 Stroll は SuperSoft,最後尾。Vandoorne は その前。
Lap 12  Hamilton は トップの Vettel から 14秒差。 Gasly と 後ろの Magnussen は3秒。
    Magnussen がピット。 すぐに復帰。
     Alonso がピット。 Midium に。 ワンストップ作戦か。
Lap 13
Lap 16  Gasly がピット。Soft。 Mugnussen の前に出て 9番手で復帰。
Lap 17  代わって Hartley が5番手にいる。 Magnussen は順位を上げて 9番手に。
Lap 18  Alonso 11番手、Vandoorne は 14番手。 Gasly は 8番手に戻っている。
Lap 19  Vettel ピット、Soft。 Vottas, Raikkonen,  Hamilton, Vettel の順。
    Hartley は 5番手、Gasly が 7番手に。 McLaren は 10位と 13位。
Lap 20  Raikkonen がピット、2.9秒。Soft、4位で復帰。 Vandoorne は 11位まで行く。
Lap 21  Bottas がピット。 Midium !   Raikkonen の前に。
    Raikkonen も ミディアムで行くべきだったか。
    Gasly 5番手キープ。 6位の Magnussen との差は 6.7秒。
    Hartley はピットの後、最後尾。 10秒ペナルティーをこなしたか。
Lap 22  Alonso 9番手、Vandoorne 10番手。 
Lap 23  Hamilton, Vettel, Bottas, Raikkonen, Gasly の順。 Bottas は Fastest。
Lap 24  Sauber の Ericsson がピットに。 Midium。 15位で復帰。
Lap 25  Hamilton を Vettel が追う。 Alonso 8番手、Vandoorne 9番手。
Lap 26  そして Vettel が Bottas  を1コーナーでオーバーテイク、トップに立つ。
    ピットは Hamilton を待機。 2.5秒。Midium, 4位で復帰。
    Gasly は 5番手を守る。
Lap 27  Hartley は Stroll を抜いて15番手。
Lap 28  あと 30周。 Alonso は Magnussen を抜いて7番手に。
Lap 29  Magnussen は 11位に下がった。 Grosjean のパーツがスタンド前で飛んだ。
    左サイドポンツーンの前にあったパーツか。
Lap 30  Vandoorne の順位が落ちている。15番手。 Hartley は 13番手に。
    Toro Rosso-Honda の信頼性は確立しつつある。
Lap 31  Grosjean がピットに。  タイア交換だけ。 16位で復帰。
    Gasly は5番手をキープ。 6位の Hulkenberg との差は10.7秒ある。
Lap 32  現在 Vettel, Bottas, Raikkonen, Hamilton の順。
    Gasly 5番手、Hartley は 12番手。
Lap 33  Hartley が 11位の Perez を追う。 差は 0.5秒。
    Toro Rosso は、昨年好調だった Force India を上回るポテンシャルか。
Lap 34  Hartley は 11番手に、Vandoorne の前。 Perez が大きく遅れた。
Lap 35  Gasley がピットに。 Magnussen の前で 7番手復帰。 Alonso 6番手。
Lap 36  Raikkonen のピット作業が失敗 !! クルーが撥ねられた。
    Raikkonen、クルマを降りた。 左リアのタイアが交換できてない !!
    ハンドルを放り投げる。 (クルーは メディカルセンター、病院へ運ばれた。)
    Arrivabene は 唖然の表情。
Lap 37  1位 Vettel と 2位 Vottas との差は 5.8秒。  Hamilton 3位。
Lap 38  Alonso 5番手、Gasly 6番手、Hartley は9番手。 Vandoorne 10番手。
Lap 40  Hulkenberg と Alonso がピット。 Gasly 4番手 !
    Gasly は 2ストップを終えている。 いけるかも。
Lap 41  Alonso 8番手、Vandoorne 9番手。 Soft で 22周目を走る Vettel。大丈夫か。
    Soft は終わる寸前、急にグリップを失う。
Lap 42  残り5周、Bottas が Vettel を徐々に追い上げていく。
Lap 43  Haas の Magnussen が Gasly の後ろ 3.6秒にいる。 
    Haas のマシンは 今季上々だ。 それにしても Gasly の存在感は十分だろう。
Lap 44  Gasly 4番手、Alonso 8番手、Vandoorne 9番手。
    Grosjean は またパーツを飛ばした。
Lap 45  Vettel と Bottas の差は 7.1秒。 Alonso 7番手に。
lap 46  Grosjean は Hartley を抜いて 13位に。
Lap 47  Groslean がピットに。 Supersoft。 16位復帰。
    左のエアロパーツは ほぼ欠損している。
Lap 48  あと 10周。 4位 Gasly と 5位の Magnussen の差は 4.7秒、1秒広がっている。
Lap 49  gasly 4位。 Vettel のタイアは !? ピットからは "集中して行け ! " の指示が。
Lap 50  Vandoorne は 9番手に。 McLaren は 2台共入賞圏に。
Lap 51  Hartley は 前に居る Perez より 1周1秒以上速い。 捕まえられるか。
    Gasly の 34秒9 は、Vettel より速い !!
Lap 52  Bottas は Vettel に徐々に近づいている。  Mercedes のピットは真剣な まなざし。
Lap 53  あと5周。 Vettel のタイア・コンディションが鍵か。 差は 2秒を切っている。
Lap 54  Bottas が Vettel に近づいて ...... 。 後方では Hamilton が周回遅れを交わして。
    Bottas は タイアスモークを上げながら Vettel を追う !
Lap 55  あと 14km の表示が。 Vettel, Bottas の差は 1秒以内に !!
Lap 56  Bottas 更に近づく。 Vettel 逃げる ! 次のターン4が勝負 !?
Lap 57  Bottas 仕掛ける ! 差は0.4秒。 しかし ...... !

Vettel,  逃げ切った !!!   そして Gasly 4番手 Finish !!

チェッカーを振ったのは Gerhard Berger だ。  空には花火が舞う。
Toro Rosso のクルー達は 飛び上がって 大喜び !  Ferrari と Mercedes の次だもん !!

1) Vettel   2) Bottas   3) Hamilton   4) Gasly   5) Magnussen   6) Hulkenberg
7) Alonso   8) Vandoorne   9) Ericsson   10) Ocon   [Full Race Results]

Vettel,  "これは ダービーだぜ !  Grazie, Ragazzi(皆んな, 有難う)。 Mamma Mia~ !! "
彼のタイアは 殆んど終わっていた。

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Toro Rosso-Honda, Gasly は大殊勲。 チーム初の12ポイントを稼いだ。
Red Bull の親分肌、Helmut Marko が Toro Rosso-Honda のピットを訪れている。
Gasly を拾った張本人だ。 Gasly は "Dirver of the Day" も獲得した。
Hartley も 10秒ペナルティーが無ければ、十分 ポイント圏内だったろう。

そして 表彰台。 Vettel は飛び跳ねて(横っ跳び) トップポジションに上がる。
インタビュアーは David Coulthard。
Ferrari は開幕2連勝。 Vettel の お・か・げ !!
Ferrari のピット・マネージメントは 再考を要する。  マズイよ !
Hamilton も、"3位は悪くない。 9番手スタートだったし。"
Raikkonen は とても残念だった。  Red Bull の2台も ...... 。  [Red Bull Twitter]

さあ、次は 一週間後の上海。 いそがしい !

Bahrain GP Qualifying

 skysports.com
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現地時間 18:00、気温 28.2℃、路面温度 32.6℃、風速 2.5kph、湿度 46.5% で始まった
土曜日の バーレーンGP 公式予選。 今季2戦目のポールポジションは Vettel が獲った。
2番手は Raikkonen。 1列目は Ferrari が独占した。 3番手は Vottas。

また、Toro Rosso-Honda の Gasly が素晴らしいパフォーマンスを見せ、
予選6番手、更に Hamilton のギアボックス交換で5グリッド降格により、
Gasly は5番手スタートの好位置に着けた。


Hartley は Q2 11番手だったが、10位との差は 僅か 0.074秒で Q3進出を逃した。
Toro Rosso の2台は 2戦目にして トップスリー・チームに次ぐ位置を得ている。
[Full Qualifying Results]

これに対して、今季からホンダを排してルノー・エンジンをチョイスした McLaren は、
Q2 で Vandoorne が 13位、Alonso が 14位と振るわず、Q3 進出は出来なかった。

また Verstappen は Q1 のターン2 でタイアバリアに突っ込み、左フロントのサスペンションを
大破して セッションは赤旗中断、冴えない1日を送った。

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日曜日の決勝は、フジテレビNEXT(CS) で 23:40 から放映開始、
レース・スタートは 24:10(現地 18:10・時差6時間) 。
[Pirelli F1 Tyres 2018]

2018年4月6日金曜日

Bahrain GP Broadcast Live via TV

 https://www.youtube.com/watch?v=UN-etYnjFWk
「bahrain grand prix」の画像検索結果

サウジアラビアとカタールに隣接し、ニューヨーク・マンハッタンの9倍強 の面積のバーレーン。
ペルシャ湾(Persian Gulf) に浮かぶ小さな島国が Kingdom of Bahrain(バーレン王国) である。
2004年、Sakhir(サヒール) に在る Bahrain International Circuit では、中東で初めての
F1レースを開催している。 https://www.bahraingp.com/  [Maps to the Circuit]
www.formula1.com/en/championship/races/2018/Bahrain.html

フジテレビNEXT(CS) では、本日6日(金) 19:55 から 現地の様子を含めて FP1 の放映を
ライブで配信する。 決勝は 8日(日) 23:40 から。(現地 17:40・時差6時間)
https://www.formula1.com/en/championship/races/2018/Bahrain.html

www.youtube.com/watch?v=hdLhNUPh27c [Pres Conference / Pre-Race]