2020年1月31日金曜日

2020 Chainese GP must be worried of Coronavirus

https://www.gptoday.net/en/news/f1/253830/fia-will-react-if-necessary-to-coronavirus-threat-ahead-of-f1-chinese-gp
FIA will 'react if necessary' to coronavirus threat ahead of F1 Chinese GP

昨晩、WHO (World Health Organization・世界保健機関) は 中国の武漢(Wuhan) で発生して拡散した
新型コロナウイルスによる肺炎が、"国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態" であると宣言した。
https://www.youtube.com/watch?v=xakAMtwLxTc

この会見で WHO は中国の措置を称賛しているが、中国の初動体制に批判が無いでもない。
しかし 賛否両論もある。  人対人の感染も昨年 12月には判明していた様だが 公表が遅きに失した。
武漢市には かん口令が敷かれているというが、現場は熾烈な状況らしい。 

感染者は 4~5月に最大限の状況になると見られており、4月17日~19日に開催される
Chinese GP は この時期の真っただ中に開催される事になり、その開催が大いに懸念される。
FIA(国際自動車連盟) は中国のNSA(National Sporting Association) と緊密に連絡を取りながら、
状況を注視していると言う。

https://www.nasdaq.com/articles/motor-racing-racing-point-f1-team-to-become-aston-martin-in-2021-2020-01-31

本日~2月1日には、感染者の数は1万人、死者は 200人を 軽く超えるだろう。
さあ、どうする ..... 中国 !?
FIA Flag
https://f1i.com/news/366339-is-the-china-gp-in-jeopardy-following-coronavirus-outbreak.html
https://www.independent.co.uk/sport/motor-racing/formula1/coronavirus-outbreak-chinese-grand-prix-2020-in-doubt-cancelled-f1-formula-e-sanya-a9308086.html
https://www.theguardian.com/sport/2020/jan/29/world-indoor-athletics-chinese-grand-prix-under-threat-coronavirus

Chinese Grand Prix
https://www.essentiallysports.com

PS ; Formula E は、中国海南省三亜市で 3月21日に開催される予定だった Sanya E-Prix の
        中止を決定した。

2020年1月30日木曜日

2020 Ultima RS




昨年発表された "Ultima RS"。 今季も 概ねそのスペックを引き継いでいる。
但し、Ultima は McLaren の様に 緻密な造り込みではなく、あえて言えば 大変ラフなクルマであり、
英国の典型的な Kit Car のスタイルを貫いている。
そのトップモデルでもある今回の RS は、とんでもない じゃじゃ馬で, 暴力的ですらある。
https://www.ultimasports.co.uk/Models/UltimaRS
https://www.youtube.com/watch?v=Jd8Oiz8kpbk

一番 "おとなしい" のは V8 480bhp Chevrolet LT1 で、それでも 0-60mph は 3.3秒、
最高速は 軽く 280km/h を超える。
中心となる LT5 は 800bhp だが、更にチューニングを施した 1,200bhp を積むと、
0-60mph は僅か 2.3秒、最高速は 400km/h に達する。 初心者は 遠慮すべきだ。

キットカー故に 自分で組み立てることも出来るし、半年足らずで エンジンを含む "材料 " 一式を
用意してくれるらしいが、日本に持ち込む場合は 完成車で輸入すべきだ。
組立ては そんな簡単なもんじゃない !!
さらに キットで輸入した場合、車検の取得は困難を極める事になる。  また 費用も予想外だ。

イギリスには 中古車もある事には有るが、キット組みしたクルマは要注意だ。
勿論、中には 素晴らしい仕上がりも "極くまれに" あるけれど、
自分で レース用車両に携わった経験がある人以外は、止めた方がいい。
私共は これまでに 5台の Ultima を輸入登録した経験があるが、良くも悪くも "中々の " クルマだった。

しかし完成車は 納期2年近くを待たなければならない。 でも その価値は 十分ある、と言ってよい。
私に言わせれば、こんなクルマこそが 我々の求めるクルマの真骨頂だからだ。

https://britishgreenyokohama.blogspot.com/search/label/ultm  [Past Blog of Ultima]
https://www.ultimasports.co.uk/

過去に3度ほど訪れたことのある現地の工場(工房) は、日本の街中の中規模な修理屋さん程度の広さで、
それでも 何気に清潔な工房は、信頼感さえ感じてしまった。
(狭いから !?) 壁に立てかけてあった新品のチューブラー フレームは、十分な仕上がり具合で、
今どきの カーボンモノコック シャシーと比べたら 前近代的で簡素なモノだが、
真剣なレースでもやらない限りは、日本の街路や高速道路でも 普通に納得出来るものだろう。

Ultima は、人生で一度は所有し 経験すべきクルマである事に違い無い。
日本にこんな ロードカーは "絶対に" 無いからネ。  ウチでは そんなクルマしか扱わないし !!

https://www.0-60specs.com/2020-ultima-rs-extreme-performance-in-a-road-legal-package/
https://www.topspeed.com/cars/others/2020-ultima-rs-ar185734.html
https://www.roadandtrack.com/new-cars/a27888231/2020-ultima-rs-pictures-specs-hp-info-price/

https://www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/ultima-unveils-road-legal-1200bhp-v8-powered-rs-supercar

2020年1月25日土曜日

BMW 3.0 CSL Hommage R Concept

http://www.city-data.com/forum/bmw-mini/2372733-styling-disaster-newly-revealed-bmw-3-a-3.html


たまには いいネ、こんなのも。 ...... 普段の足に !!  

https://www.topspeed.com/cars/car-news/bmw-could-build-the-30-csl-hommage-rfor-the-right-buyer-that-is-ar187541.html

 残念ながら、英国車に この手は無い。  でも いいモノは ..... いいじゃん !

もうひとつ、いいモノ 。 ドイツ車、頑張って下さい !!

2020年1月23日木曜日

One more Bugatti

[Autocar Image !?]
Bugatti SUV render
https://www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/bugatti-plots-everyday-second-model

Bugatti は 次なる画策を模索し始めている様だ。

いずれ訪れる事になるであろう その EV版モデルは、従来の路線から かけ離れて より現実的な、
つまり、もう少し身近な存在になる可能性すら あるかも知れぬ。

でも それは、並外れたパワーと他を寄せ付けない存在感をも 示す事になろう。

2020年1月13日月曜日

" Autosport International "

https://www.autosportinternational.com/whatson/

"Autosport International" は、通常 毎年1月第2週の週末に開催される モータースポーツに特化した
4日間のモーターショーで、バーミンガムの National Exhibition Centre (NEC) で行われる。

前半2日間は Trade Day、後半の2日間は一般公開日となる。 4日間で 計10万人ほどが来場する。
筆者は ここ 10年近く このイベントに通っているが、日本では これほどの規模と内容で
レース車輛とスポーツカーに特化したモーターショーは まず無い。
展示場の面積比でも 近年の東京モーターショーを超えるのではなかろうか。
[Birmingham 2014 / Chevron]   [in 2011]

しかも この8年間で このショーの最中に日本人に出会ったのは数人でしかない。
国内の自動車誌を見る限り、このショーについての記載は 殆んど視たことが無い。  ..... ダメでしょ !!
そんな中で、故 小林彰太郎さん(Car Graphic 誌の創設者、元編集長) に Autosport International の
現場で出会ったのが印象的だった。  "あ~、あなたでしたか ! " と言われたのが 今でも記憶に残る。

ところで今年は自身の所用で このショーに行く事はできなかったが、
昨年訪れた際に ちょっとした違和感が感じられた。 会場が これまでの3分の2 位に狭くなって、
且つ 常連は出展しているものの、一部 いつもの出展者と やや異なる内容になっていた。
調べてみると、これまで長年 このショーを統括してきた Hymarket Group が 2016年に
そのポジションを "Motorsport Network" に譲り渡していたのだ。
つまりショーのオーガナイザーが変わってしまった。

まあ しょうがない。 それでも十分に魅力的で 他にはないショーである事に違いはない。
そして 我々が英国車の業界に携わる限り、特に 私共が輸入するクルマのラインアップに関しては
必要不可欠な情報源の一つである事に変わりはない。 だから これからもバーミンガムに行く事にする。

だって これほど心躍らされる仕事って 私にとって まず無いし、それこそ一生ものだ。
だから これからも 日本では有り得ないクルマを 独自の視点で紹介していく事にする。
だから これからも どうぞよろしく ....... です !!

http://britishgreenyokohama.blogspot.com/search/label/asi%202019  [London to Birmingham 2019]

2020年1月10日金曜日

Jun Imamiya, We lost the greatest voice



Legend of Motorsports Journalist in Japan, 今宮 純 (Jun Imamiya) が逝ってしまった。  Aged 70。

原因は 虚血性心疾患、自宅で 4日朝に亡くなったと言われる。
友人の 森川オサム氏が 8日~9日にかけて記述したブログによって明らかになった。
(当該のブログの記載は 現在 削除されている。)

今宮は 慶應義塾大学文学部に在籍、大学時代から国内レースを自主取材して自動車誌に投稿を始めた。
更に 在学中にも渡欧し、F1オランダGP 他を 数誌に寄稿している。
卒業後はフリーランスでモータースポーツ専門に活動し、86年には Indy 500 を現地から生中継した。

87年にフジテレビが F1の全戦を中継し始めた際に、レギュラーの解説者として各レースを転戦、
2010年の地上波の中継が終了するまで F1 の解説を務めた。
その後も フジテレビNEXT(CS) で F1 のコメンテーターとして活躍、
彼の 的確で判り易い解説が 人気を博していた。

https://twitter.com/f1worldbyimajun

今宮さん、....... ありがとうございました。

2020年1月9日木曜日

FORD v FERARRI

FORD v FERRARI

久々の大型 Car Movie、" Ford v Ferrari " 。
日本では明日 10日(金) から全国ロードショーが始まる。
http://www.foxmovies-jp.com/fordvsferrari/about.html?id=1

1960年前半、フォードはモータースポーツに進出すべく フェラーリの買収に掛かったが
取りつくシマもなく フェラーリに断られてしまう。
フォードは一念発起、自社開発を目指すことになり、そのオーガナイズを Carrol Shelby 率いる
"Shelby American" に託すことになる ...... という話だろう。 監督は James Mangold。

映画ポスターで見る限り、Carroll Shelby 役に Matt Damon、開発ドライバーの Ken Miles 役には
Christian Bale が充てられた。
Matt Damon が Shelby 役だとは気づかなかった。 
Bale の Miles 役はいいとしても、 Damon の Shelby は 何気に似ていない !
それはともかく、GT40 を語るに当たって Carroll が主宰した Skellby American の存在は欠かせない。
https://www.roadandtrack.com/motorsports/a29790086/ken-miles-biography-ford-le-mans/
https://www.vanityfair.com/culture/2006/07/carroll-shelby-cobra-mustang-gt-350-gt500
https://www.youtube.com/watch?v=s8MfhVxwo7Y

そして 1966年の Le Mans、Ford GT40 Mark Ⅱ が 1-2 ー3 Finish する。
その後 1969年まで Ford は ル・マンの4連覇を成し遂げる事になった。
映画では どこまでストーリーが続くのか、まだ観ていないので判らないが、
Miles と Shelby が主役という事は、66年のル・マンまでが ドラマの中心に描かれているのだろう。
https://www.vfxvoice.com/vfx-on-a-fast-track-with-ford-v-ferrari/
https://www.youtube.com/watch?v=YfbrO23aSZQSZQ

The Carroll Shelby Story cover.jpg
The Carroll Shelby Story published in 1967

※  実際の 66年 ル・マンでは Ken Miles の乗る GT40 は 2位でフィニッシュ、
     1位には Bruce McLaren / Chris Amon 組の GT40 が優勝している。
     (7 litter Mark Ⅱ、Chassis No. GT40p/1046)
     2台共 Shelby American からの参戦だった。
     更に Holman & Moody のチームがエントリーした Ronnie Bucknum / Dick Hutcherson 組が
     3位入賞している。

尚 67年~69年までの Le Mans Winner は以下の通り。

1967年  7 litter Mark Ⅱ、Chassis No. J5 / Shelby American / Driver ; Dan Gurney & A.J. Foyt
1968年  4.9 litter Mark Ⅰ、Chassis No. 1075 / JW Automotive / Pedro Rodriguez & Lucien Bianchi
1969年  4.9 litter Mark Ⅰ、Chassis No. 1075 / JW Automotive / Jacky Ickx & Jackie Oliver

関連画像

※ GT40 のレースは 1964年 5月31日の Nurburgring 1000Km から始まっていた。
    (それ以前の 4月18/19日、Le Mans Trials が レースに向けての初出走である。)
    6月の ル・マン には 3台が出走したが、完走はしていない。
    同年 11月と12月には Bahamas(バハマ) の Nassau のレースにも参加している。
    64年度のレースは 全てフォード社自身の名でエントラントしていた。
 
    65年からは  Shelby American がレースのオーガナイズを引き継いで、Ken Miles / Lloyd Ruby の
    ドライブで Daytona 2000 で初優勝した。
    更に同年3月の Sebring 12H では Chaparral に優勝を許すも、Ken Miles / Bruce McLaren 組が2位に
    着けている。
    5月の Nurburgring 1000 には 初めて Ford France(FF) がエントラントとして名を連ねた。
    (Ford France は 70年9月まで、30を超えるレースイベントに参加している。)
    6月の ル・マンには FF を含めて 計6台が出走するが結果は残していない。

    66年、3月の Sebring 12H で Shelby American の Miles / Ruby 組 の Mark Ⅱが優勝、
    2位は Holman Moody チームの Mark Ⅱ、3位には Wssex Wire チームの Mark Ⅰが
    1-2-3 Finish している。

    そして 6月の Le Mans で 1-2-3 を達成した、と言うのが今回の映画だ。

    "Ford v Ferrari" は、66年6月のル・マンまでの物語を描いている。
    レース終了近くのシーンで、フォード幹部がこだわった 1-2-3 Finish は、
    同年3月のセブリングで味を占めた映像を、ル・マンの晴れ舞台で再現したかったのだろう。

2020年1月5日日曜日

Nio EC6

Nio EC6

中国版 Elon Musk と言われる William Li が CEO を務める "上海蔚来(Weilai)汽車・Nio"。
先月昨年末 12月28日に 深圳のスポーツセンターで行われた "NIO Day" に於いて、
EV で SUV タイプの "Nio EC6" を発表している。 https://www.nio.com/
https://www.nio.com/blog/president-founder-and-ceo-william-li-featured-pbs-news-hour

https://www.topspeed.com/cars/others/2021-nio-ec6-ar187395.html
https://www.motorauthority.com/news/1126548_nio-joins-coupe-like-crossover-craze-with-ec6

https://britishgreenyokohama.blogspot.com/2017/05/nurburgring-lap-times.html
https://www.nio.com/ep9

EC6 は 既に発売されている ES6ES8 と同様なデザインの流れを汲むが、
よりクーペスタイルになり、特徴的な パノラミック・グラスルーフを持つ。
ダッシュボードの中央には 大型のタッチスクリーンを備える。
これは ES6, ES8 に装備されている "NOMI"と同様な機能を持つ AIロボットヘッドであろう。
話しかけるだけで色々な事をこなしてくれる チャットロボットとも言えるスクリーンだ。
EC6 は 液冷のバッテリーパックを有し、Performance Version では 615km の航続距離を得ている。

その他 車輌価格と全体のテクニカルデータを含め、EC6 の詳細は この7月に発表され、
クルマのデリバリー開始は 9月になる様だ。

「nio ec6」の画像検索結果

上海蔚来汽車(Nio) は 2018年 9月にニューヨーク証券取引所に上場しているが、
昨年6月末、同社は ES8 の大規模なリコールを公表、約4800台が対象となった。
これは中国に於ける 初の EV のリコールである。
株価を含め、中国版 Tesla と言われる同社の今後の動向が注目される。
そして 日本に この様な会社が無いのは、とても寂しい。 ........  EV 後進国か !!

2020年1月3日金曜日

EV, ..... !?

https://global.honda/innovation/electrification.html
innovation_electrification_01

世の中、否応(いやおう)なく EV化 が進んでいる。
でも、私共は 決してそれを望んではいない。
更に 自動運転車(Autonomous Car) なんて、"愚の骨頂" よいと言ってよい。
本当は、そんな "モノ" は クソくらえだ。
でも、私共は 日本には無い 海外の EV Sport Car の販売にも視野に入れている。

日本は EV に関しては 世界から 遅れている。 
技術はあるのだけれど、お利口さんなクルマしか造っていない。
乘ってみて 感動するクルマは皆無に近い。

私共は "クルマを駆る楽しさと 感動 " にこだわっている。
人生、感動しなきゃ 意味がない からだ !!
そして "遊び心と 心地よさ、こだわり" は、私共にとっての "大命題" でもある。

確かに、EV の加速感は "感動" に値いするだろう。
Tesla Roadster や Nissan Leaf の速さには 感心したものだ。
確かに 速い ...... 。
https://britishgreenyokohama.blogspot.com/search?q=tesla

しかし F1 を標榜する Honda でさえ、間もなく EV の発売に こぎ着けようとしている。
自動車業界は 100年に一度の大転換期を迎えるに違いない。
そして "EV化" には 納得出来るものがあるだろう。 まあ、それはそれで良い。

でも、少なくとも このブログの読者には、...... こだわって欲しい。
"こだわり" の無い人生なんて 面白くも 可笑しくもない。
たった一度だけの人生に、"その他 大勢" になって欲しくない。
自分達にとって "何が大事" か、よ~く考えた方がいい !!

だって、"一度だけの人生 "  でしょ !!

勿論、ヒトに迷惑かける事を言っているんじゃない。
私共が 目指すクルマが、大気汚染に影響する確率は 多分  1千万分の1以下だろ。
だって、僅かな販売台数だから。 それなのに 日本の車検規格に適合させる為に
ユーザーは 100万円近い余分な出費を強いられているのを 御存じか。

英国では そのまま走っているクルマを、日本では その都度 再検査しないと走れない。
ホンダエンジンを搭載する Atom 4 でも、そのまま国内登録する事は出来ないのだ。
検査料だけでも 20万円を超す費用を支払わなければならない。 
更に近年は ブレーキテストだけで 車種ごとに 100万円を超える検査料を支払う。
当然 これらの費用は按分して ユーザーの購入価格に転化される事になる。

そして "大気汚染と温暖化" 、なぜ 国々は応えないのか !?
自分達の意志を正当化している。 見て見ぬフリをする。
その原因は 明らかだろうに。 でも 経済優先か ?  皆んな 自分が可愛い。
いずれ 自分の首を絞めるハメになるのが 判っていない !  愚かなことだ。

China & Trump さんよ、....... さあ、どうする !?
答えは明白か !?

2020年1月2日木曜日

Adrian Newey with Red Bull Racing

https://twitter.com/redbullracing/status/1210130631251750914


昨年末に 61歳になった Red Bull Racing の Adrian Newey。(日本語表記 ; エイドリアン・ニューウェイ)

彼は University of Southamton で航空力学を専攻、卒業後は Fittipaldi の F1 チームで
そのキャリアをスタートさせた。
以後、March, Williams, McLaren の各チームを経て、2006年からは Red Bull Racing で
その手腕を発揮してきた。

しかし 2014年になると Red Bull Advanced Technologies (RBAT) の責任者の要職に着き、
Americas Cup のレース用ヨットを開発する等、F1 チームのアドバイザー的な立場をとるものの、
RBAT の業務に重きを置いた。

2016年には Aston Martin Valkyrie の開発にも携わるが、2017年以降は 徐々に F1 にも関わる様になる。
https://www.redbulladvancedtechnologies.com/
https://uk.motor1.com/news/314555/aston-martin-valkyrie-simulator-video/
https://www.motor1.com/aston-martin/valkyrie/


https://twitter.com/redbullracing/status/1102886564168978433   [Adrian, Christian and Valkirie]

そして 2019年、Red Bull が Honda Engine を搭載する事が決まり、それに呼応すべく、
Newey は F1 への現場へ 本格的に復帰する事になった。  その結果は周知の如くである。
https://redbullracing.redbull.com/car/rb15

昨年 Red Bull-Honda は コンストラクターズで Mercedes, Ferrari に次ぐ第三位の地位を得た。
また ドライバーズでも、Max Verstappen が三番手に着けている。
https://www.bbc.com/sport/formula1/constructors-world-championship/standings
https://www.bbc.com/sport/formula1/drivers-world-championship/standings


2020年、Red Bull Racing は 信頼性を回復した Honda Power Unit と共に、
Newwey が開発する卓越したシャシーを武器に、今季は年間チャンピオンを獲るという目標を掲げる。

一方 Honda F1 のイギリスでの拠点は、Milton Keynes に在る Red Bull Racing の至近に在る。
日本での F1 開発の拠点である HRD-Sakura (栃木県さくら市) と Milton Keynes の Red Bull Racing、
及び レース毎のサーキットの現場とは 瞬時にリンクできる体制が整っており、
Sakura でモニターした レース中のエンジンの状況を判断し、それをフィードバックして
現場のピットに すぐさま 指示を送る事が出来る。

更に 昨年後半からは Honda Jet を開発する Honda Aircraft Company が助っ人して
MGU-K の改良に ジェットエンジンの技術を応用し、PU の信頼性向上に大きく貢献している。
また エンジンの主要部品の大部分をホンダ自身で内製する体制も整い、開発はスピードアップした。

結果、PU全体の信頼性は かなりのレベルに達し、Mercedes と Ferrari に肉迫する様になった。
一部では ホンダの エンジンパワーは、既に Merucedes の域に達しているとも言われる。

そして、英国でのシャシーの開発の現場には "空力の奇才" と言われる Adrian Newey がいる。
Verstappen も やる気満々だ。 今年こそ 期待していいに違いない !!

https://en.hondaracingf1.com/team.html   https://www.hondajet.com/#0

2020年1月1日水曜日

            Reiwa in 2020


令和

    今年から 自他ともに 何かが変わる ..... 、そう想っています。