久々の大型 Car Movie、" Ford v Ferrari " 。
日本では明日 10日(金) から全国ロードショーが始まる。
http://www.foxmovies-jp.com/fordvsferrari/about.html?id=1
1960年前半、フォードはモータースポーツに進出すべく フェラーリの買収に掛かったが
取りつくシマもなく フェラーリに断られてしまう。
フォードは一念発起、自社開発を目指すことになり、そのオーガナイズを Carrol Shelby 率いる
"Shelby American" に託すことになる ...... という話だろう。 監督は James Mangold。
映画ポスターで見る限り、Carroll Shelby 役に Matt Damon、開発ドライバーの Ken Miles 役には
Christian Bale が充てられた。
Matt Damon が Shelby 役だとは気づかなかった。
Bale の Miles 役はいいとしても、 Damon の Shelby は 何気に似ていない !
それはともかく、GT40 を語るに当たって Carroll が主宰した Skellby American の存在は欠かせない。
https://www.roadandtrack.com/motorsports/a29790086/ken-miles-biography-ford-le-mans/
https://www.vanityfair.com/culture/2006/07/carroll-shelby-cobra-mustang-gt-350-gt500
https://www.youtube.com/watch?v=s8MfhVxwo7Y
そして 1966年の Le Mans、Ford GT40 Mark Ⅱ が 1-2 ー3 Finish する。
その後 1969年まで Ford は ル・マンの4連覇を成し遂げる事になった。
映画では どこまでストーリーが続くのか、まだ観ていないので判らないが、
Miles と Shelby が主役という事は、66年のル・マンまでが ドラマの中心に描かれているのだろう。
https://www.vfxvoice.com/vfx-on-a-fast-track-with-ford-v-ferrari/
https://www.youtube.com/watch?v=YfbrO23aSZQSZQ
The Carroll Shelby Story published in 1967
※ 実際の 66年 ル・マンでは Ken Miles の乗る GT40 は 2位でフィニッシュ、
1位には Bruce McLaren / Chris Amon 組の GT40 が優勝している。
(7 litter Mark Ⅱ、Chassis No. GT40p/1046)
2台共 Shelby American からの参戦だった。
更に Holman & Moody のチームがエントリーした Ronnie Bucknum / Dick Hutcherson 組が
3位入賞している。
尚 67年~69年までの Le Mans Winner は以下の通り。
1967年 7 litter Mark Ⅱ、Chassis No. J5 / Shelby American / Driver ; Dan Gurney & A.J. Foyt
1968年 4.9 litter Mark Ⅰ、Chassis No. 1075 / JW Automotive / Pedro Rodriguez & Lucien Bianchi
1969年 4.9 litter Mark Ⅰ、Chassis No. 1075 / JW Automotive / Jacky Ickx & Jackie Oliver
※ GT40 のレースは 1964年 5月31日の Nurburgring 1000Km から始まっていた。
(それ以前の 4月18/19日、Le Mans Trials が レースに向けての初出走である。)
6月の ル・マン には 3台が出走したが、完走はしていない。
同年 11月と12月には Bahamas(バハマ) の Nassau のレースにも参加している。
64年度のレースは 全てフォード社自身の名でエントラントしていた。
65年からは Shelby American がレースのオーガナイズを引き継いで、Ken Miles / Lloyd Ruby の
ドライブで Daytona 2000 で初優勝した。
更に同年3月の Sebring 12H では Chaparral に優勝を許すも、Ken Miles / Bruce McLaren 組が2位に
着けている。
5月の Nurburgring 1000 には 初めて Ford France(FF) がエントラントとして名を連ねた。
(Ford France は 70年9月まで、30を超えるレースイベントに参加している。)
6月の ル・マンには FF を含めて 計6台が出走するが結果は残していない。
66年、3月の Sebring 12H で Shelby American の Miles / Ruby 組 の Mark Ⅱが優勝、
2位は Holman Moody チームの Mark Ⅱ、3位には Wssex Wire チームの Mark Ⅰが
1-2-3 Finish している。
そして 6月の Le Mans で 1-2-3 を達成した、と言うのが今回の映画だ。
"Ford v Ferrari" は、66年6月のル・マンまでの物語を描いている。
レース終了近くのシーンで、フォード幹部がこだわった 1-2-3 Finish は、
同年3月のセブリングで味を占めた映像を、ル・マンの晴れ舞台で再現したかったのだろう。
日本では明日 10日(金) から全国ロードショーが始まる。
http://www.foxmovies-jp.com/fordvsferrari/about.html?id=1
1960年前半、フォードはモータースポーツに進出すべく フェラーリの買収に掛かったが
取りつくシマもなく フェラーリに断られてしまう。
フォードは一念発起、自社開発を目指すことになり、そのオーガナイズを Carrol Shelby 率いる
"Shelby American" に託すことになる ...... という話だろう。 監督は James Mangold。
映画ポスターで見る限り、Carroll Shelby 役に Matt Damon、開発ドライバーの Ken Miles 役には
Christian Bale が充てられた。
Matt Damon が Shelby 役だとは気づかなかった。
Bale の Miles 役はいいとしても、 Damon の Shelby は 何気に似ていない !
それはともかく、GT40 を語るに当たって Carroll が主宰した Skellby American の存在は欠かせない。
https://www.roadandtrack.com/motorsports/a29790086/ken-miles-biography-ford-le-mans/
https://www.vanityfair.com/culture/2006/07/carroll-shelby-cobra-mustang-gt-350-gt500
https://www.youtube.com/watch?v=s8MfhVxwo7Y
そして 1966年の Le Mans、Ford GT40 Mark Ⅱ が 1-2 ー3 Finish する。
その後 1969年まで Ford は ル・マンの4連覇を成し遂げる事になった。
映画では どこまでストーリーが続くのか、まだ観ていないので判らないが、
Miles と Shelby が主役という事は、66年のル・マンまでが ドラマの中心に描かれているのだろう。
https://www.vfxvoice.com/vfx-on-a-fast-track-with-ford-v-ferrari/
https://www.youtube.com/watch?v=YfbrO23aSZQSZQ
The Carroll Shelby Story published in 1967
※ 実際の 66年 ル・マンでは Ken Miles の乗る GT40 は 2位でフィニッシュ、
1位には Bruce McLaren / Chris Amon 組の GT40 が優勝している。
(7 litter Mark Ⅱ、Chassis No. GT40p/1046)
2台共 Shelby American からの参戦だった。
更に Holman & Moody のチームがエントリーした Ronnie Bucknum / Dick Hutcherson 組が
3位入賞している。
尚 67年~69年までの Le Mans Winner は以下の通り。
1967年 7 litter Mark Ⅱ、Chassis No. J5 / Shelby American / Driver ; Dan Gurney & A.J. Foyt
1968年 4.9 litter Mark Ⅰ、Chassis No. 1075 / JW Automotive / Pedro Rodriguez & Lucien Bianchi
1969年 4.9 litter Mark Ⅰ、Chassis No. 1075 / JW Automotive / Jacky Ickx & Jackie Oliver
※ GT40 のレースは 1964年 5月31日の Nurburgring 1000Km から始まっていた。
(それ以前の 4月18/19日、Le Mans Trials が レースに向けての初出走である。)
6月の ル・マン には 3台が出走したが、完走はしていない。
同年 11月と12月には Bahamas(バハマ) の Nassau のレースにも参加している。
64年度のレースは 全てフォード社自身の名でエントラントしていた。
65年からは Shelby American がレースのオーガナイズを引き継いで、Ken Miles / Lloyd Ruby の
ドライブで Daytona 2000 で初優勝した。
更に同年3月の Sebring 12H では Chaparral に優勝を許すも、Ken Miles / Bruce McLaren 組が2位に
着けている。
5月の Nurburgring 1000 には 初めて Ford France(FF) がエントラントとして名を連ねた。
(Ford France は 70年9月まで、30を超えるレースイベントに参加している。)
6月の ル・マンには FF を含めて 計6台が出走するが結果は残していない。
66年、3月の Sebring 12H で Shelby American の Miles / Ruby 組 の Mark Ⅱが優勝、
2位は Holman Moody チームの Mark Ⅱ、3位には Wssex Wire チームの Mark Ⅰが
1-2-3 Finish している。
そして 6月の Le Mans で 1-2-3 を達成した、と言うのが今回の映画だ。
"Ford v Ferrari" は、66年6月のル・マンまでの物語を描いている。
レース終了近くのシーンで、フォード幹部がこだわった 1-2-3 Finish は、
同年3月のセブリングで味を占めた映像を、ル・マンの晴れ舞台で再現したかったのだろう。
https://www.forbes.com/sites/chucktannert/2019/11/14/ford-vs-ferrari-the-real-story-behind-the-most-bitter-rivalry-in-auto-racing/#639245f4af5e
https://www.latimes.com/sports/story/2019-11-17/ford-v-ferrari-drives-entertaining-tale-ford-gt40-le-mans
https://www.hemmings.com/blog/2019/11/15/who-is-the-underdog-in-ford-v-ferrari-again/
https://interestingengineering.com/the-vehement-history-behind-ford-v-ferrari
https://www.latimes.com/sports/story/2019-11-17/ford-v-ferrari-drives-entertaining-tale-ford-gt40-le-mans
https://www.hemmings.com/blog/2019/11/15/who-is-the-underdog-in-ford-v-ferrari-again/
https://interestingengineering.com/the-vehement-history-behind-ford-v-ferrari