2013年8月31日土曜日

Saturday Music / Hot Summer Song and ..... 。


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夏になるとChris Rea の あの曲、 "On the Beach" を想い出す。

彼は無類のクルマ好きで、Caterham の1700SS を所有し、
自身のCDジャケットの表紙に ブルーのセブンを登場させたアルバム "Auberge" は、
1991年3月の全英ヒットチャートの一位にランクされた。   
また、同じく "Looking for the Summer" のプロモーション・ビデオにも上記セブンが
使われている。

On the Beach   Looking for the Summer   Auberge   Blue Cafe

Обложка диска с бонус-треком

ところで、ジャズのスタンダードとして よく歌われる "Summer Time" は、
ガーシュインが オペラ "Porgy and Bess" のために書き下ろした名曲だが、
その内容は 決して明るい夏の賛歌ではなく、哀愁に満ちたブルースっぽい曲想である。
しかし 曲は大ヒットし、幅広いジャンルでカバーされ、その中にも数々の名作が生まれた。
これらについては、また 別の機会に紹介したい。

それにしても 暑いな、今年の夏は。
今後は 温暖化で、これが日本の気候のスタンダードになるだろう。 多分 今年だけではない。

同様に、このところの景気の衰退や 従来からの物価高 等々 ....... 。
実は これが日本のスタンダードだ !
我が国は 決して 欧米と肩を並べているワケではない という事を ちゃんと自覚すべきだ。
勘違いしてはいけない !  "心身ともに" 日本が豊かにならんことを。 次世代の若者よ !!

では 暑さきびしき折、今日のところは ビーチ・ボーイズの "Surfin' U.S.A." と
 "Good Vibrations" で締めくくることにしましょうネ。

2013年8月30日金曜日

Morgan 3-Wheeler

Morgan 3 Wheeler, in programma altre versioni?
Morgan 3-Wheeler。

永遠のモーガン。 イギリスだから出来ることが有る。 いや、イギリスにしか出来ないのだ。
真似をすることは 簡単だろうね。 しかし これはモーガンだから出来るクルマであって
例え ソックリなものが出来たとしても、それは モーガンではない。
モーガンでなくては為らぬ .......... !?   言いたい事、判ってもらえるだろうか。

いいよ! 判ってくれなくても。  乗ってみれば スグ判るから。
おススメ動画 1、  2、  3。

とりあえず、ウチの提携ショップに 黄色の新車の在庫があります。(在 イギリス。)
乗ってみれば !!  まずは 連絡下さい。

about Morgan

2013年8月27日火曜日

Mexican Culture

2014 Vuhl 05 side view
先月の Good Wood Festival of Speed に登場した 何やら見慣れぬこのクルマは、
カナダで準備されたシャシーに フォード 2リッター・EcoBoost / 288馬力を積み、
車重725Kg 、0-100Km/h を 3.7秒で走り切る メキシコ産の "Vuhl" だ。
メキシコ・シティの Vuhl 社で組み上げられ、基本価格は 英国で £59,900 、
限定スペシャル・バージョン は £69,900らしい。
早ければ 今年の暮れから生産の準備をし、来春からデリバリーが開始される予定だ。
年間50台の生産が可能という。 開発には フォードやミシュランも名を連らね、
メキシコ政府も手を貸すという念の入れよう。 どこかの国とは 大違いである。

メキシコ版 X-Bow ともいえそうな このVuhl 05 は、同じ メキシコで 既に生産が始まっている
ハズの "Mastretta" や、スペインの"Aspid" " Aspid GT-21 " と並んで、ラテンの血筋も
まんざら 捨てたものではないのかもしれない。

世界の自動車大国となった日本に、このような 自由な発想と、所有する者に 夢を
与えてくれるクルマが 出現しないことに、もどかしさを禁じ得ないのは 私だけか !?

形ばかりの (でも、すばらしく厳しい)基準値をクリアしないと 登録できない、意味不明の
規制でがんじがらめにされた我が国の自動車行政は、エコだ、安全だという お題目を
唱えているクセに、実は 世界で一番、時間とカネとガソリンを無駄にしている国に他ならない。

陸送の仕事を経験した際に判ったのだけれど、少なくとも 都内近郊、関東一円で
クルマを走らせてみると、その平均時速は 僅か20Km/h 余り、高速道路を一部使っても
30Km/h を超えたことは無い。 高いカネ払って、これじゃ 自転車と同じスピードじゃん !!
たった 1Km 走るのに、5回も6回も 信号待ちする国は 世界でも珍しい。
日本中の都市部で、信号待ち・発進を繰り返えすたびに 毎日どれだけ莫大な量のガソリンが
無駄に浪費されていることか。 アイドリング・ストップなんかで お茶を濁してる場合じゃない。

だから、我々は深夜の都会や郊外、山間部を走るのがよい。
もしくは、サーキット走行を経験すれば、普段の街中を やたら速いスピードで走ることが、
いかに バカげているのかが、良く判る。

実は今月、免許書き換えに行って 人生初めて "ゴールド免許" をもらってしまったが、
これって、スピードが出せないから 必然的に ゴールドになったんじゃないの !? 笑えないな。
だから 最近、真剣に 海外移住しようとすることが頭をよぎる。。
まあ、移住しないまでも、月のうち半分くらいをアメリカやイギリスで過ごせば、
今やっている仕事にも 十分プラスになるし、すくなくとも 気持ちのいい人生を送れるだろう。
イギリスもアメリカも 高速道路は全部タダだし、東京でいう 国道16号に匹敵するロケーションの
M 25 は、ロンドンを完全に一周する片側3車線の立体交差で、東名高速より出来がいい。
日本の国道16号は 信号だらけで、所々 歩道もない一車線だし、その差は 歴然だ。

ちなみに ロンドン市内で、どんな短い路地裏の道路でもでも、歩道の無い道路は記憶にない。
LA界隈のハイウェイだって、片側7車線の所が有ったりする。

さて、それはともかくとして、私としては 取り敢えず 今の業務に邁進する覚悟であります。
自分も もちろん、皆んなにもいい人生を送ってもらいたいし。
だって、死んだら それで終わりでしょ。
今を生きよう !  世界はもっと おもしろい !!   いや、Kit Car で日本をもっと面白くしよう !!!
あ、でも Vuhl のいるメキシコに近い 南カリフォルニアもいいかも知れない

2013年8月25日日曜日

Belgian GP


    [BBC Sport]
Belgian GP
つい 先ほど 終了した Belgian GP。 天候は なんとか持ちこたえた様だ。
そして、今年のSpa はヴェッテルが圧倒的な強さで優勝した。
二位はアロンソ、三位 ハミルトン。

ライコネンはブレーキ・トラブルで 残念ながら リタイアし、グロージャンが八位に
入った。 其の他 ロズベルグ 四位、ウェーバーが五位、バトン 六位となった。

詳しくは このあと 23:30 から BSフジで。
さあ、次は 来月8日の モンツァ だ。  どうする、アロンソ !!

Saturday Music / It's a Beautiful Day


"It's a Beautiful Day" 。

今となっては、あまり聞き慣れないグループだが、60年12月に勃発したヴェトナム戦争の
悲惨な状況に反発し、当時のアメリカの若者たちが アメリカ全土で巻き起こした ヒッピー文化や、
70年代初頭から 西海岸を中心に、愛と平和を追い求めた "フラワー・ムーブメント" が台頭し、
ジェーソン・エアプレーンやトラフィック、ヴァニラファッジ、また初期のピンク・フロイドらに代表される
いわゆる "サイケデリック・ロック" を掲げる多数のグループが出現した。

その中のひとつ、67年に結成された "It's a Beautiful Day" は、今 改めて注目されてよい
重要なグループの一つであろう。

彼らのファースト・アルバム "It's a Beautiful Day" も有名だが、
今回は アルバム"Marrying Maiden" の一曲目、リーダーのヴァイオリンをフィーチャーした
"Don and Dewey" を おススメしたい。

"Don and Dewey"    "Marrying Maiden" 全曲

2013年8月21日水曜日

イギリスにこだわる


このところ ロイヤル・ベビーの誕生で 英国のみならず 世界中に話題を振りまく二人。
実は 上の写真、一年ちょっと前の二人の様子。 話題の演出は既に一流です。
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/search?q=royal+weding

これからも 英国にこだわり、英国車を乗り回す日々を送らんことを。
もちろん、我々日本に於いても  しかり。

皆さんも 英国車と共に 素晴らしく楽しい時間と 人生を送ることを "希望します"。(皇室調で)

Range Rover Evoque 2014


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2014年モデルの Evoque は ZF・9速オートマを搭載し、駆動系全般にわたって改良が施され、
"on Demand four-wheel-drve system" により、四輪駆動走行時と
フロント・ドライブのみの走行との感覚的なギャップを僅少にする新しい技術が盛り込まれる。
また、9速オートマと併せて電子制御されたデフを微妙にコントロールすることで 超スムースな
ドライバビリティーを実現させる。

発売以来、一年半で17万台を超すEvoque が送り出されたが、この成功を更に加速させるべく
内装の改良やカラー・オプションの追加、4種の新デザインのホィールを含め、Co2エミッションや
燃費の向上を図ることになった。
そして これらの改良に伴い、ホィール・センターとリアゲートのバッジのデザインも一新される。

実は、筆者は 既に2年以上前から このEvoque の大ヒットを予想している。
発売2年前のロンドン・ショーでプロトタイプを目撃して以来、その実感は確認していたのだ。
私の目の付けどころの確かさは、自慢してもいいかもしれない !?
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2011/07/evoque_26.html
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2010/07/blog-post_6737.html

さあ、君も Evoque でイギリスを満喫しよう !!    [満喫する為のおまけ]

MINI とセブンを併せて所有する組み合わせも いいが、EvoqueGinetta を持ち合わせる
のも、また いいものかも知れない。 どちらも イギリスを満喫できることに変わりはない。
もちろん Evoque は 普段の足ですが。

[2014 Evoque / autoblog]

2013年8月18日日曜日

Caterham / Suzuki



先週月曜日(5日)、ケーターハムのCEO・Graham Macdonald は かねてより噂されていた
スズキ・エンジンを搭載したセブンを、本年末から発売開始する旨、発表している。

エンジンは 660CC・3気筒ターボで63馬力。 スズキ製5速ミッションを使用する。
文字通りの入門用セブンとなろう。 価格は 現地で£17,995 - 。
日本で 軽自動車としての登録が出来るかどうかは未確認である。 
車重は500Kg 台だろうから 通常の街中での走行は充分な満足感を与えてくれるだろう。
ついでに エアコンでも着けてくれれば良かったかもしれない。 ユーザー層が拡がる。

既にセブンの経験者や サーキットでの使用には 若干の物足りなさがあるかもしれないが、
初心者や、逆にセブンを乗り尽くした者にも、公道・サーキット共、それなりに納得できるものが
あるハズだ。

今のケーターハムは、旧ローバー・ミニの新車より壊れないと言ってもいいくらいクォリティーは
良くなっている。 おそらく英国で一番の出来のいいキット・カーである。
通勤にも使えるし、スーパーに買い物にも行ける。 路駐しても 以外とイタズラされることは
無い。 あまりにも目立つので、皆んな 遠巻きに見ているだけだ。
目立つから恥しいし、視線が痛いというのを実感できる。 でも スグに慣れて、その後は快感だ。
特に団塊の世代、退職後 何をやったらいいのか考えあぐねいているオジサン達には特効薬で、
すばらしく オススメである。

さあ、ここらで もう一度 セブンを見直そうではないか。 つまらない日常から脱却する為に。
所有するだけでも " お客様満足度 " は99%だから、買ったあとの満足感は、
" なんて いい買い物をしてしまったんだろう !! "  と思うこと 請け合いである。
老後の趣味に カメラと絵筆を持つよりも、まず セブンに乗ろう !
セブンで 街に出よう !!  定番の人生からの脱却は、まず これでしょ !!!

[ CarScoops]

2013年8月14日水曜日

1200Km/h Tesla

[La Presse.ca]
Le projet de capsule Hyperloop, présenté par l'entrepreneur... (Photo Tesla Motors, AP)

9ヶ月ぶりの ブログとなった。予告なく中断してしまったことを まず、お詫びしなければならない。
体調不良が主な理由だったが、併せて 従来から並行してやっていた流通・不動産関連の業務
に加えて、 クルマの陸送業務まで請け負ってしまった為、30時間くらい眠らずに過ごす事が
まま あったので、たまの 空き時間は ひたすら寝て過ごすハメになり、ブログを書く気力すら
失ってしまい、時間だけが経過していった。

それに加えて 本来の英国車を主にした、特に 少量生産の手作りグルマやキットカーを輸入・
販売するにつけ、ここ数年の新規車検・国内登録の煩雑や困難になってしまった状況に辟易し、
悩み抜いていたのも実際のところだ。 それは とりもなおさず 販売価格の上昇につながり、
エンド・ユーザーのコスト負担増になってしまうのが 何とも もどかしかったのである。
特に 廉価なキットカーを日本で販売しようとするにつけ、英国ユーザーが日常的に楽しんでいる
価格の倍以上の価格になってしまい、購入意欲は半減どころか 諦めざるを得ないのが日本の
現状なのだ。 英国で登録し 公道走行できるのと同じクルマが、日本では 同じスペックのままで
登録できず、走れない。 コレって、日本のクルマ文化の幼稚さ、民度の衰退、没個性、
社会の画一化の何物でもなく、日本に 遊び心と 心の豊かさが脆弱な事の象徴ではないか。
日本の豊かさって 何なのか 真剣に考えるべきだ。 物質的な豊かさが全てではないだろうに。
いささか短絡的ではあるが、このままでは 日本の世の中は増々荒んでいくと断言してもいい。

そんな中で 今日のWBSのニュースでは、京都の町屋文化の保存と 新たな活用の展開に
ついて、建築基準法、消防法等の適用の一部を規制緩和し、古き良き文化を維持し続ける
取り組みが紹介された。 同様の取り組みは横浜市でも来年度から行われるらしい。 遅い !!
内容の違いこそあれ、輸入車の国内登録についても寛容な規制緩和が為されるべきであろう。
それが緩和されても TPP と違い、国内自動車産業への影響は皆無だろうに。
たまの休日か 深夜にしか走らない(昼間は混んでて走れない。)のに、その排ガスの量たるや
日本国土を走るクルマの量全体から見れば 皆無に近い。
おそらく、焼き鳥屋やウナギ屋から漏れ出す煙と同じくらいの"大気汚染 !? " でしかなかろう。
だから、ウチとしては この問題に果敢に取り組んでいくことを決意したい。
日本を つまんない国にしない為に。

さて、そんな私の稚拙な努力とは かけ離れたスゴい事を考えているのが テスラを主宰する
Elon Musk そのヒトである。同じWBS のニュースだ。

昨日のニュースによると、彼の計画では、LA とフリスコの間 約 600Km を時速1200Km/h で
疾走する "公共交通" を計画している。 しかも 数年後に実現させたい考えだ。
同じく SpaceX を主宰する彼ならではの発想で、まさに現実味が有る。
彼は それを"Hyperloop" と呼び、特殊なチューブの中でリニア・モーターを動力とする
26人乗りのカプセルが時速1200Km/h で移動する様は 想像しがたいが、その施工費用は
5800億円だといい、現実的な数字ではある。運賃もわずか20ドルだという話だが本当か。
でも価値ある乗り物に違いない。 しかし 彼自身が起業するつもりはないらしい。

私にとって いささかインパクトのあるこのニュースで、" 同じ自動車業界" の人間が考えたとは
思えない この独想には捨てがたいものが有り、いつまでものんびりとしていられないと考え、
(別に、のんびりしていたワケではないが。)ブログの再開となった次第である。
しかし、しばらくは毎日のブログ・アップは難しそうだが、徐々にペースアップしたいと想っている。

幸い 先月の診断で、私の血管年齢は 実年齢よりも 20歳若く、あと 50年は余裕で生きると
確信したので、"日本を つまんない国にしない為に"、 いささかの尽力を惜しまないつもりである。
そして このブログの ご愛読をお願いするとともに、是非とも 個性豊かで楽しいクルマに乗って、
本当の意味で 豊かではない この日本で、皆様各位が 豊かな人生を送ることが出来ます様、
切望する次第です。 ですから私自身も "本音で" この仕事に取り組んでいく所存であります。

では 今後とも どうぞよろしく。