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2011年10月20日木曜日

Cheetah




アメリカンG4 と言ってもいい程の容姿を持った60年代の "Cheetah"。
ここしばらく、そのContinuation Car が 僅かな数だが生産されていたものの、
多分 つい最近、その生産を終了してしまったらしい。  残念なことだ。

ここまで いさぎよい造りをしたクルマは、頼んだって そう簡単には出来ない。
本当に、残念なことだ。 でも また、誰かしらが その生産を復活させるだろう。
心情的なファンは世界中にいるし、当時の生産台数こそ 少なかったとはいえ、
これだけの 歴史的アイコンとなるクルマは、そう ざらに有るものではないから。

今週初めに終了したと思うが、eBay のオークションに載っていた アリゾナから
出品された Cheetah は売れてしまっただろうか? 
リプロダクションとはいえ、10万ドルからのスタートだったが。

Daytona Cobra  とは 別の意味で、コレクションに加えるべき重要なクルマだった。
またの 機会に ...... !!

Shell Valley Cheetah Kit Feature

2011年8月3日水曜日

たまには アメリカ

 [pic. kitcar]
Cheetah Sports Car


1963-65年にかけて、Bill ThomasGM のスポーツ部門の連中との
付き合いから生まれ出た "Cheetah"
同じ時代に君臨していたシェルビー・コブラ に挑戦した。

コルベットの エンジンと駆動系を使って 構想を練り、当初は アルミ・ボディーで
仕上げるが、間もなくそれは グラスファイバーに置きかえられる。
シャシーは、クロモリのチューブをアーク溶接で組み上げている。

チータ独特の、絵に描いた様なフロント・ミッド・マウントは、ドライバーにとって、
意外な操縦性とアグレッシブなコントロールを もたらしている。

初期のファクトリー・チームによるレースでは、
Gene Crowe が、オーバーヒート対策の問題も有ってか、コクピット・カウルを
取り去り、ロードスターにして、大型のラジエーターを組み込み、
リア・アクスルにもトーインの処理を施した。
Crowe同時期にペアを組んでいた Ralph Salyer の二人の名から
そのロードスターは "Cro-Sal Cheetah" と愛称されたものだ。

最終的に、レースの為のホモロゲーションの台数を確保できない等の理由と、
工場が火災に遭ったこと等から、1965年には生産が終了されることになる。
何台のチータが生まれたか、オフィシャルな記録は残っていない様だが、
非常に少ないロット、多分23台しか造らなかったため、
いまでは コレクターズ・アイテム化している。
尚、Bill Thomas は、2009年10月に他界した。


Shell Valley Cheetah Kit Feature

現在は、Bill Thomas 自身の認可を得て、オリジナル・スペックとほぼ同等の
単なるレプリカとは一線を画くす、"Continuation Car" が生産され、
それを入手することが出来る。 もちろん、当店からオーダー出来るので、
検討されたし。
520馬力のシボレー・スモールブロックV8 を搭載したモデルは、
SS quarter mile は10秒が可能だ。
"Road & Track" な日常を楽しんでほしい !

イギリスは美味しいが、アメリカも また捨てがたいものがある。

[クリック ↓ ]
Bill Thomas Cheetah Continuation Collectible

ところで 10数年前の事だが、筆者が Palm Springs の街中で行われた
クラッシックカー・レースを観 に行った際に、同日 近くのホテルでやっていた
コルベットのミーティング会場で、100台近くのコルベットのなかに、
唯一、1台だけ、オレンジ色のチータが 佇んでいたのを 想い出す。