2011年8月4日木曜日

もう一度 アメリカ

[2007 Monterey]
さあ ここで、コブラを 出さずには いられない。 特に、"Daytona Coupe" を 。

昨日のCheetah といい、Daytona Coupe といい、
アメリカン・クラッシック・スポーツを語るに、この二つを 外すわけには いかない。
更に、キャロル・シェルビーとシェルビー・アメリカンの存在を。
Ford GT40 もあるが、後日。)

"Shelby American" 、何と象徴的な 響きであろうか。

当時、英国製スポーツカーのポテンシャルに勝る アメリカン・スポーツは
存在しなかった。

Carroll Shelby は、50年代後半、英国で、アストン・マーチンの
ワークス・ドライバーとして活躍したが、60年にアメリカに戻り、
まずは レーシング・スクールを開設。

61年、シェルビーは、英国AC Cars とタイアップし、
当時のアメリカンV8 を積んだスポーツ・カーの製作をAC に依頼する。
62年、"AC コブラ" の誕生である。
更に、シェルビーの動向に、FORD 社が注目、フォード・エンジンの
供給を約束する。

"AC Cobra" のデビュー・レースは、62年10月のリバーサイドだ。
シェルビーは、62年末に、LA 空港内のノース・アメリカン航空の敷地を入手し、
此処に Head Quarter を構える。
63年には、Ken Miles を迎い入れ、リバーサイドで初勝利を飾る。

64年、レース為の空力を重視し、ピート・ブロックのデザインで、クーペ・モデルを
開発、同年の"Daytona 2000" でデビューし、"Daytona Cobra" が誕生する。


さて、世の中に コブラのレプリカは 数あれど、Superformance
プロデュースする コブラは、その素性の良さとクォリティーからして
第一級に挙げられる。 Daytona Cobra に於いても 同様である。
シェルビーのオーソライズも取り付けた そのクルマは、格段の仕上がりで、
単なるレプリカとは 一線を画する。 価格は一千万円を軽く超えるが、
これ以上の出来映えのコブラを 手に入れられる事は、まず あるまい。
日本の路上に置いた際には、フェラーリ、ランボルギーニをも超える
特段の存在感を 周囲に与える事は、必至だ。
当店でも、デイトナ・クーペについては、格別の思い入れとともに、
プロデュースしているので、検討いただければ 幸いである。
"非日常" を手に入れるには 是しか無い !!

britishgreenyokohama@gmail.com