2011年8月8日月曜日

XK-SS




クルマとバイクを こよなく愛した、Steve McQueen

彼が所有した "Jaguar XK-SS" は、その流麗なボディーラインが話題となったが、
1957年に 工場の火災で治具も含めて 全て消失してしまい、
逃げ延びた16台のみが世に出された。

55年から57年にかけて、ル・マンで3年連続の優勝を果たしたD-Type のショートノーズ版を
ベースとして、ロード用に供すべく 助手席のドアも追加して、市販することを目指したものである。
現在では その少ない生産台数の為、オリジナルの入手は ほとんど困難だが、
C-Type、D-Type、XK-SS 共、英国内でも幾つかのレプリカが存在し、
リアルに再現されているものも有って、納得できるレベルで 日常の足(?)に供することが出来る。

Kit Car やレプリカの文化は、決して悪いものではない。
その雰囲気に浸り、オリジナルを偲ぶことは、それはそれで良い事だ。
特に、このXK-SS の様に、時代が古いことや 数が僅少である事 等も含めて
入手しづらい場合には、尚更の事である。

世の中には、色々な楽しみ方が有るものだ。
個人の趣味や楽しみに於いては、それを行う人の主義であるからして、
周囲は 優しく見守るべきであろう。

ヒトが何を言おうと やってしまった方が 勝ち !  やらないヒトより 偉い !!
だから、やるべし。  相談に乗りますよ。