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2015年8月8日土曜日

KTM X-Bow / GT4

  www.dailysportscar.com/2015/04/03/new-ktm-x-bow-gt4-coupe
KTM X-Bow GT4 02
さて、このクルマの事を すっかり忘れていた。
(I had so much work to do, I forgot about this car.)
昨年末のリポート以来、この春ごろには何らかのニュースがあったワケだが、
毎日チェックをしていたつもりで、見落としていたのだろう。
でも、KTM は これに際して 公式なプレス・リリースは行わなかった様だが。

KTM X-Bow GT4 06
よって そのスペックに関しても、詳しい内容は今一つ明らかでないが、
Turbocharged 2.0-liter inline 4 で 300hp ほどだと想像され、7 speed sequential を備える。
ストリート・リーガルではないが 市販を前提に開発を重ねており、
その価格は € 139,000 - とも言われる。
北米市場も視野に入れ、パーツのサプライも行う。

KTM は 4月の始め、アドリア海沿岸から10Km ほど内陸に入った Adria International Raceway
で、Reiter Engineering の連中と共に シェイクダウンを行っていた。   [Maps]
Reiter は、Lamborghini Gallardo を いっぱしのレーシング・カーに仕立て上げる等、
それなりの実力の持ち主である。

また、早速 参加した5月のオランダ・Zandvoort で行われたレースでは、いい成績を残している。
尚 上記写真にある ドライバー前面のロール・ケージは、実戦では省略された。
レースには この他、今年1月 バーミンガムのレーシングカー・ショーで見かけた Sin
新しい Chevron の姿も見える。
youtube.com/watch?v=Lr-M0G2N9ds  [GT4 / Zandvoort]
Zandvoort Results /  Race 1  Race 2
youtube.com/watch?t=13&v=i1Yj4RLOZaM [and GT4 European Series-Race 2 / Spa ]

この KTM GT4 をはじめ、これらのクルマは ある種 さほど真剣なレーシングカーではないので、
つまり ロードカー・ベースだから、その価格も含めた扱いやすさは 我々の手の届く範囲だ。
だから KTM GT4 は 新しい時代の Ginetta G12 なのかもしれない。
そう考えれば、このクルマは ロード・カーに焼き直すことも可能だろう。

そして その最たるモノ、破格なクルマが、この3月にジュネーブで登場した "SCG 003" であり、
その "003-C" は "ロード・カー" だ !   その価格も内容も "破格" である。  "例外" かも。
それを一言(ひとこと)で説明するのは困難だ。 (価格は2億円を軽く超える。)
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2015/03/geneva-5th-mar-2015.html

さて、KTM は既に2008年に GT4-spec の X-bow を登場させ、やがて コンペティティブな
X-Bow RR もリリースしている。
今回の KTM は GT4 スペックで トラック・オンリーだが、これをベースに是非 ロードリーガルも
発売してほしいところだ。 多分、このクーペの方が ユーザー層は拡がるに違いない。
あとは価格次第だが、ロード・カーの方が廉く上がるのではないか。  期待したい。


autoblog.com

2014年12月17日水曜日

New KTM Racing X-BOW, Ready to Race 2015 !


Motorcycle Maker KTM to go Sports Car Racing in America

ひと月ほど前に、Reiter Engineering GmbH & Co.KG と KTM Sportcar GmbH は、
来季からのGT4クラスのカテゴリー向けに、新たなレース用車輌を開発するというニュースが
リリースされていた。 そして今回は それについて、もう少し詳しい内容が発表されている。

クルマは引き続き KTM X-Bow をベースとするが、現状で明らかな ディテールは、
いまだ さほど詳しいものではない。 しかしX-Bow とは異なるクローズドのクーペ・モデルだ。
まだ レンダリング程度だが、実際は さらに開発が進んでいることであろう。

また、従来からもそうだったが、KTM のデザインとブランドのクリエーターとして、
オーストリア・ザルツブルグに近い St.Leonhard / Niederalm に所在する KISKA GmbH が、
このレース用車輌についても、内装の一部 及び、主にエクステリア・デザインのレンダリング、
空力を含むテクノロジーの開発等を受け持つことになる。  [about KISKA]

エンジンと駆動系の基本スペックは、AUDI・ベースの 2.0 liter TFSI / 320hp で、
オーストラリア Holinger6 speed Sequential / Paddle shift と、レース・スペックの ABS
システムを持つ。  (このクルマ、エンジンをデチューンして ロード用に使えそうだ。)
[about Audi 2.0 liter TFSI]   [TFSI / PDF]   [by TASG Blog / TFSI]

参加クラスとしては、SRO Motorsport Group が管轄するレースの GT4クラス 及び、
Pirelli World Challenge(PWC) のGTSクラスへの参戦を目指す様だ。
尚、当面は 来春、SROBoP(Balance of Performance : 性能調整)テストにパスする事を
目標とする。 (SRO= Stephane Ratel Organisation)
[SRO with GT Association /Japan]    [PWC / Car Facts]

2014年11月17日月曜日

KTM & Reiter Engineering



少しだけ離れた国境を跨(また)ぐと オーストリアのザツツブルグに近い、
ドイツ国内の街 Kirchanschoring に位置する Reiter Engineering 

同社は、2008年から続く KTM とのパートナーシップのもと、
European GT4 Championship のタイトル争いを目論み、新たにKTM  X-Bow / GT4
ベースとした Race Car Project を開始、その為のクルマを開発する事にした。
それらを含め 今後、ヨーロッパ以外で、アメリカやアジアも視野に入れて活動を広げて
いきたいという意向も洩らしている。 また その為に、販売やパーツのサプライも考え、
包括的な体制を整える事にしていきたいらしい。

まだ、いつ頃から参戦できる体制を考えているのかの 明記はないが、
おそらく 来期以降の稼働を予定していることだと思う。


さて、それはともかく、日本では トヨタや日産、ホンダを頂点としたレース参戦の枠組み
は存在するが、今回の様に、Reiter EngineeringKTM レベルの、もしくは英国内だと
Radical をはじめ、Ariel AtomCaterham 等の、工房ともいえるレベルの会社が、
レース・シリーズを主導していく様な状況は、残念ながら、我が国では まだ存在しない。
そもそも、そういう会社が育たない国内事情があるのも確かだ。(誰が悪いのかな~ ? )

もちろん、オーガナイザーとしての SCCJ や クラシックカー協会が主催する幅広い車種を
集めたイベントはあるものの、車種ごとのワンメークでレース・シリーズを行っているのは、
従来からある Mini Lotus のグループはあるが、その規模は まだまだ海外で行われて
いるものに 遥か及ばない。 それ以外にも、童夢やHKS の様に 世界でも通用するレベル
の技術を持ちつつ、クルマやパーツをサプライ出来る企業も存在するが、いかんせん、
全体の層の厚さは 海外とは ほど遠いのが現状である。
もちろん、ユーザー側も 同様だ。

結果、英国だと毎月 ・毎週のように行われる オートジャンブルや、頻繁に行われる
クラシック・イベント、キットカー・ショー、その頂点として ドニントンのロータス・ミーティング、
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードや オートスポーツ・インターナショナル等、
枚挙に いとまがなく、その規模も 日本のそれとでは、大人と子供ほどの差がある

 子供といえば、ひとつ思い出すことがあった。
 ロンドンのアレキサンドラ・パレスの クラッシックカー・イベントでのことだったが、
 10歳位の子供が、展示されていたクルマのコクピットを覗こうとした際、
  自分の着衣のボタンで その車に傷を付けないようにという 気遣いからだろう 、
  自分の手で しっかりと衣服を押えながら 覗き込んでいたのだ。
 私は 一瞬、ちょっとびっくりした。
 他人の大切なものに接するときの態度を、子供ながらに理解しているのである。
 日本の親達よ、自身の子育ては 大丈夫か !?

さて かたやアメリカでも、無数に開催されるレーシング・イベント、日本には存在しない車種
で行われるレース、ソルト・フラットやパイクス・ピーク、クォーターマイルに命を懸けるような
男達、 もちろん 我々も憧れる ラグナ・セカを頂点として、ほぼ それに近い規模の
クラッシックカー・イベントが 毎年のように 10も20も 開催されている。
アメリカのジジイ達は、本気の300Km/ h で サーキットを駆けめぐる。
また最近では、一台が10億円を軽く超えるようなクルマが登場するオークション等々、
数え上げたらキリがない。

しかし、これらの状況を日本に求めてもしょうがない。  ムリだ
それは、長年に渡ってそれらのイベントを主催するオーガナイザーや、それに従事する
スタッフ、またそれを視て楽しむ観客も、長い歴史と伝統によって支えられてきた哲学、
フィロソフィー とも言えるセンスや考え方が、彼らの血の中に 脈々と流れているからに
違いない。

ま、一言で簡単に言えば、歴史が違う(違いすぎる)のだが、
考えるに これは、ヨーロッパからも アメリカからも 物理的、地理的に一番遠い所に位置
する日本では、世界と同列に語るのは難しい、と私は想っている。
日本だけのせいではない。

それは 例えインターネットが どれほど発達しようがしまいが、
現場を直接見るに勝るものはなく、モニター画面からは本物の音も匂いも伝わらない。
もちろん雰囲気さえも 理解できるものではない。 ムリだ !! 
これは 年間何百万人が海外旅行に行こうが、解かりっこない。

なぜなら、それを解ろうとする一人ひとりが、自分が興味を持つ現場に直接出向いて、
そこで 分け入るように、つぶさに観察してこない限りは 絶対にムリである。
もちろん 視るだけでなく、語り合うことも必須だ。

要は、行ってみないと 何があるか、何が起こるのか解らないのである。
そもそも、日本のマガジンに、それらのイベントは ほんの1~2ページづつしか紹介されて
おらず、隅々のイベントに及んでは、まず雑誌には掲載されない。
唯一 最近では、海外のファクトリーやショップの訪問記などが 少しだけ増えているように
思うが、それも全体から見れば わずかな数だ。 もちろん 当ブログでも紹介出来るのは、
極く一部に限られ、本当に 一番大事なのは、むしろ 全体像を把握する事が大切なことで、
それらを背景にして個々の事象を判断し、理解すべきことである。

もちろん、クルマ好きの一人ひとり 全てが、現場に出向くのは有り得ないことだから、
それを 少しでも補うのが、我々ショップの人間やブロガーの役目でもあろう。
本当は 書きたい記事は 毎日2倍も3倍もあるのだけれど、私自身がブログに専念する事
が出来るブロガーでもないし そんな状況にはないので、残念ながら日々割愛させて頂いて
いる。

以上が(本当は もっと ! )、ここ20年ばかり、この世界に少しだけ 足を踏み入れた私自身が
感じ入ることである。  何度も言うように、それは ほんの一部に過ぎない。
だから、これから あとどれだけ見て回れるかは、自分でも想像がつかない。
できれば、あと20年は 駆けずり回って見たいという気持ちはあるが、どうだろうか !?

イタリアなんか 行ってみたいが、ムリだ。 やめておく。 そんな時間はない。
だから、行かない !! (ホントは 行きたい ! )
写真や雑誌で観る限りでも 大したもんだと思っているのに、あの圧倒的な歴史の佇まいを
目のあたりにしたら、多分 イタリアに居着いてしまうだろう。 帰ってこない。
アレがあるから イタリアン・デザインが成り立っているのだ。 やっぱ 行かないほうがいい。
歴史の佇まい を大切にしようとしない日本は、よ~く考えるべきだ。 それは日常の中にも
 あるのだよ。 そういう意味で 広くヨーロッパから学ぶべき事は、まだまだ沢山ある。)

それと、イタリア語が理解できない。 いまさら、NOVA なんかに行けないし。
だいいち、英語を習う学校になんか 行ったことがない。(でも、少しばかり喋れるけど。)
ちなみに 当ブログのニュース・ソースは、全てイギリス、もしくは英語圏です。

さて、眠くなった。 きょうは これ位にしておく。 ............., 。 唖々、むずかしい !