2019年3月31日日曜日

GULF AIR BAHRAIN GRAND PRIX 2019

https://scuderiatororosso.redbull.com/en/f1-tracks/bahrain-international-circuit/


今季第2戦目の BahrainGP。 一周5.412km のコースを 全57周で争われる。
https://www.formula1.com/en/racing/2019/Bahrain.html#circuit

今回のタイア・チョイスは Hard(C1), Medium(C2), Soft(C3)。
Haas の Grosjean は、予選で McLaren の Norris の進路でを害した事に対して、
3グリッド降格、11番手スタートとなる。  [Starting Grid Today]

Red Bull の Verstappen は 5番手をキープしたものの、マシンが予定通りに機能する為には、
更なる改善が必要だと言っている。  これは エンジンのせいではなく、シャシー側の問題だとした。
恐らく Gasly のクルマでも 同様な事が起こっているのであれば、同じチームで 5番手と 13番手の
スタートとなった事は、キャリアの差だけだろうか。

もし ドライバーの資質に言及しなければならないとしたら、今後暫くは Gasly も難しい戦いを
強いられる事になるかも知れない。
チームは、Gasly には それなりの時間を与えるとも言うが、それが いつまでなのかは、
本人の努力にも依る。 厳しい世界だ。 さて、今日の結果は 如何に !?

23:30(現地 17:30)、決勝戦開始 30分前の様子は いつも通りだ。。
但し 風が非常に強い。 どこまで影響するだろうか。 立ち木の揺れが目立つ。
5~7コーナーの過ごし方が難しいか。  さらに ホコリの様に細かい砂がコース上に舞い込む事も。
また 昨年より大きくなったリアウィングは、風の影響を大きく受けるだろう。
Beckham  が マクラーレンの Zac とグリッド上で談笑する。

そして 何よりも注目されるのが、Leclerc の走りだろう。 どこまで ....... !?
2番手スタートの Vettel は、自分のクルマの仕上がりが 今一つだと言っているが。

国歌斉唱の後、Gulf Air のデモ機が 超低空で飛来する。
10番手スタートの Ricciardo は、かなり気合が入っている様な仕草をするが。
Hamilton は早々とマシンに乗り込んだ。

あと 5分で決勝がスタートする。 今年は DRSゾーンが一つ増えて 3ヶ所になった。
オーストラリアから比べると かなり抜きやすいコース、かなりのバトルが期待される。
2分前、各車のタイア・ウォーマーが外されていく。 風速は 10m前後か。

現地 18:10、フォーメーションが始まった。
18:13、レース・スタート !!

Lap   1  Vettel, Leclerc, Bottas, Hamilton。 lecrelc は 3番手に。 Sainz 6番手。
Lap   2  Leclerc  2番手に戻った ! Stroll はピットでフロントウィングを交換。
    Grosjean と当たったか。
            Verstappen 5番手、Gasly 12番手。
Lap   3  verstappen が Bottas を追う。 後ろから Sainz も。
Lap   4  sainz が verstappen に仕掛けたが、フロントウィングを破損したか。
            16番手に下がった。
Lap   5  Leclerc は Vettel に対して DRS圏内にいる。  差は 0.6秒。
Lap   6  Leclerc が Vettel を交わしたが、Vettel も負けじ。
    しかし Lecrelc がトップに。
Lap   7  Leclerc と Vettel の差は 1.4秒に。 Ricciardo は 6番手にいる。
Lap   8  トップ 5は、スタート当初に戻った。 Ricciardo の後ろには Raikkonen。
Lap   9  Perez はピット。 Norris 9番手、Gasly 11番手。
Lap 10  Raikkonen, Gasly, Alobon がピット。 Gasly はSoft に。
Lap 11  Hamilton のリア・タイアは !? Norris がピットに。 Gasly は 16番手、
    しかし Albon がGasly を抜いた !
Lap 12  Verstappen ピット。 2.1秒、速い !  9位で復帰。
Lap 13  Kvyat がスピン !  Giovinazzi と接触。 Bottas, Hulkenberg がピット。
Lap 14  Hamilton, Leclerc がピット。  Verstappen は Fastest。
    しかし Bottas が verstappenを抜いた !
Lap 15  Vettel ピット。 2.1秒。 4位復帰。 Ricciardo は 2番手にいるが、実質 2番手は Hamilton。
Lap 16  leclerc が Fastest。 Vettel は Ricciardo を抜いて 3番手に。
Lap 17  Gasly は 11番手に。 4番手 Ricciardo は まだピットストップしてない。
Lap 18  Grosjean はピットにいる。  Kvyat はタイムペナルティー、ピットレーンでの不始末。
    Grosjean はリタイア。
Lap 19  Leclerc はトップをキープ !!  Hamilton のリアが厳しいのか。 Vettel が近づく。
Lap 20  Hulkenberg が Raikkonen を抜いた。
Lap 21  Vettel は Hamilton にさらに近づいた。1秒以内に。  Hamilton はピットに向うか ?
Lap 22  Gasly は 10番手にいる。 
Lap 23  Vettel が Hamilton を交わして 2番手に。 Mercedes は何か問題が !?
Lap 24  Hamilton は出来るだけピットに入るのを伸ばしたい。
Lap 25  しかし Leclerc は独走。 Ricciardo ピット、ソフトで 25周していた。Medium に。
Lap 26  sainz はピット。 しかし 最後尾。 Norris が Raikkonen を抜く。 Albon ピット。
Lap 27  Hamilton は Vettel から遅れた。
Lap 28  Leclerc は余裕か !? 
Lap 29  Kubica がピットに。 Gasly は9番手に。
Lap 30  Ricciardo は DRS で Magnussen を抜いて 11番手。
Lap 31  Leclerc はどこまでいける !?  Kvyat 14番手、Albon 15番手。
Lap 32  Verstappen のタイアはどこまで行ける ?
Lap 33  verstappen ピット。 4.7秒、遅い。 右リアが遅れた。 
    7番手復帰。 すぐに Raikkonen を抜いていく。
Lap 34  Norris, Verstappen, Gasly の順。 raikkonen はピット。
Perez もピット。  Medium。 Hamilton もピット。 Medium。
Lap 35 Albon が Kvyat を抜く。 
Lap 36  Vettel ピット、medium。 3位復帰。 hamilton は4位。
Lap 37  Leclerc 余裕。 ピットに。 トップをキープ。  hamilton は Vettel に仕掛けるが。
    Vettel は Bottas を抜いた。 Bottas はピットに。
Lap 38  Hamilton が Vettel を抜く !! しかも Vettel はスピン !! Vettel はフロントウィングを
    落とした、どこで !?
Lap 39  Vettel はピットに。 9番手で復帰。
Lap 41  Verstappen 4番手、Gasly 12番手。 Albon は 10番手にいる。
Lap 42  Vettel は Ricciardo を交わす。 次は Hulkenberg を。
Lap 43  Alobon が健闘している、10番手キープ。 Gasly は 11番手。
Lap 44  Vettel は 5番手まで戻ったが。
Lap 45  Verstappen は Bottas に 4秒以上遅れて 4番手。 表彰台は難しいだろう。
Lap 47  Leclerc のエンジンに異音 !? Hamilton が少しづつ近づく。
Lap 48  あと 10周。  Leclerc はバッテリーのリカバリーが出来ていない !!
    Hamilton トップに !! ドラマだな~ !!
Lap 49  Bottas も Leclerc を !? Verstappen も !?
Lap 51  Gasly 10番手、Albon 11番手。 Verstappen と Leclerc の差は 21秒、
Lap 53  あと 5周、Bottas は Leclerc に近づく。 Verstappen は ?
Lap 54  Bottas が Leclerc に近づいた。 そして Leclerc は抜かれた !
Lap 55  Hulkenberg, Ricciardo が止まっている !!  何故 ? MGUK ? Safety Car。
Lap 56  Sainz がピット。リタイア。 Safety Car のままレースが終わる !?
    Leclerc は3位をキープ、首がつながった。
Lap 57  ん~ !!  ドラマだった !!  

            そして Hamilton が優勝 !! 

   2位 Bottas,  3位 Leclerc !! 4位 Verstappen。

   1) Hamilton   2) Bottas    3) Leclerc   4) Verstappen   5) Vettel    6)Norris
           7) Raikkonen   8) Gasly   9) Albon   10) Peraz  [Full Race Results]

Hamilton はインタビューで Leclerc を労(ねぎら)う。 
バックルームでも、"お前のレースだったな" と。
Leclerc は終止 落ち着いていた。 エライね、21歳 !!
彼の今後を 誰もが期待することになろう。  そして 同じく若い Gasly は ?
https://www.charlesleclerc.com/   https://www.pierregasly.com/

ルーキーの Albon の健闘も見事だった。 今後の世代交代が見えてくる。

それにしても、Renault の失態は !?
Red Bull を去ってまで行った Ricciardo の落ち着き先は ...... !?

2019年3月30日土曜日

Bahrain GP Qualifying


Sakhir(サヒール) / Bahrain、砂漠の中に在る Bahrain International Circuit。
現地 18:00(日本 24:00) から始まった公式予選。 [Position of the Circuit]
McLaren のブースには(F1 を引退した !?) Alonso の姿も視える。

Q1  20人のドライバー中、Giovinazzi, Hulkenberg, Stroll, Russel, Kubica がノックアウト。
      トップは Leclerc。 Vettel, Hamilton, Norris が続く。 Albon 6番手、Gasly は危うく 14番手。

Q2  Ricciardo, Albon, Gasly, Perez, Kvyat がノックアウト。
       Verstappen は 7番手。 Raikkonen はしぶとく 10番手で Q2 突破。

Q3  明日のポールを決める Q3。 
       まずは Bottas, Hamilton がコースイン。 Leclerc が続く。
       Leclerc が速い !!  Vettel は !?  Leclerc は 早々とピットに収まった。
       そして Leclerc は再びコース・イン !!

       そして, そして、 ...... Leclerc がポールシッター !!  Vettel は2番手に。

       Leclerc, Vettel, Hamilton, Bottas, Verstappen, Magnussen, Sainz, Grosjean,
       Raikkonen, Norris の順。   [Full Qualifying Results]

Ferrari の 2台がフロント・ローを独占、それに Mercedes の 2台が続いた。
Verstappen / Red Bull-Honda は 5番手。

それにしても 恐るべし Charles Leclerc、  フェラーリの新人 / 21歳 !!
昨年 Sauber(今期はAlfa Romeo Racing と呼称、Sauber Motorsport AG が運営する。)
から F1デビューした 生粋のモナコ人・ドライーバー。
https://twitter.com/charles_leclerc

明日の決勝スタートは、現地 18:10。  時差 6時間。
テレビ放映は 決勝前の様子を含めて、23:30 から フジテレビNEXT(CS) で。
[Starting Grid Tomorrow]  [Thursday Press Conference]

2019年3月17日日曜日

Rolex Australian Grand Prix Finals

www.racingcircuits.info/australasia/australia/albert-park,-melbourne/#.XI26DSL7QY1
Map of Albert Park, Melbourne, 2011 to date

今季初戦となる Australian Grand Prix。
Melbourne(メルボルン) の市街に ほど近い Albert Park Circuit。   [Maps]
オーストラリアは今 "Summer Time (4月7日まで)" なので、日本との時差は2時間。
決勝スタートは 日本時間の14:10 から。
TV放映は 決勝前の様子を含めて 13:30 から、フジテレビNEXT(CS) で。

レースは、5.303km のコースを 全58周で争われる。
一般道を利用した公園の中のサーキット。  たくさんの落ち葉が舞い、コンディションは決して良くない。

[Qualifying Result / Saturday]  [Starting Grid Today]  [Ricciardo's Guide to Australian Course]

F1オーストラリアGP:各ドライバーの持ちタイヤ数
Today's Tyres

予選では Mercedes の速さが際立っていた。
Vettel は、バルセロナ・テストのメルセデスは三味線を弾いていた(ブラフをかましてた)と言う。
そして Red Bull-Honda の Verstappen が、予選4番手を確保した。

レース開始前のグリッドでは、メルボルン直前で亡くなった F1 の Racing Director、 Charlie Whiting
に対して黙禱が行われた。

現地 16:10 フォーメーションが始まる。
16:13、レース・スタート !!

Lap   1  Bottas, Hamilton, Vettel, Verstappen, Leclerc, Magnussen の順。
    大きな混乱は無いが、後方で誰かが接触したか。
Lap   2  Ricciardo と Kubica がピットに。 Ricciardo はフロント・ウィングを落としている。
    ホームストレートのピットレーン出口付近の芝生の中に有った段差 ? のショックで
    ウィングが脱落したか。 Kubica もフロントウィングを失っている。
    Ricciardo はタイアも Hard に替えた。 ワンストップでこのまま最後まで行くのか。
    今季から フロント・ウィングの形状・大きさが変更された。
    接触すると崩落する危険性は高くなった。
Lap   3  17番手スタートの Gasly は16番手、McLaren の Norris は 10番手に着けている。
Lap   4  ルーキーの Albon(Toror Rosso) は 11番手。
    Haas のGrosjean を Renault のMugnussen が追う。
Lap   6  上位陣は変わらず。 
Lap   7  Ricciardo(Renault)は まだ 19番手にいる。 Haas は 6ー7番手、
    新生 Racing Point(元 Force India) は 12-13番手。
Lap   8  全体の順位は変わらず。
Lap   9  5番手の Leclerc がコースを外したが 順位は変わらず 5番手。
Lap 10  McLaren の Sainz に異変が。 白煙が出始めている。
Lap 11  Sainz はピットへ向かう。 ターボか。 火も視える。
    ピットレーンに入った直後に止まって リタイアした。
Lap 13  Bottas が Fastest。 Raikkonen はピット、16位で復帰。
    Sainz が歩いてピットに戻る姿が視える。
Lap 14  Hamilton も Fastest。 Hulkenberg がピット。 Racing Point の Perez も。
Lap 15  Vettel がピット、3.2秒、6位復帰。ちょっと遅い。Magnussen, Albon もピット。
    Magnussen と Hulkenberg が接戦。
Lap 16  Hamilton ピット。 Grosjean, Noris もピット。
    Grosjean は左フロントのタイア交換に手間どい 10秒以上のロスをした。
Lap 17  Verstappen は 2番手、Leclerc は3番手にいる。 Vettel Fastest。
Lap 18  Bottas 順調、Hamilton より速い。 Vettel が Fastest。
Lap 19  Hamilton は 4番手、Vettel 5番手。 Strollが 6番手、Kvyat は 7番手にいる。
Lap 21  Bottas が再び Fastest。 Gasly は8番手に上がっている。
Lap 22  Bottas と Verstappen の差は 14.9秒。
    Giovinazzi に Norris が仕掛けている。
Lap 23  Hamilton は Verstappen よりやや遅い。  どうした !?
Lap 24  Bottas がピット、2番手で復帰。 Verstappen がトップに。
Lap 25  Hamilton は Medium に履き替えたタイアに問題か。 どこまで持つ ?   もう一度ピット ?
Lap 26  Verstappen がピット、2.3秒、速い !! Vettel の後ろ、5番手で復帰。
    Norris が やっとのことで Giovinazzi を抜いた。
Lap 27  Giovinazzi は その後 Grosjean, perez にも抜かれる。
    Toro Rosso の Kvyat は 7番手。 Kvyat はピットへ。11位で復帰。
Lap 28  Stroll がピット。 Giovinazzi,  Leclerc がピットに。
    Leclerc は 今さら Hard に履き替えたが、彼は Hard との相性がいい !?
Lap 29  Gasly は6番手だが、タイア交換が必要だろう。
Lap 30  Bottas, Hamilton, Vettel, Verstappen はスタート時と同じ順番になった。
Lap 31  Verstappen が Vettel に襲い掛かり ...... 抜いた !! 初戦で表彰台を狙うか。
Lap 32  Ricciardo はピットにいる。 そのまま リタイア。 Grosjean がアウト、左フロントタイアか ?
    ホィール・ナットが無い !? コース外に手押しされてリタイアした。
    ピット時のタイア交換に問題があった !?
Lap 33  Kvyat は事実上、Gasly の前にいる。
Lap 34  Verstappen は Hamilton を追う。 1.3秒差。
Lap 35  3位 Verstappen と 4位 Vettel の差は6秒。
Lap 36  Kvyat が Stroll を追いかける。
Lap 37  Bottas が独走している。 Hamilton に 18秒の差をつける。
    Kvyat は執拗に Stroll を追うが。
Lap 38  Gasly がピット、Soft。11位で復帰。 同じホンダエンジンの Kvyat を追う。
    そして 一瞬 Stroll を抜いた直後にグラベルにはまってしまった !!
    Gasly ピット、Soft に。
Lap 39  Gasly が Kvyat を追いかける。
Lap 40  Hamilton と Verstappen の差は 1.4秒。
Lap 41  Verstappen がどこまで Hamilton に迫るか、見どころだ。
    Gasly はなかなか Kvyat を抜けないでいる。
Lap 42  Willams から Racing Point に移籍した Stroll は 9番手。
    元 Force India の Racing Point はやはり 戦闘力を失くしていない。
Lap 43  Ferrari が遅い。どうした。
Lap 44  Vettel の遅さは タイア以外にも !?
Lap 45  Verstappen は かなり慎重に Hamilton を追っている ?
Lap 46  Hamilton はタイアが厳しい !? Bottas は ?
Lap 47  今季も Williams は苦しい戦いを強いられる ! 現在 2台共 最後尾。
Lap 48  Vettel だけが遅い。 タイア or クルマ !?
Lap 49  あと 10周。 これからが面白い !  Gasly はまだ 11番手で 手こずっている。
    と、Verstappen が一瞬コースを外した。 もったいない。Hamilton に3秒差になった。
Lap 50  Bottas の優勝は堅いだろう。  2位の Hamilton との差は 25秒以上ある。
    Vettel と Leclerc の差は 0.7秒になった。 "後輩" の Leclerc に負けるワケにはいかない。
Lap 51  Gasly の後ろには Bottas の姿が見え始める。
Lap 52  Bottas は次々と前を行くクルマを周回遅れにしていく。
Lap 53  Kvyat は 10位入賞圏内を保てるか。 Gasly も その 0.4秒後ろにいるが。
Lap 54  Verstappen は Hamilton の後ろ 1.7秒に迫っている。
Lap 55  Verstappen が飛ばす。  Fastest !! 差は1秒に !!    Red Bull が Mercedes を追い回す !!
Lap 56  あと3周。  Verstappen は !?  Gasly は Kvyat をまだ抜けない。
Lap 57  Verstappen は Hamilton に0.8秒に迫った。
Lap 58  Bottas 最終ラップ、しかも Fastest !!

  そして Bottas 優勝 !! 更に Mercedes の 1-2。

Honda エンジンは復帰後 初めての表彰台に。  ホンダにとっては長い道のりであった。
Hamilton は Verstappen に追いかけられた事について、"問題ない。" と。
Verstappen も、"まあまあ さ、こんなもんだ ! "。
同じ ホンダ・エンジンの Kvyat(Toro Rosso) は、10位で入賞圏内に入った。
Ferrari は 何かと誤算だったろう。 そして Mercedes は やはり強かった。

1) Bottas   2) Hamilton   3) Verstappen   4) Vettel   5) Leclerc   6) Magnussen
7) Hulkenberg   8) Raikkonen   9) Stroll  10) Kvyat    [Full Race Result]

表彰台の前列には Jackie Stewart がいる。 さすがのレジェンドである。
インタビュアーは Mark Webber。
Bottas は質問に答えて、"今日の朝食は お粥だけさ ! "

そして 何よりも Honda と そのスタッフ達が 喜んでいるに違いない。
これで 今季 Honda が表彰台のトップに昇る事は、自身の視野に入った事だろう。

Race Track Digital Art - Albert Park, Melbourne, Race Track by Theodor Decker

2019年3月15日金曜日

Charlie passed away on Thursday morning in Melbourne

www.formula1.com/en/latest/article.fia-thursday-press-conference-australia-2019.3b55RNOLvDlBtv9etg63oR.html
「2019 australia f1 press conference」の画像検索結果

Formula One のレーシング・ディレクター、Charlie Whiting が逝ってしまった。
昨日(14日・木) 未明、この週末に F1初戦が行われるオーストラリアのメルボルンでの事だ。
肺(血栓)塞栓症(Pulmonary Embolism ; PE) に依り急逝。 66歳。
(Born : 12 August 1952.   Natinality : British.   Aged 66.)
https://edition.cnn.com/2019/03/14/motorsport/charlie-whiting-formula-one-fia-death-spt-intl/index.html
https://twitter.com/F1JP_News/status/1106098271624224769
https://twitter.com/F1JP_News/status/1106199189887672320
https://www.bbc.com/sport/formula1/47564762

14日(木), Australian GP の Press Conference で、出席ドライバーは かなり沈痛な面持ちで
各々の想いと共に チャーリーの功績を称えた。
FIA は 当面の後任に Michael Masi を起用、彼がスチュワードを務める事になる模様である。
www.nytimes.com/2019/03/14/sports/autoracing/charlie-whiting-formula-one-dies.html

Australian Grand Prix では、本日(金曜日)のフリー走行で Hamilton がトップタイムをマーク、
2位 Bottas、3位には ハミルトンから僅か 0.800秒遅れて Verstappen が入った。
今季から同じ Red Bull で走る Gasly も、Verstappen に続いて 4番手に着けた。
フェルスタッペンは、ホンダ エンジンに 特に問題は無かった としている。
https://www.formula1.com/
https://twitter.com/F1JP_News/status/1106444304011022337

Honda は、今季から Red Bull と Toro Rosso の2チームにエンジンを供給する体制を構築、
トロロッソの Gasly は、Renault に移籍した Ricciard の替わりのドライバーとして
Red Bull のドライバーに抜擢され、Verstappen のチームメイトとなった。
また Toro Rosso は、Gasly の後任に Daniil Kvyat を迎え、Hartley の代わりには
ルーキーの Alexander Albon を起用し、ドライバーのラインアップを一新している。

今季 ホンダ・エンジンは これまでになく好調なスタートを切った。
両チーム 及び各ドライバー共々、冬季の開発期間からバルセロナ・テスト、
そして本日のメルボルンでのフリー走行に至るまで、かなりの満足感を表明している。
また ホンダとのパートナーシップについても好感を持って称賛している。
期待していいだろう !!

Goodbye Charlie !!    Many Thanks.

2019年3月11日月曜日

Ginetta, "We’re not mass producers"

 www.cnet.com/roadshow/news/ginetta-akula-geneva-motor-show/
「ginetta akula」の画像検索結果


Ginetta Cars (in Garforth, Leeds, West Yorkshire) は、先週から開催されている Geneva Motor Show
(4-6 Trade, 7-17 Public Day) で、同社初の V8 Super Sport Car, "Akula" を公開している。
https://www.gims.swiss/  https://www.gims.swiss/press-days

展示ブースには Old Ginetta の "G10" を従え、"Akula" のルーツとなる FR V8 を誇示した。
(G10 は 65年のレーシングカー・ショーに登場、Ford V8/4.7 Litter, 車重 900kg で、
当時のワークスドライバー・Chris Meek が、Brands Hatch のデビュー戦で E-Type GT Racing を
打ち負かして優勝している。その後 ロード・リーガルの G11 もリリースされた。)
https://www.ginetta.com/akula  https://www.youtube.com/watch?v=FQ9g9sa_UQw

さて アグレッシブなスタイルと Typhoon Black の塗色で ジュネーブに登場した Akula は、
限定 20台(既に 14台は売約済) の生産、価格は £340,000 (約 5000万円)。
最高速 200mph、Light & Dry Sumped Compact NA / 90° V8 600bhp、
車重 1150kg、Weight Balance は 49% Front / 51% Rear である。
エンジンは フロントスクリーンの真下に位置する 完璧なフロント・ミッドだ。

そして、ジネッタは ハイブリッド なんか やらない !!
彼等にとって Normally Aspirated (NA) は当たり前なのだ。
何故かって !?  リアルなドライビング感覚を享受したいに 決まっているから。

生産開始は 今年の秋以降、最初のクルマが 顧客の手に渡るのは 2020年の1月頃を予定する。
残り僅かだから、欲しい人は 大至急 当方に ご連絡を。 ジュネーブで 完売も有り得るので。
britishgreenyokohama@gmail.com

その他 主なスペックは以下の通り。
In-House(自社製) Billet Machined Engine Block、6-Speed Sequential Rear Transaxle
(with Multi-Plate Clutch)、Torsen LSD、Carbon Ceramic Matrix Brakes、
Michelin Pilot Sport・275/35 ZR19 Front, 305/30 ZR20 Rear、
Alcon Carbon Discs、Central Lock Ginetta Alloy Wheels、Touch Screen System etc。


https://www.topspeed.com/cars/car-news/the-2020-ginetta-akula-is-your-new-200-mph-british-supercar-dream-ar184823.html
https://www.autocar.co.uk/car-news/motor-shows-geneva-motor-show/200mph-ginetta-akula-supercar-revealed

https://britishgreenyokohama.blogspot.com/search/label/gg

https://www.youtube.com/watch?v=TEzXxr9ICoE
https://www.youtube.com/watch?v=kJBRd-89gf8
https://www.youtube.com/watch?v=jwVr6aXBNrM

Ginetta supercar
www.motorauthority.com/news/1121298_ginetta-reveals-600-horsepower-supercar-boasting-v-8-and-carbon-construction

2019年3月6日水曜日

Ginetta's Super Sport is coming

https://www.autocar.co.uk/car-news/motor-shows-geneva-motor-show/200mph-ginetta-akula-supercar-revealed
Ginetta supercar reveal exclusive pictures - front
ここ数年は 各社の Supercar, Hypercar が目白押し(?) だが、いよいよ Ginetta も その分野に進出する。
www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/lotus-and-williams-partner-develop-omega-hypercar
www.motor1.com/news/302878/lotus-williams-partnership-hypercar-rumors/
http://britishgreenyokohama.blogspot.com/2019/01/brabham-bt62-for-road.html

ジネッタのロードカー開発部門は、全く新しい 600bhp を超える Super Sport を開発中だ。
クルマは この秋以降の発売を目指す、もしくは 公表するらしいが、来月の Jeneva(ジュネーブ) 迄に
プロトタイプが間に合うかは微妙だろう。
既に私は 先月のバーミンガム・ショーのジネッタ・ブースで、
旧知のスタッフから 今回のスーパースポーツが開発中である事を聞かされていた。
但し、エンジンは自社開発だと言うが、その為の過剰投資には留意すべきだろう。
エンジン開発は簡単なモノではないから。 特に コスト面で。
https://www.ginetta.com/05-03-2019
https://twitter.com/GinettaCars

クルマは 機能的なエアロダイナミクスを考慮し、Carbon Fiber のバスタブ状ボディーに、
V8 Engine と Sequential Gearbox を搭載する。  FR のカーボン・バスタブは希少だ。
そして、この分野で カーボンファイバー・ボディーを用いる事は もはや常態化している。

同社は 既にロードカーとして 2010年に G40R をリリースし、また オリジナル・ジネッタの時代には、
今回の スーパースポーツ同様、FR フォルムのクルマ・Ginetta G10 を 65年に登場させていた。
https://britishgreenyokohama.blogspot.com/search/label/g40r

尚、およそ25年前、筆者は オリジナル G10 のオファーを受けた事が有ったが、
当時は既に かなりのポテンシャルを持ったG12 とその プロトタイプまでも手にしていたので、
G10 を購入するには至らなかった。   今 想えば 希少な G10 は入手すべきだった !
www.pistonheads.com/gassing/topic.asp?h=0&f=128&t=1566427 [G10 on PistonHeads]

現行のジネッタ社は、当時の Walklett Brothers が ジネッタの各車を開発していたのと全く異なる
(と言ってよい) 生業(なりわい) をしている会社であり、レース活動をメインとする企業だ。
同社は 今や Le Mans をも見据える状況となった。

Ginetta LMP1 in Birmingham this time
Click to enlarge  ↑

但し 4年前に同社を訪問した際には まだ G40 を生産中で、その工程と裸のシャシーを視た限り、
G40 は 十分な強度とポテンシャルを持ったクルマであることを感じ取ったものだ。
(これは 昨年発表され、シャシーを強化したアリエル・アトム 4 にも 同様な事が言える。)
https://britishgreenyokohama.blogspot.com/2015/01/ginetta-now.html [january 2015]

今年後半に登場を予定する ジネッタのスーパーカーは、ある意味 一瞬ではあろうが、
これらの集大成として登場するロードカーになると言ってよいだろう。

更に 今後の Ginetta は、それを率いる Lawrence Tomlinson の手腕に懸かっていると言ってよい。
Tomlinson's Dream は、McLaren と肩を並べる事を想い描いているのかも知れないし !?
........ , さあ  どうする (どうなる)  !?     Ginetta !!!

Tomllinson(right side) at Ginetta Waiting Room in Birmingham last month.
   Mike Simpson / Works Driver (left side).                   

https://www.roadandtrack.com/new-cars/future-cars/a26080394/new-ginetta-supercar/
   https://www.motor1.com/news/303178/ginetta-supercar-teaser/
   https://www.motoringresearch.com/car-news-list/new-ginetta-supercar/