2019年3月17日日曜日

Rolex Australian Grand Prix Finals

www.racingcircuits.info/australasia/australia/albert-park,-melbourne/#.XI26DSL7QY1
Map of Albert Park, Melbourne, 2011 to date

今季初戦となる Australian Grand Prix。
Melbourne(メルボルン) の市街に ほど近い Albert Park Circuit。   [Maps]
オーストラリアは今 "Summer Time (4月7日まで)" なので、日本との時差は2時間。
決勝スタートは 日本時間の14:10 から。
TV放映は 決勝前の様子を含めて 13:30 から、フジテレビNEXT(CS) で。

レースは、5.303km のコースを 全58周で争われる。
一般道を利用した公園の中のサーキット。  たくさんの落ち葉が舞い、コンディションは決して良くない。

[Qualifying Result / Saturday]  [Starting Grid Today]  [Ricciardo's Guide to Australian Course]

F1オーストラリアGP:各ドライバーの持ちタイヤ数
Today's Tyres

予選では Mercedes の速さが際立っていた。
Vettel は、バルセロナ・テストのメルセデスは三味線を弾いていた(ブラフをかましてた)と言う。
そして Red Bull-Honda の Verstappen が、予選4番手を確保した。

レース開始前のグリッドでは、メルボルン直前で亡くなった F1 の Racing Director、 Charlie Whiting
に対して黙禱が行われた。

現地 16:10 フォーメーションが始まる。
16:13、レース・スタート !!

Lap   1  Bottas, Hamilton, Vettel, Verstappen, Leclerc, Magnussen の順。
    大きな混乱は無いが、後方で誰かが接触したか。
Lap   2  Ricciardo と Kubica がピットに。 Ricciardo はフロント・ウィングを落としている。
    ホームストレートのピットレーン出口付近の芝生の中に有った段差 ? のショックで
    ウィングが脱落したか。 Kubica もフロントウィングを失っている。
    Ricciardo はタイアも Hard に替えた。 ワンストップでこのまま最後まで行くのか。
    今季から フロント・ウィングの形状・大きさが変更された。
    接触すると崩落する危険性は高くなった。
Lap   3  17番手スタートの Gasly は16番手、McLaren の Norris は 10番手に着けている。
Lap   4  ルーキーの Albon(Toror Rosso) は 11番手。
    Haas のGrosjean を Renault のMugnussen が追う。
Lap   6  上位陣は変わらず。 
Lap   7  Ricciardo(Renault)は まだ 19番手にいる。 Haas は 6ー7番手、
    新生 Racing Point(元 Force India) は 12-13番手。
Lap   8  全体の順位は変わらず。
Lap   9  5番手の Leclerc がコースを外したが 順位は変わらず 5番手。
Lap 10  McLaren の Sainz に異変が。 白煙が出始めている。
Lap 11  Sainz はピットへ向かう。 ターボか。 火も視える。
    ピットレーンに入った直後に止まって リタイアした。
Lap 13  Bottas が Fastest。 Raikkonen はピット、16位で復帰。
    Sainz が歩いてピットに戻る姿が視える。
Lap 14  Hamilton も Fastest。 Hulkenberg がピット。 Racing Point の Perez も。
Lap 15  Vettel がピット、3.2秒、6位復帰。ちょっと遅い。Magnussen, Albon もピット。
    Magnussen と Hulkenberg が接戦。
Lap 16  Hamilton ピット。 Grosjean, Noris もピット。
    Grosjean は左フロントのタイア交換に手間どい 10秒以上のロスをした。
Lap 17  Verstappen は 2番手、Leclerc は3番手にいる。 Vettel Fastest。
Lap 18  Bottas 順調、Hamilton より速い。 Vettel が Fastest。
Lap 19  Hamilton は 4番手、Vettel 5番手。 Strollが 6番手、Kvyat は 7番手にいる。
Lap 21  Bottas が再び Fastest。 Gasly は8番手に上がっている。
Lap 22  Bottas と Verstappen の差は 14.9秒。
    Giovinazzi に Norris が仕掛けている。
Lap 23  Hamilton は Verstappen よりやや遅い。  どうした !?
Lap 24  Bottas がピット、2番手で復帰。 Verstappen がトップに。
Lap 25  Hamilton は Medium に履き替えたタイアに問題か。 どこまで持つ ?   もう一度ピット ?
Lap 26  Verstappen がピット、2.3秒、速い !! Vettel の後ろ、5番手で復帰。
    Norris が やっとのことで Giovinazzi を抜いた。
Lap 27  Giovinazzi は その後 Grosjean, perez にも抜かれる。
    Toro Rosso の Kvyat は 7番手。 Kvyat はピットへ。11位で復帰。
Lap 28  Stroll がピット。 Giovinazzi,  Leclerc がピットに。
    Leclerc は 今さら Hard に履き替えたが、彼は Hard との相性がいい !?
Lap 29  Gasly は6番手だが、タイア交換が必要だろう。
Lap 30  Bottas, Hamilton, Vettel, Verstappen はスタート時と同じ順番になった。
Lap 31  Verstappen が Vettel に襲い掛かり ...... 抜いた !! 初戦で表彰台を狙うか。
Lap 32  Ricciardo はピットにいる。 そのまま リタイア。 Grosjean がアウト、左フロントタイアか ?
    ホィール・ナットが無い !? コース外に手押しされてリタイアした。
    ピット時のタイア交換に問題があった !?
Lap 33  Kvyat は事実上、Gasly の前にいる。
Lap 34  Verstappen は Hamilton を追う。 1.3秒差。
Lap 35  3位 Verstappen と 4位 Vettel の差は6秒。
Lap 36  Kvyat が Stroll を追いかける。
Lap 37  Bottas が独走している。 Hamilton に 18秒の差をつける。
    Kvyat は執拗に Stroll を追うが。
Lap 38  Gasly がピット、Soft。11位で復帰。 同じホンダエンジンの Kvyat を追う。
    そして 一瞬 Stroll を抜いた直後にグラベルにはまってしまった !!
    Gasly ピット、Soft に。
Lap 39  Gasly が Kvyat を追いかける。
Lap 40  Hamilton と Verstappen の差は 1.4秒。
Lap 41  Verstappen がどこまで Hamilton に迫るか、見どころだ。
    Gasly はなかなか Kvyat を抜けないでいる。
Lap 42  Willams から Racing Point に移籍した Stroll は 9番手。
    元 Force India の Racing Point はやはり 戦闘力を失くしていない。
Lap 43  Ferrari が遅い。どうした。
Lap 44  Vettel の遅さは タイア以外にも !?
Lap 45  Verstappen は かなり慎重に Hamilton を追っている ?
Lap 46  Hamilton はタイアが厳しい !? Bottas は ?
Lap 47  今季も Williams は苦しい戦いを強いられる ! 現在 2台共 最後尾。
Lap 48  Vettel だけが遅い。 タイア or クルマ !?
Lap 49  あと 10周。 これからが面白い !  Gasly はまだ 11番手で 手こずっている。
    と、Verstappen が一瞬コースを外した。 もったいない。Hamilton に3秒差になった。
Lap 50  Bottas の優勝は堅いだろう。  2位の Hamilton との差は 25秒以上ある。
    Vettel と Leclerc の差は 0.7秒になった。 "後輩" の Leclerc に負けるワケにはいかない。
Lap 51  Gasly の後ろには Bottas の姿が見え始める。
Lap 52  Bottas は次々と前を行くクルマを周回遅れにしていく。
Lap 53  Kvyat は 10位入賞圏内を保てるか。 Gasly も その 0.4秒後ろにいるが。
Lap 54  Verstappen は Hamilton の後ろ 1.7秒に迫っている。
Lap 55  Verstappen が飛ばす。  Fastest !! 差は1秒に !!    Red Bull が Mercedes を追い回す !!
Lap 56  あと3周。  Verstappen は !?  Gasly は Kvyat をまだ抜けない。
Lap 57  Verstappen は Hamilton に0.8秒に迫った。
Lap 58  Bottas 最終ラップ、しかも Fastest !!

  そして Bottas 優勝 !! 更に Mercedes の 1-2。

Honda エンジンは復帰後 初めての表彰台に。  ホンダにとっては長い道のりであった。
Hamilton は Verstappen に追いかけられた事について、"問題ない。" と。
Verstappen も、"まあまあ さ、こんなもんだ ! "。
同じ ホンダ・エンジンの Kvyat(Toro Rosso) は、10位で入賞圏内に入った。
Ferrari は 何かと誤算だったろう。 そして Mercedes は やはり強かった。

1) Bottas   2) Hamilton   3) Verstappen   4) Vettel   5) Leclerc   6) Magnussen
7) Hulkenberg   8) Raikkonen   9) Stroll  10) Kvyat    [Full Race Result]

表彰台の前列には Jackie Stewart がいる。 さすがのレジェンドである。
インタビュアーは Mark Webber。
Bottas は質問に答えて、"今日の朝食は お粥だけさ ! "

そして 何よりも Honda と そのスタッフ達が 喜んでいるに違いない。
これで 今季 Honda が表彰台のトップに昇る事は、自身の視野に入った事だろう。

Race Track Digital Art - Albert Park, Melbourne, Race Track by Theodor Decker