2012年6月30日土曜日

Saturday Music / Concierto de Aranjuez


Miles Davis Sketches of Spain album cover

先週の"Valencia GP" に続いて、スペインにちなんだ曲、
"アランフェス協奏曲" を聴いてみよう。
1939年に Joaquin Rodorigo によって作曲された不滅の名曲。

今日は、ジャズ・サンバと 更にその先の名曲へ イメージをつなげて。
できるだけ 順番に聴いてみて下さい。
でも、長くなるから 適当にスキップ !

Miles Davis  Jim Hall  Paco de Lucia  Laurindo Almeida
D.Jango / MJQ  and Milt Jackson  Wynton Kelly
Bud Powell  Mal Waldron  and Spain  Santana
Europa  and More  Fenix
 
おまけ Valencia

Fantastic for London, Good for England

[autoguide]


まだ オリンピックも終わっていないロンドンだが、そこをストリート・コースとし、
既に F1 界のボスの地位を退任する意思表示をしているにも関わらず、
Ecclestone は、自費をはたいてでもいいから レースをやりたいらしい !!
ロンドン ・オリンピック をやるよりも よっぽどいい、と言っている。

3.2マイルが予想されるそのコースは、バッキンガム宮殿やハイド・パーク、
London Eye の対岸にまで足をのばし、時速280Km/h で市中を駆け巡る。
東京だったら、皇居周辺から霞ヶ関、東京タワー界隈に相当し、
日本では有り得ないシチュエーションで 計画される。
ニューヨークだって F1 開催の予定が有るのに。

しかし 10年前の女王即位50周年の時には、バッキンガム宮殿の中庭で、
女王一家の観賞を前にして、大ロック・コンサートをやってしまう国だから、
あながち 夢物語ではない。 [Party at the Palace +,  2002]
皇居でロック !? .......... 有り得ない。
ホワイト・ハウスだって、Jazz ・パーティーをやっているゾ。
さらに オバマ大統領夫人も。

ま、とりあえず、 ロンドン・オリンピックの成功を祈ろう !
しかし、筆者は 以下のコースでの "東京 GP " を提案したい。

皇居前をスターティング・グリッドとし、日比谷交差点が第一コーナー、
右折して桜田門へ向かい警視庁前を通過する。 警備も完璧だろう。
次に三宅坂に向かい
左折して赤坂見附を通過、国道246・青山通りを渋谷に向かって 本田技研本社前で右折、
外苑東通りを四谷三丁目まで、右折して新宿通りに入り四谷駅前を通過して半蔵門に向かう。
突き当たったら左折、英国大使館前を通過して靖国通りへ。
九段下から、再び内堀通りに右折、千代田区役所前を通って皇居前に戻る。
以上、警視庁・本田技研・英国大使館・千代田区役所にも協賛してもらい、大会を盛り上げる。

皇居前では パドック も広く確保できるし、ついでに二重橋が表彰台っていうのがいい。
ロンドンのコースよりも、道幅に余裕がある。  [Maps]
東京オリンピックを もう一度やるよりも よっぽどいい。 毎年出来るし。
私の勝手な試算(想像) によると、F1 では レース毎に1000億円を超えるカネが動いている。
経済効果はデカイ !!

石原都知事、お願いします~ !  あなたでなければ出来ないことです。
日本を変える事が出来るのはのは、これしかない。 本当だ !!
チャールズ皇太子、 お口添えを !!

Fantastic for Tokyo、Good for Japan。
  
[Prince Cahrles Speech at the Palace]   国を愛するというのは こういう事だろう 。
それと、 いい加減に 子供っぽい政治はやめた方がいい。
30年前、初めてアメリカに行った際、"日本人って 子供ネ ! " と、
オバちゃんに言われたことが、いまだ頭 にこびりつく。 
"日本は 素晴らしい国ですネ ! "  と言われても 本気にしてはいけない。
よ~く 考えるべきだ。
そうでないと、いつまでたっても 日本で公道レースは "絶対に" 出来ない。
... 、今日は土曜日で 少し飲み過ぎたか !?

The Spider / McLaren


McLaren MP4-12C Spider

マクラーレンは、かねてから噂のあった MP4-12C のスパイダー・モデル
について、自社のサイトで言及している。 数日中に 正式な発表をするらしい。
よって 今週のGoodwood には、スパイダーは顔を出さないと思われる。

新しいスパイダーは、従来のカーボン・モノセルの強固なシャシーに
アップグレードした 625馬力(616ps)のV8 を積み、0-60mph は3秒で到達する。
このシャシー については、今月20日にオープンした "McLaren Tokyo"
ショールームで展示していたから、まだ見ることが出来ると思うので
確認後に、青山まで出向いてみるとよい。 思いのほかシンプル且つ緻密な
造り込みに驚かされる。

また ジェンソン・バトンが、オープンエア・モータリングの感覚について、
コメントしている。  [Video]
当然、新しいスパイダーも 試していることだろう。

2012年6月29日金曜日

The "Great" McLaren


GREATマクラーレンMP4 12C GT3

"Great" なカラーリングのMP4-12C GT3 が 今週のGoodwood に登場し、
会場の"Fomula One Paddock" に展示される。
これは、"Great" なイギリスを演出する 国を挙げてのキャンペーンの一環
として準備され、今日から3日間 走行も行う。
今年は 女王即位60周年ロンドン・オリンピック もあって、
イギリス中が "Great" になっている。
  
そして 明日30日(土) には、ジェンソン・バトンのドライブで2013モデルの
MP4-12C が走行する。

生産型は625馬力(616ps) にパワーアップされ、スロットルとギア・シフト廻りを
リ・デザインされ、Volcano Yellow のカラーが追加される。
トランスミッションの作動についても リ・マップしている。
  
室内は、高品質なパンチング・レザーにアルカンタラのインテリアで、
ダイアモンド・カット・スタイルの軽量アルミ鍛造ホィールも用意される。
ニューモデルは、会場の一角にある "Supercar Paddock" でも
間近かに観ることができる。
   
唯一 残念なことに、価格もアップ・グレード(!)して 約一万ポンド高い
£241800- となった。

土曜日、日曜日の12:35 から、"Michelin Supercar Run" では、
マクラーレン・チームのレーサーの運転で、二人の著名な英国人ゲストが
最新のMP4-12C に乗り込むというが、 ... はて、誰だろうか。
まさか、また 例のあの ......!?

2012年6月28日木曜日

GT86 / Goodwood




Gazoo Racing は、今日から始まる Goodwood Festival of Speed に、
GT86 にツイン・チャージャーを施し、"Gazoo Racing Sport FR Concept"
として 会場に持ち込む。

通常の200馬力を320馬力にスープ・アップしたもので、エアロ・キットと
大型のリア・スポイラー、大径のホィール、強化されたブレーキ廻りに
ロアーマウント・サスペンションを備える。

GT86 は、Subaru BRZ と共に 海外のメディアでも注目の的で、
この半年 殆んど毎日、様々なカタチで あちこちのサイトに露出している。
Goodwood では、この価格帯のクルマが登壇することは非常に少なく、
それだけに注目度が高いことも伺える。

ただ 老婆心ながら想うことだが、Goodwood の観客は、
先月のニュルブルクリングで クラス優勝したSTi のクルマならまだしも、
コスト・パフォーマンスに優れ、信頼性も兼ねそなえた廉価なクルマに
期待して観に来ているのではない。
年代物のクラッシック・スポーツだろうが、または ハイエンドなスポーツカー
であろうが、普段めったに観ることが出来ない"何か" を求め、
それを期待して遠路、ときには他国から訪れるのだ。

今回 GT86 以外にも "Mazda MX-5 GT Concept" が出場するが、
やはり その"Concept" は、今言ったような期待感を満足させるには
いま一つ強烈な "Something Special" を持ち合わせてはいない。

確かに Goodwood のイベントの一部は、メーカー・サイドのパフォーマンス・カー
の発表会となっている感じが しないでもないし、もちろんそれはトヨタやマツダ
に限った事ではない。 しかし、それを賞賛する観客はごく少ないことだろう。

実は私自身、まだGoodwood に出向いたことはない。
そんな私が とやかく言う筋合いではないのだが、少なくとも 過去の経験上、
"アタリ" をつけて見にいったイベントで、自分の期待をハズしたことは一度も無いし、
むしろそれ以上の素晴らしい結果を享受できたことは 何度も体験してきた。
でもそれは、単に私が "感じ易い" だけの事だろうか !?
それとも 単に私自身の憧れなのだろうか !?

おそらくGoodwood も、現場に行ってみれば 多大な充足感を満たして
帰路についたに違いないのだが、 今回は私事で そのチャンスを遺っしてしまった。
残念でならない !

gazoo-racing-twin-charge-gt-86-18.jpg
[autoguide]

2012年6月27日水曜日

Goodwood This Week

[topspeed]
historic lotus collection up for auction at goodwood picture
今週末、明日の木曜日から7月1日(日)まで、4日間にわたって開催される
"Goodwood Festival of Speed"。

今年のイベントでは、"Lotus" がメイン・テーブルに上るので、たくさんの
ロータス・ファンが駆けつけるのは必至だが、会期2日目の29日(金) に
ヨーロッパ最大のロータス・コレクションが "Bonhams" のオークションに
賭けられる。

オランダのテキスタイル関連の実業家、Olav Glasius氏が 長年に
渡って蒐集してきたもので、今回はその中の24台が出品されるが、
総額は150万ポンドにものぼることが予想される。
1953年から最近に至るまで、出品車の内容は多岐にわたるが、
中には ル・マンで走った ワークスのイレブン、走行キロ数の極く少ない
シリーズⅡエリートやレーシング・カー、また 当時 エリーゼの上級車種
として考えられ、開発途中で アメリカの衝突基準に適合するのが困難だと
いう理由等で お蔵入りになってしまった "M250"の試作車や、
更に、コンセプト・カー "Etna" が含まれる。

Glasius は、彼が17歳の頃から ロータスに憧れ、30歳で シリーズ3セブンを
手に入れて以来、これはと思ったロータスが有れば、それを入手する為に
世界中をかけ回ったという。
63年のオランダGP(Zandvoort) で、ジム・クラークが Lotus 25 で目の前を
駆け抜けるのを見て、"Clark is my Hero ! " と憧れ、以来 Lotus F1
蒐集にも没頭した。

ちなみに私は、小学生だった頃、父が読んでいた "モーターマガジン" 誌に、
歌手のフランク永井がロータス・セブンを持っている記事を見ていた。 [有楽町で...]
以来その記事が頭にあり、やはり高校生の時に 青梅街道沿いの空き地で、
草むらに佇むセブンを見かけ、その情景が目に焼きついた。
29歳で ロータス・ツインカムを積んだケーターハムを手に入れ、
そこから この道にハマってしまった。

Zandvoort のジム・クラークと青梅街道の草むらでは エライ違いだが、
それはまぁ、しょうがない !  なんせ、鈴鹿で "第1回日本グランプリ" が
やっと始まったばかりの頃である。 鈴鹿でのF1開催 は 更にそのずっとあとの話だ。

実はもうひとつ。 10年程前、上記 "Etna" が イギリスの著名な某ショップにあるのを
聞きつけ、買おうと思って見に行ったのだが、ジウジアーロのデザインではあったが
今一つインパクトに乏しく、不動車でもあったので その場は諦めて帰ってきた。
Etna は、1984年 にバーミンガムで開かれた英国モーターショーに登場し、
ロータス製の(?) 4リッター・V8 を積み、"Type 909" と呼ばれたワン・オフの
コンセプト・カーである。

今週の Goodwood には、所用で 出向く機会を失ったが、
次回 ( ... といっても、ロータス・デーは 10年後か !? ) には必ず訪れることにしよう。
まぁ、しょうがない !!

2012年6月26日火曜日

Radical SR 1



Radical は、サーキット 入門用に最適で 廉価なクラブ・レーサー "SR 1"
発売する。 英国製 ・トラック & ロードカーとしての Radical の地位は不動だ。

いわゆるエントリー・レベルの 、LMP カーを彷彿させるその容姿は、
彼らの SR9 LMP2 レーサー・チームが その設計に携わった本格的なもので、
ヒル・クライムやサンデー・レースには もってこいのクルマだ。
なによりも魅力的なのはその価格で、Caterham SP/300-R の約3分の1近い
お値段、29850-(税別)は 特筆に値する。

自宅の車庫スペースに余裕のある人は、これを1台 置いておくべきである。
もし既にケーターハムを持っているんだったら、 セブンは街乗り用として、
ヨーカ堂やダイエーに買い物に行くのに使えばよい。 その位は 使えるハズだ。

エンジンは、4気筒・1340cc / RPE-Suzuki ・210馬力 (Radical Performance
Engines)で、6速シーケンシャルとQuaife ATB デファレンシャルを介して
(フロント 7J) リア・9J の13インチ / ダンロップ・スリックタイアに伝達される。
また、ステンレスのマニフォールドとサイレンサーが着く。

車重480Kg210馬力の出力は、ビギナーにとって ほど良いバランスだろう。
何故か ロード・タイヤがオプションで用意される。
シートとペダル類、ブレーキ・バランスは アジャスト出来る。

FIA規格に準拠したボディー・シェルと、フロントには アルミでできた
クラッシュ・ストラクチャーを有し、消火器とそのシステムも付随するので、
サーキットに持ち込んで、そのまま "Ready to Go !! " だ。

4ピースのグラスファイバー・ボディーは ゲルコート仕上げなので、
日本に持ち込んでから 自分好みのカラーとストライブでペイントする
のがよい。 もちろん、メーカー・サイドで仕上げてもらうのも可能だろう。

さて、あなたも Radical で 新しい人生のスタートを !!

尚、ロード用には Ford 2リッター・300馬力の "SR3-SL" が有るので、
併せて お問い合わせを。  "SR 8" もあるが、速すぎて危ないから !
britishgreenyokohama@gmail.com

2012年6月25日月曜日

Mini Van (Clubvan)

[autoguide]


この8月から発売予定の "Mini Clubvan" BMW・ミニ初の商用カーゴ・モデルだ。
日本での発売は いつからだろうか !?
シートは フロント2座席のみで、通常のリア・シート以降は荷室となる。
日本でも 貨物乗用として、低い税率での登録を目指すだろう。

リア・ゲートの開口部は、上側の狭い部分で 102cm,  荷室部分の全長は115cm
車体外寸は、3961cm・long ×1683cm・wide ×1426cm・high
ホィールベースは 2547cm。 荷室容量は860 リッター、最大積載量は500Kg
リア・ドアは 上半分がガラスの観音開きで、各々にワイパーが着く。
更に 右側のフロント・ドアの後ろには、小さめで後ろヒンジの "Club Door" があり、
チョットした荷物の出し入れには便利だろう。
また座席と荷室の間には、下部がアルミ・ボードで 上の広い部分が粗めの
ステンレス・メッシュで出来たパーテーションが有って、
急ブレーキの際に、荷物が前に飛び込んだりしないように配慮される。 
また 荷室には6ヵ所にフックが有り、小振りの荷物を押さえるのに有効だ。
更に12V のコンセントも付く。

足廻りは、フロント / マクファーソン・ストラット、リア / マルチリンク・サスで、
ブレーキのエネルギー回生システムを持つ。 ホィールは 15インチ・スチールが標準
で、15、16、17インチのアルミホィールは オプションとなる。

車種は 3タイプ有り、1.6 リッター・ガソリンエンジンの "Mini One Clubvan" は、
98馬力・最高速 185Km/h、 "Mini Cooper Clubvan" が 122馬力・201Km/h。
一番のエコ・タイプは "Mini Cooper D Clubvan" で、ターボ・ディーゼルの
112馬力、最高速は197Km/h となる。 JCW は必要無いだろう。
各タイプ共、6速マニュアルが標準で、Cooper D Clubvan には6速オートマが
オプションで有るが、ガソリン車にもオートマチックを用意するかどうかは未確認だ。
ディーゼル車がオススメ ということだろう。 日本版も そうして欲しいところだ。

車体色は、Pepper White、Ice Blue、British Racing Green (Metallic)
Midnight Black (Metallic) の4色。
インテリアは全体に黒が基調で、シートは 黒のファブリックが標準だが、
別途オプションで 3種類のBlack Sports シートを選ぶことが出来る。

メーカーとしても、チョットお洒落な感覚の商用車として、ファッション・デザイナーや
フォトグラファー、建築家等のクリエーター達にも 普段の足や仕事に利用して
欲しいと言っている。 日本的には、花屋さんやパン屋さん、ファーマシー等、
もちろん 八百屋さんや魚屋さんにも オススメしたい。
年内には ベンツの小型商用バンも発売予定だし、今後この手の商用車が幾くつか
登場する事だろう。 国産車には無い感じの使い勝手として定着するのでは
なかろうか。 街にお洒落な感覚が増えるのは、いいことだ !

2012年6月24日日曜日

Valencia 2012

   [BBC Sport]
Fernando Alonso
優勝は F. Alonso / Ferrari
2位 K. Raikkonen / Lotus
3位 M. Schumacher / Mercedes

アロンソ は、通算111ポイント。 シューマッハは 43歳でこの結果だ。 普通じゃない。
ちなみに私は 先週の脳ドックの結果で、血管年齢は40歳と判定された。
実年齢は、...... 取りあえず秘密です。  まあ、それなりの( ! ) 年齢ですが。

さて、4位に M. Webber、 Button は8位の結果となった。
テレビ放映は、23:00 から BSフジで このあとすぐ。

Full Race Results Today   Standings   Kimi Raikkonen Space

Valencia Final


Sergio Perez


間もなく European GP / Valencia がスタートする。
ポール・ポジションを得た ベッテルは快調の様だが、レースはやってみないと
判らない。 今日の可夢偉はどうだろうか。
........... さて !

13:00、フォーメーション・ラップがスタート。 これから57周の戦いが始まる。
13:04、レースがスタート。 まず、1 コーナーはベッテルがハミルトンを制した。
マルドナード、ロータスのグロージャンが続く。 可夢偉がそのあとに迫る。


Lap 11、グロージャン 2位。 可夢偉は4位。 バトンは19位に大きく後退している。
Lap 14、ハミルトンが後退。 可夢偉が3位に。 4位ライコネン。
しかし、可夢偉は その後ピットイン。 3位以下も大きく入れ替わる。


Lap 20、可夢偉がB. セナと接触。 フロントを破損し、交換が必要か。
Lap 24、グロージャンが 2位に戻り、ハミルトン 3位。 ベッテルは 2位以下を
20秒近くリードする。 次のラップで グロージャンがファーステストを記録。
Lap 29 を過ぎ、アロンソが 3位に。 フォース・インディアの Ricciard が 4位。


Lap 33、トロロッソのリタイアで、セフティー・カーが入っている間に、
ベッテルがタイヤ交換。 それにより アロンソが 一位に浮上。
更に、ベッテルに異変が。 コース上でクルマを降り、
悔しさか、グローブをバリアに叩きつけた。 詳細不明。 エンジンがストール。
可夢偉も リタイアした。


Lap 40、ロータスのグロージャンがスローダウン。 オルタネーターのトラブルか、
その場でリタイア。
今日のグロージャンは、アロンソに迫るポテンシャルを持っていただけに 無念 !


Lap 49、アロンソは "Everything is Fine. Don't worry ! "
Lap 55、ハミルトンが接触。 壁に向かって クラッシュ。
彼のレースは、ここで終わった。


そして、チェッカー・フラッグ。
一位 アロンソ、二位 ライコネン、三位が なんと シューマッハ。
やはり、レースは 最後まで どうなるかわからないものだ。


PS ; その後、ベッテルとグロージャンの同様なトラブルにつき、
エンジンを供給しているルノーは、オルタネーターのトラブルであることを認め、
詳しい調査をしている。 これらのパーツは、ルノーとMagneti Marelli 
共同開発によるが、機器のどの部分が不具合であったかは まだ発表は無い。
しかし、原因がこのパーツであることは ほぼ間違いなさそうだ。
[source, Yallaf1.com]

日曜日は Mr. Bean

[pic. amr-teams]


今月のル・マン24時間レースに絡めて、アストン・マーチンは、
自身の顧客を招いて ル・マンのコースで模擬(?) レースを行った。
でも、レースは 単なる走行会レベルではなく、2日間に一時間づつの予選を含む
本格的なもので、車輌も GT1-GT4 に準ずるトラック仕様のものだ。
エントリー・フィーは £7000。  [Aston Martin Racing Festival]

45分間の本戦は、ル・マンのスタート当日、16日(土)の午前中に始まり、
多くの観客の目に触れることに。 当然、士気は高まる。
そんな中、とてもスペシャルなドライバーが一人 まざっていた。
そう、あの "Mr. Bean" こと Rowan Atkinson だ。

彼はクルマ好きとしても有名(?) で、例のMini をはじめ、R.R. やNSX、
マクラーレンF1 を所有し、マクラーレンでは 二度にわたって事故を起こし、
二回目は 肩を骨折したりして、まあ 相変わらずの やんちゃぶりだ。
きっと、運転しながら 歯でも磨いていたんだろう !!

尚、レース結果は 下記の通り。  31人中 16位だ。 大したもんです !
[Results / PDF]

おまけ Mr. Bean   More   and More

Qualifying / Valencia

    [BBC Sport]
Nico Hulkenberg

土曜日の予選は、朝10時からスタートしている。
ロータスの二人も、まずまずのコンディションの様で なによりです。
でも、マクラーレンの二人は、昨日から ブレーキの不調に悩んでいたが、
今日はどうだろうか !?  [Kimi's Valencia Fight]

尚、今日の予選の様子は、BSフジで 土曜日の24:00 から。
そのあと、引き続き 25:00 から "Top Gear" の放送がある。
明日・日曜日の決勝は 同じ BS フジで、23:00 から。

さて、また後ほどレポートします。


PS ; その後 バトンは午前中の予選で、最速の 1分38秒562 を記録した。
其のあとに ロータスの二人が続く。

PPS ; 10分ほど前(日本時間21:30)に、Q2 が始まっている。
バトンが いいかもしれない。 まず、マルドナードとアロンソがコース・イン
した。

PPS バトンは相変わらず ブレーキの問題を抱えている。
最終的に、明日・日曜日のポールはベッテルとなった。 (1分38秒086)

Qualifying Today(Saturday)   Starting Grid Sunday

2012年6月23日土曜日

Saturday Music / Spain


Light As a Feather

明日は、スペインのヴァレンシアで開催されているグランプリの決勝だが、
それで、チック・コリアのジャズ曲 "スペイン" を思い出した。

彼の演奏以降、様々なミュージシャンがこの曲をカバーし、好演が残る。
押尾コータローとJake シマブクロの共演も なかなかいい。

では、土曜の午後を "スペイン" で !

Stevie Wonder  with 上原ひろみ  本田俊之  Al Di Meola
Super Guiter Trio  Corea / Live at Montreux

2012年6月22日金曜日

European GP / Valencia

    [BBC Sport]
Mechanics work on the car of McLaren Mercedes' British driver Lewis Hamilton

地中海に面した スペイン・Valencia  今現在、気温は26度。
海沿いのストリート・コースでは、現地時間の朝9時から プラクティスが
始まり、午後2時半まで、第一、第二予選が行われた。
そして、先ずは Vettel。 可夢偉も イケてる。(軽いジョークだ ! )
Kers が不調だったりしているが、バトンは今回 いいかも知れない。

午後1時半を過ぎて、de la Rosa がクラッシュ。 マシンは痛手を負った。
体は大丈夫だったが、クルマはクレーンのお世話になった。

それにしても、トップ 39秒台になんと 12人も並ぶなんて !!
熾烈な世界だ。

1st and 2nd Practice Today

2012年6月21日木曜日

Caterham and Lotus


Ansar Ali

Caterham Cars の創業者、Graham Nearn から会社を引き継ぎ、ロータスを退いてから
7年間に渡ってケーターハムの CEO を務めてきた Ansar Ali は、
財務部長の Graham Macdonald を後任とし、間もなく辞任することとなった。
詳しい コメントはないが、お家の(?) 事情か ?
ケーターハム・グループ会長の Tony Fernandes は、Ali の在任中の
功労に対し、謝意を述べている。

一方、自身の事情で 社長職を解任された ロータスの Dany Bahar は、
会社のカネを不正使用したとの理由で解雇された事に対し、
グループ・ロータスを相手に、不当解雇であると ロンドン高裁に訴訟する
ことになった。

円満退社と不当解雇、 さて、この結末は ....... !?


ダニー·バハール - 旧ロータス最高経営責任者(CEO)。

McLaren Tokyo

[automotofoto]


昨日 20日、"McLaren Tokyo" のショールームが 東京・青山通りにオープンした。

世界中に 35店しかないうちの 一店となる。 英国にも ロンドン、 バーミンガムと
マンチェスターの三か所 しかない。  [London / Video]  [at Goodwood]
本来、この春先にオープン予定だったが、より良い立地を求めて再検討した為、
予定より少し オープンが遅れたものだ。

世界のマクラーレン・ショールームは、本国の厳格な CI 管理のもと、
統一されたイメージで演出され、床材を含めて 本部が指定した部材を輸入し、
ショールームとして最高の仕上げがなされている。

特に 賞賛すべきは、店内で撮影していて気がついたのだが、
どの位置からカメラを向けても 充分な採光が施され、
いままで撮影した どのショールームやイベント会場よりも、最高の出来映えで
撮ることが出来る。 こんなところにも、マクラーレンの CI が活かされている。
おそらく、寸分たがわない照明の配慮や位置関係のセッティングの賜物だろう。
今日は まだ、写真の加工が間に合わなかったので、次回の掲載とする。

しかし マクラーレン側は、ショールームは さほど重要ではなく、
むしろ後々の充分なメンテナンスの提供や アフター・フォローが重要であり、
"マクラーレン東京" の体制は、その意味で 充分信頼できると コメントした。

尚 マクラーレンは、来年後半から 中国でもデーラー展開を予定しており、
まず 上海、北京、広州、成都に出店し、当初の一年で 100-150台の販売を
考えている。 また、2014年にはあと4デーラーを追加する。 [Bloomberg]

さて、あまりにも いい気分で退散したので、帰りは 表参道近くの地下 にあるBar 
軽く(?)一杯ひっかけ、ついでに食事もすませて 帰路についた。
初めて入ったバーだったが、"Trees' " という名の通り、渋い ウッディーな感じの
店内は居心地がよく、バー初心者(?)の私でも 歓待していただいた。
チーフ・バーテンダーの水上さんは、イギリスにも詳しい。
おススメである !!  赤い壁の入り口が目印。

また、そこから7,8分の "骨董通り" には、古くからのスーパー・セブン仲間である
矢野さんが主宰している "Wing Club" が有り、
他店では得られない、マクラーレン同様 すこぶる質感の良い飛行機の
ソリッド・モデルを扱っており、こちらも是非 おススメだ。  [矢野さんと北原さんの本]

それと もう一つ。 骨董通りの、青山通りに近い路地裏には "嶋田洋書" がある。
昔は表通りに在ったのが、付近が再開発された為 移動している。
クルマ関係の輸入書籍を扱う店としては老舗で、必見。[Books & Jazz / London]

2012年6月20日水曜日

Aston Martin A310 → "Vanquish"



アストン・マーチンの次期 旗艦モデルとなる "Vanquish" が、
各メディアに流れ始めた。 本国の自社サイトにも 正式に掲載されている。

既に、先月末の "Concorso d'Eleganza Villa d'Este" にも、
"Project  A310" として登場し、大方の予想はされていたものだが、
本日から その概要が明らかに なってきた。

カーボン・ファイバーの外装パネルで覆った、従来より 25%高い ねじれ剛性を
達成した強固なボディーには、"2+2""2+0" の 2タイプが用意される。
その車体に、ピーク・パワーで 573馬力の 6 リッター・V12エンジンと
6速オートマの組み合わせで、最高速295Km/h を得ているということは、
200Km/h で巡航出来ることの "信頼性" を合せ持つと 解釈される。

まだ どのメディアの試乗レポートも無いが、おそらく 動かした瞬間から
その資質の高さを実感することになるのは 想像に難くない。
まさに そのくらいの内容を備えるものとして、世に問うに違いない。
"One-77 " は、そのプロローグとして用意されたクルマだったのかもしれない。
そう思うと、約£190000-今回の価格は "お買い得" である。
そして 当初の予想より意外に早く、今年の秋以降 または冬の初め頃(?) までに、
まずは 英国本国及びヨーロッパで 発売にこぎつける可能性が高い。

アストン・マーチンは、ロード・カーのみならず レースの世界に於いても、
来年 創立100周年を迎える "気合い" として、 様々な取り組みを試みることに
なるだろう。

2012年6月19日火曜日

Aston Martin / Le Mans




この写真を見て、一瞬 これがどういう体制なのか 判断に迷ったが、
要は アストン・マーチンが先週末のル・マンで、 LM GTE Pro クラスで3位となり、
多分、そのゴールの瞬間の "喜び" を表現したものであろう。  [Le Mans Results]
アストン・マーチンは、近年 各レースに積極的に参加し、そのポテンシャルの
高さを誇っている。 先月のニュルブルクリングでも いい結果を残しているので、
今後も活躍することを期待していい。

写真は、アストン・マーチンの老舗、東京・麻布台のアトランティック・カーズ、
山中さんのブログから 拝借させて頂いた。
アトランティックさんは、今月10日から新しいショールームをオープン しているので、
六本木からも近いから、アストンの "いい匂い" を 嗅ぎに行くことを オススメする。

ちなみに、六本木界隈は "いい匂い" のするカフェや レストランが多いから、
併せて行ってみるとよい。
個人的には"トニーローマ" がオススメです。  料理がアメリカ・サイズで、
リブとオニオンローフが すごくうまい !  2階は "ハードロックカフェ" だし。 [地図]
また、近くの"AXIS" ビル には、カー・アクセサリーや用品を扱う お洒落な店、
"ル・ガラージュ" も有る。 こちらも オススメ !!
更に 本好きは、駅至近 麻布警察手前の 青山ブックセンターへ。
地元の本屋には絶対に置いてない センスのいい本が手に入るから。
それと もう一つ。 JAZZ 好きは "アルフィー" に行くべし。
一流どころが ライブをやっている。 ミュージシャンとは 数メーターの距離だ。
イヤ そんなに遠くない、もっと近い !

さて、これであなたも 遠からず、アストン・マーチンのオーナーに !?

2012年6月18日月曜日

Mazda for LMP2 & Le Mans




Mazda は、先週16日(土)に ル・マンで会見を行い、
来年度から LMP2用に 2.2 リッター・ターボジーゼルの MZR-CD "Skyactiv-D"
を レース用に開発して供給する旨 発表した。 ALMS やル・マンへの参戦を目指す。
ジョージア州の Dempsey Racing が このエンジンの使用を検討している。

ジーゼル・エンジンとしてはかなり低い14:1 の圧縮比と 5200rpm のレッドラインで
耐久性の向上を図り、本体は 通常より10% の軽量化も達成している。
エンジンの開発は、Mazda North American Operations や カリフォルニア州の
アーバイン に拠点がある "MAZDASPEED" と、従来から RX-8 でレース活動を続けている
SpeedSource Race Engineering らが共同で行い、既に ダイノ・テストも始めており、
トラック・テストも 今年後半から 行う予定だ。
また、エンジンの供給コストについても、後日発表される。
[Press Release]  [about MAZDASPEED]  [about Dempsey Racing]

マツダ ル・マン24時間レース

尚、マツダは チームとしては参戦せず、エンジンのサプライヤーとなる
ことに留める。 マツダは このところ四期連続で赤字を計上するなど、
厳しい経営状況の中、市販ベースのエンジンで レースに復帰することで、
コストを抑えながら、欧米でのブランド・イメージの向上を目論む。

毎年8月、日本のお盆の頃に "Mazda Raceway Laguna Seca" では、
西海岸で最大のクラッシックカー・レースが開催されることで有名だが、
2001年から 2016年まで、マツダが ネーミング・ライツ(命名権)を保持する。
今年のテーマは、50周年を迎えた "Shelby Cobra" だ。

マツダは 1991年に、4ローターのロータリー・エンジンを搭載した
"チャージ・マツダ 787B " でル・マンでの総合優勝を果たした実績がある。
[2011 Le Mans Guest]   [Le Mans Video Last Year]

添付の画像

添付の画像
[mycarforum]

2012年6月17日日曜日

Le Mans 2012




今年の ル・マン24時間は、現地時間 15時4分9秒にチェッカー・フラッグが振られ、
やはり Audi の快勝に終わった。 波乱の多いレースだった。

1位   # 1   Audi R18 e-tron quattro   378Laps
2位   # 2   Audi R18 e-tron quattro
3位   # 4   Audi R18 Ultra
4位   #12  Lola B12/60 Toyota
5位   # 3   Audi R18 Ultra
6位   #22  HPD ARX 03a Honda

LMP2 クラスは、下記の通り。
                       
1位   #44  HPD ARX 03b Honda
2位   #46  Oreca 03 Nissan
3位   #49  Oreca 03 Nissan  
4位   #26  Oreca 03 Nissan 
5位   #41  Zytek Z11SN Nissan
6位   #25  Oreca 03 Nissan  
                                                       
期しくも 日本は、ル・マンへの エンジン供給大国となった。
LM GTE Pro クラスでは、Aston Martin Vantage V8 が3位に着け、
#99 のVantage V8 は 惜しくもリタイアしている。
                                               
また、レース当初から いい位置でスタートした #17 の童夢は、
開始後間もなくから始まった ドライブシャフト・ブーツのトラブルが相次ぎ、
その後もトラブルが続いたが、なんとか完走は果たした。
Pescarolo のチームと 鮒子田監督のもと、万全の体制で臨んだレースだが、
Judd ・エンジンも やや非力だったことと、気温が低く タイヤの温度管理や
トラブルに手こずりながらの完走だった。 来年も是非頑張って下さい !!
   
鮒子田さんには、トミー・カイラの生産の様子を伺いに 英国のトムスGB に
おじゃました際、一度だけお会いしたことが有る。
永年に渡ってレース界に携わる お姿には、頭が下がる思いです。

The Race(short movie)   This is the Race  Results

Le Mans / DeltaWing


The full Nissan DeltaWing team - Anne Proffit photo


























今年の ル・マンは、何か 象徴的な事故が相次いでいる。

Toyota の事故に次いで、Nissan がプロデュースする"DeltaWing"
事故に巻き込まれた。
混雑する集団の中で 接触し、左コーナー手前で 押し出された恰好で、
そのまま正面の壁に突っ込んだものである。
しかも、その絡んだ相手は 中嶋の駆る Toyota TS 030 だった。
Nissan としても 相手がToyota だけに、胸中複雑であろう。
明らかなペナルティ行為以外、レースに於いては痛み分けである。
残念なことだが、こればかりは いたしかたない。

運転していた本山哲は、現状を修復しようと一時間を超す試みをしたが、
その損傷は大きく、その場でリタイアすることになってしまった。
ル・マンの規定で、ドライバーは 自分一人で現状回復をしなければ
ならないが、今回は努力報われずとなる。 レースは非情だ。
[Satoshi Motoyama Interview]
しかし その後、本山の ひたむきな努力は各メディアで紹介され、
彼の行為に対して 賞賛の声が絶えないこととなった。
                                          
実は Nissan は、昨晩遅くまでと 今日のゴールの時間にあわせて、
横浜の グローバル・本社で、ライブ・ストリーミングのイベントを行っていたが、
そちらも 残念な結果となってしまった。

今夜22時(現地15時)のレース終了まで あと5時間、
残る時間にはまた別なドラマが起こるかも知れぬ。 それがレースさ !!

尚、Lotus は、レースの約半分をこなしたところで、 ギア・ボックスのトラブルに
見舞われ、ピットに戻って 暫らく奮闘するも 回復せず、リタイアしている。
それまでは、LMP2 クラスで 14番手を走行していた。  次回 ...... !!
[Lotus LMP2]


Le Mans / Toyota


さて、居眠りをしている間に ル・マンでは 大変な事になっていた。
                                               
レースの開始後 6時間を経過した時点で #8Toyota TS030
#81のフェラーリと接触、宙を舞って着地した直後、タイヤ・バリアに激突する。
#8 ドライバーの Anthony Davidson は自力で脱出するが、腰の痛みを
訴え、歩行も会話も可能だったが 検査の為 地元の病院に向かった。
これにより、セフティーカーが入り、約1時間に渡って黄旗走行となった。

一方、#7 Toyota の中嶋一貴は 一時 首位争いを演じたが、周回遅れの
クルマと接触し、タイヤのパンクとボディー補修で 3分のピット・ストップ後
復帰するが、オルタネーターとリア・ブレーキ交換の為に再度、一時間程の
ピット・ストップを余儀なくされ、大きく後退した。

レースは、日本時間 今日の夜10時に ゴールを迎える。(時差7時間)


追伸 : 中嶋は その後 DeltaWing とも接触し、またエンジン・トラブルも発生して、
車番7番の Toyota TS-030 はスタートから10時間半を過ぎて、136周目をもって
終了し、トヨタは ダブル・リタイアとなった。
尚、大事故ながら 自力歩行は出来た ドライバーの Davidson だが、
脊椎の損傷が有り、全治三カ月ということだ。

2012年6月16日土曜日

Saturday Music / オフコース



オジさん世代には 圧倒的な人気の "オフコース"。
何処かなつかしい、時には哀愁をこめたメロディーが 抜群な支持を得る。

そういえば、サンタバーバラ郊外で ロータス・パーツのスペシャリストである
"JAE" を主宰するMr.Jay こと Jay Makwana も、オフコースが大好きだった。
ずいぶん昔だが、彼が まだ サン・アンドレアのデイブ・ビーン にいた頃、
彼の家に泊めてもらった時に オフコースの話で盛り上がって、ワインを一本
空けてしまったことがあった。 確か、8月の ラグナ・セカを観に行った帰りの事だ。

小田和正の、例の声色は 幅広い世代に共感を呼ぶ。 永遠のスタンダードである。

さよなら  Yes-Yes-Yes  めぐる季節  言葉にできない  時に愛は
Yes-No  愛を止めないで  君が嘘をついた

Le Mans Live !




あと 一時間もすると、現地時間で午後3時 (時差7時間)に、今年のル・マン 24時間
がスタートする。 本命は、やはりこの "Audi R18 e-Tron Quattro" だ。

今週木曜日の Test Day の時のビデオがあるので、観てもらうと、
その圧倒的な速さが よく判る。 いよいよ ハイブリッド時代の到来かもしれない。

尚、アウディは、専用サイト、www.audi-liveracing.com で、"Live Streaming"
提供する。
合せて、コルベットのチームも同様なサービスを用意してるので、
アクセスしてみるとよい。

また、国内の"J Sport" と"スカパー" で" レースの一部、又は全部を見ることが出来る。

AC Shnitzer

[libraryofmotoring]
ACシュニッツァーRAPTOR MINIクーペ
今日は ミニのお話を もう一つ。

ドイツの著名なチューナー、AC Schnitzer は、John Cooper Works のクーペを
ベースに、300馬力にスープアップした "Raptor" と呼ぶモデルで
Hockenheim サーキットを走行し、Fastest Mini と呼ぶに相応しいラップタイムを
記録している。 [Press Release]

ちなみに お値段は、€ 62000- らしい。
600万円を軽く超えるが、 さあ、どうします !?
Britishgreenyokohama@gmail.com

"Rocketman"

[Paul Tan's]

BMW は、一度は"奥" に引っ込めた "Mini Rocketman Conceput" を、
ロンドン・オリンピックの期間中、装い新たに 再登場させる。

英国国旗と同様、ダーク・ブルーを基調に 赤と白をあしらい、
アイコンとなる "Illuminated Glass Roof " も しっかり残している。
小柄なボディーには 18インチ・タイヤを履く。 内側のドア・ハンドル廻りには、
今迄の開催国の名をあしらった内張りも 配してあり、オリンピックへの配慮も
怠らない。

四隅のピラーは、実際に オンロード・モデルにしようと想えば 細すぎるから、
いっそのこと、オープン・ロードスターにしてしまえば良さそうなものだが、
ユニオン・ジャックをモチーフにしたルーフも 重要なポイントなので、痛しかゆしだ。

ゲームが終わるまで、" 動くショーケース" として、会場近くのBMW パビリオンに
置いておき、付近をウロウロさせるみたいだから、何処かの競技会場の近くで
このクルマに出くわすかも知れぬ。
BMW だって 本当は売りたくてしょうがないのを、こんなクルマを世に出すのは
いまひとつ勇気が要るので、オリンピック会場は リサーチをする絶好の場所だから、
その評判を診てから 考えようとしているのではなかろうか ?

それよりも、デザインのパテント料を コストにオンしてもいいから、
日本のスズキあたりで、"軽自動車" として売り出してくれないだろうか ?
マツダだって、フィアットのロードスターを 自分の工場で造ろうとしていることだし、
"Mini Mini" は、サイズも " 軽 " にピッタリだろう。 大ヒットすること 間違いないヨ !!
日本で 出しずらかったら、逆輸入でもいい。 ウチも仕事が増えるし。
なんとか やってみてくれませんかね、 ........ Suzuki さん !?

2012年6月15日金曜日

Le Mans

                   
[danielsimon.com]
2012 Sebring, Florida. Lotus Le Mans Project
現地時間で 午後3時。 いよいよ明日、"ル・マン 24時間" がスタートする。
世間の目は 恐らく AudiToyota の戦いに終始するだろう。
でも、私は今回 このヒトに注目したい。
Daniel Simon。    LotusLMP2CI を手掛けた人物である。

そして ロータスのLMP2 は、まだ 煮詰まっていないと思うので、
ル・マンでの優勝は まず無理(と 思っている)。
でも、そこそこの結果は残せる可能性はある。 事実 予選ではそれなりに 速い。
でも 今年は無理だ、 それは しょうがない。

しかし、世界に冠たる ToyotaAudi を相手に戦うことになるのである。
Norfolk の小さな(トヨタと比べれば ! )会社が 世界の檜舞台で戦う事自体、
大変なことだと思う。 むしろ それだけでも 賞賛に値する。 [How to Get to Lotus]

更に このダニエル・サイモンを起用したこと自体、やっぱり 目の付けどころが違う。
目の付けどころが違うのは、"シャープ" だけではない !?   ロータスもしかり。
なにも カッコよければ レースに勝てるワケでもないが、見た目は大事だ。
そして、そこから触発されるクォリティーと "やる気" は、
レースで勝つ為に、とても大切なことだ と想うのだ。

ま、それはさて置き、Test Day の結果も踏まえて、明日からの "ル・マン" が
楽しみではある。 童夢 も 入賞圏内に入っているみたいだし、
Nissan もまた、新たな挑戦をしている。  アストン・マーチンも !! 
[予選2日目]  [Delta Driver's Talk]  [Nissan's Tyre Warmer]  [DeltaWing]
                                                     

Vettel in New Jersey

[BBC Sport]
Sebastian Vettel test drives the New Jersey track

今週、Vettel は 来年から開催が予定される マンハッタンの対岸、
ニュージャージーで行われる "Grand Prix of America" のコースを視察し、
スポンサーにもなっているインフィニティが用意したクルマで、
まだ 殆んど手つかずのコースを試走している。

彼は、"ストリート・コースは いつも特別な感触を 我々に与えてくれる。
このコースは、ほど良いダウン・ヒルのある 非常にテクニカルなコースとなる
だろうから、とっても楽しみだ。” とコメント。
                                                
ただ、F1 界のボス Eccleston は、レースの開催について まだハッキリした
コメントは避けているが、" 準備は遅れているように思うが、現地の関係者が
規定通りの条件さえ満たしてくれれば 開催は有り得る。” とし、
若干の懸念を表明している。
                                                
しかし、現地のレース統括するオーガナイザー側は、"大きな問題は無く、
準備は順調だ。 でなければ、ベッテルを呼んだりはしないさ。" と言い、
それなりの確証を得ている旨の発言をしている。
まあ、準備次第という事だが、多分 大丈夫でしょう !?
来年6月を期待しよう。
                                             
" Image "

2012年6月14日木曜日

Aston Martin 2013


Aston Martin は、先月末、北イタリアのコモ湖畔で開かれた "Concorso d'Eleganza
Villa d'Este" に於いて "Project AM310" を登場させたが、
昨日、イタリアの街頭で目撃された同モデルを、各メディアが一斉に報道し、
それが DBS の後継として アストンマーチンの旗艦モデルとなる "Vanquish"
(または Vanguard) であると報じている。

"One-77" のイメージを一部引き継いだ 流麗なボディーに、
V12・6リッターで約600馬力のエンジンを積み、その生産型は この夏のPebble Beach
正式にデビューし、来年春先きまでに販売にこぎ着ける模様だ。

ボディー廻りには カーボン・ファイバーを多用し、いままでの Vantage を始めとする
統一されたデザイン・イメージとは やや異なる 新しい流れを表現し、
今後のアストンマーチンのフラグシップとなるに相応しい雰囲気を醸し出す。

Aston Martin AM310 Concept Rear 7/8 View























2012年6月13日水曜日

X-Bow / 2013


KTM X-Bow in white - dead-on view

来年3月頃を目途に、KTM X-Bow は、フロント・ウインドスクリーン
両サイドのドアを装着して 登場する。
とはいっても、どちらも おまけ程度の簡素な物のようだ。

スクリーンは ボルトで脱着できそうな プレキシ・グラス製で、
ワイパーは 多分付かない。 サイド・ドアも 常識的なものからすると
半分以下のサイズで、且つ 強度的にサイド・ポンツーンは残さなければ
ならないハズだから、乗り降りが多少楽にはなるだろうが、
どのみち 乗り込んでから 両手を支えにして、腰を深く落とし込まなければ
ならない。 同じ 腰の落とし方としては、今のエリーゼの方が楽だろう。
もっとも S1 エリーゼは、ケーターハムと同じくらい乗降が大変だった。
本来、エリーゼと 比べるべきクルマではないが、両者とも、トラックとロードを
一台で 使い分けられる点では 共通する。

さらに今回、"パラソル" 程度の、何らかの方法でフロント・スクリーンに
クリップ止めするような 簡易なバブル・ルーフ様の屋根も予定するが、
130Km/h までの制限付きだから、このクルマのオーナーにとっては
中途半端で、雨風をしのげるだろうが、........ 邪魔でしょ !!

今迄の X-Bow は、フロント・スクリーン付きのケーターハムよりは、
飛び石や高速道路の虫対策は脆弱だろうから、今回の措置は
多少の ( ! ) 朗報となろう。
ちなみに セブンは、レーシング・スクリーンにした方が、意外に帽子も
飛びにくかったりするが、X-Bow のフロント・スクリーンも似た様な効果が
有るのかもしれない。 でも、スクリーンもドアも屋根も 、オマケだと考えた方が
妥当だ。 もともと、そんなことは考えずに乗るクルマなんだから。

それよりも 嬉しいのは、TT-RS用の5気筒・ターボエンジンのアップグレードが
用意されるので、現行の"R" モデルは別として、よりトルク・フルな乗り易い
モデルとして 歓迎されるだろう。 もちろん、速いに決まっている !!
KTM は これをベースに、LMP2 クラスで レース参戦も考えている。

尚、X-Bow は各モデルとも、国内の新車価格は 850万円からなので、
予算的に厳しいが、どうしてもこのカタチで乗りたい向きには、
程度のいい中古車が、500万円位から 乗りだせるので、検討すべきだ。
ウチでも 捜しますので、どうぞ御相談を。 RHD をイギリスから持ってこよう。
一台目は 手こずったが、次は やり方が判った( ) ので、スムーズにいくから。

さあ、この秋から あなたも オーナーか !?  但し、家族とよく相談すること。
一緒に乗せられる人は ハズかしいから !!
britishgreenyokohama@gmail.com

[source ; Top Gear, Autoblog]

2012年6月12日火曜日

"4C"

Alfa-Romeo-4C-Concept-411
                                                             
アルファ・ロメオは、"4C" の生産を 当初の予定より速めて、来年夏から
販売を開始する。(でも 本当は、今年中に発売したかった !?)

4気筒・1.8リッター / 296 馬力のエンジンは、4C のやや重い車重 850Kg
対しても充分で、サイズや価格帯によっては Elise Exige の強力なライバル
となろう。

また、アルファを擁するフィアット・グループは、ランチアや米クライスラーの
親会社でもあり、このエンジンをディ・チューンして これらのメーカーの
セダン・モデル等にも使用する事も考えているようだ。

更にこのエンジンを、2015年に予定するスパイダー・モデルにも流用するかも
知れないから、ひょっとして 先月 マツダと協同発表した ユーノス・ベースの
新しいFR スポーツにも 使うことも有り得る。 ........ ン、300馬力のユーノスか !?
各メーカーとも、基本的なプラットフォームやエンジンを共用することで、
規模の利益とコストの削減をするのは 日常的な手段となっている。

余談だが、フィアットは 本社機能が集約されている 5400人が働く Mirafiori
ファシリティーを、この夏の通常の夏季休暇の他に、今月の14-15日と20-21日、
更に7月の4日間、計8日間の特別休暇を実施し、これで 一日当たり 125万ドル、
計8億円を節約したい意向だ。 
尚、国の規定で この8日間の分も、80% の賃金は支払われるらしい。(国から ?)

[ このカタチで欲しいけれど、......... !? ]
Alfa Romeo 2uettottanta concept by Pininfarina
                                                 
更に おまけの話として、昨年8月のAutoExpress によれば、
Nissan は、ダイムラーから供給される中型プラット・フォームを用いて、
かって 英国でもよく見掛けた200SX の再来ともいえるFR のスポーツ・クーペ
または スパイダーの計画があるらしい。 ただし、こちらは EVまたはハイブリッド
となる可能性があるが、Juke の1.6リッター・エンジンも考えられる。
また、軽量化とスポーティーなハンドリングの為に、ロータス・エンジニアリング
ノウハウの提供を受けるともいわれ、価格も 2万ポンド前後というから
期待していいかも。

やはり 小型軽量のFRスポーツカーは、ロータス・エラン以来の永遠のアイテム
であろう。

britishgreenyokohama@gmail.com