2012年6月8日金曜日

News ; Group Lotus


Group Lotus Dany Bahar氏に対し、CEO(Chief Executive officer) を
免職処分とする(社長職を解任する)旨、昨日発表した。

この決定は、氏の挙行に対しての疑惑や訴えがあったのを、
(多分、彼自身の経費の処理について 取り沙汰された ? )
今年一月から プロトンに替わって ロータスの親会社となったマレーシアの
DRB-HICOM が一時的に彼を更迭し 調査をしていたものだが、
その結論として 今回の声明になった様だ。

恐らく、内部告発的な事に端を発したものだろうが、
いつの世も 急進的な改革には、内部での軋轢が生じるものだ。
グループ・ロータスの代表に就任して以来、彼のやってきた改革(?) は、
個人的には よい結果を出した実績として捉えても よさそうなものだが、
社内的には、内々で燻ぶったまま業務を続行する事は 放置しづらい状況に
なってきたのだろう。

当面は、英国 Bath大学の学士号をもって卒業し、この業界で26年の実務経験を
積んで イギリスに永住している Aslam Farikullah(51歳)に
COO(Chief Operating Officer) として 業務を引き継がせる。
また、ロータスの会長職にもある DRB のマネージング・ディレクター、
Mohd Khamil Jamil は、グループ・ロータスへの続投と今後の事業運営に
ついて、引き続き滞りなく実行していくとコメントしている。

今後、その内情については 少しづつ明らかにされるかもしれないが、
基本的に今回の決定に 変更はなさそうだ。
これで、ロータスの進むべき路も 軌道修正されるかも知れないが、
今後とも、ロ-タス独自のアイデンティティーを持ったクルマを輩出
していくことに 大きな変わりは無いかもしれない。

さあ、Bahar は どうする ?   甘んじるか、それとも ......... !?

[source ; Reuters]
             
What He had done