2012年6月12日火曜日

"4C"

Alfa-Romeo-4C-Concept-411
                                                             
アルファ・ロメオは、"4C" の生産を 当初の予定より速めて、来年夏から
販売を開始する。(でも 本当は、今年中に発売したかった !?)

4気筒・1.8リッター / 296 馬力のエンジンは、4C のやや重い車重 850Kg
対しても充分で、サイズや価格帯によっては Elise Exige の強力なライバル
となろう。

また、アルファを擁するフィアット・グループは、ランチアや米クライスラーの
親会社でもあり、このエンジンをディ・チューンして これらのメーカーの
セダン・モデル等にも使用する事も考えているようだ。

更にこのエンジンを、2015年に予定するスパイダー・モデルにも流用するかも
知れないから、ひょっとして 先月 マツダと協同発表した ユーノス・ベースの
新しいFR スポーツにも 使うことも有り得る。 ........ ン、300馬力のユーノスか !?
各メーカーとも、基本的なプラットフォームやエンジンを共用することで、
規模の利益とコストの削減をするのは 日常的な手段となっている。

余談だが、フィアットは 本社機能が集約されている 5400人が働く Mirafiori
ファシリティーを、この夏の通常の夏季休暇の他に、今月の14-15日と20-21日、
更に7月の4日間、計8日間の特別休暇を実施し、これで 一日当たり 125万ドル、
計8億円を節約したい意向だ。 
尚、国の規定で この8日間の分も、80% の賃金は支払われるらしい。(国から ?)

[ このカタチで欲しいけれど、......... !? ]
Alfa Romeo 2uettottanta concept by Pininfarina
                                                 
更に おまけの話として、昨年8月のAutoExpress によれば、
Nissan は、ダイムラーから供給される中型プラット・フォームを用いて、
かって 英国でもよく見掛けた200SX の再来ともいえるFR のスポーツ・クーペ
または スパイダーの計画があるらしい。 ただし、こちらは EVまたはハイブリッド
となる可能性があるが、Juke の1.6リッター・エンジンも考えられる。
また、軽量化とスポーティーなハンドリングの為に、ロータス・エンジニアリング
ノウハウの提供を受けるともいわれ、価格も 2万ポンド前後というから
期待していいかも。

やはり 小型軽量のFRスポーツカーは、ロータス・エラン以来の永遠のアイテム
であろう。

britishgreenyokohama@gmail.com