アルファ・ロメオは、"4C" の生産を 当初の予定より速めて、来年夏から
販売を開始する。(でも 本当は、今年中に発売したかった !?)
4気筒・1.8リッター / 296 馬力のエンジンは、4C のやや重い車重 850Kg に
対しても充分で、サイズや価格帯によっては Elise やExige の強力なライバル
となろう。
また、アルファを擁するフィアット・グループは、ランチアや米クライスラーの
親会社でもあり、このエンジンをディ・チューンして これらのメーカーの
セダン・モデル等にも使用する事も考えているようだ。
更にこのエンジンを、2015年に予定するスパイダー・モデルにも流用するかも
知れないから、ひょっとして 先月 マツダと協同発表した ユーノス・ベースの
新しいFR スポーツにも 使うことも有り得る。 ........ ン、300馬力のユーノスか !?
各メーカーとも、基本的なプラットフォームやエンジンを共用することで、
規模の利益とコストの削減をするのは 日常的な手段となっている。
余談だが、フィアットは 本社機能が集約されている 5400人が働く Mirafiori の
ファシリティーを、この夏の通常の夏季休暇の他に、今月の14-15日と20-21日、
更に7月の4日間、計8日間の特別休暇を実施し、これで 一日当たり 125万ドル、
計8億円を節約したい意向だ。
尚、国の規定で この8日間の分も、80% の賃金は支払われるらしい。(国から ?)
[ このカタチで欲しいけれど、......... !? ]
更に おまけの話として、昨年8月のAutoExpress によれば、
Nissan は、ダイムラーから供給される中型プラット・フォームを用いて、
かって 英国でもよく見掛けた200SX の再来ともいえるFR のスポーツ・クーペ
または スパイダーの計画があるらしい。 ただし、こちらは EVまたはハイブリッド
となる可能性があるが、Juke の1.6リッター・エンジンも考えられる。
また、軽量化とスポーティーなハンドリングの為に、ロータス・エンジニアリングの
ノウハウの提供を受けるともいわれ、価格も 2万ポンド前後というから
期待していいかも。
やはり 小型軽量のFRスポーツカーは、ロータス・エラン以来の永遠のアイテム
であろう。
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