2013年10月30日水曜日

Vettel の気持ち!!

[f1fanatic.co.uk]
Sebastian Vettel, Red Bull, Buddh International Circuit, 2013

ベッテルとレッドブル・チームマネージャーは、27日(日)のインドGPの決勝レース終了直後、
スチュワードに呼び出された。  チェッカーを受けて一周した後、直ぐに向かうべきだった
車輌検査場Parc Ferme :仏語に 自身のクルマを移動させなかったことに対し、
FIA Fomula 1 Regurations の43.3項に違反したとして ベッテルは戒告処分になり、
チームには€ 25,000- の罰金が科せられている。

ベッテルは、チェッカーを受けた瞬間に決定した 年間ワールドチャンピオンと併せ、
チームも コンストラクターズ・ウイナーを獲得した " 嬉しさのあまり !? " に
グランド・スタンド前のフィニッシュ・ラインに そのまま進み、ファンの大歓声の中、
白煙を上げて " ドーナツターン" を披露、クルマに飛び上って 声援に答えた。
更に 自身のマシンのノーズに向けて "インド式に !!? " ひれ伏して 感謝の意を示した。

ベッテルは、この行為について レース後のコメントで、" Parc Ferme に向かわなければ
ならないのは判っていたが、激情を抑えられなかった"  と告白、
また 主催者は、" チームはドライバーに対し 適切な指示を行う事を怠った" としている。

ま、日本流の " 大岡裁き " は無かったワケで、処分を真摯に受け止めた という事か。
それにしても、その瞬間のベッテルの気持ちは 判らないでもないが、
取り敢えずは  "目出度し、めでたし !! "  という事だろう。

ちなみに 彼は 2011年の鈴鹿でも、" ドーナツ"  をサービスして 歓びを表現している。

[crash.net]

2013年10月27日日曜日

Indian GP Final / The man is a machine

    [BBC Sport]
Mark Webber

[土曜日 最終予選]

現地15時、ベッテルのポールでスタートした 2013 Indian GP

ベッテルが Lap2 で早くもピットイン !
しかし、その後 ピットアウトしてからは 怒涛の追い上げを見せ、
Lap13 には 3位まで戻す。 そして Lap15 では 2位のペレスを追尾。
トップを走るウェバーと共に 間もなく 1-2 体制か。

さて、ここで筆者は所用で 一時外出します。 悪しからず。
また、後ほど。


そして 今 戻ってみて、ウェバーが Lap40 でリタイアした事に驚く。
あと 10周を残して、ベッテルがトップ、ライコネン 2位。

更に ファイナル・ラップ。 ベッテルが行く。
................ フィニッシュ !!  2013年 チャンピオン 決定 !!!
レッドブルは 年間コンストラクターズ・ウィナーも獲得。

3位 グロージャン、ライコネンは惜しくも7位。
それにしても 今年のロータスは 良く頑張ったネ。

ブラジルまでの残り3戦、各ドライバーは 来季の事を想い浮かべながら
どの様に過ごすのだろうか !?

[Full race results]

Exige S ; V6 Cup & V 6 Cup R



台風一過、快晴に恵まれているであろう 今日の富士スピードウェイで行われる
 "Japan Lotus Day"。 全国のロータス好きが集う。

そこで、明るい(?)話題を 一つ。  ちょうど2年前、Nurburugringで 初めて その姿が
目撃されて以来、やっとのことで デリバリーが始まっている "Exige S・V6" だが、
今後 日本にも順次入荷することになろうが、それに加えて 既に本年初頭のバーミンガムで
正式にデビューした "Exige S / V6 Cup & V6 Cup R" も本格的に稼働し始める様だ。
今日のロータス・デーにも、現車が出向いていることだろう。
尚、この8月下旬の週末、ブランズハッチで開催されたレースでも 先頭を切ったのは
"Cup R " だった。
http://www.brandshatch.co.uk/calendar/2013/august/lotus-festival.aspx
http://www.youtube.com/watch?v=auKHmEaW9M0

富士に先んじ 一昨日25日、英国Autocarロータス本社に隣接する Hehtel
テスト・トラックで行ったビデオ・レポートを公開している。
http://www.autocar.co.uk/car-video/video-lotus-exige-v6-cup-road-car-vs-race-car
もちろん、今月号のAutocar 本誌でも詳細に解説しているし、サイトでも同様だ。
http://www.autocar.co.uk/car-review/lotus/exige-v6-cup

"V6 Cup" は、余分な内装を削ぎ落として ロード・ノイズは増したが、全体で約60Kg も
軽量化させた。 ロール・ケージと消火器を追加し、エンジン出力は従来通りだが、
コイル・ダンパーユニットを改良し、二段階に調整可能なダンパーで その効き目も
コントロールできる。
新しいシートは やや乗り心地を損なうものの、オン・ロードでも十分使用できる状態にある。
つまり 自走でサーキットに出向き、まる一日 トラック走行を楽しんだ後、再びそのまま
帰途に着くことが出来るものだ。

しかし、更に上級を求める者にとっては、"Cup R" が用意されている。
内装の軽量化はもちろん、エンジン出力は 366馬力までパワーアップされ、
X-Trac の6速シーケンシャルをパドルでコントロールする。
フロント・スプリッターとリア・ディヒューザーを改良、AP Racing の4ポットキャリパー、
Touring とSport、DPN Off が選択できる アジャスタブル・サスペンション、
クイック・リリースなエンジン・カバー、軽量バッテリー、さらに レーシング・シートと
6ポイント・ハーネス、FIA規格の消火器とロール・ケージを備え、このままCup Race
参加出来るものだ。
しかも、ビデオで見る限り、それなりのロード・クリアランスも確保しているので、
ナンバーの取得も考慮に入れたいところで、たぶん それは可能だろう。
ただし、オンロードでも 快適かどうかは 保証の限りではない。

さて、"本題" に入る。
来年3月に デリバリー予定の V6 Cup 及び V6 Cup R につき、
ウチでは 予約可能な状態にある。
但し、台数は極く 限られるので、早急に連絡をいただきたい。
britishgreenyokohama@gmail.com
現ロータスの最高位のトップ・モデルを 早々に入手できるチャンスなので 熟考されたし。


[Exige V6 Cup]  0-62mph / 3.8Sec、最高速 265Km/h、車重 1100Kg、345Hp / 7000rpm
          P Zero Trofeo 、205/45 ZR17、265/35 ZR18  £62,995-
[Exige V6 Cup R]  0-62mph / 3.5Sec、最高速 265Km/h、車重 1040Kg、361bhp / 7200rpm
          Avon ZZR、205/45 ZR17、265/35 ZR18  £74995-

では、日がな 日曜日、インドGP のベッテル / チャンピオン決定の期待も含め、
いい休日を過ごされますよう !!  放送は BSフジで 23:30 から。
もちろん 当ブログでは、それ以前に オンタイムで結果はお伝えしますが !

2013年10月25日金曜日

急げ、Exige S !!

[inautomobile]
lotus exige s test drive
やっと動き出した "Exige S"。
今からオーダーしても、日本で入手するには しばらくの時間を要する。
来春以降、イヤ 一年先か!?

そして、今日は イイモノを見つけてしまった。

今月末、英国で 間もなくデリバリーされる Motorsport Green(オプション・カラー)の
新車・Exige S が一台。 このクルマは、ほかにも かなりのオプションを装備する。
イギリスの何処に在るかは 企業秘密だ。 (チョット大袈裟だな ! )
尚、もう一台あったが、現地で 即刻 売れてしまった。

本国でも 品薄気味で、今回も若干のプレミアムが付くが、大した額ではない。
船で運んでも 年内には 日本に到着するし、もっと早く欲しい人は 飛行機なら
積んだ翌日には着いてしまう。 但し、飛行機賃は高いヨ !

興味のある方は 至急、当方まで ご連絡を。

2013年10月24日木曜日

SEVEN 入門


Caterham Seven 160 rear

ケーターハムは セブン初の "K Car" に向けて 着々と準備を進めているいる様だ。

当初は本年末にデリバリー開始としていたが、 実際は来年初頭からの生産開始になり、
"Seven 160" として 英国デーラーの店頭に並ぶのは 多分 来春頃だろう。
日本でのユーザーへのデリバリーは、車検の取得を含め 夏頃になるかも知れない。
軽大国の日本にとっては 一石を投じるモデルになろう。(無事に軽登録出来ればの話だが。)

それはともかく、今回 ケーターハムが強調するのは "伝統への回帰" である。
言うまでもなく  "ライトウェイト" は セブンの原点だが、500Kg を切り 490Kg とした
その車重は 十分評価するに値する。
英国では "七分組み" 状態のキットフォームが £14,995- でも販売されるが、
日本では 車検の問題もあり、完成車 (£17,995-)が基準となるだろう。
でも、どうしても 残り三分を 自分で組んでみたいという人は、ウチに連絡を。
一応、約£3,000-の節約にはなる。  [為替 Today : TTS]

ジムニーに積まれる K6A・エンジンは Caterham CTI の手で 80馬力にチューニングされ、
5速ミッションとリジットのデフ・ユニットも スズキ製を使用する。
オプション、プライス・リストは次の通り。
http://uk.caterhamcars.com//sites/default/files/content/seven_160_price_list_v.2013.01.pdf
尚、 エアロ・スクリーンが標準で、フロント・ウインド、サイド・スクリーン、幌やヒーター、
全塗装はオプション扱いとなっている。

また、[Piston Heads] が 早々にオンロードで レポートしている。
この際は ヨーロッパ仕様のLHD"Seven 165" だったが、 基本的な内容は変わらない。
"Seven 165""5" は、Euro 5 のエミッションにパスしているという意味の "5" で、
本国版RHD(右ハンドル) は "Seven 160" と表示される。
http://www.pistonheads.com/news/default.asp?storyId=28697

さあ、団塊の世代のアナタ、老後の楽しみは コレでしょ !!
早く乗り出したい人は、早々に Britishgreenyokohama@gmail.com まで。
ケーターハムが予定どおり造ってくれれば、来年5月の連休には 乗れるようにと想いますが。

2013年10月16日水曜日

Radical RXC


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英国は 時折 強烈なロード・カーを世に輩出する。
最近でも Caterham 620R がデビュー、年末から来春にかけてリリースが開始されるが、
この "RXC" は それに先んじ、まず  一月のバーミンガムのレーシングカー・ショーに初見参、
春先のフランクフルトで 大々的に披露されている。 ラジカル初のクローズド・モデルだ。

Ford 3.7 リッター V6 を380馬力に仕立て上げ、0-100Km/h を2.8 秒、
最高速は280Km/h に達する。 別に 3.0 リッター V8・480馬力も用意できる。
それを パドル・シフトの7速シーケンシャルで 路面に伝達している。

この容姿で ロード・カーだ。 走りは推して知るべし。 しかも エアコンまで 装備できる。
£100,000- 近い価格だが、その内容と走りは 価格通りだ。  [為替]
路上での存在感も 推して知るべし !!  ま、硬派でしょ !
アウト・ローな あなたには 打ってつけ !!              [Video]

RXC is the best usable Radical ever

2013年10月14日月曜日

休日は イタリア

 [ZerCustoms]

イタリアは豊かだと思う。 まだ行ったことはないが。 そして日本は本当に "豊か" なのか !?
何が豊かかって、例えば 上の写真のたたずまいだ。
横浜だったら この古びた壁は とっくに壊されて 新しいビルが建っていることだろう。
古いものを温存するのか、新しいものに造り変えていくのか、
一見 後者の方がいい様に思えてしまうが。
果たして どちらが豊かに成り得ると言えるのだろうか !?

古来、日本も 古いものを大事にしてきた ....... ハズである。
しかし そのセンスは欧米とは異なっていた。 成長力もあったし、壊す力もあった。
でも そんななかで、" ヴィンテージ " という感覚は育たなかった。 もちろん 今も。
つまり、心の豊かさは 二の次にしてしまった。
多分、自分達には無かった憧れを強く求めてしまった結果だろう。

そして 新しいものを次々に生み出し、消費していく。 しかし それはクォリティーを伴わない、
表向きは小奇麗な街や住まいが出来上がったが、長い年月の中で いい味を醸し出すものは
残念ながら 無い。 だから 百年後の日本の街は 今とすっかり変わっているに違いない。
六本木ヒルズだろうが ミッドタウンだろうが、丸の内や大手町のビジネス街でも、
今の最新のビル建築は 百年の風雪が染みついて いい味を出していくものとは想われない。
いみじくも それが日本のセンスだから。

でも、この写真のイタリアの壁は 百年後も ほぼそのまま残っている可能性は非常に高い。
今迄も数百年に渡って イタリアもイギリスも そうしてきたし、これからも変わらないだろう。
何をもって 豊かで居心地のいい世界なのか、おのずと答えは決まっている様だ。
日本の心の糧はどこに求めたらいいのか ?


さて、写真の本題に戻る。
自分が高校生の頃、六本木のミツワ・自動車に ランボルギーニ・エスパーダが入庫した
という情報を得た私は、これは大変なクルマが上陸したものだと想い、
ミツワに出向き、写真を撮らせてもらうべく 高校生ながら 用意したタバコ 2箱を
そばにいたメカニックに差し出し、目的を果たした。
その際、ガレージの奥にたたずんでいたのが この写真にもある 350GT だった。

日本には ほぼ皆無のヴィンテージ・ボート。 上記ボートはさらにスペシャルで、
当時の Riva の工場で  ランボルギーニ 350GT のエンジンを二基がけで装備している。
今回 約三年をかけて この "Riva Aquarama Lamborghini" はレストアされ、
内外装ともに生きかえった。 そして再び 今からの50年、100年を過ごす為に。
心の豊かさと共に、いい時間を駆け抜けていくことであろう。

本当の "大人の心の豊かさ"  が ここにある .........

2013年10月13日日曜日

Vettel、You're the best team in the World.     Thanks boys. I love you !

   [BBC Sport]
Japanese fans

[実況]
さて、鈴鹿は今 ちょっとしたサプライズだ。

Lap25 現在、ロータスのグロージャンが先頭を走る。
そして ウェバーとベッテルが すぐ後を追っている。

しかし、Lap30 で グロージャンはピット・ストップ、Lap35では ベッテル、ウェバーの順
となっている。 そして ベッテルもピット、ウェバーがトップに立ち、
Lap40 では ウェバー、グロージャン、ベッテルの順に。

Lap43、ウェバーもピット。 目まぐるしく順位が変わる。
ベッテル、グロージャン、ウェバーの順に。 Lap45 ではアロンソ5位、ライコネン6位。
グロージャンは ウェバーをうまく押さえ、いい仕事をしている。

しかし、ピット前ストレートで ついに ウェバーが グロージャンをオーバーテイク !
そして Chequered Flag !!

一位ベッテル、2位ウェバー、3位グロージャン。
それにしても グロージャンは よく頑張ったネ !   去年の鈴鹿では 散々だったのに。
また、昨日の私の予想通りに レッドブルのワン・ツーとなったじゃん !!

トップ・テンは 以下の通り。

1) Vettel  2) Webber  3) Grosjean  4) Alonso  5) Raikkonen 6) Hulkenberg
7) Gutierrez  8) Rosberg  9) Button  10) Massa

[Full Race Results]

2013年10月12日土曜日

Webber !!

[Fomula 1.com]


 












ウェバーは今季初のポールを得た。 これも 彼の実力のうちだろう。
しかし、ベッテルも負けてはいられないのだから、
明日の決勝はワン・ツーか。

さて、いいかも。

 [Full Qualifying Today]

Saturday Music / ワイルド・ワンズ


ザ・ワイルド・ワンズ・アルバム

昼間の東京は10月とは想えない 30度近い真夏日だった。
そんなワケで この夏の最後として(?)、 この曲を引っ張り出してみた。
66年11月に "思い出の渚" でデビューを飾った "ワイルド・ワンズ" は 一世を風靡した。

既にヴィンテージともいえる、60年代を代表するグループ・サウンズ。
10年近く前のある夏の日、北原さんのご自宅でのパーティーで、リーダーの加瀬さんに
お会いしている。 真っ黒に日焼けして 庭の芝生でくつろぐ その姿には、往年の面影が漂う。

加瀬さんは 有楽町と新橋の間、銀座コリドー街の地下で "Kennedy House" を運営し、
自身も出演している。 時折、加山雄三らも そこで唄っている。
60年代は日本のゴールデン・エイジ だった。
クルマの世界でも FORD GT40 をはじめ、多くの名車が輩出している。
いい時代であった。  僕のアタマの中は 60年代で止まったままだ。

青空のある限り  海は恋してる  愛するアニタ  あの頃  青い果実  明日に続く道

2013年10月11日金曜日

Suzuka Special

  [Pic. MV-Online]
Formel 1 : Suzuka: Vettel zum 34. Mal auf Pole - Mercedes schwach

今日の鈴鹿の初日プラクティスで、一回目はハミルトンがトップを捕るも、
二回目はベッテルが制し、安定した強みを発揮している。
[First & Second Practice Today]

ところで ベッテルは、昨年同様に 特別のカラーリングを施した 鈴鹿仕様のヘルメット
用意した。  [Source F1Gate.com]

彼をはじめ、鈴鹿のレース・オペレーションに対する各ドライバーの信頼は厚い。
6日の韓国GPが終了するや、主だったドラーバーは 早速 韓国を後にし、
日本に移動している。

そして この鈴鹿で ベッテルが優勝し、アロンソが9位以下になった場合には、
今季のベッテルのチャンピオンが鈴鹿で決定するが、全ては 13日(日曜日)の結果による。
しかし、こればかりは 神のみぞ知る !! 
もし アロンソが頑張った場合は 今月末のインドGP当たりが目途かも知れない。

2013年10月8日火曜日

This is a Caterham

   [AutoCar]
Caterham targets expansion through tie-ups

ケーターハムは ルノーとのジョイント・ベンチャーの中で、
より少ない投資で "90% of a Caterham Crossover" を造り上げるという 自信のほどを
語っている。 だから 我々の様な小規模な会社でも それが可能なのだと。
そして、それらは "Fun to Drive with Lightweight" も忘れてはいないと。

Fernandes は、ジャガー・ランドローバーを手に入れた インドの "Tata" をイメージし、
Rangerover Evoque の成功を思い浮かべているに違いない。

い~ネ !!  待つ価値が有りそうだ。

2013年10月7日月曜日

"As big as we can without killing ourselves"

     [Pic. AutoEXpreee]
Tony Fernandes and Jack Rix

先月のシンガポールGPの本戦を前にして、ケーターハムの総師 Tony Fernandes
AutoEXPRESS のインタビューで、今後 3年以内に リリースしたいとする 新たなSUV
City Car について、明確なビジョンを示している。

彼は 今迄の様な Seven一本やりではなく、もちろん Seven を中心とするも、
新たに開発する"Aero Seven" を含めて、彼の予想する市場のニーズにあわせた
SUVCity Car の構想を熱く語った。

それは かっての ロータスのDany Bahar が目指したような広大な計画ではなく、
Caterham F1 からの技術的なフィードバックを応用しつつ、ルノーのプラットフォームと
エンジンを用いた新たなクルマ造りに対し、あくまでケーターハム流で事を進めるという
強い意思表示が感じられる。

つまり セブンの如く ライトウェイトのコンセプトを貫き、F1チームの匂いの色濃い
クルマ造りに加えて、Alpine との提携をきっかけに 新しい市場分野も開拓していくという
Fernandes なりのビジネス・モデルを 彼は頭の中に描いているのだろう。
手堅く、今までにない展開が予想される。

果たして この業界の第三勢力と成り得るか、今後のケーターハムに 期待しよう。

2013年10月6日日曜日

Korean GP / 2013

    [BBC Sport]
Sebastian Vettel celebrates beside second placed Lotus Formula One driver Kimi Raikkonen and third placed Lotus Formula One driver Romain Grosjean

今日の 韓国GPのレース結果は 上の写真の通りだ。
ベッテルは これにより さらにチャンピオンに近づいた。
それにしても 今年のロータスは 大したもんです !!

詳しい映像は このあと、3時間後に 21:00 から BSフジで。   [Full Race Results]

                   さあ、次は SUZUKA だ !

2013年10月5日土曜日

F1 カレンダー

         [BBC Sport]
Jenson Button

 鈴鹿の前哨戦ともいえる 明日の韓国GP決勝。 予選でも ベッテルの強さが際立った。
  [Starting Grid Tomorrow]

ところで、モンツァのあとに発表された来年の暫定カレンダーは、先月末になって更に改定、
いまだ暫定ではあるものの、かねてから危惧されていた ニュージャージーでのレース開催
追加され、かってない 年間22戦が予定されている。

しかし 各チームにとっては 相当なハード・スケジュールとなり、問題視する向きもある。
そんな中、まだ暫定とされる 韓国、ニュージャージー、メキシコの3ケ所のうち、
来年度の韓国での開催の交渉は難航しており、難しそうだ。
常に問題となるのは、レースのマネージメント費用をいかに調達するかだが、韓国も しかり。
最後に追加されたニュージャージーのプロモーターは、一億ドルの費用を何とか調達する
目途が立ち、エクレストンを納得( !? )させたのかもしれない。

対岸のマンハッタンのスカイラインを背景に 160フィートの高低差がある一周3.2マイルの
ストリート・コースは、話題性を含め モナコに次ぐ市街地コースとなる可能性が高い。

かって、我が横浜の みなとみらい地区でも レース開催が噂されたことがあったが、
F1 レベルの市街地レースのオペレーション経験が無い日本では、見果てぬ夢に終わっている。
レース関係者はともかく、行政と警察の意識レベルの低さが問題となろう。 無理だ。

さて まずは今月の鈴鹿で、しばらくは聞くことが出来なくなるNA の爆音を しっかりと耳に
焼き付けておこう。 2015年には マクラーレン・ホンダの復活の話も本決まりとなったし、
HONDA が取り仕切る鈴鹿サーキットのレース・オペレーションは世界屈指のものであり、
自慢してよい。  SUZUKA は 永遠だ !!