昼間の東京は10月とは想えない 30度近い真夏日だった。
そんなワケで この夏の最後として(?)、 この曲を引っ張り出してみた。
66年11月に "思い出の渚" でデビューを飾った "ワイルド・ワンズ" は 一世を風靡した。
既にヴィンテージともいえる、60年代を代表するグループ・サウンズ。
10年近く前のある夏の日、北原さんのご自宅でのパーティーで、リーダーの加瀬さんに
お会いしている。 真っ黒に日焼けして 庭の芝生でくつろぐ その姿には、往年の面影が漂う。
加瀬さんは 有楽町と新橋の間、銀座コリドー街の地下で "Kennedy House" を運営し、
自身も出演している。 時折、加山雄三らも そこで唄っている。
60年代は日本のゴールデン・エイジ だった。
クルマの世界でも FORD GT40 をはじめ、多くの名車が輩出している。
いい時代であった。 僕のアタマの中は 60年代で止まったままだ。
青空のある限り 海は恋してる 愛するアニタ あの頃 青い果実 明日に続く道