2013年10月7日月曜日

"As big as we can without killing ourselves"

     [Pic. AutoEXpreee]
Tony Fernandes and Jack Rix

先月のシンガポールGPの本戦を前にして、ケーターハムの総師 Tony Fernandes
AutoEXPRESS のインタビューで、今後 3年以内に リリースしたいとする 新たなSUV
City Car について、明確なビジョンを示している。

彼は 今迄の様な Seven一本やりではなく、もちろん Seven を中心とするも、
新たに開発する"Aero Seven" を含めて、彼の予想する市場のニーズにあわせた
SUVCity Car の構想を熱く語った。

それは かっての ロータスのDany Bahar が目指したような広大な計画ではなく、
Caterham F1 からの技術的なフィードバックを応用しつつ、ルノーのプラットフォームと
エンジンを用いた新たなクルマ造りに対し、あくまでケーターハム流で事を進めるという
強い意思表示が感じられる。

つまり セブンの如く ライトウェイトのコンセプトを貫き、F1チームの匂いの色濃い
クルマ造りに加えて、Alpine との提携をきっかけに 新しい市場分野も開拓していくという
Fernandes なりのビジネス・モデルを 彼は頭の中に描いているのだろう。
手堅く、今までにない展開が予想される。

果たして この業界の第三勢力と成り得るか、今後のケーターハムに 期待しよう。