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2012年6月15日金曜日

Le Mans

                   
[danielsimon.com]
2012 Sebring, Florida. Lotus Le Mans Project
現地時間で 午後3時。 いよいよ明日、"ル・マン 24時間" がスタートする。
世間の目は 恐らく AudiToyota の戦いに終始するだろう。
でも、私は今回 このヒトに注目したい。
Daniel Simon。    LotusLMP2CI を手掛けた人物である。

そして ロータスのLMP2 は、まだ 煮詰まっていないと思うので、
ル・マンでの優勝は まず無理(と 思っている)。
でも、そこそこの結果は残せる可能性はある。 事実 予選ではそれなりに 速い。
でも 今年は無理だ、 それは しょうがない。

しかし、世界に冠たる ToyotaAudi を相手に戦うことになるのである。
Norfolk の小さな(トヨタと比べれば ! )会社が 世界の檜舞台で戦う事自体、
大変なことだと思う。 むしろ それだけでも 賞賛に値する。 [How to Get to Lotus]

更に このダニエル・サイモンを起用したこと自体、やっぱり 目の付けどころが違う。
目の付けどころが違うのは、"シャープ" だけではない !?   ロータスもしかり。
なにも カッコよければ レースに勝てるワケでもないが、見た目は大事だ。
そして、そこから触発されるクォリティーと "やる気" は、
レースで勝つ為に、とても大切なことだ と想うのだ。

ま、それはさて置き、Test Day の結果も踏まえて、明日からの "ル・マン" が
楽しみではある。 童夢 も 入賞圏内に入っているみたいだし、
Nissan もまた、新たな挑戦をしている。  アストン・マーチンも !! 
[予選2日目]  [Delta Driver's Talk]  [Nissan's Tyre Warmer]  [DeltaWing]
                                                     

2012年5月26日土曜日

Lotus / Bahar


ロータスのボス、Bahar に 何か異変が起きている様だ。

親会社 DRB Hicom によると、Bahar CEO に対する"疑惑" によって、
一時的に更迭状態になるらしい。
当初、モナコGP に出向く予定だったが、急遽 マレーシア行きになった様だ。
しかし、具体的に何が問題かは明らかにされてないが、調査の結果、
何も無ければ、元のポジションに復帰することは "ウェルカム" だそうだが、
それがいつになるのかは いまのところ明確ではない。

DRB は、Bahar がポジションに不在の間、別の役員を送り込んで
今迄の業務に当らせ、財務本部長である Rusman Zaihan が それをサポート
するカタチをとる。
昨日の Norwich Evening News によると、
DRB は この様な状態にかかわらず、ロータスの会社業務は 完全に支援
する旨、コメントしている。

まあ、Bahar が この一年半でやってきた 数々の "改革" は、
それなりの結果を出してはいるが、かなり急進的な面もあり、社内や
マレーシアのトップに対しても、軋轢や懐疑的な面が 多々有ったに違いない。
でも 反面 いい意味で、彼ほど ロータスに変革をもたらした人間は、
チャプマン以降、存在しなかったのも確かだ。
良くも悪くも、彼ほどの"適役" は そうザラにはいないだろう。

日本みたいに、"目をつぶる" という感覚は 英国流ではないのかも知れぬ。
"結果" を待つしかない。  ......... 大変だ。

2012年5月18日金曜日

Exige S

[TopSpeed]  [ 真ん中をクリック ↓ ]


Chris Harris も絶賛の Lotus Exige S。
V6 ・345馬力と Handling by Lotus が醸し出す絶妙の走りに 言葉は要らない。
0-60mph / 3.8秒は このクラスのプロダクション・カーとしては最高峰だ。
あとは、このビデオが 全てを物語る。
彼が いつになく真剣に対峙しているのが よく判る。

Fantastic & Great !!  ......... Lovely !!
Drive Safe !


britishgreenyokohama@gmail.com

2012年5月15日火曜日

Evora GTC

[pic. Paul Tan's]

ロータスは 転んでも タダでは起きない。
チャプマンの血が 脈々と流れている証しで はないか。
それは 並々ならぬ血流であったに違いない。

困難な状況であるにもかかわらず、ロータスは 今迄になく 様々な分野に挑戦し、
かってCEO : Dany Bahar 語っていた様に、新しい可能性を引き出すべく
動き始め、そして結果を出しつつある。 エヴォラも しかり。

この "Evora GTC" は、今迄のGT4 エンデューロを更に進化させ、
僅か(?) 30Kg の軽量化の為に、いくつかの施術をほどこした。
両サイドのドア、ルーフ、エンジン・カバーを カーボン・ファイバーとし、
ガラス類はプレキシ・グラスに交換し、その他 細かい軽量化を行った。
また、足回りは、トラクション・コントロールと BOSH製 レース用ABSを追加し、
ホィール・アーチのフレアを拡げて 幅広のタイヤを履かせている。

4リッターV6・450馬力とX-Trac の6速シーケンシャルは引き継ぐも、
スピードと操縦性のポテンシャルは向上している。
これらを引っ提げ、今後も British GT Championship、Dutch Supercar、
Dubai 24H、オーストラリアのBathurst 12H 等に参戦していく。  期待しよう。

Evora GT4 VS Ginetta G50   Lotus Motorsport 2011  GT4 / GTE
Team Bullrun at Donington Park  Evora GT4 on 2011

2012年5月11日金曜日

Daniel Simon

  [Daniel Simon]  click enlarge ↓

Daniel Simon は、世界中で著名なクライアントを抱える コンセプト・デザイナー
であり、プロデューサーでもある。
彼は かってイギリス、スペイン、ブラジル、日本等に居住し、そのテイストを
吸収して持ち帰り、現在は LA に拠点を構える。

今回、Lotus LMP2CI を担当して、クルマは既に セブリング、スパのレースを
こなし、来月の ル・マンに挑戦する。
彼の手に掛かると、レーシング・カーも 際立つ異彩を放ち、人々の脳裏に沈着する。
それは やがて、コンストラクターをも刺激し、クリエイティブな結果を残す事になろう。
今後、ロータスのエンジニアリングと 上手く融合することを望みたい。

時代は 変わる ....... !?    Lotus-LMP 2.com  at Sebring


[Daniel Simon]

2012年5月5日土曜日

Evora GT4

[Lotus Sport UK]
Lotus Sport UK
Lotus Sport UK は、昨年に続き Evora GT4"British GT Championship"
参戦し、好調なレース展開 を始めた。
その勢いを駆って、今月中旬の "Nurburgring 24H" に臨み、クラス・トップを目指す。

今年のロータスは、F1 を始め、インディー、WEC世界耐久から カートに至るまで、
各々 良い結果を出しつつ、レース遂行している。
この勢いで、本業のクルマ造りも なんとか順調に仕向けて欲しいものだ。

がんばれ、ロータス !   頑張りましょう、ニッポン !! (ロンドン・オリンピック だし。)
いい人生の為に .......

SRO plans to suport 2012 Nurburgring 24H

2012年5月1日火曜日

Lotus to resume

[paul tan's automotive news]


マレーシアのブロガー、Paul Tan 氏の 本日の投稿によると、
今年初め、ロータスの親会社 Proton を買収した DRB-Hicom は、
ロータスを 外部に手放さずに保持することを 示唆している模様だ。

DRB は、ロータスとプロトンの状況を把握する為に、
世界の4大監査法人の一つである オランダを本部とする "KPMG"
リサーチを依頼し 情報の収集に当っていたが、取りあえず ロータスは
手放さずに "様子を見る" 旨、ここ数日で決定した様だ。

これにより、ロータスは 暫らくの資金の確保が可能になり、
4月半ばまで 滞っていた現場の生産ラインは、今月からフル稼働が
出来る状態になった。
また DRB自身も、今週末には プロトン株の当面の処理が 決着できるようだ。

本社工場の停滞とは裏腹に、バーレーンGP セブリングのレースで
いい結果を出すところなんぞ、さすがはロータスのキャリアのなせるワザでは
あるが、取りあえずの難関は乗り切ったにせよ、まだまだ予断は許さず、
引き続き Bahar CEO の手腕を期待せずにはいられない。

しかし、これで 新しいV8や、それを積む予定の次期エスプリの開発を
続行することが出来ることになり、6月末のGoodwood では
ロータスが テーマ・カーになったり、ル・マンへの参戦 を控える等、
公私ともに 忙しいことになる。 今週末は Spa 来週は スペインGPだし。

まずは、目出たし ....... か !?  ......... ん !?

AUTOCAR  4/26   Bloomberg 4/26   Bernama Malaysia 4/27



2012年4月27日金曜日

Lotus near Future


さて、今月は ロータスを取り巻く 色々な憶推が飛び交ったが、
ボス、Dany Bahar は まだ 結論は出ていないにせよ、ドリフト走行しながらも
何とか話をまとめ上げようと必至の努力をしたに違いない。
だから 上の写真の表情も 決して笑顔ではないところが それを物語る。

かいつまんで 此のところの動きを探ってみると、
まず 親会社が、プロトンから 同じマレーシアの DRB-Hicom に移行した
事により、マレーシアの法律上、60日間の資金の凍結を余儀なくされた。
これにより、一部のサプライヤーへの支払いが滞ったりしたが、
まあ、これは 今に始まった事ではないのだが。(失礼 ! )

その間に ロータスの処遇を巡って、DRB がどの様な結論を出すかが
いろいろ 取り沙汰され、VW グループや 中国の上海汽車への
身売りの話も持ち上がったが、それは両社が否定していた。
最近では 同じ中国の "Youngman Automobile Groupe Co.,Ltd."
ロータスを取得するのではとの"噂" も持ち上がっているが、
Bahar は暗に否定したものの、まだ此の話は燻ぶっている様に見える。

Youngman は、従来から ドイツの NeoplanMan と提携して、
バス・トラックの製造を行っているが、2006年の北京モーターショー以来、
おそらく、ロータス・エンジニアリングから 技術供与をうけ、スポ-ツ・セダンや
最近では SUV、MPV の計画も始まっている様で、
今月の 北京自動車ショーでは、"Lotus T5" と称する 1.6リッターで、
プロトンの Gen-2 のプラットフォームを利用した小型SUV を発表し、
年内の発売を予定しているようだ。
このクルマについても、マレーシアと英国・中国のジョイントだとしているが、
ロータスの技術者は 言明を避けている気味もある。
見掛けは まあまあだが 下廻りの写真を観る限り、脆弱な感がいとめない。

昨年6月、ロータスが新規に中国市場に進出するにあたり、Yongman
"Lotus" の商標を 既に取得していた為、Lotus China の正式表記は
"路特斯中国" となったりしている。

また、新たに ロータスのオーナーとなった DRB-Hicom は、
近年のロータスの状況を良く知るプロトンの上級役員を ロータス社に
派遣し、DRB との意思の疎通を図る措置を行い、
Bahar も これを歓迎している。

更に、南ノーフォーク州の議員・Richard Bacon と 州・商業相のMark Prisk らが
ロータスの雇用確保と 買収問題について 協議を重ね、
キャメロン首相も プロトンのトップと交渉を持つなど、ロータスを巡る諸問題
について 各方面で動きが出ている。

また 例の60日間の凍結が解除されたことに伴い、Hethel は つい最近、
フル生産体制に入った。
これにより、状況は改善に向かうものの、ここ暫らくは 注視が必要であろう。
いまのところ DRB がロータスを手放す動きは無いが、
中国 Youngman の動向も まだ侮れない。

さあ ......  どうする、ロータス !!

2012年4月24日火曜日

Lotus / Next Week End

[dppi.net]


ロータスは、5月5日・決勝の WEC 6時間耐久 Spa Francorchamps
LMP2 クラスで、2台のクルマを 参戦させる。

F1 に続いて LMP2 でも、いい結果を期待したい。

Lotus LMP2

2012年4月12日木曜日

Lotus / The Inconvenient Truth


ダニー·バハール

さて、この人は誰でしょう !?  そして ロータスを巡る"不都合な真実"

今年初め、ロータスの親会社・Proton が、同じマレーシアの DRB-Hicom
買収された事に端を発した一連の流れは、今も燻ぶり続ける。

ロータスは 昨日、やや異端なカタチのプレス・リリースを配布し、
現況は困難な状況だが、DRB とロータスの間で、ロータス本社の在る
Hethel とマレーシア双方で、打開に向かって協議中である旨、発表した。

Group Lotus は、Lotus F1 Team とのタイトル・スポンサーシップを解消したり、
自身の処遇に対処しているが、依然 難しい状況が続いている様だ。
約270億円にのぼる債務超過の解消は 困難かもしれない。

その中で DRB が、今後 ロータスに対して 如何なる処置をとるかが
優先されるが、更なるサプライズ、オプションとして、現ロータスF1 チームの
オーナーである Genii や、昨年 ケーターハムを買い取ったマレーシアの
Air Asia、そしていまだ噂に上る 中国でのプロトンとロータスの輸入元である
"Youngman" が、ロータスの買収を考えている等、種々のオプションの展開が
予測されている。 更にDany Bahar・CEO の去就も問題になろう。

さあ、....... どうする、ロータス !?
そして 次期 エスプリは !?  We are totally over you !?
そして、明日からは "Chainese Grand Prix" の予選が始まる。

2012年3月19日月曜日

Lotus 2012

[Lotus / News]
グッドウッドプレスデー2012

先週14日に行われた Goodwood Media Day。
6月28日~7月1日にかけて開催される "Festival of  Speed"
のプレ・イベントとも言うべき 行事である。

今年のグッドウッドのテーマは ロータス なので、ロータス自身も
夏のイベントに向けて 着々と準備を進めているらしい。
これには、"Classic Team Lotus" も大きく貢献することに。
もちろん、最新のF1 / E20 も参加することだろう。

14日には、F1 モデルの Type 29、76、88B、102BMWエンジンを
載せた23B、ジム・クラークのコルティナ、オリジナル・ロータスセブン等、
多数のロータス車が一堂に会した。

昨年6月には、本社の在る Hethel の敷地内で、従来のテスト・トラックを
再整備し、最新の設備で 新コースを完成させている。

今年のロータスは、F1 を始め、Indycar、American Le・mans、
European Lemans、LMP1、LMP2、British GT、RallyingCarting まで、
目白押しである。 これだけの内容で モータースポーツに入れ込んでいる
企業は世界的にも 類を見ない。
そこから生まれ出る ロード・カーも 格別なものとなるのは自明の理である。
しかも ロータスを取り巻く厳しい状況の中でだ。

Bahar の手腕が期待される所である。 今年のグッドウッドは 面白い !!

2012年3月10日土曜日

One More Lotus




2010年10月20日。 英国 スネッタートン・サーキットで開催された
"Classic Team Lotus Festival"。  往年のロータス・マシーンが
一堂に会した 素晴らしいイベントであった。

それから2年、今年の"Goodwood Festival of Speed" は、
Lotus が主役となる。
6月28日~7月1日にかけて行われる このイベントは、必見だ。

行くべし !!

2012年3月9日金曜日

Lotus LMP2 / Lola / Kodewa

[pic. carmagik]


さて、ジュネーブでの ロータスのもう一つの目玉と言ってもよい LMP 2 レーサー。
Lola Cars  Lotus Racing のジョイントで 出来あがるクルマを、
ドイツ・Kodewa チームから参戦するカタチをとる。

第一戦は、来週末に行われる セブリング12時間 耐久レースの予定だ。
その後、ベルギーのスパや、ル・マン も計画される。  期待していいだろう !!

one more Lola / Dyson Racing   Dyson Racing

2012年3月4日日曜日

R-GT going back to roots

[pic. autoguide]


Lotus Racing は 今月に入り、Exige S がベースの "Exige R-GT"
FIA のヨーロッパ・ラリー選手権に出場することを、改めて 正式に表明している。

ロータスは、イタリアの"United Business Rally Team" とジョイントし、
4月19日から21日にかけて行われる "Rally 1000 Miglia in Brescia" に、
Bernardo Sousa のドライブで 参戦する。

この為に 来週から、FIA のホモロゲーションを通過するよう、最終的なテストを行う。
今年は 合計10台の R-GT を製作し、その内の7台を オフィシャル・チームに供給する。

ロータスは、かって Talbot Sunbeam Lotus で 1981年にワールド・ラリー選手権に
優勝しており、その栄光を 再び蘇えるらせることに 邁進する。

どうやら Bahar Five Year Plan は、単に 6種類のニュー・カーを用意することに
留まらず、通常のカー・ビジネスだけでなく、 F1 や GT選手権、ラリーまでも含めて
レース活動をも包括した 総合的なビジネス・モデルの構築を目指すことの様で、
ロータスにとっては 膨大な資金を必要とするに違いない。
でも 彼は やると明言しているので、その手腕に期待しよう !!

Rally 1000 Miglia Brescia 1983

2012年2月22日水曜日

Lotus / Enstone

[pic. Lotus F1 Team]
緑は色である - 第1部;はじめに/燃料が効率的に

いまや Lotus は、世界一エコなF1 チームとなった。

ま、そこまで大袈裟なものではないかも知れないが、少なくとも 今、
そのポリシーを体現し それをアピールしようとしている。

F1 の世界に於ける技術開発競争は熾烈を極め、最先端の技術とカネを
投入し、そこで勝ち得た者だけが 勝利を味わう事ができるものである。
言うまでもなく、時速300Kmで 針の穴を捜し当てる程の テクノロジーは、
正に世界最先端で、空力や燃費、ブレーキ性能やハンドリング特性等の
分野で突出し、遠からず ロード・カーの世界に反映されてきたのは
過去の歴史が示す通りだ。
レーシング・カーを造るよりも遥かに広い技術開発を 世の中に提供してきた
F1 の長い歴史が そこに有る。

しかも、それはよくよく考えれば、全てエコに繋がっている。
昔は エコなんて言葉は 公にはならなかったが、
今は 時代がそうさせているだけの事である。
出来るだけ少ない燃料で、効率良く 走行し、ドライバーの安全を確保
しながら最短距離で減速し、危険を回避する その技術こそが、
エコに繋がるのは自明の理だ。

かって HONDA が F1 で "走る実験室" を標榜し、自身の進む道を貫いた
ように、LOTUS も 今 その道を歩む。

写真は、ロータスがF1 開発をする為の エンストンに在る 施設の一角で、
その建設にあたっては、廃止になった採石場の跡地を利用し、
整地するために 掘り起こした土壌を用い、同じ敷地内で効率的な活用して、
建物の一部を埋設した。
京都議定書をも意識しつつ エネルギー効果を想定し、昼間は自然光を
活用したりして、建物内部を 一年中10℃に保つことが出来る。

NISSAN は、この施設のCFD (Computational Fluid Dynamics :
数値流体力学) と風洞実験で、自社ロード・カーの外部形状を設計する為の
最適化技術の開発を、 ここ エンストンで行っている。
それは 空力のCD値、しいては 燃費の向上に大きく貢献した。

F1 が、単なる自動車競争だと思ったら 大間違いで、
F1 は とっくの昔から エコを実践してきたのである。
世界一を目指す意義は そこに在る。

Green is the colour – Part 3; The Enstone factory culture

2012年2月1日水曜日

Lotus / Kodewa

[autosport]
Lotus LMP2

ここ 数日、当ブログは モータースポーツ・ブログと化してしまった。
まあ、たまには いいかも。 そういう時期だし。 それに、なによりも
英国とモーター・スポーツは 切っても切り離せるものではない。
国技といっても よいくらいだ !!

さて、Lotus は 今年のFIA 世界耐久選手権のLMP2クラスで
Kodewa チームが参戦するにあたり、車輌とエンジンの
サポートをしていく。

車体は Lola B12/80 を使用し、Huntingdon にあるローラ社の
風洞で 1/2 スケール・モデルで検討され、ロータスに引き継ぐ。
エンジンは BMW 5リッター・V8 をロータスがチューニングする
カタチを執る。

全体に ロータス・バッジを冠した、ロータスがプロデュースする
クルマとなり、伝統のブラック&ゴールド・カラーを用いる。
もう一台は ガルフ・カラーになるかもしれない。
でも、このカタチの ロード・カー、欲しいね !!

シーズン開幕戦のセブリング12H (3月17日・フロリダ)でデビューし、
2戦目は5月のベルギー / スパ・フランコルシャン 。
ル・マンも視野に入れる。  ドライバー等 詳細は未定。

"Kodewa" は、HRT F1(元フォース・インディア)チームの
オペレーションを、2010~11年にかけて 行っていた事があり、
また 2009~10年には、ル・マンで Audi R10 TDI も走らせていた
実力の有るチームだ。

2012年1月31日火曜日

Lotus F1 / 2012

[autoguide]

Lotus F1 Team は 今、チームのベースとなる オックスフォード州 Enstone
2月7日のスペイン・Jerez で行われるテスト・デイ に向けて最終調整に
余念がない。 それに先んじて 5日には、自身のウェブサイトで Enstone
頭文字をとった今年の本命モデル "E20" を公開する予定だ。

ロータスは 今年中に、500回目のグランプリを迎えることになるが、
現在 Enstone で準備中の 60/100スケールの風洞とドライブ・シュミレーターを
始めとする施設で、今後の開発を続行する。

チームの代表兼マネージング・ディレクターの Eric Boullier は、
 "Enstone で開発が進む "E20" が、可能な限り最高のクルマとなり、
新しいドライバー・ラインアップで最大限のポテンシャルを引き出すことが
証明できる事を期待している。" とコメントしている。

ちなみに、この夏から Caterham F1 Teamベース基地となる Leafield も、
Enstone から さほど遠くない位置に所在する。
どちらも ヒースロー空港に向けて 同じくらいのポジションなので、
道すがら 途中で かち会うことも あるかも知れぬ。
そこから バトルが始まるかも !!

ところで、ロータス F1 の実質的なオーナー、Genii Capital と、
ロータスを含めたプロトンを買収した DRB-Hicom の動静も微妙だ。
こちらは 音の無いバトルが繰り広げられるのか。 Bahar は 何を想う !?

2012年1月28日土曜日

Lotus Exige S

[pic. autoblog]
New Lotus Exige S は、いよいよ来月から 英国デーラーに展示車が
順次到着する。
まずは カタログを見て スペックを 頭に入れておこう。(スクロールして 拡大)
ついでに オプションも。

ウチでは 既に受注を開始しているので、お早めに。
いまからの注文でも 現地の順番は、夏以降になると思うので。
デモ・カーを観て、更に注文が増えるだろう。
だって、345馬力も有って 速いんだもん。  0-60mph は3秒台だ !!

britishgreenyokohama@gmail.com
                          
Fighting Video

2012年1月25日水曜日

Evora S IPS

[roadandtrack]


Evora は 想った以上にコントローラブルなクルマだ。

今回、ロータスは、Evora S IPS のテスト・トラック・ビデオを公開し、
本社工場に隣接する Hethel の自社テスト・コースで、
チーフ・テスターのMatt Becker が、パドル・シフトのオートマティック、
"IPS"(Intelligent Precision Shifting) について、
自らハンドルを握りながら、詳細に解説をしている。

通常のマニュアル・シフトも さることながら、この"IPS" も、ロータスの
走りを 充分に満喫することができるのが判る。

2012年1月24日火曜日

Lotus F1 Team

[pic. metrouk]
Kimi Raikkonen, Lotus
さあ、いよいよ動き始めた "Lotus F1 Team"。
今年は アイスマン、Kimi Raikkonen に託す。
昨日のテスト・セッションに続き、今日も これから 4セットのタイアを
使用して、その感覚を取り戻す為に走行を重ねる。

来月からは、若き Romain Grosjean が そのあとに続き、
スペイン・ヘレスでのテスト・デイで、ライコネンのあとを 引き継ぐ。
今年の Lotus F1 は 面白い。
[f1fanatic]
Kimi Raikkonen, Lotus, Valencia, 2012

Kimi Raikkonen, Lotus