2011年5月31日火曜日

Dany Bahar



Dany Bahar。 彼は、Chapman に次ぐ 策士だ。
今年39歳の彼は、ロータスのCEO として在籍する この1年半余りの間に、
"Lotus" という この小さなブランドから、FerrariPorsche に匹敵する
ポテンシャルを引き出そうと画策し、今後5年から10年の間に現在の3倍近い
販売台数を目論み、それを実現させようと考え始めた。 いや、考えた上で
フェラーリを離れ、ロータスに乗り込んできたに違いない。

その為には、1996年以来のパートナーであるマレーシアのProton を離れて、
より大きな、TOYOTA クラスの新しい提携先を視野に入れて行動を始めようと
しているらしい。彼はロータスみたいな小規模のメーカーでは、今後予測される
排ガスや車体の強度基準に対応していくためには力不足であり、充分に
グローバルな対処が出来る大メーカーと組んでいく事が必須であると、
非公式に語っている様である。
また 其の目指すところは、フェラーリのような高級スポーツカー(?) というよりも
ポルシェのような、よりメカニカルなイメージを有するクルマを念頭に於いて
新しいロータスのブランド・イメージを構築していく考えのようだ。

そして更に、今後展開する新しいモデルは、現在のEvora のアルミ・タブより
3割以上も軽いシャシーとオール・アルミのボディー・スキンで構成し、
それを全て自社生産出来るところまで持っていくつもりだという。
また、FR のEliteEterne 用に Hethel の敷地内に新しい建屋を建設するか、
其の生産の一部を、オーストリアの"Magna Steyr" に委託するかもしれない。

まあ、こんなことを画策しながらも、プロトンとの"City Car" 構想
進行中の様だし、トヨタとは、引き続きエンジン供給を含めたジョイントも
めつつ、自製のエンジンを目論んでみたり、Evora のコンバーティブルも
用意したい等々、...... 大したもんです。

Bahar自身の頭の中はワクワクしている事だろうが、周囲のスタッフは
ハラハラしながらそれを見守っていることだろう。
さあ、だいじょうぶか、ロータス !


[insideline]

charlie watts

2011年5月30日月曜日

可夢偉

[pic. stinger]
110528_kamui.jpg

小林可夢偉は昨日のモナコで 5位ではあったが、其の中味は3位入賞に
充分値するものと評価してよい。ゴール直前までは、4位だったのだから。
もちろん、Sauber のフォローも貢献したにせよ、RedBull、McLaren
続く順位である事を鑑みれば、快挙である事に間違いない。

但し、これは可夢偉 個人の資質の成せるワザであって、日本全体が
このレベルに達したわけではない。 勘違いしてはいけない。
今回の結果は喜ぶべきではあるが、日本国は 更なる努力と精進を
積まなければならないという事を 肝に銘じなければならぬ。

2011年5月29日日曜日

日曜日は........

[ ↓ 2度クリック→フル・スクリーン]
2011 BMW 328 Hommage wallpaper image

たまの日曜日。 まったりと(?)想いにふけるのも 良きかな。

このところ かなり濃い内容でお伝えしているので、今日ぐらいは のんびりしようかと。

2011年5月28日土曜日

Just Lotus

[pic. insideline]


LotusvLotus.jpg
今年のF1シーズンでは、Lotus は2チーム体制で参戦している
と言うよりも、そうならざるを得なかった。
"Team Lotus" とうい銘々の使用権をめぐってマレーシア政府をも後ろ盾にした
Tony Fernandes と、Chapman の流れを汲む 本国の"Group Lotus" との間で、
ここしばらく継続していた"争いごと" によって、2つのロータスがF1 サーキットを
走る事になった。 どちらも それなりの結果を残しながら、善戦している。
しかし どうも、ロンドン高裁の判決によると、Group Lotus 側 に決着が着く事に
なりそうだが、微妙だ。 但、内容的には ”大岡裁き” になったと いとめないでもない。

昨日のAutocar のニュースによると、"Group Lotus has won its High Court battle
with Team Lotus over the use of the Lotus name in Formula One." と速報した。

まず、フエルナンデス側は、引き続き "Team Lotus" の名を使用することが出来る。
但し、ライセンス協定の中で、一部、違反を犯したとして違約金を支払う事になる
かもしれない。つまり、フェルナンデスとしては、グループ・ロータスとの間で長期の
パートナーシップを結ぶことを念頭に置いて提携したが、判決では、2010年に
グループ・ロータスはライセンス協定を打ち切る"権利が有った" としたものだ。
フェルナンデスは、この流れのなかで、"技術的なミス" を犯したことを認める事に
なったようだ。但し、1985年までは当時の Team Lotus はF1の運営に関しては
Group Lotus からは独立して権利を有しており、これに関しては独立した諸権利が
引き続き存在するとされているとし、Group Lotus の主張は認められなかった。

よって、これらの事を鑑みるに、ライセンス協定を打ち切る権利が有ったにせよ、
Team Lotus を引き継いでいるフェルナンデス側は、引き続き "Team Lotus"
の名を使用することが出来るということの様だ。

そして、"Group Lotus" は"Lotus Renault GP" の名のもとに、引き続き
ブラック・ゴールドのチーム・カラーを使用してF1を走らせる"権利" を獲得したと
コメントしている。さらに、グループ・ロータスとしては今回の判決の内容には
不服で、上告する旨を表明した。

一方、"Classic Teanm Lotus" の代表であるチャプマンの子息である
クライブ・チャプマンは、"チーム・ロータスの名称はF1で使用されない事が望ましい"
と述べ、ヘゼルがロータスの拠点であり、"Classic Teanm Lotus" としても
"Group Lotus" を全面支援する旨、公表していた。
また、ヘゼルに対して投資を含めたサポートをしているプロトンには感謝しているとし、
グループ・ロータス / プロトン / チャプマン家 / フェルナンデス / マレーシアとの
微妙な関係に最大の配慮を示してる様でもある。
クライブとは、ヘゼルの工房で会った事が有るが、とても穏やかで いい人柄だった。
でも 芯は強そうで、その辺は母親譲りか。

さて、フェルナンデスはCaterham の会社を手中に収めた直後の事でもあり、
今回の裁判的な決着により、今後 双方のチームがどの様な展開をしていくかは、
"Lotus" にとって本年注目のサプライズとなるかもしれない。

とりあえず、今週末はモナコGP か。東京は、フジテレビで23:15から。
同じく、今週末の INDY 500の放送は、こちら。
KV Racing / Lotus / 佐藤琢磨 / Powered by HONDA

Lotus T128

[Judgement Summary]
Group Lotus has the right to use the name “Lotus” on its own within Formula 1
Group Lotus entitled to race in the historic black and gold livery
1Malaysia Racing Team (1MRT) ruled to be in breach of licence agreement, Group Lotus awarded damages
Team Lotus Ventures Limited trademarks revoked for non-use
Group Lotus trade marks unaffected
Group Lotus has the right to use the Lotus marque on cars for road use
The Judge found that:
Group Lotus has goodwill associated with the name “Lotus” in Formula 1 and is free to compete in the sport under that name using the Lotus roundel;
Group Lotus is entitled to race in F1 using the historic black and gold livery;
1MRT is in breach of the Licence granted to them by Group Lotus to race in F1 under the name Lotus Racing and has awarded Group Lotus damages in respect of that breach;
Team Lotus Ventures Limited’s trade mark registrations in the name of Team Lotus are cancelled as a result of non-use;
Group Lotus trade mark registrations are unaffected; and
Group Lotus has the right to use the Lotus marque on cars for road use.

The Judge also found that Team Lotus has the right to continue to race in Formula 1 under the name Team Lotus but the effect of the Judgment is that only Group Lotus can use the name “Lotus” on its own in F1. Group Lotus is concerned that this aspect of the Judgment will cause confusion in the eyes of spectators and the wider public. Accordingly, Group Lotus is seeking leave to appeal so that the right to use the Lotus brand in Formula 1 is clarified once and for all in the interests of the sport and the fans. Group Lotus and its shareholder Proton Holding Bhd are confident of success on appeal.
Speaking after the judgement, Sarah Price, Head of Legal, Group Lotus plc said: “Group Lotus is pleased that its right to race under the Lotus name in F1 has been upheld and that the Defendants’ attempts to stop that have failed.
“The on-going dispute with Team Lotus and associated companies has been a cause for concern for all at Group Lotus. Despite the detailed judgment there are issues which still require clarification and we remain committed to obtaining this much needed clarity for the many fans of the Lotus marque – we are extremely grateful for their continued support. The decision to appeal has not been taken lightly.”
Meanwhile Team Lotus also claimed victory in the case
“Team Lotus is very happy that the court case concerning the rights to the Team Lotus name has today come to a positive conclusion and that the team can now focus its full attention on its long-term challenge for honours on and off track. The decision confirms that Team Lotus is the true owner of the full Team Lotus name and the iconic roundel, establishing in law that the Anglo-Malaysian team is the rightful heir to Team Lotus and all associated goodwill.”
Team Principal Tony Fernandes gave his comments on behalf of his fellow shareholders Kamarudin Meranun, SM Nasarudin and the 250 strong workforce based in Malaysia and Hingham, UK: “We are all pleased that it has been clarified that we are the rightful owners of Team Lotus. We have always been confident that the factual evidence we presented would lead to this decision and today’s judgment confirms that belief. We are of course disappointed about the decision that Group Lotus was entitled to end the our licence agreement in 2010. We entered into that contract on the basis that we were beginning a long-term partnership with Group Lotus but unfortunately they then used technical breaches of the merchandising pre-notification process to bring the licence and our partnership to an end. However, my fellow shareholders and I are firm believers that when one door closes another door opens. In the early days of our agreement we realised its termination was inevitable and as events have unfolded the end of the licence has proved positive for us, with many new avenues being opened up as a result.
[racecar engineering]

2011年5月27日金曜日

http://www.youtube.com/watch?fmt=18&gl=GB&hl=en-GB&v=mmdPQp6Jcdk

Lightweight E-Type Speedster


Eagle E-Type Lightweight Speedster Picture

英国 East Sussex に在る E-Type のスペシャリスト、"Eagle"。
2年前に、アメリカのコレクターの為に製作したワンオフ・モデルの
"E-Type Lightweight Speedster" だが、
限定数で オーダーを受けることになった様だ。

インジェクションのストレート・シックス 4.7リッター / 310馬力。
5速ミッションとLSDを装着する。ドリルド・ディスクと4ポット・キャリパー、
アジャスタブル・ショックとスタビライザーも着く。
0-60マイルは5秒、最高速は256Km/h。

価格と詳細は、来月22~24日に開催されるSalon Prive
明らかになる。

近年、クラッシック・カーを リフレッシュさせる方法として、
単なるレストレーションに留まらずに、必要あらば新しい部材で、部分的に
創りなおしてしまう手法が取られるようになってきた。
デザイン的にも、オリジナルなラインは修正されるが、周囲のバランスも鑑み、
充分に納得のいくものとして仕上げられている。且つ、性能もアップされる。
特に走行性の面で、従来のレストア だけのものと比べて、遥かに良い状態を保つ。

以前、当ブログでも紹介した通り、米国の"Singer Vehcle Design" に見られる
ように、これからの方向性としていいものだし、評価されるべきであると思う。
当店の業務として、これらのクルマも 取り扱っていきたいと考えている。
  • Eagle E-Type Lightweight Speedster Picture

[insideline]

2011年5月26日木曜日

Danish Design



北欧スエーデンには、例のKoenigsegg が控えているが、デンマークには、
目立ったスポーツカー・ビルダーはいない。

日本では、どうだ? 無いじゃん。 いや、あるのだけれど、
こうやって世界のメディアには載らない。 単発では在るのだけれど、
恒常的ではないのかもしれない。いずれにせよ、弱い。
もっと、世界に向けて発信すべきだ。日本のメディアも、その一助に
ならなければいけない。併せて、車検を含めた公共のシステムも
もっとラジカルに変革すべきだ。 でないと、日本からは"世界の一流" は
"絶対に" 生まれない。

そんな中、デンマークのVedbæk にある"HBH" デザイン・スタジオは、
クルマを中心に 既に幾つかのコンセプトを発表し、メンバーの一人 Hartvig は、
カスタムの製作にも精通している。
つい最近では、アストン・マーチンのV12 Vantage をベースにミッドシップの
高級モデルのデザインを発表した。

もちろん、彼等はピニン・ファリーナのような有数の規模と設備を持つ
スタジオではないが、 ワン・オフで製作可能な状況にあるようだ。

最近のアストン・マーチンは、魅力的な "One-77" を手掛けたりしているが、
LMP1 Le Mans race cars のようなレーシング・スピリット溢れるモデルも
充分、眼中に置いており、HBH は、これらのアストンマーチン・モデルから
インスパイアされた今回のミッドシップ・スポーツを この3~4カ月の間で
企画を練り上げ、来年度中には具体的な製作に取りかかれるように、
準備を進めているところだ。

[source; classic driver]        HBH( Hermann, Brandt & Hartvig. )

2011年5月25日水曜日

Baby MINI

[pic.autoguide]

今年のジュネーブに登場したコンセプト、"Rocketman" は、その体裁を
少し変えるにせよ、3年後の2014年までには販売が開始される予定だ。
しかし、2段階に折れ曲がるようなドア・ヒンジやグラス・ルーフ、
尖んがったテール・レンズ等は、普通のカタチに戻されるだろう。

これより先に、本年末には二人乗りクーペが、また来年後半には
幌型のロードスターが発売され、其の後に この "mini MINI" が
登場することになる。 さて、どんなネーミングになるのやら。

最近、更に一回り大きくなってしまったカントリーマンとは逆に、
ひと回り小さくなって ミニ本来のサイズに少なからず近ずくことに。
とはいえ、ボデー・サイズは、オリジナルの小さいミニよりも40Cm 長く、
50Cm ほど幅広くなる。 シート・アレンジは3+1 かも。
エンジンは3気筒ターボになるかもしれない。

この調子だと、また別のタイプのMINI も登場するのでは。 SUV

2011年5月24日火曜日

Lotus T124


Lotus Evora GTE

Lotus は、自社のF1参戦とは別に、ロード・カーのフラグシップとして、
"EVORA" をベースとしたT124 Endurance Racecar で、
GT選手権やル・マンシリーズにエントリーしていく事になる。
既に、先月末から始まったルマン・テストデーのフリー・プラクティス1& 2 に
2台出走しているが、いまのところ まだ思わしい結果は出していないようだ。

本戦までには、まだ間があるので、更に磨きをかけなくてはいけない。
Cosworth /Toyota と1160Kg の車重で、どこまで戦い抜けるのだろうか。

Class: GTE

Engine: Cosworth/Toyota 2GR-FE V6
Transmission: Xtrac 426 6 speed sequential (rear drive only)
Brakes:
Alcon

Lotus Evora

[racecar engineering]

2011年5月23日月曜日

Future Lotus

[pic. autoblog]
lotus elan concept car
Lotus は今、難しい選択を迫られているようだ。
昨年のパリで、5台のコンセプト( City Car を入れて6台)を発表しているが、
当面、実現可能なのは、2013年に予定している "New Esprit"
2016年になる "Elan" だけが確定している旨を、先週、一部に公表した。
それにしても、ロータスがフェラーリと肩を並べるようなクルマを創ったところで、
だれも喜ばないと思うのだけれど、いかがなものか。

ここしばらく続いている Team Lotus のネーミング・トラブルで、
おそらく、本来の マレーシアとのリレーションもいまひとつかも知れないし、
併せて、"Lotus Renault F1" 絡みで Genii から融通した多額の資金も、
ストレートにプロダクション・カーの生産に回すわけにもいかないだろうし、
Genii からも、チームの運営とマシンの開発について強い要望を受けている。
自社エンジンを新たに開発までして、6台ものコンセプトを実現させるのは
至難のワザになってきたに違いない。

北米市場で販売されている Elise と Exige は、近い将来のアメリカでの
エアバックを含めたより厳しい規制に対し、すぐには対応出来ない関係から
販売はこの夏で終了し、当面アメリカ市場では、Evora だけになってしまう。
本国やヨーロッパでも Evora と1.6リッター・1ZR のElise の2車種で
勝負しなければいけない。 F1も走らせなければいけないし。
結果 ここ暫くは、殆んど Evora 一本で稼いでいく現状になってしまう。

まずは、出来るだけ早く New Esprit を投入し、Evora については、
遠からず Evora Ⅱ に移行しながら、少なくともあと5~6年は継続させる。
但、それと並行して "New Elan" もやっていくとなると、とても大変そうだ。
難問山積ではなかろうか。 だいじょうぶか、ロータス?

[source:car & driver]

2011年5月22日日曜日

日曜日は イタリアの休日


Concorso d'Eleganza Villa d'Este - Prima gallery
当ブログはイギリスに こだわっているのだが、本当はイタリアを外しては
マズイと想いつつ、やはり たまには紹介せざるを得ない。
世界の自動車の"発信地" を集約すると、アメリカ、イギリス、イタリアの
三か所にまとまると思う。(フランスも有るだろうが、情報が少ない。)
残念ながら、日本はこれには入らない。( 、と想っている。)
なぜなら、この問題を鑑みるに、技術的な満足度で見れば、我が国も
捨てがたいが、 事・文化レベルとして考えた場合、"自動車文化" という
カテゴリーからすると遥かに後退してしまう事である。
もちろん、私見だが ほぼ間違いない。

ここ一年ほど、毎日欠かさず このブログを書きつつ想う事は、
その情報を選択するにあたって、毎回10件前後の海外のサイトをチェック
しているが、その結果として想うに、米・英・伊に行きつく事になる。
イタリアには行った事がないので、米・英しか知らないのだが、
少なくともクルマに関する文化レベルで比較すると、
やはりこの三つの国に集約される。

文化を論じるには、心の余裕が無いとダメだと思うが、日本にはそれが無い。
つまり、公共を含めた日本人の意識レベルに、どれだけの民度と
それにまつわる許容量があるかだ。
これだけの自動車生産国でありながら、日本で、公道でのF1レースが
出来ないのは そういう事だろう。 絶対に出来ないと思う。
心の余裕は、富と経済・歴史的な価値観とその実績の裏付けが有って
初めて もたらされるものである。 もちろん、クルマの世界でも同様である。

それはともかく、その"余裕" を見せつけられるイベントが、この週末に
イタリアのコモ湖畔で開かれているので、今年はもう間に合わないが、
来年は是非、行ってみると良い。[Concorso d'Eleganza Villa d'Este]
上記 三国と日本との "圧倒的な差" は 捨てがたく、
自分の人生を見直すには、最適の時間となるハズだ。

尚、来月下旬には、我が(?)英国でも同様なイベントが開催される。
"Salon Prive" で、こちらはまだ間に合うから、行ってくるとよい。
ロンドン市内、ヒースローからも 市内に向かって 30分位の所だ。


2011年5月21日土曜日

X-Bow R

[2度クリック]
2011 KTM X-Bow R wallpaper image

KTM X-Bow は、Audi S3 から移植したスタンダード / 240馬力に、
異なるシリンダー・ヘッドとターボ・システムを装着して、295馬力に
スープ・アップしたエンジンを搭載した"X-Bow R" を新たに登場させる。
ボディー・ペイントも "R" 専用デザインとなる。

エンジンのマウントを従来より19mm 低くし、リアのアルミ・ストラクチャーを
フレキシブルなセッティングが出来るタイプに変更している。
サスペンションについても、コイル・ダンパーユニットはアプ・グレードして、
支持部分についてはテフロンのワッシャーを使用する。
来年までには、フル・ウインド・スクリーンも用意する。

ハンドリングについては、かなり ショート&ワイドな為に、従来 やや
トリッキーであった操縦性についても、エンジン・マウントを強固にして、
コーナリング時のエンジン保持をしっかりさせ、安定性を増す様になった。
シャーシやストラクチャーの細かい部分にわたって改良をを施し、
ステアリングの応答性や路面からのフィードバックも精度を増している。
結果、スロットル・ワークも含めて、コーナリングの安定性とグリップ力
については、よりレベルアップしている。。

Top speed: 230Km/h;  0-100Km/h: 3.9sec;
Kerbweight: 790kg;
Economy: 34.0mpg; CO2: 189g
Engine: 4cyls, 1984cc, turbo petrol;
Power: 295bhp at 5500rpm;  Torque: 295lb ft at 3300rpm;
Gearbox: 6-spd manual

当店予価:車輌本体1050万円(オプション別)。

"R" は新装なって今週からオープンしたRed Bull Ring (旧Österreichring) で
"お披露目" を行った様だ。

2011年5月20日金曜日

e-Cygnet


astonmartincygnet.jpg
アストン・マーチンは、既に販売が始まっている"Cygnet" について、
EV モデルも2013年から投入する予定だ。
これに先駆けて、トヨタは "iQ" のEV を2012年から販売を始める。
いまのところ、充電時間は100ボルトで10時間、200ボルトで4時間。
最高速は、125Km/h。
シグネットについては、2013年までには もっと性能がアップされた内容で
登場するのではないか。
アストン・マーチンは、シグネット全体の販売台数についても、
かなり期待を込めて 考えているようだ。

Aston Martin is preparing an electric drive version of the Cygnet city car

2011年5月19日木曜日

Top Gear

[autoblog]
Top Gear presenters Jeremy Clarkson, James May and Richard Hammond
BBC の人気クルマ番組、"Top Gear" 新しいエディションが来月から
始まるのを機に、人気エディター達が "Tower Bridge" に繰り出した。
普通はこんなクルマ(?)で登場しないだろうに、そこが この番組の
いいところだ。 日本のNHK も、浅草のスカイ・ツリーから、
パラシュートでスタッフをダイブさせる位のこと、やってみたらどうだろうか。

ちなみに、タワー・ブリッジは大型船や背の高いマストを持ったヨット等が
通過する際には、真ん中部分が開閉し、日に何度もその光景を見る事が
出来る。東京の勝鬨橋は、40年以上前にその動きは止まってしまった。

橋のそばには、"St.Katharine Docks" が有るが、タワー・ブリッジからは
殆んど見えないので、観光客も少なく、一腹するにはいい所。
東京だったら、さしずめ浅草の言問橋のたもとにある様なもので、
高級ヨットや大型船も停泊し、周囲にはいい感じのレストランBar
立ち並び、高級マンションが取り囲む。 "STARBUCKS" もある。
Tower Hotel (Guoman) も隣接して、足場のいいところである。
日本人は殆んど見かけないし、日本では有り得ないシチュエーションだ。
対岸右奥London Bridge Station からは、電車で Caterham
行くこともできる。

2011年5月18日水曜日

SL-C


RCR Superlight® Coupe(SL-C)

















SILVERSTONE

[pic. autocar uk]
Sport:

昨日、英国シルバーストーン・サーキットは発表を行い、41ブースの
ガレージを持つ新装なったピット・エリアを含め、コントロールセンター、
メディアルーム、ホスピタリティーとVIPルーム、3か所の大ホール、
会議室や ビジネスセンター等がリニューアルした。

午前中のセレモニーでは、BRDC名誉会長のケント公もスピーチを行い、
会長のDamon Hill は、" シルバーストーンは、歴史的にも重要な意義をもち、
この新たな出発は、今日のモータースポーツ・シーンにとっての
象徴となるものだ。" とコメントした。

上記写真の5人の顔ぶれ、わかりますよネ !!