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マクラーレンは英国Woking のMcLaren Technology Centre で
GT3 racing car を発表し、CRS Racing との共同でクルマの開発を行い、
2012 European FIA GT3 選手権でデビューさせる。
スペインのCircuito de Navarra でのテスト・セッションも公開している。
レース仕様車は、ノーマルとは異なるシェイプのフロント・フェンダーと
スポイラーを持ち、ドア廻りとリア・ウイング、ディヒューザーも別ものとなる。
また、ブレーキとサスペンションもレース用に改良される。
ノーマルの600馬力と異なり、500馬力にデ・チューンされ、7速DSGから
リカルドの6速になり、全体のバランスとミッションの軽量化を重視した。
早ければ、本年後半のBlancpain Endurance Series に投入し、その後、
フランスのMagny-Cours と英国シルバーストーン、
Total 24 Hours of Spa endurance race も予定している。
また、Goodwood Festival of Speed (July 1-3, 2011)にも登場させる。
これらのイベントにはCRS Racing Team のAndrew Kirkaldy と
Álvaro Parente を起用する。
15年前に F1-GTR での活躍を終了して以来、
再び "McLaren" の名をレース・シーンのトップに導く事を目指すことになる。