2011年5月26日木曜日

Danish Design



北欧スエーデンには、例のKoenigsegg が控えているが、デンマークには、
目立ったスポーツカー・ビルダーはいない。

日本では、どうだ? 無いじゃん。 いや、あるのだけれど、
こうやって世界のメディアには載らない。 単発では在るのだけれど、
恒常的ではないのかもしれない。いずれにせよ、弱い。
もっと、世界に向けて発信すべきだ。日本のメディアも、その一助に
ならなければいけない。併せて、車検を含めた公共のシステムも
もっとラジカルに変革すべきだ。 でないと、日本からは"世界の一流" は
"絶対に" 生まれない。

そんな中、デンマークのVedbæk にある"HBH" デザイン・スタジオは、
クルマを中心に 既に幾つかのコンセプトを発表し、メンバーの一人 Hartvig は、
カスタムの製作にも精通している。
つい最近では、アストン・マーチンのV12 Vantage をベースにミッドシップの
高級モデルのデザインを発表した。

もちろん、彼等はピニン・ファリーナのような有数の規模と設備を持つ
スタジオではないが、 ワン・オフで製作可能な状況にあるようだ。

最近のアストン・マーチンは、魅力的な "One-77" を手掛けたりしているが、
LMP1 Le Mans race cars のようなレーシング・スピリット溢れるモデルも
充分、眼中に置いており、HBH は、これらのアストンマーチン・モデルから
インスパイアされた今回のミッドシップ・スポーツを この3~4カ月の間で
企画を練り上げ、来年度中には具体的な製作に取りかかれるように、
準備を進めているところだ。

[source; classic driver]        HBH( Hermann, Brandt & Hartvig. )