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2015年1月13日火曜日

Zenos E10 S, New Road & Track Car

 drivecult.com

昨年初めて バーミンガムのショーに登場した Zenos E10
2年目の今年は、アップグレードした E10-S を引っさげてやってきた。
上記写真は 約2ヶ月前のものだが、今回の生産型に ほぼ近い状態で、画角がよく、
質感もうまく表現しているので掲載させてもらった。
クルマは 順調にいけば、この春頃までにデリバリーが開始される。


Ansar Ali、2013年に Zenos Cars を起業。 彼は元々 フォード・モーターに在籍し、
ヨーロッパのエリア・マネージャーを務めた後、2000年から 約5年弱、Lotus Cars で
セールスとマーケティングのオペレーションを担当、2005年から7年半、Caterham Cars で
最高経営責任者を務めた。 その後 円満退社、わずかな間をおいて、かねてより企画
していたZenos Cars を設立している。

Ali はケーターハム時代に、Caterham Technology and Innovation(CTI)を通じて、
相棒のMark Edwards を起用し、ケーターハムの技術向上にも貢献した。
経営感覚だけでなく 技術的な知識も持ち合わせる彼は、今回 Edwards も引き連れて
Zenos を起業、満を期してクルマ造りに乗り出したものだ。

Zenos E10 の特徴は、この写真の如く ロータス・エランのバックボーン・フレームを
連想させる アルミ押し出し材をメイン・フレームに、エランとは逆の ミッドシップ・レイアウト
を取っていることである。 これを ハイブリッド・カーボン素材で コストを抑えるとともに
シャシー全体を補強し、最後に FRP のボディーを被せた。


ノーマルの E10 に対して、E10-S は ターボを追加した Ford GDTI EcoBoost /250bhp を
採用、650Kg の軽い車体を 6速ミッションを介して0-100Km/h は 4.5秒で走り切る。
そして、ミッドシップのスポーツカーとしては "格安" の £29,995 - でリリースする。
尚、ノーマル 200bhp の E10は £24,995 - だが、更にお買い得な内容を持つローンチ・
エディションは £27、995 - で75台を用意している。

十分な資質をもつ Zenos は、今回のショーで 同様なクルマが散見される中でも、
トップ・クラスの技術内容を持ち合わせる 興味深いクルマである。
しかも、この手のミッドシップとしては "格安" である。 シンプルさを追求した結果だという。
2月後半あたりから 生産が開始されるが、既に 今年6月までの分については、
100台以上の受注残を抱えている。  今後に期待していいだろう !!

2014年10月9日木曜日

Zenos E10 driven !


bycars. ru

既に 一年以上前から その噂が囁かれ、この一月に Birmingham で、
初めてその姿を現した "Zenos E10 "

Steve SutcliffeBrands Hatch にクルマを持ち込み、同車初のサーキット取材
を試みている。   https://www.youtube.com/watch?v=ZGDl5SckbT0

しかも今回は ビデオでもわかる通り、まだ完全なプロダクション・カーではなく、
特にコクピット廻りは かなりラフな仕上げがなされている状態だ。

しかし トラック走行を含め、周囲の一般道の走行でも支障のある状態ではないし、
プロトタイプだから、Zenos Cars のボス、Ali の好意で 通常よりも早い時期の取材
の提供がなされたのであろう。 このタイミングで 取材が許されるのは 珍しい。
Autocar の Sutcliffe だからだろう !

ただし 取材に当たった Sutcliffe は、決してベタ誉めするワケでもなく、
粛々と自身の業務をこなしているようでもある。
それは 取りも直さず、まだ未完成のプロトタイプの試乗であるから、
決定的な言葉、断言を避けているともいえる。
だから 観る側も それを承知で理解すべきだ。
彼は、"今回の取材は まだ Zenos の序章に過ぎない。"  としている。

事実、さらにアップ・グレードし、50馬力を追加した "E10S " についても
示唆している。 わずか 690Kg の E10 には 注目すべきだ。
ライト・ウエイトこそ、我々の目指すところだからだ。
しかも、E10 は 基本的に ロード・カーだ。
そして、E10 は今後さらに、E11、E12・Coupe へと進化していくことになる。

ちなみに、E10SE10 より 5000ポンド高い £29,995- 、
0-60mph も E10 よりも 0.5秒早い 4.0Sec だ。

私自身、この一月のバーミンガムの会場で観たE10 も、その時は外観だけの閲覧
にとどまり、ボンネットを開けて エンジンルームや足廻りが覗けたワケではない。
でも、立ち上がったばかりの小さなメーカーではあるが、
彼らの話を聞いていて、なかなかの気迫が感じられたのも事実である。

Zenos Cars は、クルマ自体のシンプルな構成と 廉価な価格設定を旨とし、
元 ロータスからケーターハムに転身したエンジニア、Ansar AliMark Edwards
そして Sutcliffe も長い付き合いの 元ケーターハムのエンジニア、Chris Weaton
が中心となって、新たに起業して作り上げたのがこのクルマだ。
彼らの Resource(リソース)を結集した新しいカタチのスーパー・セブンと言っても
過言ではなかろう。
[Maps to Zenos] (A11 を挟んで クルマで10分のところにロータス本社が見える)
                                
            
ひとつ特徴的なのは、クルマの四隅の "カラー・ウイング" が Removable(脱着)
出来る点で、別の色のパーツに交換すれば、"変身" できるものだ。
日本でも、ダイハツの Copen の新型は 同様な変身が可能である。

そして、同じく バーミンガムのショーに登場した Caterham / AeroSeven とは
マーケットも近似するだろうが、どうもこの様子だと、Zenos の方が その開発や
発売時期も 先行することになるのかも知れない。

いずれにせよ、いつもながら "美味しい" クルマを次々と登場させる英国には、
今後とも 目が離せません  !!

"そうだ、イギリスに行こう ! " ....... ン !?

2014年1月24日金曜日

Zenos E10 / Birmingham

[Pic. British Green Yokohama]  Click ↓

つい2年前まで ケーターハムのCEO を務めていた Ansar Ali
そんな彼が 独立して ロータスにほど近い ノーフォーク州 Hethel で創業した Zenos Cars。
そして今回 この会場、Autosport International で  "E10" を発表するに至った。

ケーターハムの Aero Seven と比べても、かなり簡素でシンプルなクルマに見える。
でも、おそらく彼は ロータスの100分の1 にも満たない施設で これを実現しようとしている。
ここに注目すべきだ。 だから毎日、彼の頭の中は このクルマの事で頭がいっぱいになって
いることだろう。 それこそが彼の情熱なのだから。
バーミンガムの会場で Ali と しばし面談して感じたことである。

実は エアロ・セブンも ゼノスも、これらを開発するに当たっては ついセブンの事を念頭に
描くから、それがデザインにも反映してしまう。 もちろんそれは当然の事だし、
この Zenos にしても この写真で見る様に、黒ベースの車体の 四隅の赤は
セブンの前後フェンダーを彷彿させる。 ゼノスはこれを "Colour Wings" と呼んでいるが。
しかし 大きな違いは、エアロ・セブンが FF なのに対し、ゼノスは ミッド・シップだ。

この価格で ミッド・シップだ。 そう思えば このクルマの価値が解ろうというものである。
今回 Zenos を開発した Ansar Ali 
Lotus Caterhamに長年在籍した経験から、EliseSeven も知り尽くしている。
その彼が 世に問う Zenos の ドライバビリティーが、第一級のものであるのは
想像に難くない。

彼は 出来るだけシンプルな方法でクルマを仕上げ、製品化することを模索する。
そして 出来るだけリーズナブルな価格で販売することを考えている。
Ali は、誰もが求めやすいミッド・シップGT を目指しているに違いない。
だから オプション別の基本価格は £24,995 - に設定されている。

パワー・トレーンは 2.0-litre GDI Ford / 200bhp をベースに、車重は650Kg だから充分軽い。
足回りは In-board Bilstein DamperEibach Spring が標準で
希望であれば トラック用に ドライサンプ・キットやロール・ケージの設定もあるし、
コイル・ダンパーユニットも 1,200ポンド程度で グレード・アップできるので、
この辺も リーズナブルだ。 各オプションも 良心的な価格設定になっている。
また、ロード用にも ワイパー付きのウインド・スクリーンやトノ・カバーも用意している。

クルマは 既に予約を開始しており、最初のデリバリーは この年末か 来春頃になるだろう。
尚、会場には まだ簡単な一枚のリーフレットしかなく、近々に数ページのカタログも
出来上がるそうなので、出来次第 送ってもらうように Ali にお願いしておいた。
そして ウチでも予約を開始している。  更に、今後のクーペ・モデルにも期待したい !

[ ....., and Ali ]