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今週初め、取り敢えず帰国しました。 風邪気味だった体調も何とか回復。
今年のイギリスは いつもより寒かった。 南部サザンプトンの近くでも雪がパラついていた。
やっと 写真の整理も出来たので、順次レポートします。 何んせ、2週間で三千枚ほど取って
いたので。 でも その中で、こうやって使えるのは 2~300枚か 。
さて、バーミンガムのレーシングカー・ショーで アポを取っておいた数社を訪問して来ました。
まずは Leeds 郊外にある Ginetta 社から。
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既知の如く、ロータス同様、58年にウォークレット兄弟によって起業した初期のジネッタ社は、
同兄弟によって 約20年前に シェフィールドの西部 Scunthorpe で 新たに再開、
G4 と G12 の2車種の再生産を開始した。 生産された大半は日本に輸入されている。
その後の動向については、4年前の当ブログを参照されたし。
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2011/09/ginetta-g40r
現在は 今回訪れた、Lawrence Tomlinson 率いる LNT グループ傘下の Ginetta Cars
として機能している。 よって、創業当時のジネッタ社とは 全く別の組織だし、
旧G4、G12 に関しても パーツのデリバリー等を含め、関知していない。
バーミンガムのトレード・ショー当日にも、トムリンソン自身が自社のブースで対応していた。
G4、G12 を扱う Dare社は 現存しているが、非常に少ない生産に留まっている。
旧車とそのパーツ、現状については当店に問い合わせされたし。
Dare社については何度も同社をを訪れているし、彼らとは 旧知の仲である。
さて、Leeds 郊外の現行ジネッタ社は、レース展開を中心に活動している。
ショーの会場でアポを取り、訪問当日も 社内を案内していただいた S氏によれば、
レース・ビジネスをメインにしているといい、彼の話のニュアンスからすれば、
G40等のロードカー・ビジネスについては、全体の30% 位の感じを受けた。
Race Section
但し、現行 G40、G40R は 旧G4、G12 より遥かに高いクォリティーを維持している。
それは、4年前に初めて G40 を目のあたりにした際、瞬時に察知出来たものだ。
今回 その制作現場に密着して、改めて そのクォリティーの高さを確認出来たものである。
やはり 現場で確認するに越したことはないのを実感した。
G40 Process
そして、G40R は 日本でのロータス・エージェントである LCI の系列、PCI の国内デーラーで
近々にリリースされる予定である。 G40 は車重800Kg を下廻り、その走りは小気味よい。
ロータスやケーターハム同様、ロードカーではあるが そのままサーキット走行も満喫できる。
また、レース向けにアップグレードするについても 対応できそうだ。
さあ、改めて Ginetta を見直そう !!