日常の話題に戻ろう。
McLaren は、今年3月のGeneva Motor Show に向けて、新たに "675LT" をデビューさせる。
これは 従来の 650S をアップグレードし、P1 と650Sのギャップを埋めるモデルで、
650S より100Kg 軽い1330Kgに 675PS のV8を載せることで、かなりアグレッシブな性格を持たせ、
引き続きロードカーとしての位置づけは保つ。
ワンサイズ大きいタイア・ホィールにカーボンセラミック・ブレーキを履かせ、当然サーキット走行
も視野に入れる。 今回はスパイダー・モデルは造らない。
価格も かなり高めの設定になりそうだ。 デザインは650S に似るが、フロント・バンパー廻りが
特徴的だ。
"LT" とは、"Longtail"の意味で、かってのF1-GTR がロングテールと呼ばれていたことに
由来する。 発売開始は この秋ごろだろうか。
このところ マクラーレンの業績は順調で、アジアン・モデルの625C、P15プロジェクト、
より廉価な Sports Series 等、かなりバリエーションを増やしており、一見、その内容の把握に
戸惑うほどだ。 今年はMcLaren-Hond も投入され、話題には事欠かない。
ロードカー・ビジネスも これを期に加速させ、独自の市場を構築していくことだろう。