2015年1月9日金曜日

Ariel Nomad in NEC Birmingham

 Autocar


これはいい  !!   とってもいい  !
日本出発前に頭に描いていたより、全然いい。 これはいい 初仕事だ !
もちろん、出発前から写真くらいは見てた。  でも現物のほうが、いい。 期待以上だった。
今どきインターネットで 何でも判ると思ったら、大間違いだ。  やっぱり、現物を見なきゃだめだ。
今日は(日本は もう9日)改めて、そのことを実感したものだ。

さて、今回の バーミンガムの NEC(National Exhibition Center、東京のビッグサイト、or
幕張メッセみたいな所。)の会場で行われているショーは、スポーツカーやレーシングカー、
一部のキットカー、レース・パーツのサプライヤー、チューニング屋、その他関連グッズ等々、
これだけで、東京モーターショーの倍くらいの広さを実感し、とても一日では 見切れない。
やはり、イギリスは スポーツカーとレーシングカーに関しては、世界一だろう。
やってる事は 大人と子供くらい違う !

ノマドの話に戻る。  アリエル・モーターは、今年のNEC には会社として出展していなかった。
でも Nomad は Bilstein のコーナーに鎮座していた。 ノマドだけ。  ショックはビルシュタインを
使っているし。 Atom も会場内にあることはあったが、クラブ・スタンド等に 数台だった。
但し、創業者のセガレ、Henry Siebert-Saunders は現場にいたので、彼から説明を受ける事
が出来た。 ノマドは彼が中心になって創り上げたクルマだ。 とても熱心に説明をしてくれた。

上記写真の状態は、かなりの数のオプションが装備されており、フロント・スクリーン、
ワイパーや頭の上の Hella の4灯はオプション。 あちこちの写真に必ず載っている
背中に背負ったスペアタイアや、フロントに見えるウインチと その台座もオプション。
寒がりの人には これもオプションだが、頭と両サイドを ほぼフル・カバーする、
多分、キャンバス地の グッズが用意される。


写真は 15インチの YOKOHAMA GEOLANDAR  M/T を履いた状態で、地上高は30Cm 近い。
これもアップ・グレードして、18インチまで履ける。 但し、インチ・ダウンは出来ない。
ディスクに絡んでしまうから。 もし、ロード用に車高を下げようと思えば、コイル・ダンパーの
ストロークは 十分あるから、そこで車高調整すればいいが、それでも 数センチだろう。

ロード・クリアランスは十分保ちつつも、ロードカーとしての走りにも満足できるハズだ。
だって、0-60mph は 3.4秒だし、最高速は 200Km/h だ。 高速道路でも余裕である。
他のオフローダーと違って 車重は遥かに軽いから、若干のスプリングの柔らかさは感じても、
姿勢を保つのは さして難しくはなかろう。

よって Nomad は、いかにもオフローダーだが、私の実感では オフローダーのカッコをした
れっきとしたロードカーと言っても過言ではない。 だって それ以上の走りをするもん !
でも 2駆だけど、オフロードでも十分イケる。 軽いから !!

さあ、来年の冬は これでスキーに行きましょう !   デリバリー開始は 今年の夏頃からだし。
いまから、クルマの予約とスキー宿の予約まで  してしまえばいい。
スキー・ハンガーも オプションに加えるように、ヘンリー に言っときますから !!