2014年1月22日水曜日

Chevron GT3, GT4 & GS8 / Birmingham

  [Pic. British Green Yokohama] Click ↓

Chevron, UK Spirit of the Competition !!

1965年に Derek Bennett の手によって創業した Chevron Cars 
しかし 78年、ベネットの死により その後 やや複雑な流れを汲むことになるのだが、
その詳細については 改めて別記することにしよう。

現在の "Chevron Cars Limited" (chevrongtcars.com)は、ヒストリック・Chevron及び
純正の Continuation Car を製造する"Chevron Heritage Limited" をも含めた企業体
として存在し、、レーサーで実業家のDavid Witt がそれらを統括している。
(ある種、現行の新生ジネッタと やや似たような経緯を持つニュアンスと考えていい。)

それはさておき、今回の GT3 / GT4 及び GS は、私が 3年前のこの会場で目撃した
"GR8" の流れを汲み、その発展型として存続してきたものである。

GT3 / GT は ほぼ完全なレースカーで、FIA規格ロール・ケージを備えたトラック・オンリー、
それに対して GS は外観こそ前者に類似するも、ギリギリ (!?) ロードカーとしても登録できる。
もちろん GS は、そのままサーキット走行を楽しめるポテンシャルも確保し、
オプションで 同様のロール・ケージを着けることも可能だ。

ロードカーだ !!

GT3 / GT は、シボレーの6.2リッター V8 を積み、強力なパワーを有し、価格もそれなりで
各々 税別で £175,000 -、 £125,000 - だという。
GS8 の方は、2リッター・4気筒 / Cosworth を用い、値段もだいぶ こなれてくる。
これらのパワー・スペックをはじめ、他のオプション等についても グレード・アップが可能だ。

ちなみに、GT は日本円で3000万円を少し超えるが、
この程度の価格で たとえ トラック・オンリーだろうが、余裕でサーキット走行を楽しむ人が
もっと増えない限り、日本経済 もしくは日本国は一流だと 言い切るのは おこがましくないか !?
ラグナ・セカ や グッドウッドのイベントを観れば、その内容は 日本のそれと比べてケタ違いで、
人々は その様な事実を もっと認識すべきだ。

しかし 3年前の "GR8" は 一千万円以下の価格帯で、同じ4気筒・2リッター / Duratec
積むが、今回の GT、GS シリーズは 車輌価格もだいぶエスカレートしてしまった。
もちろん、それに見合った内容に仕上がってはいるけれど。

本日メールで問い合わせたところ すぐに返事が来て、"GR8" についても、ほぼ同様のスペック、同じデザインで対応可能らしい。
旧タイプといえども  コスワース・エンジンも載る 充分魅力的なデザインのクルマで、
ロードカーとしては むしろ"GR8" の方が似つかわしく、運転もしやすいだろう。
せん越だが、"GR8" は旧ジネッタ G12 よりも はるかに良い仕上げのクォリティーを持つ。

その GR の価格についても、私がシェブロンの会社を訪問したときにでも 相談すれば、
ベスト・プライスを出してくれるそうだ。  だから次回の来社の予定を 早く知らせろという。
(あ~、また行く所が増えてしまった ! )

それにしても、ヨダレが出るほど魅力的な Chevron !!  
マンチェスターにほど近い、Crewe の駅から5分位の所に在る会社まで御案内しますから。

シェブロン-GT-9
       [Pic. gtspirit / GT]