[Pic. British Green Yokohama] Click ↓
Chevron, UK Spirit of the Competition !!
1965年に Derek Bennett の手によって創業した Chevron Cars 。
しかし 78年、ベネットの死により その後 やや複雑な流れを汲むことになるのだが、
その詳細については 改めて別記することにしよう。
現在の "Chevron Cars Limited" (chevrongtcars.com)は、ヒストリック・Chevron及び
純正の Continuation Car を製造する"Chevron Heritage Limited" をも含めた企業体
として存在し、、レーサーで実業家のDavid Witt がそれらを統括している。
(ある種、現行の新生ジネッタと やや似たような経緯を持つニュアンスと考えていい。)
それはさておき、今回の GT3 / GT4 及び GS8 は、私が 3年前のこの会場で目撃した
"GR8" の流れを汲み、その発展型として存続してきたものである。
GT3 / GT4 は ほぼ完全なレースカーで、FIA規格ロール・ケージを備えたトラック・オンリー、
それに対して GS8 は外観こそ前者に類似するも、ギリギリ (!?) ロードカーとしても登録できる。
もちろん GS8 は、そのままサーキット走行を楽しめるポテンシャルも確保し、
オプションで 同様のロール・ケージを着けることも可能だ。
ロードカーだ !!
GT3 / GT4 は、シボレーの6.2リッター V8 を積み、強力なパワーを有し、価格もそれなりで
各々 税別で £175,000 -、 £125,000 - だという。
GS8 の方は、2リッター・4気筒 / Cosworth を用い、値段もだいぶ こなれてくる。
これらのパワー・スペックをはじめ、他のオプション等についても グレード・アップが可能だ。
ちなみに、GT3 は日本円で3000万円を少し超えるが、
この程度の価格で たとえ トラック・オンリーだろうが、余裕でサーキット走行を楽しむ人が
もっと増えない限り、日本経済 もしくは日本国は一流だと 言い切るのは おこがましくないか !?
人々は その様な事実を もっと認識すべきだ。
しかし 3年前の "GR8" は 一千万円以下の価格帯で、同じ4気筒・2リッター / Duratec を
積むが、今回の GT、GS シリーズは 車輌価格もだいぶエスカレートしてしまった。
もちろん、それに見合った内容に仕上がってはいるけれど。
本日メールで問い合わせたところ すぐに返事が来て、"GR8" についても、ほぼ同様のスペック、同じデザインで対応可能らしい。
旧タイプといえども コスワース・エンジンも載る 充分魅力的なデザインのクルマで、
ロードカーとしては むしろ"GR8" の方が似つかわしく、運転もしやすいだろう。
せん越だが、"GR8" は旧ジネッタ G12 よりも はるかに良い仕上げのクォリティーを持つ。
その GR8 の価格についても、私がシェブロンの会社を訪問したときにでも 相談すれば、
ベスト・プライスを出してくれるそうだ。 だから次回の来社の予定を 早く知らせろという。
(あ~、また行く所が増えてしまった ! )
それにしても、ヨダレが出るほど魅力的な Chevron !!
マンチェスターにほど近い、Crewe の駅から5分位の所に在る会社まで御案内しますから。
[Pic. gtspirit / GT3]