2014年1月7日火曜日

New London Black Cab


Nissan NV200 Taxi profile

ロンドン市内、Paddington にある Nissan のデザイン・スタジオで企画された
次期ロンドン・タクシー。 そこでは かって JukeQashqai も生まれている。
今回は 市の交通局、市長室、身障者のグループ、それにタクシー・ドライバー
との連携で、この企画は練りあげられた。
スペイン・バルセロナ郊外の日産の工場で ベースとなる Nissan NV 200 が生産され、
最終仕上げは 英国内で行われる。 これら新型は、今年の12月から発売予定だ。

1.6 リッター・113馬力エンジンと CVT の組み合わせで、従来の 2.5 リッター・ジーゼル
TX4 London Taxi と比べて はるかに改善されたエミッションは、ロンドンの大気浄化に
貢献している。 乗車定員は5名。
ロンドン・タクシーの通例として 助手席のシートは取り払われ、荷物スペースとなる。

また すでにタクシーの規格となっている 最小回転半径 7.6メートル以内をクリア、
ノーマルの NV200 より広いスライド・ドアーは 車椅子の客の乗降にとって 優しい。
タイアは 交換の経済性も考慮して、14インチ・サイズを採用する。
丸型のヘッドライトは ジュークのパーツを応用、フロント・ルーフには LED のタクシー・サイン、
天井のパノラマ・グラスは 観光客にも喜ばれることだろう。
最終型は トラディショナルなロンドンの雰囲気にも合うよう、フロント・マスクが変更されている。

尚 日産のグローバル・プランニングを統括する Andy Palmer によれば、
Nissan Leaf のバッテリー系を流用する EVバージョンは、リア・アクスルを2モーターで駆動、
アッセンブルは サリー州・Mytchett で行われ、2015年中にリリースされる。

日産は タクシーとして年間14万台を生産し、ほぼ同型だが 各々の現地バージョンで,
ニューヨーク、東京、バルセロナ等で販売したい意向だ。

in the Old Days   Planed in 2012   and New One