スペイン・へレスで行われていた F1の合同テスト。 各チームはデータ収集で懸命だった。
そんな中 レッドブルは連日 周辺機器のトラブルに見舞われ、失意のうちに終了しているが、
それでも 3月の第一戦・オーストラリアを待たずに、間もなく 解決策を見出すことだろう。
それよりも 我々の失意は、今季からレギュレーションの変更で V6・ターボになり、
期待したエンジン音は かなり脆弱 !? で、 まるで 掃除機の様なサウンドは好奇心を損なう。
もちろん ドライバーの評判も良くない。 これは マズイ。 非情にマズイ !
[Mercedes F1 2014]
技術的なエンジン出力は問題ないだろうが、これでは F1を観に行こうという意欲が湧かない。
このままでは 数パーセントの観客減は間違いなかろう。
もとより F1観戦は 単にその速さだけではなく、テレビや映像では味わえない臨場感と
"音と臭い" が重要なファクターである。
特に そのエンジン音は、テレビでは絶対に判らない、身震いするほどの圧倒的な音が
身を包む。 特に スタート直後に第一コーナーに突っ込んでくる時の 20台分の爆音は、
身の毛がよだつ程で、興奮と感動で 開いた口がふさがらないとは この事だ。
それが 掃除機の音の様では、非常にマズイ !! 音の質感が良くない。 そこが問題なのだ。
だから、今後は エンジン音の "改良" も行われることになるだろう。
多分、いずれ行われる フォーミュラ E についても、おそらく 同じ問題が浮上する。
エクレストンは、フォーミュラ E は うまくいかないだろうとコメントしている。
F1 に限らず これからの世の中、エコや公共への配慮のもと、クリーンで無音の世界が
増えるだろうから、ますます無機質になっていく社会には人間らしさが損なわれ、
つまらない世の中になってしまうに違いない。
人間は、自分好みの音やニオイにそそられ、感動するのが その習性である。
人生、感動しなけりゃ 意味が無い !!
だって、ワクワクすることが無くなったら、人間 終わりじゃん !!!
http://www.youtube.com/watch?v=qLcbF2uI05s ferrari / Ferrari Story
http://www.youtube.com/watch?v=mDwKNmSpQNo / Renault Story