2014年1月1日水曜日

Spirit of HONDA


HONDA は、同社の企業理念ともいえるレース参戦と それを製品の開発に反映し、
社会に貢献するという取り組みを示唆する映像を公開している。
"The Challenging Spirit of Honda"

あまねく 日本の自動車メーカーは、世界で肩を並べる水準に到達しているが、
ホンダはその中でも 特異な取り組みによって その発展を促して今日の地位を築いてきた。
それは ひとえに "本田宗一郎 " という男の存在があって 初めて為し得たことに他ならない。
(最近のホンダは大企業と化し、トヨタ化していると言われるが、そんなことはどうでもいい。)

天竜川に寄りそう閑村で生を受けたその男は、何故か世界のひのき舞台に羽ばたいた。
それは この男の強烈な個性によって 成就したと言っていい。
まあ、よく言えば 独創性か。
私自身に於いては、中学生の頃から この男の生きざまが脳裏に焼き付き、
多分 死ぬまで それを引きずることになる。
もちろん 彼を超えることは無いにせよ その言動に感動し、模倣というよりも 少しでもそれに
近づこうとしているにことに 他ならない。 もちろん、遥か及ばないのは承知の上だ。

もしも本田が Suzuka Circuit を創っていなかったら、今日の日本の自動車産業の発展は
ここまでのモノに成っていなかったに違いない。 どのメーカーも その恩恵を受けているのに。
本田宗一郎にとって、レースは " 走る実験室 " だった。

そう想えば 、今の私の生り業いは この男の発想に端を発している事であると言える。
まあ 都合のいい言い方だが、間違いないと思っている。 いや、そう成りたいと考える。
だって ホンダの言う "Power of Dreams" といい、LotusChapman の掲げた
"Light Weight" は、まさに 英国スポーツカー、キットカーの真髄ではないか。
宗一郎と チャップマン、どちらも 跳びっきりの "頑固オヤジ " だった。

何よりも 夢の無い人生って多分 我慢できない。 そんな つまらない人生で終わりたくはない。
死ぬまで 夢を追ってやる !!  500年生きても 飽きることはないだろう。
夢とは そういうものだ。

振り返れば 難問は山積みである。 しかし それを乗り超えない限り、夢は消えてしまう。
シューマッハだって そう思っているに決まっている。 だから彼は生き返る。 そう願う。
夢を終わらせては いけない。

"遊び心と 心ち良さ、そして こだわり" は 私にとって人生の定番である。
こんな時代だからこそ、それを追い求める意義は深い。
宗一郎は ガソリンの匂いを胸いっぱい吸い込んで 夢を実現してきた。
自慢じゃないが 自分も幼少の頃から その匂いを追って、クルマの排気管に鼻を寄せていた。
なつかしいネ~。 排ガスの濃さなんか関係ないもん !  いい時代だった。

バーチャルな時代を生きようとする若者達よ、 是非 現実に向き合いなさい !
肌で感じることこそ 本物なのだから。 本物じゃなきゃ、意味が無い
だって、本当の心ち良さは そこにあるのだから。 分かんネェ~だろうなー ....... 。
実は ウチのクルマに乗れば それが分かるようになるのだけど、........ 分かるかなぁ~ !?

以上、初夢でした !!   - British Green Yokohama -   [Sound of HONDA]


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(現在、この動画は削除されている。 理由は何であれ、人の夢を消し去る行為は許しがたい。)