2012年9月3日月曜日

Bergian GP / Grosjean

                  [autochannel]
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昨日のレース終了後、スタート直後の1コーナーでの多重衝突は、
Romain Grosjean の処作が起因するとの問責をうけ、彼に対し 5万ユーロの罰金と、
次の Monza での出場停止処分を申し渡した。   [Report]   [Crash]
審判は、彼の重大な判断ミスであったとし、これに対して ロータス側は異論を提出を
することはしなかった。

また、事故に巻き込まれた アロンソも、直後に肩の痛みを覚えたが、
まずは、自身を含めて 皆がケガがなくてよかった、とコメントし、
グロージャンを非難はしなかった。 他のドライバーも概ね同様コメントをしている。
しかし、今シーズンの グロージャンが絡んだ事故や、他のドライバーに対して
危険を感じさせる行為が何度もあったことについては、ルーキーだが "未熟" な面が
拭いきれないとの見かたが多勢を占るも、軽い非難にとどまっていた。

以前から ロータス・チームの Eric Boullier も、"彼には高い可能性がある " と述べており、
期待の意を表明している。
尚、Boullier は、モンツァでの代役として サード・ドライバーの Jerome D'Ambrosio
起用を考えているというが、近々に正式な発表するだろう。

まあ、プロとはいえ、コンマ5秒以下の一瞬の判断ミスが 今回のような大きな事故に
繋がるのは、誰しも 起こり得る事であり、"明日は我が身 " であることには違いない。
確かに 紙一重の判断ができるのが、ベテラン・ドライバーたる所以だろうが、
それにつけても厳しい "プロの世界" ではある。