2018年7月8日日曜日

British Grand Prix Final

「silverstone circuit」の画像検索結果

史上初の 3週連続の開催、その 3戦目だ。 コースは 名うての高速サーキット。
Hamilton が渾身の力を込めて奪い取った Silverstone のポールポジション。
それだけに Ferrari の2台とは僅差で、スタートから 1~2 コーナーでのせめぎあいが
注目される。
今回は 珍しいくらいの好天に恵まれたが、気温26℃、路面温度 52℃ で、
タイアの温度管理が心配だ。
https://www.bbc.com/weather/2637827   [Way to the Circuit]

レースは 一周 5.891km のコースを 全52周で争われる。
www.formula1.com/en/championship/races/2018/Great_Britain.html
[Starting Grid Today]
今回のタイア・チョイスは HARD(Blue),  MEDIUM(White), SOFT(Yellow)。 
Hard の使用は今季初。

Williams の 2台は、リアウィングの交換により ピット・スタートとなる。
Hartley も FP3 での 大クラッシュの影響で モノコックを交換した事により、
ピットレーン・スタート が決まっている。 また PUも交換し、不調の原因究明のために
日本の HRD Sakura に送り返される。
クラッシュの原因が フロントサスペンション・アームだった為、Gasly のマシンも
全交換した。
http://classic.autosport.com/news/report.php/id/136907

現地 14:10,  フォーメーションが始まる。 日本との時差は 8時間。
そして、14:13,  レース・スタート !!

Lap   1  Vettel が前に出た。 Hamilton 3コーナーで接触か。コースアウトしたが、直ぐに復帰。
    しかし 最後尾に転落 !
    セクター1はイエロー。 Hamilton は Raikkonen と接触していた。
    Perez もスピン、
    Vettel, Bottas,  Verstappen,  Raikkonen,  Ricciardo,  Hulkenberg の順。
    Hamilton は 17番手に。 Hartley はスタート出来なかった !?(一周で終えた。)
Lap   2  Hamilton のマシンは リアが一部破損か。  Hamilton は 17番手に。
Lap   4  Hamilton 14番手に。
Lap   5  Hamilton 12番手に。
Lap   6  Hamilton,  Alonso を抜いて 11番手、直ぐに Magnussen も抜いて 10番手。
Lap   7  Raikkonen には 10秒のペナルティー。
Lap   8  Vettel と 2位 Bottas との差は 5.8秒。 Hamilton は 9位に。
Lap   9  Hamilton 8番手。 上位 6台の順位は変わらず。
Lap 10  Hamilton は Leclerc を抜いて 8番手。 前を行く Hulkenberg との差は 0.5秒。
Lap 11  Hamilton, 6番手に浮上。
Lap 14  Raikkonen,  ピットに。 ここで 10秒ペナルティーをこなした。  12.9秒。
    Medium に。 10位で復帰。
Lap 15  Alonso はピット。 Gasly  12番手。 Raikkonen, 9位に。
Lap 16  Raikkonen, Ocon を抜いて 8番手。
Lap 17  Vandoorne 15位、Alonso 16位。 Raikkonen は7位に。
Lap 18  Verstappen ピット。 2.4秒。  Raikkonen の前、5番手で復帰。
Lap 19  Ricciado ピット。 2.6秒、Medium。 Leclerc も。 2.4秒。 Medium。
    と、Leclerc コースアウト !!  ピットでリアが不備のまま出したか。 リタイア。
    Raikkonen がコースを大きく踏み外した。 リアが流れそうになったので
    ムリしなかった ?
Lap 21  Vettel がピット。 3.1秒、Medium。 2位で復帰。 Hamilton は 3番手に。
    
Lap 22  Bottas ピット。   2.4秒。 Vettel, Hamilton, Bottas, Verstappen, Ricciardo,
    Raikknen の順に。
Lap 23  Bottas と Hamilton を入れ替えた。 Vettel を Bottas が追う事に。
Lap 24  Haas の2台が 7位、8位。 Alonso 12位、Gasly 14位。
    Hamilton はラジオで, タイア交換の可否を問われたが、"More One Lap"。
Lap 25  Ricciardo を Raikkonen が追う。 Hamilton, ピットに向かう。
Lap 26  Hamilton 3.5秒で。 Medium, 6番手復帰。 Alonso 10番手、vandoorne 16番手。
Lap 27  Grosjean ピット。 3.7秒 Medium. 15位で復帰。 Alonso は 9番手に。
Lap 28  路面温度は 54℃に。 Hamilton,  "まだ6位だから、もっとイケるから。"
Lap 29  そして Hamilton, Fastest。  1:31.682。
Lap 30  Hamilton は更に Fastest。 
Lap 31  Ricciardo がピット。 2.2秒、新品 Soft。 Hamilton の後ろ 6番手で復帰。
Lap 32  Verstappen は 3位に居る。 
Lap 33  Zauber の Eriksson が 激しくクラッシュ。 タイアウォールに突っ込んだ。
    DRS の戻しが遅れた ?   290km 位で突っ込んだ !? Safty Car。
    Vettel ピット、Soft。    Verstappen, Raikkonen  も。両者 Soft に。
Lap 34  Safty Car が続く。 Ericsson のクルマが大破してクレーンに吊り下げられてる様子が
    映し出される。 かなりひどい壊れ方だ。 昔だったらドライバーも "大破" だろうに。
Lap 35  Bottas, Vettel, Hamilton, Verstappen, raikkonen, Ricciardo の順になっている。
Lap 36  まだ Safty Car が続く。 コースは満員御礼だが。
Lap 37  間もなく Safety Car Out。 Verstappen が Hamilton を狙っている。
Lap 38  Raikkone が Verstappen を抜いた、が 直ぐさま Verstappenが抜き返えす。
    そして Grosjean と Sainz がダブル・クラッシュ !! 再び Safty Car。
Lap 39  クラッシュの2人には レース後に審議が。 これで 5台が姿を消した。
Lap 41  Safty Car Out。 
Lap 42  Vettel が Bottas に仕掛ける。 しかし ..... 。
Lap 43  あと 10周。 Raikkonen が Verstappen を抜く。 
Lap 44  Vettel, Bottas,  Side by Side。 後方では Raikkonen が Hamilton に仕掛ける。
    4人の差は 各 1秒以内。
Lap 45  Verstappen がスピン、直ぐに復帰。
Lap 46  Bottas と Vettel の差は 0.5秒。 
Lap 47  Vettel がトップに立った !!  Verstappen は速度が落ちている、16位。
    そして 止まった。
Lap 48  Bottas と Hamilton を入れ替えた。 
    Vettel, Hamilton, Bottas, Raikkonen,  Ricciardo。 
    で、Raikonen が Bottas を抜いて3番手に。
Lap 49  Bottas の後ろに Ricciardo が忍び寄る。 Bottas 苦しい。
Lap 50  あと 3周。 
Lap 51  Vettel と Hamilton の差は 2.5秒。  Gasly 10番手に。 Perz と接触しているか。
Lap 52  Final Lap !!  Hamilton は ..... 多分 追い着かない。

そして  Vettel,  優勝 !!! 

Vettel, "ta ta ta ....., Ha Ha Ha~,   ..... Grazie ! "
Gasly と Perez は接触していた事に対し、審議に。

1) Vettel,  2) Hamilton,  3) Raikkonen,  4)Bottas,  5) Ricciardo,  6)Hulkenberg,
7) Ocon,  8) Alonso,  9) Magunussen,  10)Gasly   [Full Race Results]

フェラーリ勢がインタビューを受けてる間に、Hamilton は バックルームに引っ込んでしまった。
机を手にして しゃがみ込んでいる。
Hamilton は Ferrari の2人に 背を向けたまま ...... 。 勝ちたかった !?
Raikkonen とは言葉を交わさない。 Vettel とは 軽く握手。
しかし、最後数周のレース展開は面白かったね。 いいレースだった。

Vettel は おどけたしぐさで 表彰台に。 嬉しい !!
Hamilton,  トロフィーを貰っても 笑みは無い。 Raikkonen は "サービス" で手を振っている !?
それにしても Hamilton は悔しかったのだろう。
www.formula1.com/en/latest/headlines/2018/7/race--vettel-wins-silverstone-thriller-as-hamilton-recovers-to-s.html

しかし、英国のシンボル・チームで有るべき 名門 McLaren と Williams の低調は、
一抹の物足りなさを醸し出す。 Alonso の 8位入賞は、彼の最大限の仕草の賜物だろう。

さあ、次は 20~22日の German Grand Prix in Hockenheim。