2016年10月9日日曜日

Japanese Grand Prix Final

 skysports.com/f1 : photos


いよいよやって来た 日本グランプリ決勝。 全53周。
www.formula1.com/en/championship/races/2016/Japan.html

Vettel は前回のシンガポールで、Rosberg と最初の1コーナーで接触した件で審議の対象
となり、結果 鈴鹿の決勝では3グリッド降格のペナルティーが課せられる。
Raikkonen はギアボックス交換で5グリッド降格、8番手スタート。
この二人の後退によって、Verstappen は3番手スタートになった。
twitter.com/redbullracing/status/784974501670891521?ref_src=twsrc%5Etfw

同じく Wehrlein も同様に5グリッド、21番手スタート。
Button はPU と補器類の交換で35グリッド降格の最後尾スタート。
当初 Button は、アメリカ・グランプリに向けてアップグレードしたエンジンを投入予定だったが、
今回の予選で17番手だったので、どうせなら、という事で新しいパワーユニットに交換する事に
なった。 Alonso は そのまま15番手。
twitter.com/McLarenF1/status/784961167852724224?ref_src=twsrc%5Etfw

会場には鈴鹿市長をはじめ、本田技研工業の役員連中も来場している事だろう。
八郷隆弘社長が Button と談笑する姿が見られたが、八郷社長の表情からは十分な満足感は
感じられない。 やはり今日のグリッドでは、いい結果を残すのは難しいのか。

コース上に水溜まりは無いが、やや湿っている部分が有る様には見える。

さて、15分前、グリッドはクローズになった。 13時46分、国歌斉唱。
各人、準備万端か。 28回目の Suzuka。  DRSゾーンはホームストレートの一ヶ所のみ。

14:00、フォーメーションが始まった。
そして 14:03、レーススタート !!

Rosberg に続いて、Verstappen が飛び込んだ。 Hamilton は大きく遅れる。
1コーナーでの大きな混乱は無かった。 Perez が3番手にいる。
Hamilton は8番手か。

Lap   2) Rosverg,  Verstappen,  Perez,  Vettel,  Ricciardo の順。
Lap   3) Vettel が Perez を抜いて3位に上がった。
Lap   6) Raikkonen が Hulkenberg を交わして 6番手。
   Hamilton は中々抜けないまま ....... 、彼の前には Horce India が2台もいる。
Lap   7) そして Hamilton は 1コーナーで Hulkenberg を交わして 7番手に上がった。
Lap   8) Alonso と Button はスタート時のままの15位、22位。
Lap   9) Ricciardo は 早く前に上がりたいところだが5位。 その後ろに Raikkonen。
Lap 10) Alonso がピットに入った。 2.4秒。  
Lap 11) Verstappen もピットに。 6位復帰。 Ricciardo も。
Lap 12) Button は20位まで上がったが。
Lap 13) Rosberg, Vettel, Raikkonen がピット。 
Lap 14) Raikkonen は11位、Button は17位まで上がってきた。
    Alonso は18番手。 Hamilton ピット、Raikkonen の前で復帰。
    そして Raikkonen が Perez を抜いた。
Lap 15) Ricciardo が Bottas を交わした。
Lap 16) Ricciardo 6位、Raikkonen は Massa を抜いて7位に。
Lap 17) Button はジワジワと 16位に。  Alonso 18位。
Lap 19) Verstappen は 2番手まで戻っている。 1位 Rosberg との差は 3.732秒差。
Lap 20) Button がピットに向かった。3.9秒。 ちょっと遅いか。21位に。
Lap 21) Gutierez がシケインの入り口でスピン。 Sainz にブロックされたと言ってるらしい。
Lap 22) 6位 Raikkonen が Ricciardo を追うが。
Lap 23) Alonso は17位。 Kvyat と Sainz に挟まれている。
Lap 24) Button は一つ上げて20位。 
Lap 25) Massa はピットを2.1秒でこなした。
Lap 26) Button は17番手、Alonso 14位に上がった。
Lap 27) Raikkonen ピット。 Bottas も。 Alonso、Sainz を押し出す様に前に出る。 10位 !!
Lap 28) Button も15番手まで上がっている。 Alonso ピット。19位で復帰。
Lap 29)  Verstappen もピット。 4位で復帰。
Lap 30) Rosberg がピット。 3位復帰。 ワンストップで終えられるか。 Vettel がトップに立つ。
Lap 31) Button は13位に。 Alonso 19位。 Grosjean ピット。 12位で復帰。
Lap 32) 依然として Vettel がトップ。
Lap 33) Ricciardo がピットで5.1秒も掛かってしまった。 右フロントに手こずった。 6番手で。
Lap 34) Hamilton ピット。 4位復帰。  Alonso 18位に。 Button 13位。
Lap 35) Vettel ピット。 2.4秒 ソフトで。 Hamilton の後ろで復帰、4位。
Lap 36) Hamilton がファーステスト。 
Lap 37) Vettel もファーステスト。 Button がピット。 2.8秒で、20位。
Lap 39) Hamilton 3位、Vettel 4位。 Raikkonen 5位。
Lap 40) Rosverg,  Verstappen,  Hamilton,  Vettel,  Raikkonen,  Ricciardo,  Perez,
   Hulkenberg,  Massa,  Bottas の順。 Button は18位。
Lap 41) Hamilton は Verstappen を追うが。 差は 4.175秒。
Lap 42) Alonso 16位、Button 18位。
Lap 44) Rosberg, Verstappen, Hamilton, Vettel, Raikkonen。
Lap 45) Verstappen と Hamilton の差は1.141秒。
Lap 46) Hamilton が Verstappen を追うも、今一つ。 Mercedes は 1-2 を考えているか。
Lap 47) Hamilton, DRS を使うが、Verstappen に及ばない。 1コーナー直前では330km/h。
Lap 48) 2位 Verstappen と Hamilton は 0.594秒差。 タイヤが厳しいけど。
Lap 49) あと5周。 Alonso, Button はこのまま終わるのか。 Hamilton は !?
Lap 50) Verstappen 頑張る !!  19歳になったばかりだ。 Hamilton は追い着けない。
Lap 51) Hamilton が最後の追い上げ。 でも抜けない。 19歳はスゴイ !
    彼は、スタートで緊張することはない と話しているらしい。
Lap 52) 19歳は Hamilton に追われても動じない !  Hamilton がシケインで Verstappen に
    仕掛けるが、逆に Hamilton はコースを外してしまう !!
Lap 53) Rosberg は ......... ,

15:30、 Rosberg  Wins !!  2位 Verstappen,   3位 Hamilton

1) Rosberg   2) Verstappen   3) Hamilton   4) Vettel   5) Raikkonen   6) Ricciardo
7) Perez   8) Hulkenberg   9) Massa   10) Bittas      [Full Race Results]


twitter.com/F1/status/785006289277583360?ref_src=twsrc%5Etfw
Rosberg は Hamilton を 33ポイント引き離した。 それにしても、19歳は強かった !
Hamilton は 100回目の表彰台。 Rosberg は鈴鹿 初勝利だ。
Mercedes Team のボス、Niki(Nikolaus)Lauda が、表彰台を見上げて軽く敬礼をしている。

McLaren-Honda は、16位と18位という残念な結果に終わった。
彼らは、どのサーキットでも勝てるクルマ造りをしなければならない。 心せよ !
それにしても、今回はリタイア無し。 Ricciardo は6位で終り、例の祝杯は出来なかった。

Mercedes は47勝目、年間のスタンディングの首位は確定だ。
彼等のピットは、既に祝賀ムード。 シャンペンの呑み回して浮かれている !!
Haas の Grosjean 11位は妥当な線だろう。 次は母国グランプリだから、いい結果を出すかも。
表彰台を待つバックルームで、Verstappen は 当たり前の様な顔をしている。
19歳は表彰台で、堂々とシャンペンを飲み干す !
勝者の手形が 白子の駅前に掲げられる。

Rosberg は母国語でレース後のプレス・インタビューに答える。
Force India は安定した結果を残した。 地味に見えるが 素晴らしい事だ。
MacLaren のボディーワークは、まだ検討の余地があるのか。

Vettel のラップが落ちていくのを視ながら、チームはタイア交換に応じなかった。
このところの フェラーリのレース運びの対応に問題は無いのか !?

McLaren-Honda は是非、旨く来年に つなげて欲しいものだ。 多分、やってくれるだろう。

さあ、2週間後の23日は 米Austin(State of Texas)で、US Grand Prix の決勝だ。
[Austin Maps]