https://www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/new-caterham-super-seven-1600-revives-spirit-seventies
Caterham Seven。 私のキャリアは 此処から始まった。
70年代後半、Lotus Twin Cam 1600(with Clamshell) を載せた British Green の Super Seven。
その新車を手に入れた私は、何気に 夕方の商店街に フルオープンで乗り入れてしまった。
そうしたら、...... 上から目線の歩行者に 寄ってたかって見下ろされ、
"穴があったら入りたい" とは この事か、と思ったものだ。 ...... 恥ずかしい !!
そして 父が乗ってみたいと言うので横に座らせ、近くの河川敷まで しばしドライブしたが、
無言だった ..... 。
更に数日後、初めて一人でツーリングに出かけて沼津付近を走行中、
マフラーのステーが折れて宙ぶらりんになってしまった。 だって 新車でしょ !?
慌てて 近くに有った農協の売店で 太めの番線を手に入れ、マフラーをぶら下げた。
念の為 エンジンルームを覗いたら、バッテリーが オイルで ビシャビシャになっていた。
...... 新車だろ !! ま、当時のセブンは これが常識だった。
そして ウチのお客さんには、セブンで通勤してる人がいる。 今や これが常識。
エアコンはもちろん無いが、恥ずかしさなんか感じない。 余裕だ。
今頃の春風は 心地よく、"なんて いいクルマを手に入れてしまったんだろう" と ほくそ笑む。
こんな快感は 他のクルマでは味わえるものではない。 断言してもいい !!
さて 時は経って Caterham は今回、当時のセブンを彷彿させる Super Sprint モデルをリリースした。
Ford Sigma 1600cc / 135bhp を、僅か 545kg のボデーに載せており、その加速感は想像に難くない。
Jenvey製のキャブレター風スロットルを装備しているので、その吸気音は快感でさえある。
私も最初は騙された。 ウェーバーキャブにとてもよく似ていたから。
https://silodrome.com/jenvey-heritage-dcoe-throttle-bodies/
秋から冬になりかける頃、幌を外して 手に白い息を吹きかけながらの満足感は格別だ。
四輪のバイクとは よく言ったもので、スキーのスラロームを想わせる動きは 気持ちいい事この上ない。
高速道での車線変更は 瞬間移動する異次元の世界で、何の不安も無く行える。 車重が軽いからだ !
Light Weight、ロータスカーズの創業者 Anthony Colin Bruce Chapman の真骨頂である。
フロントフェンダーは サイクルフェンダーではなく、もちろんクラムシェル(Clamshell) だ。
70年代当時は ベンチシートで、座っても落ち着かなかったが、
今のタンデムシートはしっかりと身体をホールドしてくれる。
さて、ケーターハムは 今回のレトロ感あふれるセブンに 特別のボデーも用意している。
下の写真の2台を比べて見ると、フロントウィンドとラジエターグリルの幅広さに気がつくだろうか。
簡単に言えば ワイドボデーだ。 乗ってみると判るが、腕廻りの余裕が 明らかに感じられる。
でも 2台並べても、その違いに気づかないくらい 横方向に上手く "太らせて" いるのだ。
特に 同乗者がいる場合に、この余裕は有難い。
見た目には気付かないが、ケーターハムは確実に進化している。
そして この現代に於いて、この種の満足感を味わえるクルマは "Seven" しか有り得ない。
人生 一回勝負、クルマ好きは 一生に一度は "Seven" を所有すべきである。
あとは 自動運転だろうが EV だろうが 勝手にしてくれればいい。
Seven を知らずして、運転の楽しさを語ること無かれ !
ま、乗ってみれば判るよ。 ....... 乗らないと判らない。 断言してもいい !!
https://www.caterhamcars.com/en/latest/and-now-for-something-completely-different
70年代後半、Lotus Twin Cam 1600(with Clamshell) を載せた British Green の Super Seven。
その新車を手に入れた私は、何気に 夕方の商店街に フルオープンで乗り入れてしまった。
そうしたら、...... 上から目線の歩行者に 寄ってたかって見下ろされ、
"穴があったら入りたい" とは この事か、と思ったものだ。 ...... 恥ずかしい !!
そして 父が乗ってみたいと言うので横に座らせ、近くの河川敷まで しばしドライブしたが、
無言だった ..... 。
更に数日後、初めて一人でツーリングに出かけて沼津付近を走行中、
マフラーのステーが折れて宙ぶらりんになってしまった。 だって 新車でしょ !?
慌てて 近くに有った農協の売店で 太めの番線を手に入れ、マフラーをぶら下げた。
念の為 エンジンルームを覗いたら、バッテリーが オイルで ビシャビシャになっていた。
...... 新車だろ !! ま、当時のセブンは これが常識だった。
そして ウチのお客さんには、セブンで通勤してる人がいる。 今や これが常識。
エアコンはもちろん無いが、恥ずかしさなんか感じない。 余裕だ。
今頃の春風は 心地よく、"なんて いいクルマを手に入れてしまったんだろう" と ほくそ笑む。
こんな快感は 他のクルマでは味わえるものではない。 断言してもいい !!
さて 時は経って Caterham は今回、当時のセブンを彷彿させる Super Sprint モデルをリリースした。
Ford Sigma 1600cc / 135bhp を、僅か 545kg のボデーに載せており、その加速感は想像に難くない。
Jenvey製のキャブレター風スロットルを装備しているので、その吸気音は快感でさえある。
私も最初は騙された。 ウェーバーキャブにとてもよく似ていたから。
https://silodrome.com/jenvey-heritage-dcoe-throttle-bodies/
秋から冬になりかける頃、幌を外して 手に白い息を吹きかけながらの満足感は格別だ。
四輪のバイクとは よく言ったもので、スキーのスラロームを想わせる動きは 気持ちいい事この上ない。
高速道での車線変更は 瞬間移動する異次元の世界で、何の不安も無く行える。 車重が軽いからだ !
Light Weight、ロータスカーズの創業者 Anthony Colin Bruce Chapman の真骨頂である。
フロントフェンダーは サイクルフェンダーではなく、もちろんクラムシェル(Clamshell) だ。
70年代当時は ベンチシートで、座っても落ち着かなかったが、
今のタンデムシートはしっかりと身体をホールドしてくれる。
さて、ケーターハムは 今回のレトロ感あふれるセブンに 特別のボデーも用意している。
下の写真の2台を比べて見ると、フロントウィンドとラジエターグリルの幅広さに気がつくだろうか。
簡単に言えば ワイドボデーだ。 乗ってみると判るが、腕廻りの余裕が 明らかに感じられる。
でも 2台並べても、その違いに気づかないくらい 横方向に上手く "太らせて" いるのだ。
特に 同乗者がいる場合に、この余裕は有難い。
そして この現代に於いて、この種の満足感を味わえるクルマは "Seven" しか有り得ない。
人生 一回勝負、クルマ好きは 一生に一度は "Seven" を所有すべきである。
あとは 自動運転だろうが EV だろうが 勝手にしてくれればいい。
Seven を知らずして、運転の楽しさを語ること無かれ !
ま、乗ってみれば判るよ。 ....... 乗らないと判らない。 断言してもいい !!
https://www.caterhamcars.com/en/latest/and-now-for-something-completely-different