2020年7月19日日曜日

Hungarian Grand Prix Finals

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https://www.formula1.com/en/racing/2020/Hungary.html
[Starting Grid Today]

現地 14:40, レコノサンス・ラップに入る。
グリッドペナルティーも無く、予選通りの順にスタート位置に着くことに。
(今回、筆者自身の体調不良で、土曜日・予選の模様の記述が出来ませんでした。 お詫び申し上げます。)

PS ; ここで レコノサンス・ラップ(Reconnaissance Lap) について簡単に述べる。
レコノサンス・ラップとは、レース開始前(通常 30分前) に各車がピットからスタートし、
1周してグリッドに着くまでのラップの事を言う。  ドライバーは 車輌や路面の状態をチェックする。

レコノサンス・ラップを完走できないと、決勝戦で グリッドからのスタートをする事が出来ず、
ピットレーン・スタートになってしまう。
しかし 今回の Verstappen の場合は、自力で "完走" してグリッドまでたどり着いたので、
出走前の修理をグリッド上で行う事が出来たのかも知れない。
Verstappen は、レコノサンス・ラップ中にブレーキをロックさせてコースアウト、
左フロントから壁に突っ込んでしまったものだ。
しかし ピットには入らず そのままグリッド上でフロント・サスペンション廻りを直すことになった。
作業時間のリミットは 20分弱だろう。 スタート時間の遅れが懸念されるか。

その間、まずは表彰台下にドライバー達が揃って国歌斉唱。
グリッド上では Red Bull のメカニック達が必死で Verstappen のクルマの修理に掛かっている。
現地 15:05(スタート5分前) までにタイアを装着しなければならないが、何とか間に合わせるか。
そして30秒前、間に合った !!  素晴らしい !!     このまま 通常のスタート手順になりそうだ。

今季は Racing Point の2台の活躍が目覚ましい。 2列目スタートだ。
フロントローは Mercedes の2台、2列目に Racing Point が2台、3列目に Ferrari が2台と続く。
Verstappen は7番手、その隣りに McLaren の Norris だ。 最後尾は Alfa Romeo の2台。
Haas の 2台だけが Intermediate を履いている !

15:10,  フォーメーションラップがスタート、水しぶきは あまり無く、部分的だ。
と、そこで Haas の2台がピットに入った ! タイア交換 !?
15:13,  レーススタート !!

Lap   1  Bottas が大きく後れを取って6番手まで後退、Verstappen は3番手に上がった。
            2番手は Stroll, 4,5位はFerrari の2台。
Lap   2  Kvyat がピット、Soft に。 Albon は 11番手。
Lap   3  Replay を視ると、Bottas は2速 スタートしていた。
            Leclerc, Bottas がピットに。 Bottas は Mediume ?
Lap   4  Hamilton, Stroll がピット、Hamilton は Medium. Vettel, Perez も。
            コース上はドライと見てよいか。
Lap   5  セクター2、セクター3はドライコンディションか。
            Verstappen, Ricciardo, Ocon がピット、Verstappen は Hamilton の後、2位で復帰。
            Latifi もピットに入ったがコースインの際に誰かと接触か。 左リアがバーストしている。
Lap   6  3位4位に Haas の2台が居る。 Bottas は まだ7番手、Albon 9番手。
Lap   7  Verstappen が Fastest。 Stroll が Grosjean を抜いて4番手。
            Raikkonen に 5秒ペナルティー。
Lap   8  Bottas と Leclelc が抜きつ抜かれつ。
Lap   9  Hamilton Fastest,  Verstappen との差は8秒。
            3位 Magnussen を Stroll が追う。
Lap 10  Bottas(Medium), Leclerc(Soft) を抜いた。 Leclerc は この Soft を "ゴミだ" と言っている。
Lap 11  Magunussen を Stroll が追う。 多分抜くだろう。
Lap 12  Bottas がストレートエンドで Grosjean を抜いて5番手。
            Albon は Vettel を抜いて8番手。
Lap 13  Albon は更に Leclerc を追う。 差は0.7秒。
Lap 14  Albon,  じわじわと Leclerc を追い詰めるが。 雨雲が近づく。
            Hamilton と Verstappen の差は 10秒。
Lap 15  Albon, Leclerc を追い詰めるが なかなか抜けない。
Lap 16  Albon、外側から仕掛ける。  まだ抜けない。
Lap 17  Gasly がピット、エンジンから白煙。 Stroll 3番手に上がり、Bottas も4番手に。
Lap 18  Leclerc, Albon, Vettel のバトルが続いて、..... Albon, 1コーナーで Leclerc を抜いて7番手に上がった。
            Albon, 第1セクター・第2セクター共 自己ベスト。
            Gasly はリタイアだろう。
Lap 19  Vettel 8番手、Leclerc 9番手に替わった。
Lap 20  perez が Leclerc に仕掛けて ......
Lap 21  Perez には Ricciardo, Sainz が続く。
Lap 22  Leclerc ピット、2.9秒、Medium に。15位復帰。 Hamilton 速い !! 2位 Verstappen に11秒差。
Lap 23  4位 Bottas が 3位 Stroll に少しづつ迫る。
Lap 24  後方では Ricciardo に Sainz が近づこうとするが。
Lap 25  Hamilton 更に Fastest。 Bottas は 3番手を目指して Stroll を追う。
Lap 26  それにしても Racing Point,  頑張る !!
Lap 27  Leclerc は まだ 15位。 雨の様子が今一つハッキリしない。
Lap 28  Hamilton と Verstappen の差は約13秒。コース上では Leclerc と Kvyat だけが Hard タイア。
            Leclerc は Norris を追う。 差は 0.6秒。
Lap 29  Albon は Grosjean に近づき、抜いた !   6番手。
Lap 30  Vettel ピット、Hard に。 2.6秒、Raikkonen の後ろ 12番手復帰。
Lap 31  引き続き Leclerc は Norris を追っている。
Lap 32  Perez が Groslean を抜いて7番手。 Verstappen は 左フロントタイアが厳しくなったか。
Lap 33  ここで Vettel が Fastest。  Leclerc は 13番手に上がっている。 Ocon はピットに。
            Vettel と Leclerc の間には Raikkonen。
Lap 34  雨が少し来たか。  Bottas ピット、Medium, 2.4秒、そのまま4番手。
Lap 35  Raikkonen ピット。 Williams の Latifi も。
Lap 36  Albon ピット、Hard, 2.7秒、Vettel の後、10番手復帰。 Vettel 再び Fastest。
Lap 37  Stroll ピット、Medium 3.1秒、4位に。 これで Bottas は3番手。
            Verstappen ピット、2位で戻った。 Norris も。
            Hamilton ピット、Medium, 3.1秒。
Lap 38  Bottas fastest,  Verstappen に追いつくか。  いずれ 2人の戦いに !
Lap 39  Bottas 更に Verstappen に近づく。  差は 5.3秒。
            Vettel 7番手、Albon 8番手。
Lap 40  Perez は Magnussen を抜いて9位に上がった。
Lap 41  Sainz ピット、3.3秒、Hard, 11番手復帰。
Lap 42  5番手 Ricciardo は 前を行く Stroll に2秒以内。
Lap 43  Latifi がコースアウトしたが 直ぐに復帰。
Lap 44  Bottas は Verstappen に 2.2秒迄近づいた。
            5位 Ricciardo はピット、2.9秒、9番手で復帰。
Lap 45  Verstappen と Bottas の差は 1.26秒 !
Lap 46  Bottas Fastest。  Verstappen のペースは やや落ちる。
Lap 47  Verstappen, Bottas の差は ストレートで1秒以内。
Lap 48  Bottas 更に Fastest。 Ricciardo は Magnussen を抜いて 8番手、
            Ocon は Grosjean を抜いて 13番手。
Lap 49  Verstappen と Bottas の差が近づいているが。
Lap 50  Bottas はまだ3番手、ピットに向う。 2.4秒、Hard 3位のまま復帰。
            Verstappen との差は 22秒に。
Lap 51  Bottas のピットで、Verstappen との差は 22秒になったが。
Lap 52  Stroll 4位、Vettel 5位、Albon 6位。   Bottas Fastest、差は19.6秒。
Lap 53  Leclerc は 10番手。  Stroll ピット、4位復帰。 Stroll ピット、4位のまま。
Lap 54  Vettel 5番手、Albon 6番手。
Lap 55  Bottas fastest。 あと15周、Verstappen との差は 14.5秒、最後に追いつくか。
Lap 56  Hamilton, Verstappen, Bottas, Srroll, Vettel, Albon の順。
Lap 57  Hamilton のタイアには 少しブリスターが。 Kvyat は 12番手。
Lap 58  Bottas Fastest、Verstappen に 10.1秒。
Lap 59  Vettel 5番手、Leclerc 10番手。 雨は来そうにない。
Lap 60  天候の急変が無ければ、各車は 現状のタイアのままか。
Lap 61  Sainz が Leclerc にせまり、1コーナーで抜いた !!
Lap 62  あと8周。 Bottas は Verstappen に追いつくつもりで ......... 。
Lap 63  Bottas fastest のままピットに行こうとしたが、入らず !
Lap 64  Bottas あと7周で Verstappen との差は 6秒を切った。
Lap 65  Albon は 6番手。 Verstappen, Bottas の差は5秒以内に。
Lap 66  あと5周、Bottas 追い着くか。
Lap 67  Hamilton, ピットに向う。 3.6秒、でも余裕うだろう。 Soft。  Albon 5番手に。
Lap 68  Bottas Fastest, Verstappen に1.3秒まで近づいた。
Lap 69  Verstappen 逃げる ....... !
Lap 70  最終ラップ。 Verstappen はどこまで耐える !? 差は 0.6秒。

           そして Hamilton,  優勝。 Hungaroring で8勝。
         
           ...... and  Verstappen 2位をキープ !!  よくやった !! 
           スタート前のつまづきを考えると 大したもんだ。 優勝に値すると言ってよい。

1) Hamilton  2) Verstappen  3) Bottas  4) Stroll  5) Albon  6) Vettel
7) Perez  8) Ricciardo  9) Magnussen  10) Sainz   [Full Race Results]

インタビューアーは Martin Brundle。  Hamilton は得意のサーキットで優勝し、スタッフの支えを称えた。

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ピットレーンスタートを免れた Verstappen もメカニックに感謝。 Verstappen は "Driver of the Day" に。
Bottas は惜しくも2位を逃がした。
今回は 通常の表彰台とシャンパンファイトを。 もちろん マスクは付けたまま。

さあ、次は Silverstone での2連戦、8月2日と 次週9日。

2020年7月17日金曜日

Ariel "Nomad R"

https://www.autocar.co.uk/car-review/ariel/nomad/first-drives/ariel-nomad-r-2020-uk-review
Ariel Nomad R 2020 UK first drive review - static

多分、出て来るだろうと思っていた "Nomad R"
タイアのハイトが このクルマの使途と性格を物語っている。

Nomad R は 一連のオフローダーとはワケが違う。 重量 670kg と超軽量で、0-100km を2.9秒で走り切る。
そこらのスポーツカーが敵う(かなう)ものではない。

ノーマルの Nomad は Honda K24 / 2.4 liter を用いるが、この "Nomad R" は Civic Type R から流用した Honda K20Z3 / 2 liter 335bhp を積み、Eaton Supercharger を備える。
勿論 インタークーラーも装備する。

ギアボックスは Sadiv 6 speed closeratio sequenti と LSD を組み合わせる。
Sadiv のトランスミッションは、かっての Atom V8 や Atom 3.5R でも用いられた信頼性の高いモノである。
足には 18 inch 235/40 Yokohama Advan AO52 を履き、ブレーキは 前後のバランスコントロールが出来る。

https://britishgreenyokohama.blogspot.com/search/label/an

英国内の価格は £77,400 (本日のレートで約1,075万円) と やや高額でも、
装備の内容と運動性能を考えれば十分に妥当な価格と言ってよい。
ユーザーに手渡せるのは 来年(2021年) 春先の予定だが、問題は 僅か5台の限定生産だと言う。
売り切れ御免だ。

PS ; この週明け、"もう売れてしまったかい !? " とAriel にメールを投げかけておいたところ、
       案の定、下記の返事が来ていた。

       "Yes there are only 5.   Unfortunately they are all sold out, Sorry !
     
       All the best,   Regards "  と返事が来ていた。   ........ 残念 !!

https://www.motor1.com/news/434004/ariel-nomad-r-revealed/
https://www.motorauthority.com/news/1128875_2021-ariel-nomad-r-rockets-in-with-supercharged-civic-si-engine
https://www.autoexpress.co.uk/ariel/nomad/352744/new-tarmac-spec-ariel-nomad-r-launched-335bhp
https://ukdaytoday.com/technology/2020-07-15/article/ariel-nomad-r-review-faster-335bhp-lightweight-tested-49381/ukdaytoday/
見よ、このフレームの太さを !!      車重に対しての強度は充分だろう。

2020年7月12日日曜日

Steiermark Grand Prix in Spielberg Finals


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先週の開幕戦に続いて、2週連続のレース開催となった Red bull Ring。
今季第2戦 Formula 1 Steiermark Grnd Prix の決勝戦が間もなく始まろうとしている。
コース全長は 4.318km、全 71周で戦われる。
高低差は 63m、レース開始前の気温は19.8℃、湿度38℃。
上空に雲はあるものの、晴れ間も視える良い天気になった。

昨日の Norris, Leclerc のグリッド降格の決定に加え、Giovinazzi はギアボックス交換の結果、
最後尾19番グリッドからのスタートとなったが、Grosjean がパルクフェルメのルールに抵触した事で
ピットレーンスタートとなった為、Giovinazzi はそのままの位置, 19番グリッドからスタートする。
[Starting Grid Today]

現地 14:40、各車 エコノサンスラップに入った。 時差は7時間。
Albon はピットに戻り、点検と微調整か。

グリッドに着いた Ricciardo の様子を見ると、ヘルメットを外すや否や スタッフから直ぐに
マスクを渡されて装着している。 コロナ対策は かなり徹底している様に見える。
先週同様、一列に勢ぞろいしたドライバー達は片膝を着いて 例のパフォーマンスを示す。
サーキットに併設しているヒストリックな航空機によるエアショーは Red Bull ならではのモノだろう。
コースからは1km は離れていると想われる丘の上の狭い道には、
無観客レースでサーキットに入れない為、50人以上のファンの姿が。 観えるのか ?

Bottas はインタビューで、自身の予選4位にはがっかりしていると答えている。
フロントローは Hamilton と Verstappen、この二人の動向が注目される。

15:13、レース スタート !!

Lap   1  Hamilton, Verstappen, Sainzの順。 後方で Leclerc と Vettel が接触か。
            leclerc が右後方から vettel の右リアに乗り上げたか。
        Safty Car。  Vettel は最後尾に。  Gasly の左リアに Ricciardo が接触している。
Lap   2  ferrari 2台はピットに。 Vettel はガレージ内に。 Leclerc は hard に履き替えた。
Lap   3  レース再開。  Albon 5番手、Gasly 8番手、Kvyat 13番手。
Lap   4  上位陣は変わらず。 
Lap   5  Leclerc ピットに。 左フロアが大きく破損している。リタイア。
            Vettel もピットに入ったまま そのままリタイア。 ダブルリタイア。
Lap   7  Hamilton と Verstappen の差は 1.78秒。  Norris は 10番手。
Lap   8  Albon は Sainz を抜いて4番手に上がる。
Lap 10  上位陣は安定走行を続ける。 順位の変動は無い。
Lap 11  Hamilton と Verstappen の差は やや開いて 2.4秒。
Lap 14  Hamilton fastest。 Albon は4番手キープ。 Racing Point の2台は入賞圏に居る。
Lap 15  Sainz 5番手、Norris 11番手。
Lap 16  8番手の Gasly を Stroll が攻める。
Lap 17  Ricciardo が 仲間の Ocon を抜こうとするが譲った。
Lap 19  Gasly は Perez に抜かれて10番手に。
Lap 20  Norris 11番手、Kvyat 12番手。
Lap 21  Hamilton と Verstappen の差は 5秒近く開いた。
Lap 22  Norris が Gasly を交わして 10番手に。
Lap 23  2位 Verstappen と 3位 Bottas の差は 7.6秒。
Lap 24  Verstappen ピット、Medium に。 3位で復帰。 2位 Bottas の 25秒後。
Lap 26  Ocon がピット、ガレージ内に入った。 リタイア ?
Lap 28  Hmilton ピット、2.6秒。Medium。 
Lap 29  Bottas はまだピットに入らず。 Soft のまま。
Lap 30  Gasly は最後尾 17番手に居るが、いつどうした !?
Lap 32  Racing Point の Stroll 7番手、Perez 8番手。
Lap 33  sainz ピットで手間取った。 13位で復帰。
Lap 34  Stroll ピット。
Lap 35  Bottas ピット、2.3秒、3位で復帰。
Lap 36  Albon ピット、2.3秒、7位復帰、後ろには Kvyat。
Lap 37  Ricciardo は4番手に居るが まだピットは済んでない。
Lap 38  Kvyat ピット、14番手復帰、gasly の後。   Ricciardo も、7位復帰。
Lap 39  Perez ピット、3.7秒、遅い ! しかし sainz の前に出た。
Lap 40 Norris がピット、10位復帰。
Lap 42  Gsly 11番手、Kvyat 12番手。 Verstappen はHamiltonとの差をわずかに詰めた。
Lap 43  Albon は4番手だが、3位 Bottas との差は 30秒以上。
Lap 44  Bottas fastest。
Lap 45  Perez と Stroll,  チームメイト同士のバトル。
Lap 47  Perez は 前を行く Ricciardo に近づく。
Lap 48  Giovinazzi が Gasly を抜いて 11番手に。
Lap 49  Perez が Ricciardo を抜いて5番手に。 次は Albon を狙う !?
Lap 50  6位 Ricciardo に Stroll が迫って。
Lap 52  Stroll が Ricciardo を攻め続けている。
Lap 53  Perz Fastest で 前を行く Albon に3秒以内。
Lap 54  Perez ,  Albon に近づきつつ、2秒差。
Lap 55  Perez 再び Fastest。 差は1秒 !
Lap 57  Perez が Albon を捉えようとしている。 前には周回遅れの Gasly。
Lap 58  Albon、Gasly を抜いて Perez とのバトル。
Lap 59  Albon 逃げる。 
Lap 60  Perz は引き続き Albon を追っている。
Lap 62  あと 10周。 Norris が 同僚 Sainz を抜いて 8番手。
Lap 63  Bottas は verstappen に近づきつつある。
Lap 64  後方では Stroll が Ricciardo に近づき。
Lap 65  Verstappen と Bottas の差は1秒近くに。 そして1秒以内に !
Lap 66  Bottas が Verstappen を抜き、再び Verstappen が Bottas を抜く。
Lap 67  更に Bottas が前に出た。 
Lap 68  4位 Albon と Perez もバトルに。
Lap 69  Verstappen ピット、 2.1秒 !! 3位で復帰。
Lap 70  後方で Sainz が Fastest。 
Lap 71  Stroll, Norris, Ricciardo の強烈なバトル !
            そして 最後に Norris が Racing Point を抜いた !

そして、Mercedes 2台。  1-2 Finish

            Verstappen は3位入賞。 でも Mercedes の壁は厚かった。
            本日の "Driver of the Day" は Perez だった。

            1) Hamilton  2) Bottas  3) Verstappen  4) Albon  5) Norris  6) Perez
            7) Stroll  8) Ricciardo  9) Sainz  10) Kvyat         [Full Race Results]

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            表彰台に対峙する Mercedes のスタッフ達の神妙な顔つきが印象的だ。
            でも さすがに表彰が終わると笑顔が込み出す。
            前回無かったシャンパンファイトはコース上で。

            それにしても 今季の Racing Point は速いかも。 中段勢のトップになるか。

        さて、次も 一週間後の Hungarian Grand Prik, Hungaroring。    3週連続で忙しい。

でも、コロナは続く !!
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2020年7月11日土曜日

2020 Formula1 Pirelli Grosser Preis Der Steiermark Qualifying

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Formula 1 Steiermark (英 : Styrian) GP 予選。
Red Bull Ring がオーストリアのシュタイアーマルク州に在る事を因んでこの呼称が用いられている。
先週末に続いて 同じ Red Bull Ring で開催される今季2戦目、同じサーキットで2週連続開されるのは、
F1 史上初めての事だ。  7月になって初戦が始まった為、短い期間に多くのレースを詰め込んだ事に依る。
コロナ渦で、序盤8戦の内、同じサーキットで2回開催されるのは 今回の Red Bull Ring と
英 Silverstone Circuit の2ヶ所だ。

さて、この週末の問題は雨。
相当な量の雨が見込まれる為、万が一 土曜日の予選が出来ない場合は、決勝当日の午前中に予選を行う。
しかし 雨で それも叶わなかった場合には、金曜日の FP2 の結果をもってスターティンググリッドを
決める事にしていた。
しかし、本日土曜日, ギリギリの判断で予選が行われる事になったものだ。

Q1、かなりの降雨の隙間を見計らってスタートした 土曜日の予選。
18分間の終了近くに Giovinazzi がコースアウトして赤旗となり Q1 はセッション終了。

Q2 の終わりころには 雨脚が強くなり始めた。   でもコースの一部は雨が無かったりする。
ホンダ勢は 一瞬コースアウトしてしまってタイムを失った Kvyat を除き3台が Q3 進出。

雨がやや多くなってスタートした Q3。 Verstappenn はいち早く先頭に並び待機する。
しかし Hamilton が 雨の中 圧倒的な速さでポールポジションを獲得、Verstappen は2番手に着けた。

[当初の予選トップ10  ]
1) Hamilton  2) Verstappen  3) Sainz  4) Bottas  5) Ocon  6) Norris
7) Albon 8) Gasly  9) Ricciardo  10) Vettel      [Full Qualifying Results]

Norris が 3グリッド降格でRicciardo と Vettel の間に割り込み、Albon が 6番手、
Gasly は 7番手に繰り上がって、Honda 勢は 予選10位以内に3台が並んでいる。
また 当初 11位の Leclerc は、Kvyat の走行に支障を与えたと判断され 3グリッド降格、
11番手スタートになった。

速くなった McLaren、Sainz の3番手が目立つ。  でも来季の Sainz は Ferrari への移籍が決まっている。
Sainz の後任には Renault の Ricciardo が McLaren に入る事になる。
そして 何と Alonso も来季にカムバック、Ricciardo の後、Renault で走る事に。
そこで 問題は Ferrari を離脱する事になった Vettel だ。  今のところ 行き場が無い。
Red Bull も Mersedes もオファーは出してないようだ。  ....... さあ、どうする !?

日曜日(12日) の決勝戦の放映は、21:40 からフジテレビNEXT で。
尚 16:00 から Saturday フリー走行(雨, Free Practice Cancceled)、17:20 からは 予選Q3 が再放送される。

2020年7月5日日曜日

2020 Austrian Grand Prix Finals

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ほぼ快晴の オーストリア Red Bull Ring。
待ちに待った 今季開幕戦が始まろうとしている。
コース全長は 4.318km、全 71周で戦われる。 高低差は 63m、気温 27℃、路面温度は 53℃。
1コーナーは ラグナセカと同じ様に大きく駆け上がて、右コーナーになって下っていく。
(ラグナセカは 左に廻ってから 下る。)

現地 14:40、各車 エコノサンスラップに入った。
スターティンググリッドに着いた後、各ドライバーは片膝を着き、例の黒人差別についての弔慰を現した。
その後 表彰台に居る民族衣装の楽隊の音頭で国家斉唱、いつもと違う展開で始まった。

さすが 各チーム共 オリジナルのマスクをしている。
Mercedes の Toto Wolf は マスクではなく シールドスクリーンだ。

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Verstappen は Medium Tire でスタート、それ以外は Soft を選択している。 路面温度は 53℃。
Hamilton は土曜日の Q3 で イェローフラッグを無視して(気づかづ !?) 減速せず、
3グリッド降格ペナルティーで3列目 5番手からスタートする。      [Starting Grid Today]

15:10 フォーメーション ラップが始まった。
15:13 レーススタート !!

Lap   1  Vottas, Verstappen, Noris, Albon, Hmilton の順。  Norris が積極的だ。
             4コーナーで Albon に Hamilton が外側から接触しそうになったが、Hamilton ムリしない。
Lap   2  6位 Perez, Leclerc, Sainz, Stroll, Vettel と続く。
Lap   3  Albon が DRS を使って Noriss を抜き3番手に。
Lap   4  更に Hamilton が Norris を抜いて 4番手に。 Albon と Hamilton の差は まだ 5秒以上。
Lap   5  Gasly 12位、Kvyat 15位。 Norris がちょっと遅いか。
Lap   6  Bottas Fastest で Verstappen の差は 2.3秒。 Albon は3位のまま。
Lap   7  Albon は Hamilton から逃げる。
Lap   8  Albon を Hamilton を追うが まだ。 Hamilton の 3グリッド降格が痛い。
Lap   9  Hamilton が Albon を交わして 3番手に。
Lap 10  Perez が Norris を追っている。 差は 1秒以内。
Lap 11  Vettel はまだ 11位。   ..... と、Verstappen が 1コーナー直前からスローダウン !!
            エンジンが吹けてない !?
Lap 12  Verstappen は最後尾まで下がり、ピットに向う。 アンチストールが解除できない !?
Lap 13  Verstappen, ステアリングを替えて タイアはハードにするも ...... 。  電気系 ? 
Lap 14  しかし Verstappen、一瞬 スタートを試みるも スタート出来ない !
            そしてクルマを降りた。 ピット内をくぐって そのままバックヤードに消える。
            まさかのリタイアだ !! 当然の様に 勝利を狙っていたハズである。
Lap 15  レースは Bottas, Hamilton, Albon の順になった。  4番手に Norris。
Lap 16  8番手 Stroll もエンジンが(?) おかしいか。  Ferrari の PU は !?
Lap 17  Leclerc 6番手、Vettel は取りあえず 9番手に。
Lap 18  Hamilton が Fastest。 Ricciardo が3速のままスローダウン !   ピットへ。
             結果 Vettel は 8番手に。
Lap 19  Gasly は 10番手に上がる。  Riccardo はレースを終えた。
Lap 20  Gasly は Stroll を抜いて 9番手。 Kvyat も 10番手に。  Bottas は 6.6秒 Hamilton の前。
Lap 21  Grosjean はスピンしながらコースを外れた。 Stroll はピットへ向かい ガレージ内に。
Lap 22  Grosjean ピット。 前周でコースアウトしていた。
Lap 23  Vettel はまだ 8番手。 Hamilton と Albon の差は11秒。  しょうがないか。
             Leclerc には Box の指示が出たが戻らずに 6番手で走行を続ける。
Lap 24  Hamilton Fastest。 1位 Bottas との差は 4.5秒。
Lap 25  Haas の Grosjean は最後尾にいる。 Raikkonen がピットに。
            7番手の Sainz までは 全て Soft。
Lap 26  Magnussen がコースアウト、止まったまま。 ブレーキの 片効き ?  Safety Car。
Lap 27  Bottas, Hamilton ピット。 Albon も。 Hamilton は 2.5秒でピットアウト。
             Norris, Perez, Leclerc, Vettel ピット。 ピットレーンで Norris と Perez が絡みそうに。
Lap 28  Safty Car が続いている。 Perez だけが Medium、他は全員 Hard。
Lap 29  Magnussen はブレーキトラブルか。 Bottas は ハンドルを前に押して DAS システムを使い ..... 。
Lap 30  まだ Safty Car。
Lap 31  Safty Car out、レース再開 !!     と、Vettel が焦ってスピン、 15番手まで落ちた。
             Sainz と接触した。
Lap 32  Bottas, Hamilton, Albon, Norris, Perez, Leclerc, Sainz, Gasly, Kvyat.
Lap 33  Bottas は fastest。 Albon は3位を保っている。
             Perez が Norris を抜いて4番手に。   5番手になった Norris の後ろには Leclerc が。
Lap 34  Bottas は更に Fastest、1:08.52 !
Lap 35  Hamilton も Fastest。  Bottas との差は 0.7秒。  Vettel は 15番手のまま。
Lap 36  Leclerc も 6番手のまま。 Norris を Leclerc が追うが。
Lap 37  Leclerc は 1秒差で Norris を追うが。
Lap 38  今季からハロー バーのギアポジション表示が、必要に応じてバックカメラが映る様になった。
Lap 39  Leclerc は 前後を McLaren に挟まれたまま。
Lap 40  後方では Kvyat の後ろに Ocon、その後ろに Giovinazzi。
Lap 41  Bottas と Hamilton の差は 0.6秒、Mercedes の 2台が圧倒的に速い。
            その後 7.2秒遅れて 3位 Albon。
Lap 42  ピット内の Toto Wolf は落ち着いたもんだ ! 余裕か。
Lap 43  Bottas と Hamilton の差は 0.5秒ほど。
Lap 44  Gasly 8位、Kvyat も9位を保つ。
Lap 45  Vettel はまだ 14番手。 やる気は失せたのだろうか !?   Gasly から 10秒以上離れてる。
Lap 46  Mercedes 2台の "独走" が続いている。  2台の差は 1.5秒で。
Lap 47  Albon は Hamilton から10秒遅れて3位を保つ。
            それにしても Verstappen が潰れたのは痛い。
Lap 48  Vettel は Russel(Williams) の後ろ, 14番手にいる。 最後尾は Williams のルーキー Latifi。
Lap 49  一周 4.3km は忙しい ! ブログの記述が大変だ。
Lap 50  Kvyat(Alpha Tauri) を Ocon(Renault) が追う。 Grosjean がコースを外れて .... ピットに向う。
Lap 51  此処で Williams の Russel がスローダウン、グリーンに止まった。 Yellow, and Safty Car。
Lap 52  Albon, Norris, Leclerc がピット。 Albon, Norris は Soft に。  Albon、Mercedes を追う気だ ?
Lap 53  Albon は4番手で Perez を追う事に。Gasly は7番手、Kvyat は 11番手に。
Lap 54  Raikkonen 12番手、Vettel 13番手。
Lap 55  Safty Car Out !!  が、Raikkonen, 右フロントタイアが外れた !! ホィール の締め忘れか。
             外れたタイアが Vettel の直前を横切った !!
             Albon は一瞬 Perez を抜いたが、Raikkonen の事故, Safty Car の直後なのか !?
             順位の表示は Albon 4番手。  実際 4番手に下がっている。
Lap 56  Safty Car が続いている。 
Lap 57  Safty Car。
Lap 58  まだ Safty Car。
Lap 59  Albon の表示が 3番手になっている。 微妙だ。  コントロールメッセージは無い。
            でも "No over taking" の表示も。
Lap 60  Safty Car out !!  Albon は3位のまま Mercedes を追うか。
Lap 61  Albon 攻める !!  ...... が、Albon、Hamilton と接触だ~!! 外側に弾かれた。
             最後尾 13番手まで下がってしまった。 
Lap 62  Albon、Hamilton の接触は審議に。
Lap 63  このまま行けば Perez が (3位) 表彰台だが。
Lap 64  Leclerc が アウトから Norris を抜いて4位。
Lap 65  Leclerc Fastest。 3位の Perez を追う。
Lap 66  Leclerc, Perez を抜いて3位に !!
            そして Albon と接触した Hamilton には 5秒ペナルティー !!
Lap 67  Sainz は 同僚の Norris に仕掛けるが。
Lap 68  Perez にも5秒ペナルティー !! ピットレーンでのインシデントか。
Lap 69  しかし Albon グリーンに止まった !!  どうした ?      接触、コースアウトでのダメージか 。
Lap 70  Kvyat 左リアタイアが 外れた。 サスペンションを壊したのかも知れない。 縁石でバーストも ?
             最後の最後まで目まぐるしい展開が続く !!
Lap 71  最終ラップ !  Norris は差を詰めながら Fastest !!  3位表彰台だ !!
        
            結果、 Bottas 優勝 !!  Pole to Win !!
         そして Norris は 戻る途中で雄叫びを上げる !!     初表彰台だから。
             McLaren のボス Zak Brown も手を叩きながら Norris を迎えに行く。 McLaren の復活だ !

             (Norris and Zak,  last Birmingham  )
             https://britishgreenyokohama.blogspot.com/2019/01/interview-hour-in-birmingham.html

            1) Bottas  2) Leclerc  3) Norris  4) Hamilton  5) Sainz  6) Perez  7) Gasly  8) Ocon
            9) Giovvinazzi  10) Vettel          [Full Race Results]

            Hamilton は 2番手でフィニッシュしたが、Albon と接触したペナルティーで
            4位に降格した。
            Albon も この接触が無ければ表彰台だったろうに。

            それにしても、波乱のレースだった。  Verstappen は何を考える ?
            Honda 勢は 唯一 Gasly だけが 7位入賞で 6ポイントを獲得した。
         
            コース上、インタビュアーは Jenson Button。
            表彰台等の特設ステージは無く、シャンパンファイトも無し。
            ....... そして Bottas には フィンランド国歌。

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            さあ、来週も同じ、この Red Bull Ring で 2週続けて もう一戦 !! ....... コロナだから。

2020年7月4日土曜日

We Race As One / F1 World Championship Begins

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今年3月、本来の初戦である オーストラリア GP が 金曜日フリー走行直前で中止となって以来、
やっとの事で 2020年 Formula One 今季初のレースが Austrian GP として開催される。  無観客だ。
https://www.formula1.com/en/latest/tags.we-race-as-one.3Wk5Bj3uRQOXQZHaSNq2L.html

新型コロナウイルスがいまだ拡大を続ける中、この3日にはフリー走行(FP 1, FP2)が始まり、
4日(土) に FP3, その後 予選(Q1, Q2, Q3) が行われた。
今季最初のポールポジションは Mercedes の Bottas が獲得している。

そして Ferrari の直線での " 遅さ " が目立った。  "この1年、何をしてたんだ ! " との声も。
Vettel は予選 11位で終わっている。
それに比べて、Racing Point と McLaren の速さが際わ立った。

[Top10 Results in Qualifying  ↓ ]
1) Bottas  2) Hamilton  3) Verstappen  4) Norris  5) Arbon  6) Perez  7) Leclerc  8) Sainz
9) Stroll  10) Ricciardo   [Full Qualifying Results]

明日の決勝の放映は、21:40 からフジテレビNEXTで。 レース開始は 22:10(現地 15:10 時差7時間)

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今季の Mercedes は人種差別への抗議活動に呼応し、マシンのカラーにブラックを多用、
レーシングスーツも黒で統一している。
これらは Hamilton が チーム代表の Toto Wolf に相談を持ち掛け、チームが これに応えたものだと言われる。
更に 各チームのクルマやパドック、セフティカー等の随所にレインボーカラーを配して "We Race As One" の標語を掲げ、F1全体が新型コロナ対策を意識した対応を取る。

また パドックは簡素化されて 豪勢なモーターホームの使用は控えられ、テント等を用いた作業場や プレハブ風の控室が用意される。

尚、世界的な新型コロナウイルスの蔓延で、今季 Pirelli は タイアの生産と供給がひっ迫し、
これまでの様な チーム側のタイアチョイスに呼応する事は難しいと判断、
各チーム一律に Hard 2set、Medium を3set、Soft を 8set。これらを各レース毎に供給する事にした。

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