HONDAは現地時間１７日１３時過ぎに、LAオートショーのプレス・デーの
会場でフィットEVコンセプトを発表した。
FCXクラリティで使っているのと同じ、Coaxial モーターを使用し、
US EPA LA４１に準拠した航続距離は１６０Km、最高速１４５Km/h。
Econ・Nomal・Sport の３モードでの走行を選ぶことが出来る。
リチウムイオン・バッテリーを搭載し、
１２０Vで１２時間、２４０Vで６時間以内の充電が可能だ。
シティー・コミューターとして位置ずけているものの、２リッター・クラスの
ガソリン車に匹敵する加速性能を持つなど、充分な実用性を備えたEVとして
２０１２年までにアメリカと日本での発売を目指す。
また同日、次世代プラグイン・ハイブリッドの技術モデルも併せて発表した。
これは主に中型クラス用に２リッターのi-VTEC エンジンと２モーターの
組み合わせでEV走行、ハイブリッド走行、エンジン走行の３モードを使用し、
最大航続距離８００Km, 充電時間は１２０Vで２～２.５時間、
２４０Vで１～１.５時間の充電が可能。このシステムを組み込んだクルマも
２０１２年に登場させる。
尚、HONDA は今年からスタンフォード大学及びGoogle との共同開発で、
充電インフラを含めた様々の社会実証実験を行っていく。
