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今年で8回目を迎える
Singapore Grand Prix。
Marina Bay Street Circuit で現地時間 21:00からスタートする。 時差1時間。
全61周。 高低差5.3m、全長5.065kmのコースの中に23のコーナーを持つ。
Changi Airport から East Coast Parkway を通って 約15km 先の市街地に在る。
基本 公道を使用し、コース幅は狭いが、ホームストレートやピット周辺は公園内に位置する。
当初から ナイトレースの為、LED に依る "DiGi Flag" を使用してレース旗の視認性を確保
している。
www.youtube.com/watch?v=-NDM9wraR5w
公道を使用する為、コースの一部では路面の凹凸が顕著な区間があった為、2008年の
レース開始の翌年には再舗装を施したが、今年の映像を視る限りでも、未だマシンがバンプ
しているのが確認できる。 まあ、想定の範囲内か。
また、コース内のスタンドでの観戦もいいが、
Marina Bay Sands の屋上のプールに浸かりながら
天空のバーで ウイスキーやカクテルを楽しみながら F1 (の音)に酔いしれるのが良い。
コース全体に3000ルクスの照明が施され、走行も確認できる。
来年からは マシン開発の規制も変更され、より官能的なサウンドになるハズだ。
更に 素晴らしい夜景が !! 横浜も このくらいの夜景が欲しいね。
さて 余談はともかく、あと30分足らずで決勝レースが始まる。(日本 ・ 20:33)
20:46、シンガポール国歌斉唱。 トリッキーなこのコースでは、ウルトラ・ソフトも使用され、
レース中には、ソフトとスーパー・ソフトの仕様が義務づけられる。
5分前、Grosjean が まだピット・ガレージの中にいる。
Grosjean もギアボックスを交換していたが、足回り、または ブレーキの
不具合でスタート出来そうにない。
さあ、タイア・ウォーマーが外された。
20:00(21:00)ちょうど、フォーメーションが始まる。
しかし Grosjean がピット・ガレージの中で ヘルメットを脱いでいるらしい。
Perez は8グリッド降格、Vettel は Q1 でマシンの不具合の為に タイムの計測が無いので、
最後尾スタートとなる。 Alonso はスタート前にコース上のインタビューで、
Tro Rosso よりはいい結果をだすと、断言した。
Vettel はギアボックス交換とエンジン主要部分も大幅に交換している。
メルセデスは ウルトラ・ソフト、レッドブルは スーパー・ソフトでスタートする。
20:03、レース・スタート !!
Lap 1) 1コーナーへ最初に最初に飛び込んだのは、Rosberg !!
しかし 後方で、まだ グランドスタンド前にもかかわらず、Hulkenberg が Sainz に接触 !!
Hulkenberg は左に回転しながら ピット側の壁に突っ込み、右のフロント、リアとも大破。
どちらかというと、Sainz が頭を右に振って Hulkennberg のリアに接触したように視える。
その為に Hulkenberg は回転し始め、Verstappen の直前を横切りながら壁に向かって
激突、進行方向にスベリながら壁が終わった少し先の方で 後ろ向きに止まってリタイア。
Hulkenberg は自力で脱出、大きなケガは確認されていない。
セフティー・カー。 各車とも このタイミングでピットイン。
Bottas の 左リアがパンクしている。 Button もフロントウイングの右先端が欠損、
恐らく フロント・ノーズ全体を交換に手間取ったりしたのだろう、、ピットレーンを出るのが
大幅に遅れている。
Lap 3) 20:09、レース再開。 Rosberg に Ricciardo、Hamilton、Raikkonen、Alonso が続く。
Grosjean はスタートも出来ずにレースを終了した。 Button は20位に後退している。
Sainz の右側ポッド・ウイングが破損し、ぶら下がったままだが。
Lap 4) Alonso の後ろには Kvyat がいる。
Lap 6) Vettel が最後尾スタートから、15位まで上がっている。
7番手 Sainz に対して、オレンジ・ボールの旗が。
Lap 7) Alonso は少しづつ Raikkonen から後退し、直ぐ後ろには Kvyat が迫ってくる。
Lap 8) Sainz はピットでウルトラからスーパー・ソフトに。 でも損傷個所はそのままか。
でも、ピット・マンが ポッド・ウイングを一瞬でもぎ取った様にも視えたが。
Lap 9) Rosberg のブレーキが赤く見える。 もっと放熱が必要だが。
数年前には Weber が、過熱に依る変形で、ブレーキ・ディスクを割っている。
Lap 10) Button が今一つ、18番手。 Alonso は5番手キープ。
Lap 11) Vettel は13番手まで来た。
Lap 12) 上位5人の順位は変わらず。 Ocon はセフティーカーの際に5秒ペナルティー。
Lap 13) Ricciardo と Hamilton は、トップの Rosberg から遅れて 差がひらいた。
Lap 14) 5位 Alonso の後に Kvyat と Velsrappen がいる。
と、ここで Verstappen がピットに。 14位で復帰。 Ocon の後ろで入ったが、
間もなく抜いて前に出た。
Lap 15) Alonso がピットでスーパー・ソフトに。 Alonso は13位に。
Lap 16) Ricciardo と Hamilton がピットに入った。 Kvyat も。 2位にRaikkonen がいる。
Lap 17) Rosberg がピット。 右フロントの交換に手間取った。 Button はまた20位に落ちている。
Lap 18) Raikkonen ピット。 2.8秒。 4位復帰。 その後に Gutierrez が。
Lap 19) Verstappen が強引に Kvyat を抜きに掛かるが。 もう一度試みるも、Kvyat は粘る。
Lap 20) Verstappen は執拗に Kvyat を攻める。 再々度、でも Kvyat は耐える。
Lap 21) Alonso は7番手にいる。 Kvyat の3秒前。 Massa がVerstappen に近づいてきた。
Lap 22) 5位に Perez。 その後ろが Vettel。 更に Alonso。 Button は18番手。
Lap 23) Verstappen は 中々 Kvyat を抜けない。
Lap 24) Rosberg は順調だ。
Lap 25) Vettel がピットで ウルトラソフトに。 2.8秒。 12番手で復帰。
Lap 26) Perez がピットに入って、Alonso が5位に上がった。
Lap 27) Raikkonen が Hamilton に少し近づく。
Lap 28) Vettel が Sainz と Gutierrez の2台を一気に抜いた。
Verstappen が Kvyat を抜けないまま、ピット。 ウルトラソフト。
Button もピットへ。 ソフト。
Lap 29) Verstappen は Nasr を抜いて11位に。
Lap 30) Raikkonen が Hamilton を追い続けている。
Lap 31) Alonso は5位キープ。 レースは後半戦に。
Lap 32) 9位 Gutierrez 、Perez、Verstappen の争いが。 そして Verstappen が順位を上げた。
Lap 33) Ricciardo がピットに。 4位復帰。
Lap 34) Raikkonen が Hamilton を抜いた。 軽く接触か。
Rosberg がピットに。 2位復帰。 Raikkonen も。
Bottas がピットでベルトのゆるみを直す。
Lap 35) トップにいた hamilton はピット。 4位で復帰。 Alonso はピット。 9番手復帰。
今月7日、F1 の興行権を CVC Capital P artners から買収した 米Libertymedia の
Chase Carey の顔が見える。 買収額は、約8650億円。 F1 は 良い方向に向くのか。
Lap 36) Button が今一つ調子が上がらない。 17位。
Lap 37) Massa が Gutierrez を交わす。 Bottas はリタイアしてしまった。
Lap 38) Bottas は控室に向かう映像が。 Vettel は5位にまで上がっている。
Verstappen, Magunussen, Alonso が続く。 Button 15位。
Lap 40) Rosberg, Ricciardo, Raikkonen, Hamilton, Vettel, Verstappen, Alonso, Perez
Massa, Kvyat の順。
Lap 42) Button は15番手に居る。 トップの Rosberg の4.3秒後ろには Ricciardo が。
Lap 43) Vettel がピットに入った。 2.6秒。 ウルトラ ! Alonso の前に入った。 Alonso 7位。
Vettel の前には Verstappen が。 Massa はピットに。
Lap 45) Verstappen が入る。 ソフト。 9位復帰。 Alonso 6位。
あ~と、Button がピットに戻ってリタイア ! 直ぐにクルマを降りて控室へ。
Lap 46) Hamilton がピットに。 4位で復帰。
Lap 47) Raikkonen ピット。 2.5秒。 ウルトラ。 でも Hamilton の後ろになってしまう。
Lap 48) Ricciardo ピット。 2.3秒。 2位のまま戻る。
Lap 49) Kvyat の後ろに またも Verstappen がいる。 結局 Kvyat は抜かれた !
Kvyat は このタイミングでピットに向かう。 Rosberg が入りそうで入らない !
Lap 50) Rosberg、Ricciardo、Hamilton、Raikkonen、Vettel、Alonso の順。
強引に Prez を抜いた Verstappen。 Perez のタイアに一瞬接触した。
Lap 51) Ricciardo が 徐々に Rosberg に近づいているが。
Lap 52) Rosberg はブレーキとタイアが厳しいだろうに。 Alonso にVerstappen が1.6秒に迫る。
Lap 53) Ricciardo が Rosberg との差を詰めている。
Ricciardo は、優勝したらシューズにシャンパンを注いで呑むと約束しているが。
Lap 54) Verstappen が Alonso に近づいた。
そして、コーナーで交わしたが、Alonso も負けじ食いついている。
高速サーキットでなければ、MacLaren-Honda は Red Bbull に着いて行ける様になったか。
Lap 56) Rosberg は何処まで逃げ切れるのか。 5.425秒差で Ricciardo が。
Lap 57) Ricciardo は更に差を詰める。 あと5周。
周回遅れの Gutierrez を抜くだろう。 ブルー・フラッグ。
Lap 58) そして、抜いた。
Lap 59) 残り3周。 差は4秒台だが。 更に3秒台に。 Alonso は7位。
Rosberg は何とかタイアを維持しながら トップを守り切らないと !
Lap 60) ここで Rosberg もペースを上げる ! Ricciardo は2.431秒まで迫った。
Lap 61) 最終ラップ。 Ricciardo との差は 1.662秒 !
更に差は1秒を切った。 Ricciardo は怒濤の追い上げをみせ、0.4秒差まで。 しかし ....... 。
Rosberg Wins !! シンガポールでは初勝利だ。 チームは "Well done, well done ! "
Hamilton は3位表彰台を守った。 Ferrari は今日も作戦負け。 Alonso 7位フィニッシュ。
1) Rosberg 2) Ricciardo 3) Hamilton 4) Raikkonen 5) Vettel 6) Verstappen
7) Alonso 8) Perez 9) Kvyat 10) Magnussen
[Full Race Results]
Rosberg はシンガポール 初優勝。
インタビュアーは、Martin Brundle。 元F1ドライバーで 90年・ルマンでも優勝している。
Rosberg のインタビューが続くなか、Ricciardo は 傍らに座り込んで 余裕の笑顔。
Alonso は、落ち着いた いい走りをした。
McLaren-Honda は実力を伸ばしつつある。 来年は 表彰台にたどり着くだろう。
コンストラクターのスタンディングでは 6位まで登ってきている。
次は 4位 Force India と5位 Williams を、いつ抜くことが出来るかだ。
上位の3チームは 300ポイントを超えるが、4位・5位は100ポイントを少し超えるだけだ。
次のマレーシアと鈴鹿で、少しでもポイントを稼いでおきたいところだろう。
本日は BBC Sports / F1 も、リザルトの掲載が大幅に遅れた。 どうしたの !?
さて、来月2日は Malaysian GP、そして翌週は Suzuka が待っている !!
やられているのは、..... 誰 !?