2020年6月24日水曜日

Hugaku as No.1

Photo of Fugaku

神戸市ポートアイランドの理化学研究所計算科学研究センターにある Supercomputer Fugaku(富岳) は、
TOP500 に於いて アメリカの "Summit" を抜き 世界最速の性能であると評価された事が判った。
計算速度は 415 Peta Flops と言われる。 https://www.top500.org/lists/top500/2020/06/
富岳は来年からの運行を予定したが、新型コロナ関連の解析を行う為に試験的な運用を既に開始している。

富岳は、これまでは日本の最速機であった "京" の 100倍近い性能と、"京" では得られなかった
より簡便な使い勝手を兼ね備え、ISC(International Supercomputing Conference) のランキング一位
だけでなく、HPCG(High Performance Conjugate Gradient)、HPL-AI、Graph500 を含む計4部門でも
世界一位を獲得した。
これらのポジションを獲得した事で、理化学研究所は 長期に渡って富岳が一位を維持する事に自信を
示している様で、ビッグデータの解析や AI の分野においても世界最高の性能を持つ事になる。

https://www.r-ccs.riken.jp/en/fugaku/project
https://www.fujitsu.com/global/Images/supercomputer-fugaku.pdf

https://www.nytimes.com/2020/06/22/technology/japanese-supercomputer-fugaku-tops-american-chinese-machines.html
https://www.itpro.co.uk/server-storage/high-performance-computing-hpc/356184/arm-fitted-supercomputer-now-the-most-powerful
https://www.hpcwire.com/2020/06/22/japans-fugaku-tops-supercomputing-list-415-petaflops/