Group Lotus の新しいCEO, Dany Bahar は先月、今迄にない新しい市場、
つまりフェラーリやポルシェの領域を目指して、自身のブランド力を高め、
販売とアフターセールスを充実させていくと発表した。
このことについては、この秋のパリ・モーターショーに新型エスプリの
プレ・モデルの登場によって、より明らかになるだろう。
そして、2015年までには、現在の年産2000台体制を8000台まで
引き上げ、販売先も55カ国程度に拡大させるという。
又、ロータスの親会社であるマレーシアのProton Holdings が、先月発表したところによると、今後、1リッター・クラスのスモール・カーを投入し、
ワールドカーとして、拡販していく予定だ。これについては、2座とも4座とも
公表していないが、"sub-1.0-liter car" であるという。
これらは、今迄10年間にわたるロータスとの着き合いの中から出し得た
結論で、当然それにはロータス・エンジニアリングの存在が不可欠と
なっていくということだ。
プロトンとしても、ロータスを"Higher Level" にステップ・アップさせる
狙いがあるようだ。ロータスへの新たな投資を加速させるということか。