Lotus F1 Team は、Group Lotus とのタイトル・スポンサー契約を終了
した旨、発表した。 [Source; Autosport / April 6th ]
Lotus F1 の事実上のオーナーである ルクセンブグの投資ファンド、
Genii Capital は、ロータス本社とのスポンサー契約を終了し、
今後は パートナーとしての関係に留め、ロータスの名を残しつつ
F1 を走らせていく事になる。
ロータス自身は、これで 肩の荷が 一つ (!?) 降りた事になるのか。
Genii 自身は、もちろん、自動車メーカーでも コンストラクターでもないので、
今後も F1 チームを運営していくにあったっては、ロータスやルノー・スポーツ
との 強力なパートナー・シップは不可欠であり、その関係は維持しつつ、
ここしばらくは Genii の主導で チーム運営がなされていく事に。
また、Genii が ロータスを買収するというオプションは 依然として
その可能性が残されていると憶推するが、
昨年末から今年にかけて行われた、ロータスの親会社であったマレーシアの
プロトンが、同じマレーシアの DRB-Hicom に買収された経緯もあり、
今後、DRB が ロータスの処遇をどの様に意図するかによって 状況は推移し、
F1 に於ける GeniiーGroup LotusーDRB・Hicom の三角関係は 微妙だ。
尚、本年 Lotus F1 Team は、ユニリーバとマイクロソフトのスポンサー契約も
得ており、そのキャッシュ・フローは 今迄以上に良い状態であろう。
F1 を走らせるという事は、並大抵のことではないらしい !!