2017年4月30日日曜日

Russian Grand Prix Final

 skysports.com
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ソチの山には まだ雪が残っている。 ジュネーブから視える山に似た様な感じだ。
今年は ちょっとした異変が起こっている。 無敵のメルセデスが勝てない。
今日のフロントローは フェラーリの2台だ。
https://www.formula1.com/en/championship/races/2017/Russia.html

久しぶりに この世界に戻ってきた Ross Brawn も、自身の持ち場をこなしている事だろう。
McLaren の Vandoorne は フリー走行時にパワーユニットや MGU-H の交換等で、
15 グリッド降格が決まり、最後尾からのスタートとなる。
www.autosport.com/news/report.php/id/129215

映像で視る限り、昨年より 明らかに速いのが判る。
タイアの太さはドライバーにも負担だろう。 そして此処は 1km 先の2コーナーの
立ち上がりが難しい。  此処が実質的な1コーナーとも言え、これをミスるドライバーが
出てくるだろう。 レース全般に渡っての ヒューエル・マネージメントも難しい。
今回の指定タイアは、Ultra Soft,  Super Soft & Soft の3種類。
Ricciardo に言わせると、他のサーキットより タイアの差は大きくないらしい。
Ultra は通常30~35周くらいを目途とする。
Sauber の2台と McLaren の Vandoorne が Super Soft,  他は Ultra Soft でスタート。

4年目を迎えたソチ、気温23度、路面温度41度。 一周5.848km、全53周の戦いが始る。
そして Vandoorne と Zauber の2台がスーパーソフト、他は全てウルトラソフトで
レースを開始する。

まずは ロシアの "綺麗どころ" が揃っての国歌斉唱。
現地15:00、時差6時間。 予定通りフォーメーションが始まる。

と、Alonso がピットレーンの入り口付近で止まってしまった。 歩いてピットに戻る。
電気系 (エネルギー回生システム。MGU-K ?) のトラブルだろう。
出走前にも 彼は不具合を察知していた様だ。 Alonso は 出走前にレースを終えた。
そして再び エクストラ・フォーメーションが続く。

15:06、レース・スタート !!
更に異変が !!  Vettel は1コーナーまでは良かったが、2コーナー手前でBottas に
抜かれてしまう。 Vettel の後に Raikkonen, Hamilton が続く。
Vettel はスタートの立ち上がり、ピックアップがマズかったか。
単に Bottas が速かっただけではなかろう。

Grosjean と Palmer が2コーナーで接触、Grosjean は一瞬宙を舞って壁に当たって
止まる。 イェロー & セフティーカー。 2台ともリタイア。
更に Williams の Stroll がスピンして後ろ向きに止まったが、すぐにレースに戻った。
Stroll は15番手まで落ちる。

Lap   3  レース再開。 4位 Hamilton の後には Verstappen が続く。
Lap   5  Ricciardo のリアブレーキがおかしい。 薄い煙が見える。   スローダウン。
Lap   6  首位の Bottas が順調に進み、その後を Vettel と Raikkonen が追う。
    Ricciardo はピット。 タイアを交換したものの、ピット内に入ってリタイア。
    この時点で4台がコースから消えた。 Ricciardo は右リア・ブレーキが原因 ?
Lap   8  Haas の Mugnussen に5秒ペナルティー。 Turn 2 でのトラブル ?
    Vandoorne と絡んだ ?
Lap   9  Force India の2台が 7位、8位に付けている。 Magnussen も10位。
    Bottas と Vettel の差は3秒を超えている。 セプター1で Bottas が早かった。
Lap 10  Hamilton は まだ4番手。
Lap 11  Hamilton は少しづつ 3位の Raikkonen に近づいている。 でも今一つ。
    Magnussen が ペナルティーに対して文句を言っている。 でも 既に決定した事
    に関しては異議は通用しない。 チームは、レースに集中しろ、と言う。
    しょうがない。
Lap 13  Bottas 順調、Vettel は自己ベストで追う。
Lap 14  Bottas と Vettel の差は4秒前後で推移する。
    Hamilton も Raikkonen に追い着けないでいる。
Lap 16  Hamilton のリア・タイアが少しタレ始めているか ? 不調を訴えるが。
    でも同じ条件のタイア、Bottas は中速コーナーのアクセルワークが旨いのか。
    いずれにせよ セプター3のサイド・フォースが問題だろう。
    ピレリタイアの Blister は、限界点での差異は さほど問題ないと言われるが。
Lap 18  Bottas が Fastest。 独走が続く。   Hamilton 以降、Verstappen との差は
    大きく開いている。
Lap 19  McLaren の Vandoorne は頑張るも 14位にとどまっている。
Lap 21  Verstappen は5番手を保つが、前を行く Hamilton の姿は見えない。
    Verstappen の左フロント・タイアのブリスターは、やや大き目かも。
Lap 22  Mass がピット。 10位復帰。 Kvyat もピット。
    Mugnussen はピットで 5秒ペナルティーを消化した。
Lap 23  13位 Kvyat を Mugnussen が追う。 Vandoorne は12番手。
Lap 24  メルセデスのピットは、タイア温度が下がってきた事を Hamilton に伝えた。
    スティントを延長する ?
Lap 25  Ricciardo のピットでの映像が リ・プレイ。 完全にブレーキが逝っている。
    Vettel はペースを上げたか。 Bottas の前には周回遅れの Kvyat が居る。
Lap 26  Bottas が Kvyat を交わす。 Force India の2台は順調に6位と7位。
    Vandoorne は Kvyat と Mugnussen に抜かれて14番手に戻った。
    Bottas は29周、Vettel が28週、まだウルトラのまま タイア交換無し。
Lap 27  まず Vettel がピットへ。 レースは後半戦に。
Lap 28  Bottas もピットで、4位復帰。 Alonso は浮かない顔で ピット観戦。
Lap 29  Vettel が首位を行くが。 周回遅れの Stroll を追う。 中々 抜けない。
Lap 30  Raikkonen がピットへ向かう。 リア・タイアがおかしかった。 4位復帰。
    Verstappen もピット。  2.3秒、速い。  この間、Bottas が Fastest。
    Hamilton もピットへ。 左フロント・ブレーキからスモークを上げている。
    2.9秒。 取りあえず4位復帰。
Lap 31  Vettel 順調。 それにしても、今日の Hamilton はスピードに乗らない ?
Lap 33  Bottas は2番手に戻っている。 首位 Vettel はピットに入りたいところだが。
Lap 34  Vettel がピット。 3.4秒、ちょっと遅い ! でも 2位で復帰。
    今年のピット作業は どのチームも遅いような気がする。 タイアが重い !?
Lap 35  Bottas は再び首位に。
Lap 36  Bottas が速い。 ピット・エリアにロシアのボス,  Putin が現れた。
    F1 の役員達と挨拶を交わす。 ソチには彼の別荘が有るし。
Lap 38  さあ、Vettel は 首位の Bottas の追い上げにかかるか。
    Bottas はタイア・スモークを上げながら、さらにペースアップ !?
Lap 39  Vettel が Bottas を追う。 差は2秒に近づく。
Lap 40  この周の後半、二人の差は 2秒を切った。 35~40周の間で3秒近く詰めた。
Lap 41  Hulkenberg がピットへ。 
Lap 42  ピットでは Ricciardo が Verstappen の様子を見守る。 短パンでリラックス。
    Massa は2回目のピット。 ウルトラで。
Lap 43  Vettel は 首位 Bottas との差をジワジワと詰めるが。
Lap 44  残り10周を切った。 Bottas の初優勝はなるか ...... !?
    Bottas と Vettel の間には Toro Rosso の Sainz が咬んでいる。
Lap 45  Vettel は更に Bottas に近づいている。 メルセデスのピットの目つきは真剣だ。
    Raikkonen はきわどいコーナーリング。 3位表彰台は失くしたくない !?
Lap 47  Bottas のミラーには Vettel のマシンが鮮明に映っている事だろう。 初優勝は ?
    フェラーリのピットからは、Bottas にプレッシャーを掛け続けろと言うが、
    Bottas だって必死だ。 初優勝が かかっているし。
Lap 48  Bottas と Vettel の差は 1.5秒を切った。 Putin は にこやかに観戦している。
Lap 49  Vettel は Fastest で Bottas を追い上げる。 Bottas も自己ベスト !
Lap 50  あと3周。
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Lap 51  Bottas の前には周回遅れの集団が。 でも逃げ切るか !?
    Vettel の DRS が開く !! 300km/h を超えるバトルが続く。
    2人の差は1秒以内 !
Lpa 52  最終ラップ、Bottas もDRS を駆使して Massa を抜いた。
    Vettel も 目の前に 周回遅れの Massa が挟まったが 抜く !

そして ......  Bottas が勝った !!!  フィンランド人で5人目の勝者である。
ようやく勝ち取った初優勝、Bottas は雄叫びを上げる。 Well done, Well done !!
コンストラクターズでも、メルセデスはフェラーリを 1ポイント上回った。
フィンランド人は クールだ。

1 Bottas   2 Vettel   3 Raikkonen   4 Hamilton   5 Verstappen   6 Perez
7 Ocon   8 Hulkenberg   9 Massa   10 Sainz   [Full Race Results]

Honda は又も失墜してしまった。
motorsport.com/f1/news/alonso-says-russian-grand-prix-non-start-sad-900266/

パルクフェルメには Bottas のクルマを先頭に2台のフェラーリが並んでいる。
Bottas はガッツポーズ。 メルセデスのピットは大騒ぎだろう。
"元" チームメイトの Massa も、Bottas に駆け寄って祝意を。
バックルームで Vettel は Bottas を称えるも、Rikkonen は何気に知らん顔。
ひと言も発しない。 やはり フィンランド人同士でも クールだ !!

Putin は笑みを浮かべ 通訳を伴って3人に勝利を祝う言葉をかけている。
Vettel は後ろ手に腕組みをしながら応対。 何気に社交的。
そして Putin は表彰台にも同席している。 ...... F1 大好き !? それとも 出たがり ?
右端にいるのは、Putin 専用のカメラマンか。  ま、しょうがない。
Putin は Bottas に優勝カップを渡す。  そして最後に3人と握手を交わして引き上げた。
........ 安倍さん、今年は是非とも 鈴鹿へ行きましょう !!

インタビュアーは かっての Jordan Grand Prix のチームを率いた Eddie Jordan。
彼は表彰台を見上げる メルセデスの Toto Wolff を指して、"一年契約の Bottas だけど
3年位は いいんじゃないか !? " と。 Toto は小さく 首を振ったが ..... !?
それにしても Eddie は 名司会、名役者のアイルランド人だ。
そして フィンランド、偉い !!    Bottas は "Race of the Day" も。  人生も変わる !?

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2017年4月29日土曜日

Russian GP Qualifying

 skysports.com
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ロシアの風は Ferrari に吹いた !!  明日のポールは Vettel に決まった。
Raikkonen is next、3番手は Mercedes の Bottas。  [Full Qualifying Results]
twitter.com/Kimi7iceman/status/858362436176551936


4番手は Hamilton だが、それにしても 今年の Mersedes は どうした !?
それとも Ferrari が 凄いのか ?

取りあえず 明日の放映は、スタート30分前の 20:30 から フジテレビNEXT(CS) で。

2017年4月28日金曜日

Breitling became to under the CVC Capital


Breitling Mens Watches

本日(28日)、ルクセンブルグに拠点を置く投資ファンド・CVC Capital Partners は、
1884年創業のスイス独立系高級時計ブランド・Breitling (従業員数約900人)を買収した
と発表。 スイスの時計業界は、昨年実績で前年比10%減等 需要の落ち込みが目立った。
cvc.com/MediaCentre.htmxmediaitem=13751710044201&tabyear=2017
www.ablogtowatch.com/breitling-sold-cvc-capital-partners/
www.bloomberg.com/news/articles/2017-04-28/travolta-s-watchmaker-breitling-said-close-to-being-sold-to-cvc

ブライトリング は 航空機をイメージ・シンボルとし、昨今 日本でも放映されている
Red Bull Air Race World Championship のオフィシャル・タイムキーパーも務める。
www.redbullairrace.com/en_INT/article/breitling-official-timekeeper

また、F1 を統括していた CVC キャピタル は昨年、親会社・Delta Topco が 100% 所有する
F1株を 米 Liberty Media に売却、本年初頭に その作業を完了している。
http://www.fia.com/news/world-motor-sport-council-approves-sale-delta-topco-and-commercial-rights-fia-formula-one-world
www.cvc.com/MediaCentre.htmxtabyear=2016&mediaitem 12951620091901

2017年4月22日土曜日

Lotus Exige Cup 380

 autocar.co.uk   [all photos]
Lotus Exige Cup 380

Lotus は、"Exige Cup 380" を発表した。  www.lotuscars.com/exige-cup-380
トラック・フォーカスの "Race 380" を除いては Exige シリーズの最上位モデルとなる。
但し 60台限定らしい。 オートマも用意出来る。

車輌価格は £83,000(約1160万円)~。  決して 廉価とは言えない。
車輌総重量(Kerb Weight) は 1105kg。 スタンダード Exige よりは 62kg 軽量化されている。
Dry Weight は 1071kg だが、これは現実的なものではないだろう。
一応、カーペット素材やインテリア・トリム、テールゲート・ストラップ等、
個々の素材の軽量化も考え抜いた末の結果だが、確かにその努力は認められるものの、
総重量の大きさは隠しきれない。

3.5 litre V6・VVT-i に Harrop のスーパーチャージャーを使った 375bhp、 0-100km/h は 3.6 sec。
最高速は 286km/h。 280km/h 時点で 200kg のダウンフォースを得ている。

足には 鍛造アルミホィールと Front: 215/45/17、Rear: 265/35/18 の Michelin Pilot Sport Cup 2 を
履く。 www.michelin.co.jp/JP/ja/tires/products/pilot-sport-cup-2.html

室内からは 4つのドライブモードが選択できる。 つまり アクセル系やトラクションの
コントロール、及びエキゾーストの排圧を制御しながら、Drive, Sport, Race and Off の
4種のドライバビリティーを得る事ができる。

また トラクション・コントロールについては、Dorive Mode Selector により、
ホィールのスリップ・レベルを 1 %~12% の範囲で微細なコントロールが可能、
もしくは コントロール自体を オフに出来る。

Lotus Exige Cup 380
更に Bosch 製の EDL(Electronic Differential Lock) や Lightweight Litium-ion Battery
もスタンダードで装着される。
但し これらの コントロール・レベルを ドライバー自身が 何処まで関知できるかは、
また 別の話だろう。 個々の技量に依る。

Lotus Exige Cup 380
尚 軽量化の為に、チタン・エキゾーストや エアバックを装着しない事も、
オプションとして選択可能だ。また トラック用の よりヘビーなロールケージも選択出来る。
要は軽量化の為に、ありとあらゆる手段を選ぶことが出来るクルマであるし、
Hethel のテスト・トラックを 1分26秒で走り切る。
これは ストリート・リーガルの Exige としては最速らしい、
....... という事は良く判った。

でも 我々としては 本当は あと200kg 軽量化して欲しいころだが、
これだとエアコンは着かないし、かなり質素なインテリアになってしまうだろう。
更に 相当薄手なボディーカウルが必要だ。
しかし ロータスとしては、これでも ギリギリまで譲歩した結果だろう。

でも Lotus でしょ !!  このサイズだったら 車重は 900kg 以内に収めて欲しい。
ボディーは ドライカーボンで、1500万円を超え 1800万円でもいい。
でも 今の ロータス製ロードカーに それを求めるのは無理だろう。
そこまでの勇気は無いハズだ。

ロータスは ポルシェになりたいのかも知れないけど、それは無理でしょ。
冷静に考えて欲しい。 そして Lotus なりの価値を創りだして欲しい。
世界で唯一無二の存在になって欲しいのだ。
今は クルマを軽量化するより、会社自体をもっと軽量化しなくてはダメだし、
大した販売網も無いのに ポルシェを目指してはいけない。
でないと 中国に持っていかれて、やがて終わってしまうだろう。
www.forbes.com/sites/tychodefeijter/2017/02/22/iconic-british-sports-car-maker-lotus-might-end-up-in-chinese-hands/#7c896acf108e

さあ、どーする、....... ロータス !?

2017年4月19日水曜日

Dallara takes aim on the Road

 autocar.co.uk
Dallara road car 400bhp KTM X-Bow rival

イタリアのレーシングシャシー・コンストラクター・Dallara は、同社45年の歴史の中で
自社初の ロードカーの販売を、多分 来春を目途に開始する。
www.dallara.it/wps/portal

まだ  ご覧の通りの格好だが、本年11月、創業者 Gian Paolo Dallara の81歳の誕生日に
合わせて  ほぼ生産型に近い プロトタイプを発表する予定だ。
既に半年以上前から、本社の在る Parma では、周辺を走るプロトタイプが目撃されていた。
詳細なスペックについては、恐らく 来年のバーミンガムか  ジュネーブ・ショーまでに
確定するだろうから、私も現場に行ってみたいと思っている。
また一つ、ウチのレパートリーが増える事になるだろうから、今から楽しみだ !!

月に10台、年間120台の生産を予定し、既に同社の隣地に  新たなファシリティーの
建設が始まっているから、今度は本気だろう。 ロードカーの計画は 7年近く前から
噂されていたが、当初は 比較的廉価な価格帯のクルマを想定してたらしい。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2011/02/dallara.html
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2014/08/dallara-ready-to-go-bearing-name.htm [3years ago]
しかし  今回の車輌価格については £104,000 (約1500万円) とされる。 でも 廉い !!
当然、シャシーはカーボン・モノコックだ。

発表によれば、車重は Evora 410 よりも 400kg 以上軽い 907kg で、馬力は エヴォラと
ほぼ同等の 400bhp、Ford Duratec 2.4litre Turbo を用いる。
馬力荷重から考えれば、その走りは想像に難くない。 そのままで十分  サーキット走行も
楽しめるだろう。 その軽さから想像すれば、室内は簡素な仕上げに違いない。
ボディー・タイプは、オープンエアーとクローズド・ボディーが用意される。

右ハンドル車は 当面無いかも知れないが、同社がシャシーを手掛けた KTM X-Bow には
RHD も有ったから、あながち期待できないでもない。  Alfa Romeo 4C も同様だ。
車名は まだ決まっていないが、今までにない感覚のロードカーとして認知される事になろう。
期待していい !!
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2016/01/ktm-x-bow-reiter-engineering-gmbh-gt4-x.htm     [another X-Bow]

Dallara road car 400bhp KTM X-Bow rival

2017年4月16日日曜日

Bahrain Grand Prix Final

  skysports.com
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間もなく スタート時間が到来するバーレーンGP。 一周 5.412km、全57周の勝負。
砂漠の中のレースが始まる !!
www.formula1.com/en/championship/races/2017/Bahrain.html

Alonso は昨日の Q2 で、MGU-H のトラブルが発生し、エンジンを交換している。
今回 Wehrlein はケガも回復し、レースに復帰した。 予選でも まあまあの走りだった。

あと10分、レースは現地時間の18時にスタートする。 時差は6時間。
Jean Alesi の姿も見える。  Renault のファシリティーには Alain Prost も居る。
Liberty Media の Cahse Garey も国歌斉唱の先頭に立ち、
ピットレーンでは Massa の小さな息子が Williams の Tシャツを着て闊歩する。

Renault のピットで見かけたのは、かって Lotus-Renault のスポンサーだった
Gerard Lopez だろう。 未だ F1 の世界に自身の身を置いているのか。

2004年のバーレーン初開催時には砂嵐があったけど、今日は若干の風で済みそうだ。
風と砂のグランプリ、これほどのエンターテイメントは 滅多に見られない。
特に、向かい風では DRS の使い方が難しい。

最前列はメルセデスの2台、Alonso は 8列目からスタートする。
画像で視る限りでは 風がやや強い。 間もなく日が暮れるトワイライト・レース。
上空から視ると、コースのライトアップが美しい。 バーレーン、偉い !!

18:00、予定通りの時刻でフォーメーションが始まった。
    Ericcson を除いて、スーパーソフト。
18:03、レース・スタート !!  Bottas が先頭で 1コーナーに突っ込んだ。
    Verstappen は一瞬 焦ったか、大きくコースを外れたが 何とか復帰している。

Lap   1  1コーナーは Bottas, Vettel, Hamilton。その後に Red Bull の2台が続く。
    Verstappen が順位を上げている。 Hamilton はホィールスピンも。
Lap   2  Alonso はまだ15番手。 Bottas を Vettel が追う。Verstappen 4番手。
Lap   3  各車かなり接近戦。 Vandoorne が "Out" になってるが、どうした ?
    スタート出来なかったか。
    twitter.com/RachelBrookesTV/status/853620796962504710?
Lap   6  上位陣の順位は変わらない。 
Lap   7  いまのところ、Bottas は安定走行、しかし Vettel が直ぐに追いかける。
Lap   8  Raikkonen は Massa を抜いて6番手に。Verstappen が狙っている。
Lap   9  まず、Stroll がピット。 ターン7で Magnussen が止まっている。イエロー。
Lap 10  1位 Bottas と 2位 Vettel の差は 0.462秒。
Lap 11  此処で Vettel がピットに。 新品スーパーソフト。 12番手で復帰。
Lap 12  Verstappen も入った。 10番手復帰。 Vettel は9番手まで上がっている。
    と、Verstappen がカーブの突っ込みをミスって真っ直ぐ壁に。 リタイア !
    相当悔しいのか、壁を蹴っ飛ばしてバックヤードに入る。
Lap 13  Williams の Stroll が止まった。 デブリが見える。 誰かにぶつけられた ?
    セフティーカー。 Sainz と接触した様だ。 でも Sainz は悪くない !?
    Stroll が コーナーでSainz に かぶってしまったのだ。

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Lap 14  各車ピットへ、....... Vettel がトップでコースに復帰している !!
    メルセデスの僅かなピット・ミスに助けられたか。
    そして Sainz は左フロントタイアに僅かなブレを見せて走行を あきらめた。
Lap 15  Vettel, Bottas, Ricciardo, Hamilton, Massa, Raikkonen の順。
Lap 16  Verstappen は 歩いてピットに戻る様子だ。 多分、ふて腐れている。
Lap 17  レース再開。 Hamilton がポジションを上げる。 3番手に。
    Bottas が Vettel に仕掛けたが、抜けなかった。
    Ricciardo のペースがおかしい。 Ricciardo は Massa と Raikkonen に
    抜かれて、6番手に落ちた。
Lap 18  Alonso は12番手。前には Sauber のEriccson と Force India の Ocon がいる。
Lap 20  Alonso が Ericcson を交わして11番手。15番手から4ポジション・アップした。 
    じわじわ攻めるも、パワーが欲しい。後方では Kvyat が Ericcson を超えている。
Lap 21  Hamilton に 5秒ペナルティー。 ピットレーンの侵入時に速度オーバー ?
    Raikkonen が Massa を追いかける。
Lap 23  Raikkonen は4番手の Massa を なかなか抜けないでいる。
Lap 24  ストレート・エンド、1コーナーで 遂に Raikkonen が Massa を交わした。
Lap 25  Alonso が13位まで落ちているが。 前を行くKvyat を狙うも、苦しんでいる。
    "こんなパワーで レースをやった事はないぜ ! " とチームラジオで訴える。
Lap 26 トップの Vettel は2位 Bottas に5秒の差をつけている。
Lap 27  Hamilton とBottas の順序が入れ替わる。ソフトを履いた Hamilton を
    先に行かせた。 Vettel が独走している。 Bottas のタイアはヒート気味だ。
Lap 28  Alonso の順位が なかなか上がらない。もどかしいだろう。やはりパワー不足。
    Hamilton と Bottas の差は5秒以上に開いている。
Lap 29  Ricciardo が Massa を交わして5番手に。
Lap 30  Kvyat も Palmer を交わし、さらにAlonso も Palmer の前に出る。12番手。
Lap 31  Bottas がピットに。 2.7秒。 7位で復帰。
Lap 32  Vettel を追う Hamilton だが、5秒ペナルティーを抱えている。
    Grosjean がピット。 Alonso は11番手に。パワーさえあれば当然
Lap 33  Vettel, Hamilton, Raikkonen の順だが。 Vettel ピット。2.7秒。
    Raikkonen は イラついている。
Lap 34  Vettel は3位復帰。 Bottas は5番手。 Raikkonen は2番手、
    Ricciardo が4番手に居る。
Lap 36  Vettel は Raikkonen を交わして、再び2番手に。 実質トップ。
Lap 37  ストレート・エンドでBottas が Ricciardo を抜いた。4番手。
    Raikkonen がタイアの不調を訴える。
Lap 38  やっとの事で Raikkonen がピット。ソフト。 Massa も入った。
    Grosjean が8番手迄上がっている。 2年目の Haas にしては、エライ !
Lap 39  Alonso は苦しい戦いだ。 順位が上がらない。何とかポイントを取りたいが。
Lap 40  Ricciardo がピット。 スーパーソフト。
Lap 41  Hamilton がピット。 ソフト。 5秒ペナルティーをこなして 8.9秒でピットアウト。
    Raikkonen の前で3位復帰。後方では Force India の Ocon が Wehlein を抜いて
    11番手に上がった。チームメイトの Perez は7番手に居る。
    Force India の走りは 何気に安定している。 実力か。
Lap 43  Hamilton が速い。 Bottas との差を縮じめつつある。 8秒差で飛ばしている。
    やはりメルセデスのピット・マネージメントは、タイア一つをとってみても
    着実にドライバーを支えている。
Lap 45  Hamilton と Bottas の差は5秒を切った。Vettel のピットは ラジオで、
     Hamilton が近づきつつある事を本人に伝えている。
Lap 46  Hamilton 速い !! 3秒差。 このまま行くと、Bottas を抜くか。
Lap 47  Hamilton,  Bottas を交わして2番手に。一瞬の早ワザ !! Bottas が譲った !?
Lap 48  あと 10周。
Lap 49  Vettel は Hamilton との差が 11秒2。 周回遅れの Palmer を交わす。
     今年のフェラーリは メルセデスにも着いていく力を持っている。
Lap 50  Hamilton が飛ばしているが Vettel に追い着くことが出来るか。微妙だ。
     Vettel は今年2勝目が見えてきた !?
Lap 51  上空からの映像、ライトアップが美しい。
    Ferrai のチームプリンシパル・Maurizio Arrivabene がコース寄りの
    マネージメント・ボードに近づいていく。 一見 厳しい顔をしてはいるが、
    彼には 既に優勝が見えているのかも知れない。
Lap 52  ターン4で Ericcson が止まった。
    ギア・ボックスのトラブルらしい。 リタイア。
Lap 53  Vettel は これから Alonso を含む周回遅れの3台を抜きに掛かるが、
    Hamilton は ?
Lap 54  Vettel は3台を抜き終わる。 Hamilton は必死に追いかけるが、あと3周。
Lap 55  Alonso が止まりそうだ。 エンジンに問題を抱えて、ピットに向かう事を
     ラジオで伝える。
Lap 56  Vettel と Hamilton の差は 6.7秒。 Alonso は此処でレース終了。
     エンジンさえ順調だったら、当然 入賞圏内だった。
Lap 57  最終ラップ、Vettel が逃げ切るだろう。 Hamilton の視界に Vettel は居ない。

そして 現地19時37分、 Vettel 優勝 !!
Vettel は ラジオで、"Yes Guy !  Yes, Yes, Yes。 Grazie, Grazie(グラッチェ) !! "
Maurizio の表情には さほどの喜び方は見えないが、さっき ピットから出て来る前に
なにか面白くない事でも有ったのか !?
一方、Vettel は パルクフェルメのトップ・ボードに マシンのノーズを軽く当てて止まり、
マシンの上に昇って 諸手を上げてファンの歓声に応えている。

1) Vettel   2) Hamilton  3) Bottas  4) Raikkonen  5) Ricciardo  6) Massa
7) Perez  8) Grosjean  9) Hulkenberg  10) Ocon   [Full Race Results]

Vettel はバックルームで、Bottas と Hamilton と固い握手。 互いを称えあう。
そして表彰台。 王族たちが ドライバーにカップを手渡し、勝利を称える。
インタビュアーは David Coulthard。
フェラーリは バーレーンで7年ぶりの勝利となった。 その際は Alonso がドライブしていた。
twitter.com/F1/status/853649295932887040
formula1.com/en/latest/headlines/2017/4/race---bahrain-report.html

しかし、フェラーリは 相変わらず Raikkonen のマネージメントをマズったか。

そして McLaren-Honda にとっては、またもや課題の多いレースとなった。
twitter.com/McLarenF1/status/853651041543274496

きっと ホンダは ハイブリッドが嫌いなのだろう。
アナログがベスト。  構造は簡単だし、50年前でも パワーやスピードは変わらない。
修理代だって廉価だ。 一見 豪華で高級そうに見える 今の "大衆車" を見る限り、
その高級感の殆んどは "フェイク" だ。 いまや ホンダも例外ではない。
大企業となったホンダも、この状況を避けて通る事は出来ないだろう。
現代社会は 変なところでバランスしているのだ。

そして、F1 は レース界で最大の "ショー" である。
1.6 のハイブリッドで つまらない音しかしない、感動の無いレースに 観客は集まらない。
F1 の現場で、その技術を大衆車にフィードバックする必要はない。
それは トヨタやポルシェが WEC(世界耐久レース) でやっているから、任せればよい。

でも、"本物" は 別なところにある。 私が心酔するオーディオも、今や真空管が全盛。
身震いするくらい、いい音が聴けるのだから。 ハイレゾはフェイクだ。
今後は更に 二極化が進むに違いない。 どちらも、社会の仕組みとしては正しいだろう。
あとは 個々がどちらを選択するかだ。 限られた人生は、自身の責任で遂行すればよい。
そして 行政は 必要以上に 大衆に関与すべきではない。

我々が輸入するクルマだって、しかり。
日本では、コアなスポーツカーに  シビックやカローラと同じ基準値を要求している。
4点式、6点式のシートベルトでは、日本の車検は通らない。 3点式にしろと言う。
どちらが安全かは、考えるまでも無い。 ブレーキだって 我々のクルマは格段に高性能だ。

なのに、ブレーキ・テストをしろと言う。 なぜ高性能なのか、理由は簡単である。
余計な装備は着けていないので 車重が軽いから、サーボ・アシストさえ必要ないのだ。
多分、テストしてみないと判らないと言うだろうが、そんな簡単な事も 判らないのか。
でも そのテストを受けるのに、100万円を超す テスト代が 行政から請求される。
なんなの、これ !?

エンジンはチューニングしているから、確かに排ガスは濃い。
でも たまの休日に 月2~3回、数時間しか走らないクルマが  どれだけ大気を汚すのか。
もし、これを社会悪と言うのだったら、世界中のレースは成立しないだろう。
これだから、日本は  つまらないクルマしか造れないのだ。

お利口さんな社会に暮らす価値を、私は 見い出す事が出来ない。
そんな人生で終わりたくはない。  感動の無い人生なんて、つまらない。
私が イギリスからクルマを輸入する事実の殆んどは、これらの理由による。
....... いかがなものか !?

Bahrain GP Qualifying

 twitter.com/SkyF1Insider

現地18時(日本時間・土曜日24時)、バーレーンGP の予選が始まった。
まず飛び出したのは、ケガで休場していた Sauber の Wehlein。
Verstappen は相変わらず元気だ。 Vandoorne も頑張っている。
Q1 が始まって10分、15名のドライバーが 既にコースインしている。
まずは Hamilton、Verstappen、Vettel がタイムを叩き出す。
17分、Raikkonen が Vettel のタイムを上回った。
19分、Toro Rosso の Sainz がコースを外れて止まった。
Alonso は 15番手で、ギリギリQ2 に進出。

Q1 の上位6人は Hamilton, Verstappen, Raikkonen, Vettel, Bottas, Hulkenberg。

[Full Practice Results Yesterday]

Q2 が始まってから残り5分、Alonso はピット内でクルマを降りている。
Alonso は、エンジンが壊れたか。 MGU-H I? twitter.com/McLarenF1/status/853268215413309441
Q2 終了。 Renault の Hulkenberg が5位、 Palmer が10位に入って Q3 に進出した。
Q2 の6人は、Hamilton,  Bottas,  Vettel,  Raikkonen,  Hulkenberg,  Verstappen。

開始47分、Q3 が始まる。
残り7分、1位 Hamilton と2位 Bottas の差は 100分の5秒。
残り3分、Haas の Grosjean は8番手に着いた。 参戦2年目にして立派なタイムだ。

Q3 終了、明日のポールは Bottas だった !!  でも Hamilton との差は、1000分の23秒。
上位10人は、Bottas,  Hamilton,  Vettel,  Ricciardo,  Raikkonen,  Verstappen,  Hulkenberg,  Massa,  Grosjean,  Palmer の順。

Bottas は、自身 初のポールポジションとなった。  [Full Qualifying Results]
Hamilton はバック・ストレートで DRS が働かなかったらしい。
タイア・マネージメントも ミスった !?

日曜日の決勝は、決勝開始30分前の 23:30 から フジテレビNEXT(CS) で放映開始。
( 時差6時間 ) 当ブログでは、現地で走行中に リアルタイムでリポートするので、
随時クリックしてご覧下さい。

2017年4月15日土曜日

Alonso to Indy 500


Alonso Indy 500 idea was originally a joke, says Brown

明日(16日)に決勝を迎える Bahrain GP だが、今週半ば、Alonso と マクラーレンの
Zak Brown は、Alonso が 5月末の Monaco GP を欠場して、モナコと同じ週末に行われる
Indy 500 に "ルーキー" として参戦する旨を発表した。
理由は Alonso のモチベーションを維持する為とも言われている。
部外者でも 納得できる理由の様にも思えるが。

エントリー名は "McLaren Honda Andretti" とし、Andretti Autosport からスポット参戦する。
同チームには佐藤琢磨も所属し、エンジンは Honda。
McLaren は70年代にインディーに参戦し、計3回の勝利を手にしている。
www.andrettiautosport.com/drivers

www.indycar.com/News/2017/04/04-12-Alonso-enters-Indy-500
www.andrettiautosport.com/news/fernando-alonso-to-race-at-indy-500-with-mclaren-honda-and-andretti-autosport
www.mclaren.com/formula1/inside-the-mtc/fernando-alonso-to-race-at-indy-500-with-mcLaren-honda-and-andretti-autosport/
www.formula1.com/en/latest/headlines/2017/4/alonso-to-miss-monaco--race-in-indy-500.html
twitter.com/McLarenIndy

未だ思ったように走らない McLaren F1 に対して、Alonso は相当フラストレーションを
抱えているに違いない、とはチーム内外の見方だと言われている。
Alonso と Zak Brown が合意の上でやる事であり、モナコの代役には Jenson Button を充てる
と言う。

しかし、これらに対して F1 各界からは様々な憶測と "反論” が起こった。
今季から その地位を F1 の新たなオーナーに譲り渡した Barnie Ecclestone だが、
彼もこの件に関しては、快く思っていないフシもあり、Red Bull の Christian Honer
に至っては、"Zak は気が狂ったんだ。 精神科に行った方がいい。" と、あからさまに
批難している。 まあ、ファンとしては嬉しいサプライズかも知れないが、Honer に
してみれば、F1 の秩序を乱す事だと考えて 苦言を呈したに違いない。
http://blackflag.jalopnik.com/bernie-ecclestone-says-he-would-have-tried-to-block-fer-1794352062
www.racer.com/f1/item/139612-horner-brown-barking-mad-to-let-alonso-do-indy

しかし 今の所は、一度限りの "Alonso to Indy" の図式が実行される事になるだろう。
勿論 Button は喜んでいるし、チームメイトになる Vandoorne にとっては、
コメントし難い事態かも知れない。  ま、まだ 一ヶ月先のことだから、..... しばし静観 !!
www.skysports.com/f1/news/12433/10835864/jenson-button-excited-for-monaco-gp-f1-return-say-mclaren
www.bbc.com/sport/formula1/39599645

 www.roadandtrack.com/motorsports/a33186/

twitter.com/HondaRacingF1/status/852116617408503808
twitter.com/HondaRacingF1/status/852129308709720064
twitter.com/HondaRacing_HPD/status/852147114608136192
twitter.com/HondaRacingF1/status/852189706255310849
twitter.com/HondaRacingF1/status/852484068574986241

さあ、今日土曜日は 間もなく24時(現地18時)から バーレーンの予選が始まる。

2017年4月9日日曜日

Chainese Grand Prix Final

 skysports.com
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間もなく始まる 2017年中国グランプリ、in Changhai(上海)。
www.formula1.com/en/championship/races/2017/China.html

今一つ 不安視される天候の中、国歌斉唱。  路面が濡れた中でのスタートとなる。
[Shanghai Weather today]
今年の1月に F1 の買収を完了させたリバティメディアの Chase Carey の顔も見える。
(約40年間に渡って F1界のボスを務めてきた Bernie Ecclestone は名誉会長として
 "助言" をする立場となった。) Carey(ケアリー)は F1 の会長兼CEO となり、
Ross Brawn を迎えて 新たな布陣を構えた。

スタート直前、コクピットの Ricciardo の表情が やや厳しそうに見える。
Sainz だけが スーパーソフト、他はインターミディエイトでスタートする。

現地 14:00、Hamilton を先頭に フォーメーションが始まった。
路面は かなり乾いている様に見えるが。
Palmer がピットでスタートか。  レースは一周 5.451km、全56周で行われる。

そして 14:03、レース・スタート !

Lap   1  Hamilton がいいスタートを切った。 Vettel、Bottas が続く。
    Vettel と Bottas は Side by Side を演じたが、Vettel がこらえた。
      Williams の Stroll がコースを外れて止まってしまった。
     そのままリタイア。 Perez に追突されたようだ。 セクター2がイエロー。
Lap   2  バーチャル・セフティーカー。 Alonso は9番手に着けている。
    Vettel は ドライに履き替えている。
Lap   3  バーチャル・セフティーが続く。
Lap   4  Sauber の Ericsson が ホーム・ストレートでパワーをかけた瞬間に
    大クラッシュ、ウォールにノーズから突っ込んで大破。
    濡れた路面に足を獲られたか。
    リプレイを見ると、やはり路面は かなり濡れている様に見える。
    事故でデブリが散乱してホームストレッチが荒れた為、各車ピットレーンを
    スルーしてやり過ごす。 セフティーカーが入っている。
    Verstappen はタイア交換したが、Ricciardo はそのままで、結果2番手に。
    Hamilton、Raikkonen がソフト、Vottas、Vettel もピット。
Lap   5  引き続きイエロー。 
Lap   7  間もなくセフティーカーがアウト。
    しかし Bottas が突如スピン、大きく後退。 焦ったか。 でも レースは再開 !
Lap   8  Alonso 6番手、Bottas は12番手まで後退。 
    ホームストレートは 僅かに濡れている。 Verstappen は3位に付けた。
Lap   9  Sainz が6番手に上がる。 
Lap 10  Hamilton,  Ricciardo,  Raikkonen, Vettel, saint, Alonso の順。
    Vandoorne は14番手。
Lap 11  Raikkonen がファーステスト。 Verstappen が Ricciardo を交わして2位に。
Lap 12  Bottas は まだ10番手に留まる。 Vettel は Raikkonen を抜けない。
Lap 13  Hamilton と Verstappen は3位以下を大きく引き離している。
Lap 15  Verstappen は Hamilton に 1.9秒差で喰らい着く。 19歳はスゴイ !
Lap 16  Hulkenverg はバーチャルセフティー時の不始末で、5秒ペナルティー。
Lap 18  Vandoorne は燃料系のトラブルが発生したか、ピットインを命じられる。
Lap 19  Vandoorne はピットの中に収まった。 リタイア。 Alonso は7位を保つ。
Lap 20  Kvyat がコースアウトしている。
    Vettel が Raikkonen を抜いて4位に。
Lap 21  そして Vettel が Ricciardo に仕掛けるか。
Lap 22  Vettel はタイアを接触させながらも 強引に Ricciardo を追い抜く。
    270Km でのバトルだった。
Lap 24  そして 今度は Raikkonen もRicciardo を狙っている。
    Ricciardo のペースが 今一つ上がらない。
Lap 25  Ricciardo と Raikkonen の差は1秒以内に。 Raikkonen のタイアが厳しい。
Lap 26  Massa がピット、15位出復帰。
Lap 27  Alonso は 前を行く Bottas を気にして、
    "彼は 何かダメージが有るんじゃないか ? " と ラジオで連絡。
Lap 28  Haas の Magnussen は9番手に。
    Grosjean は何か問題を抱えながらも走行。
Lap 29  Vettel が Verstappen を抜いて2位に浮上。 Verstappen はブレーキングミス。
Lap 30  Verstappen はピット、2.6秒。 Alonso の前に6位で復帰した。
Lap 31  Vettel, 2位を保つ。 3位 Ricciardo は いずれピットに。
Lap 32  Hamilton のタイアが心配だが。 ペースを落として
Lap 33  Verstappen が 5位の Bottas に近づき、...... 抜いた !!
Lap 34  Sainz が Alonso に喰らい着き、バトルの末に追い抜く。
Lap 35  そして Alonso スローダウン !!  Vettel はピット。Soft to Soft。
Lap 36  Alonso は左のドライブシャフトのトラブルか、コース上にクルマを止めて
    レースを終えた。
    hamilton はピットに入るも、26秒のマージンを持って 1位のまま復帰。
Lap 37  Alonso は手を振りながら観客に応え、歩いてピットに戻った。
Lap 39  Raikkonen のタイアが厳しい。 マズイ ! しかしピットが動かない。
    このままでは Sainz に抜かれるだろうに。
Lap 40  Raikkonen はようやくの事で タイア交換。 スーパーソフト。 6位復帰。
    不可解なフェラーリのピット・マネージメント。 Sainz は5位に。
Lap 41  Hamilton の独走が続いている。 Raikkonen はスーパーソフトで Sainz を
    追いかける。
Lap 42  そして Raikkonen は Sainz を抜いて5番手に上がる。 タイアの強みか。
Lap 43  Verstappen はしぶとく3番手に着けている。
Lap 44  7位 Bottas の順位が なかなか上がらない。 Hamilton は2位以下を大きく
    引き離している。
Lap 45  Bottas が Sainz を交わして6番手に。 しかし その前に Raikkonen。
Lap 46  後方では Ocon が Massa を抜いて10番手に。
    Force India はダブル入賞を狙う。
Lap 48  Raikkonen は タイア交換の遅れからか、4位 Ricciardo から10秒以上の差。
Lap 49  Haas のMagnussen は Sainz を抜いて8位浮上。 Grosjean は11位。
Lap 52  あと5周。 
Lap 53  Verstappen は 何とか3位を保つ。 Ricciardo も頑張っているが。
Lap 54  Ricciardo は Verstappen に近づく。 Verstappen の前には周回遅れの
    Grosjean が居て気になる。
Lap 56 そしてファイナル・ラップ 。

Hamilton、優勝 !!   後方ではRicciardo がタイヤスモークを上げながら
                Verstappen に迫ったが 結局 4位で終えた。

1) Hamilton   2) Vettel   3) Verstappen 4) Ricciardo   5) Raikkonen   6) Bottas

[Full Race Results]

バックルームで Verstappen は、二人の大先輩を相手に 落ち着いた会話を交わしている。
それにしても 19歳 !  スタート順位は16番手だったのに。 Race of the Day。
Verstappen の父、Jos の厳しい英才教育の結果だろう。

Hamilton の優勝について メルセデスの オフィサー・Niki Lauda は、
"本当にうれしい。 メルボルンのあと、今回は戦い抜いた。
 Lewis は難しいコンディションの中、素晴らしい仕事をしてくれた。
 本当に 嬉しいよ !!  我々のモチベーションは 十分保たれている。"

それにしても 今年の Vettel は 策士だ !!

今年は メルセデスとフェラーリの戦いになるのだろうか !?
でも まだ2戦目だし、判らないな。

Chainese GP Qualyfying

 skysports.com
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今年は この顔ぶれがスタンダードか !?   [Full Qualyfying Results]

Free Practice では 霧が晴れずに メディカル・ヘリが飛べず、赤旗中断などの混乱があった。

予選では オーストラリアで欠場したPascal Wehrlein が中国でも体調が今一つで、
代わりに フェラーリのリザーブ・ドライバー Antonio Giovinazzi が代役で出場。
skysports.com/f1/news/12433/10804720/pascal-wehrlein-to-miss-rest-of-australian-gp

Giovinazzi は前回のオーストラリアで、12番手フィニッシュしたものの、
今回、中国の予選では 最終コーナーで派手なクラッシュを演じて
マシンを大破させた。(予選順位は 16番手。)
skysports.com/f1/news/12433/10828489/chinese-gp-2017-qualifying-antonio-giovinazzi-crashes-out

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また、Harrs の Glosjean と Renault の Palmer は 5グリッと降格で 各々17番手と
18番手に下がった。 二人は Giovinazzi がクラッシュした後、ダブル・イエローが
出た際に 十分な減速をしなかったと判断された。

この後すぐ、14時30分から フジテレビNEXT で決勝戦の放映が始まる。
決勝スタートは、15時(現地14時・時差1時間)から。