2018年6月11日月曜日

Canadian Grand Prix Final

www.accesf1.com/circuit-gilles-villeneuve-renovations/
「Circuit Gilles Villeneuve」の画像検索結果

Formula1 Grand Prix Heineken du Canada 2018 in Montreal

会場となる モントリオールのノートルダム島は、地下鉄工事の土砂を利用して埋め立てた
人工島。 サーキットの施設はモントリオール市が所有する。
レースは1978年より開催され、2回の中断以外は 現在まで継続される。
サーキットの名は 当初 "Circuit Ile Mortre-Dame" だったが、82年のジル・ビルヌーヴ
(地元ケベック州出身)の事故死と名誉を称え、以後 "Circuit Gilles Villeneuve" と呼ぶ。
昼休み中の Driver's Parade では、Gilles の息子で かっての F1 ドライバー Jacques が
父の乗った 78年の Ferrari でデモンストレーション走行して 注目を集めた。

https://www.formula1.com/en/championship/races/2018/Canada.html
レースは 全70周、一周4.361km、DRSゾーンは1ヶ所増えて3ヶ所になった。

土曜日の公式予選では Vettel が驚異的なタイムでポールポジションを獲得している。
[Starting Grid on Today]  [BBC Weather / Montreal]

このコースは イメージ的には "高速" だが、140kmh を超すコーナーは無い。
コース幅も比較的狭く、ほぼ市街地コースの感覚に近い。 "壁" も迫ってくる。
地元 Stroll 人気で カナダ GP の人気度は上がっている !? 観客席は満席に近い。

Alonso は ここカナダで 300戦目のレースを迎えたが、今日のスタート順位は今季としては
一番後ろ、14番手からだ。

Red Bull は カナでの Honda のパフォーマンスを視て、今月中にも来季に採用するエンジンを
決定する事になろう。

カナダ国歌斉唱、観客も起立して聞き入る。 Stroll は何を想うか。
出走前のコース上には 俳優の Michael Douglas の姿も見える。

現地 14:00, ドライバー達がマシンに乗り込む準備を始めた。
フォーメーションは 14:10 からか。
狭いコース幅ゆえ、スタートから3周以内に セフティーカー状態になる確率が高い。

予定通りのフォーメーションの開始。 気温 21℃,路面温度 42℃。

そして 14:03,  レース・スタート !!

Lap   1  Vettel,  Bottas, が抑えた。
    そして 第2シケインで Hartley !! ... Stroll に右から寄られて 2台が接触、両車は止まった。
    イエロー。 Stroll がグリップを失った事が原因か !?
    映像では Stroll が微細なハンドル捌きで グリップを保とうとするも、
    左に寄って Hartley を壁に挟んでしまったと見える。
    Hartley は一瞬浮き上がって ノーズを Stroll のタイアに乗り上げながら
    2台が T字にくっ付きながら Stroll を壁に押し付ける様に止まった。
    Hartley のノーズ先端は、Stroll のエンジン・ベイに食い込む寸前だ。
    地元のヒーロー Stroll は 姿を消した。
    twitter.com/F1/status/1005913683719929856  ← Click
    Williams のピットでは、Stroll の様子を見つめる Robert Kubica の姿が。
    彼自身 2007年のカナダGP で大クラッシュを期した経験を持つ。
    現在 彼は Williams に開発ドライバーとして チームに所属している。
Lap   2  Vandoorne はピットで SuperSoft に。
Lap   4  セフティーカーが続く。 そして、Green !
    Alonso はフロント・ウイングにダメージか。
Lap   5  Sainz と Perez が接触、Sainz はコースアウト、再びコースに戻るが
    各車渋滞の中に突っ込む。 しかし 各車何とか凌いだ。
Lap   6  Raikkonen が6位に下がっている。 Leclerc 10番手、Alonso 11番手、   
    Gasly は 13番手に上がっている。 Perez は 14番手に下がった。
    Vandoorene は最後尾に。
Lap   7  Hamilton はラジオで、パワーの不調を訴えているが。
Lap   9  Alonso がleclerc に仕掛けたが、...... 抜けない。
Lap 10  Alonso は執拗に Leclerc を追うが。 Perez はピット、SuperSoft。
Lap 11  Hulkenberg, Sainz が 7位の Ocon を追う。
Lap 12  Ocon がピットに入った。 4.8秒、Super Soft。 15番手復帰。
    リアのジャッキが上手く入らず、交換に手間取った。
Lap 13  Alonso 10番手、Gasly 11番手。 差は 1秒。
Lap 14  Verstappen の "報告" に依れば、Bottas のタイアはダレている ?
Lap 15  Sainz がピット、SuperSoft。 13位で復帰。
    これにより Alonso 8位、Gasly 9位。
Lap 16  上位陣は変わらず。 Hamilton のリアタイアが ヒート気味。
Lap 17  Verstappen, Hamilton がピット。 Leclerc の前, 5位、6位で復帰。
    Leclerc は必死に Hamilton を追うが。
Lap 18  Ricciardo ピット。 2.5秒。 速い !! Verstappen の次に。
Lap 19  Vettel, Bottas, Raikkonen, Verstappen, Ricciardo, Hamilton の順。
Lap 20  Leclerc ピット。 13位 Alonso の後ろ。
Lap 21  6位 Hamilton の次に Gasly がいる。 Gasly は まだ Hyper のまま !?
    Hartley は今頃に ゴルフカートに乗り込む姿が見える。 念の為 !?
Lap 22  Vettel が速い。 Ultra で引っ張るか。
Lap 23  5位 Ricciardo と 6位 Hamilton の差は、約1秒。
Lap 24  Vandoorne は最後尾のまま。 Gasly がピットに。 13位で復帰。
Lap 25  Hurkenberg が Grosjean を抜いて7番手に。
    Grosjean は Renault の2台に挟まれた。
Lap 26  そして Sainz も Grosjean を抜く。
Lap 27  Hartley がやっとピットに戻りつつ。
Lap 28  10位 Ocon, 11位 Alonso, 12位Leclerc, 13位 Gasly。
lap  29  Ocon が Grosjean に迫る。 
Lap 30  Vettel が Fastest。  Grosjean は Ocon に追われて必死だ。
    彼は今季、まだノーポイント。
Lap 31  Hamilton の6番手が変わらない。 前に居る Ricciardo に 2.7秒差。
Lap 33  Raikkonen がピット。 2.7秒、Hamilton の後ろ、6位復帰。
Lap 34  天気は薄曇り、路面温度 36℃。 Vettel と Bottas の差は 6秒。
Lap 35  Raikkonen は Hamilton を追う。 差は0.9秒。
    Vettel の速さも止まらない。 ランナーズ・ハイ状態 !?
Lap 36  ピットでは Bottas のタイア交換の準備が。 レースは後半戦に。
Lap 37  Bottas 3.2秒。 
    そして Vettel がピットに向かう。 2.7秒。SuperSoft,  一番手をキープ。
Lap 38  Vettel は トラブルさえ起こさなければ、優勝の可能性は高い。
    Bottas は 5.5秒後ろに。
Lap 39  Bottas は Fastest で Vettel を追うが。
Lap 40  Prez は 330kmh で Gasly を追う。  しかし 差は詰まらない。
Lap 41  Vettel,  Fastest !  路面温度は 31℃ に下がっている。
Lap 42  Alonso がスローダウン !!  ピットに向かう。 300戦目はこれで終わるのか。
Lap 43  Alonso のクルマはピット内に。 クルマを降りた。
Lap 45  Alonso はモーターホームに向かう。 カナダのマクラーレンは 如何に !?
    Hamilton も今一つ冴えない。 Gasly は 12番手に。 Vandoorne 15番手。
Lap 46  上位陣, 変わらず。
Lap 48  Alonso の問題は 排気系のトラブルか。
Lap 49  Grosjean が Perez に絡みそうになりながらピット。 12位で復帰。
    Gasly は 11番手に。
Lap 51  路面温度は やや上がって 36℃に。
Lap 52  Bottas が 僅かにペースアップ !?  でも Vettel との差は5秒弱。
Lap 53  Vandoorne はまだ 16番手。 Gasly は入賞圏内を狙えるか。
Lap 54  Perez は 前に居る Magnussen を追うが。 差は1秒以内に。
Lap 55  Bottas は前を行く Renault を抜こうとして 一瞬グリーンに。
Lap 57  Vettel の優位は変わらない。 
Lap 59  Hamilton は Ricciardo に近づこうとするが。 差は 1.3秒。
Lap 61  Vettel と Bottas の差は 8秒弱に拡がった。
Lap 63  Hamilton は Ricciardo に迫ろうとするが。 
Lap 65  Gasly は入賞を狙うには Leclerc との 11秒差を埋めなくてはならない。
Lap 66  Vettel, 安定している。 
Lap 68  あと3周。 Hamilton のリア/タイアは大丈夫か ..... 。
Lap 69  Vettel 手堅い。
Lap 70  Final Lap。 

   Vettel,  優勝 !!  通算 50勝目。

1 Vettel   2 Bottas   3 Verstappen   4 Ricciardo   5 Hamilton   6 Raikkonen
7 Hulkenberg   8 Sainz   9 Ocon   10 Leclerc   [Full Race Results]

Vettel は チェッカーフラッグ後、鼻歌交じり !! 楽勝 !! 完璧な勝利といってもいいだろう。
Vettel は飛び跳ねながら、チームクルーのところに向かう。 今年の Ferrari はいいかも。

Toro Rosso-Honda のGasly は FP3 で新スペックのエンジンに不具合が発覚、
旧スペックのPU に戻した為、予選時には 16番手スタートが決まってしまったが、
その後の検討の結果、新スペックのエンジンに戻した。
これにより Gasly は 10グリッド降格、ノータイムの Grosjean の前、19番手スタートとなった。

結果は 11位で、入賞こそ無かったが  まずまずの成績を残すことが出来た。
Red Bull も 新スペックのデータを知る事が出来、来季にホンダエンジンを載せるか否かの
判断材料を得られることになっただろう。 その可能性は 近づいた !?

PS ;   [Nothing to do Hartley's Future]