2018年6月19日火曜日

24h Le Mans 2018

https://toyotagazooracing.com/jp/wec/release/2018/rd02-race7.html
ル・マンの表彰台の頂点に登壇したTOYOTA GAZOO Racing WECチーム

一日遅れの ル・マン報告。  悪しからず。

さて、ル・マンには魔物が棲んでいる と言う (Demon has lived in Le Mans)。
2年前(2016年) の Le Mans で、その魔物に してやられた Toyota。
https://jalopnik.com/toyota-loses-le-mans-to-porsche-in-shocking-heartbreak-1782241062
その雪辱を果たすが如く、Le Mans 2018 では #8 と #7 の 1-2 で完全勝利を飾った。
Amazing,  Perfect !!
https://www.topspeed.com/cars/car-news/2018-24-hours-of-le-mansrace-report-ar181543.html
https://toyotagazooracing.com/jp/wec/special/2018-2019/24h-lemans-2018.html
https://www.bbc.com/sport/motorsport/44510955

しかし Porsche や Audi が その目的を果たして(?) 撤退し、ライバルの居なくなったル・マン。
ある意味 "勝って当たり前" ではあったが、レースを主宰する  l'Automobile Club de l'Ouest
(ACO ; フランス西部自動車クラブ) は何を考えるか。 このままで いいのか。
F1 もそうだが、世の中の趨勢に従って 知名度と営利を求めた結果の成り行きは、
レースそのものの将来を危うい方向に導いていく事にならないのか。

ところで、ACO が主催する ル・マン 24時間。
1923年(大正12年) から 続く歴史あるレースで、1936年、及び 1940~48年を除き、
毎年開催される 世界3大レース(Le Mans, Monaco GP & Indy 500) のひとつだ。

1960年から4連勝を続ける Ferrari を阻止すべく、Ford は フェラーリの買収寸前まで
こぎつけたが、フェラーリ側から破棄され、これに業を煮やした Henry Ford Ⅱ(二世) は
打倒フェラーリを掲げて "GT40" を開発する。
しかし 64年から参戦するも惨敗を期し、これに対処する為に Shelby American の
サポートを依頼、1966年に初優勝を果たしている。
この 66年には、Shelby American で 3台、Holman & Moody から 3台、
Alan Mann Racing から 2台、計8台もの GT40 を出場させた。
(それ以外に 5台の プライベートチームも。) 正に 栄光の Ford GT40 となった。
[Related to the GT40 & Ford GT on this Blog]

レースにはライバルが付きものだったハズだが、さて ...... 今後の Le Mans 24H は !?