2018年10月22日月曜日

United States Grand Prix Finals

www.formula1.com/en/racing/2018/United_States.html#circuit
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2012 年に新設なった Circuit of the Americas。
Hermann Tilke が新設を手掛けた 8番目のサーキットだ。
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フリー走行、公式予選の不安定な天候と打って変わり、日曜日の Austin は晴天に恵まれた。
風が やや強い。
[BBC Weather / Austin]   [Way to the Circuit]

Gasly と Hartley は PU を交換、更に Hartley は Gear Box も交換、二人とも最後列に並ぶ。
また Vettel はFP1 での赤旗の際、減速が不十分との理由で 3グリッド降格となる。
[Starting Grid on the Final Round]

Ricciardo は 1コーナーでのオーバーテイクが得意、大好きだと言う。
空からは、ピレリのスカイダイブ・チームの3人が、コース上に降り立った。

戦略的な PU の交換により、Toro Rosso の2台は最後尾からのスタートだが、
来季へつなげる前段の準備の為だと考えれば 納得のいく措置だろう。
さて今日は どこまで追い上げる事が出来るのか。
一方 Hamilton が Vettel に 8ポイント以上の差をつければ、Hamilton のチャンピオンが決定する。 その可能性は高いだろう。

タイア・チョイスは Soft,  SuperSoft,  UltraSoft。
Raikkonen は UltraSoft でスタートする。 Hamilton,  Vettel はSuperSoft。
レースは 全56周。

現地 13:10,  フォーメーション・ラップが開始。
そして 13:13,  レース・スタート !!

Lap   1  Raikkonen が前に出た。
    後ろで誰かが当たっている ! Alonso か。 Stroll と。
    Vettel が Ricciardo と接触、タイアスモークを上げながらスピン。
    15番手まで落ちた。 その直前では Leclerc も !?
    Alonso、Grosjean も接触している。
    セクター1  Yellow。
Lap   2  Raikkonen を2台の Mercedes が追う。 Vettel は 13番手に。
    Hartley 12番手、Gasly 15番手。
Lap   3  Vettel は Sirotkin を抜いて
Lap   5  Verstappen 7番手、Vettel 10番手に。 Alonso と Grosjean はリタイアか。
Lap   6  Raikkonen が Fastest。 Vettel, 9番手に。
    Stroll は 5秒のドライブスルー・ペナルティー。
Lap   7  Raikkonen と Hamilton の差は 2秒以上。
    Grosjean と Leclerc の接触はレース後に審議か。
    Verstappen は Hulkenberg を抜いて5番手に。
    Vettel は 8番手にいる。
Lap   8  Hamilton のペースが僅かに落ちた。  Raikkonen についていくのに 精一杯か。
Lap   9  Riccardo が止まった !! いきなり エンジンがシャットダウン、クルマを降りる。 
    セクター 2 Yellow。
    Ricciardo はコースを去りがたい。 "あ~、なんて事だ !! " という仕草だ。
Lap 10  Virtual Safty Car に変わる。 Ricciardo のマシンを撤去する。
Lap 11  Sirotkin,  Vandoorne, Gasly がピットに。 
Lap 12  Hamilton もピットに。 Bottas の後ろ、3位で復帰。
    Vettel は6番手。 間もなく Hulkenberg を抜いて 5番手に。
Lap 13  Hartley 11番手、Gasly は15番手にいる。
    Bottas は Hamilton にポジションを譲る事になるだろう。
    Hamilton は Raikkonen の8秒後ろ。
Lap 14  Hamilton が Bottas の前に出る。  2番手に。
Lap 15  Force India の2台は 8番手、9番手。 いつも手堅い。
    ホームグランプリである Haas は Grosjean のリタイア、Magnussen は 10番手。
Lap 16  Raikkonen と Hamilton の差は 4秒弱。
Lap 17  Raikkonen は Ultra のままだから、いずれピットに。 少しずつスピードが落ちている。
    Hamilton との差は 3秒を切った。 そして 2秒以内に。
Lap 18  Sainz が審議の表示。何だ ?  Hamilton と Raikkonen の差は1秒以内 !
Lap 19  間もなく Hamilton が Raikkonen に追い着くか。 差は 0.5秒。
Lap 20  Raikkonen 逃げる。 DRS, Raikkonen 逃げる、逃げる。
Lap 21  まだ 逃げる !!  バトル、バトル !!
    そして Raikkonen ピットに。 2.3秒、Soft。 Vettel の後ろ、5位で復帰。
Lap 22  Vettel 4番手。
Lap 23  Verstappen は ピットで SuperSoft に。 これで やる気か !?
Lap 24  Bottas ピット、Soft、Verstappen の後ろ、5位で復帰。
    Ocon が Gasly の前に出る。14番手。
Lap 25  Vettel は Raikkonen を前に行かせる !?
Lap 26  Perez はピットに。
    Verstappen が Vettel に仕掛ける。 Vettel のリアタイアは限界。
Lap 27  Vettel はピットに。 3.2秒。Soft。ちょっと遅い ! 右リアが遅れた。 5番手復帰。
Lap 28  Hartley 9番手。 Hartley ピットに。 Gasly の後ろ、15位で復帰。
Lap 29  Ocon は 9番手に上がった。 レースは後半戦に。
    Hamilton は One Stop を狙うか。 Vettel が Fastest。
Lap 30  Hamilton,  Raikkonen,  Verstappen,  Bottas,  Vettel,  Magnussen。
Lap 31  気温 24℃、路面温度 31℃。 Magnussen, Ericsson がピットに。
    Gasly と Hartley の後ろ、14位で復帰。
    Hamilton の右リアには ブリスターが発生している。
Lap 32  Raikkonen は Hamilton の 16秒後ろに。 Vettel は 4位以内でフィニッシュしないと
    Hamilton に優勝を許す事に。
Lap 33  Leclerc はピットに向かい リタイア。 Hamilton と Raikkonen の差は 14秒有るが。
Lap 34  Hamilton は このままタイアを温存して逃げ切らないと ...... 。
    Hamilton の右後ろタイアにはブリスターが進行中。 無理は出来ない !?
Lap 35  Gasly 12番手、Hartley 13番手のまま。
    Renault の2台は 6位、7位。
Lap 36  Vettel,  Fastest。 でもまだ Hamilton の 30秒弱後ろだ。
Lap 37  Vandoorne,  Hartley,  Gasly の順に。 Hamilton、タイア交換の準備。
Lap 38  Hamilton ピットで2.7秒。 4番手復帰、Vettel の前。 Gasly もピット。
Lap 39  Bottas は Hamilton に譲る !?  その差は3秒を切った。
    Verstappen は SuperSoft で2番手にいるが。 このまま最後まで !?
Lap 40  Hartley 12番手、6.6秒前には Vandoorne。 
Lap 41  Renoult の2台は 6位、7位をキープ。
Lap 42  Vandoorne ピット。 Hartley 11番手に。
    Hamilton は Bottas の前に。 Verstappen に5秒以内。
Lap 43  Vettel は Bottas の 2.7秒後方。 Bottas のタイアにもブリスターが。
Lap 44  トップの Raikkonen と Verstappen の差は2秒以上。
Lap 45  Verstappen はこのまま逃げ切る方向か。 Vettel が Bottas を追う。
    Vettel は何とか Bottas を抜きたいところだ。
Lap 46  Gasly は 15番手のまま。 Hamilton の2秒前に Verstappen。
Lap 47  Bottas、Vettel の差は 1.5秒。 Vettel, 狙える。
Lap 48  Hamilton,  Verstappen の1秒近くに。 1位、2位、3位のギャップは 1.2秒。
Lap 49  Raikkonen,  Verstappen,  Hamilton、3人は微妙な関係に。 Raikkonen 逃げ切るか。
Lap 50  Bottas と Vettel の差は 1秒、DRS圏内に。
Lap 51  上位 3人は まだ微妙だ。 面白くなった !!  Vettel 、やや落ちた。
   Veratappen は "Raikkonen には勝たしてやるか、でも 後ろの Hamilton が騒さいしな ! "、
   と考えつつ ..... !?
Lap 52  Hamilton の運命は Verstappen に。 あと 5周。
Lap 53  ...... ,  微妙だ !
Lap 54  あと 3周。 Hamilton,  Verstappen が Side by Sideに。 Verstappen しぶとい !!
Lap 55  一方 Vettel は Bottas のDRS圏内に。 そして Vettel が抜いた !!!
    Hamilton は優勝するしかなくなった。 
    でも Raikkonen が優勝か。 Verstappen との差は 1.3秒。
Lap 56  Raikkonen 逃げ切った !!

          Raikkonen 優勝 !!   Kimi,  Well done !!

そして Vettel は四位で。 Veratappen も逃げ切って 2位 !
1) Raikkonen,  2) verstappen,  3) Hamilton,  4) Vettel,  5) Bottas,  6) Hulkenberg,  7) Sainz,  8) Ocon,  9) Magnussen,  10) Perez  [Full Race Results]


Raikkonen、ゆっくりとクルマを降りる。 39歳 !! ヘルメットをやっと脱いだ。
相変わらず 少し微笑むだけだ。 多分、腹の中では笑っている。

そして Max は 18番手から 2位に。 恐るべき 20歳。
Hamilton は苦笑い !?  "Kimi,  おめでとう ! "  結局 皆んな ハッピーという事に。
Verstappen はバックルームでくつろぎながら、Hamilton がチャンピオンを決められなかった事を
揶揄している。 大先輩にもめげない不適な 20歳。

そして表彰台。 久しぶりに Ferrari のスタッフ連中にも笑顔が。 Arrivabene も満足そうだ。
グランドスタンドには おびただしい紙吹雪が舞う。

さあ、次は一週間後の Mexican Grand Prix。  Hamilton, 再び今年のタイトルを狙う !