2017年1月15日日曜日

Legend of Lotus 49

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"49" が一堂に会する事は、通常は有り得ない光景だ。

毎年1月に Birmingham(バーミンガム)で開催される Racing Car Show。
今年のショーのトリ(主役)は Lotus 49 Formula 1 である。 www.autosportinternational.com/

今回、伝説となった Lotus 49 の歴史をたどるのは別の機会にする。
資料が膨大すぎるから、それを語り尽くすにはあまりにも大変だ。
バーミンガムの安宿でブログ・アップしている身にとっては、夜中に暖房が消されてしまう中での
過酷な作業となる。 よって ショーの会場で撮ってきた写真を中心に視ていただくことにする。
素人写真だから、その辺は 御容赦。


Lotus の創業者 (Anthony)Colin(Bruce)Chapman の長男である Clive Chapman が率いる
Classic Team Lotus が、ショーの会場に持ち込んだ7台の "49"。
本来だと9台が存在するハズだが、そのうち2台は損傷して7台が現存する。



ロータスと Cosworth は、フォードの協力を得て車体の設計に併せてエンジンを開発した。
そして 名器 Ford Cosworth DFV(V8) を搭載、デビュー戦の67年6月のオランダGPで
Jim Clark が優勝、この年は9戦の全てでポールポジションを獲得、クラークは このうち4戦で
優勝している。 10月のUS GP では Graham Hill が2位となり、Lotus は 1-2 フィニッシュする。

翌68年は開幕初戦の南アフリカでも 1-2、5月のモナコからは "49B" を投入して
信頼性の薄かった ZF のギアボックスを Hewland 5速に変更、ホィールベースも75mm 延長
された。 しかし この年の4月、Clark が 独Hockenheim で Lotus 48(F2)で立木に激突して
亡くなってしまう。 ロータスは3戦目のモナコから Jackie Oliver を Hill のチームメイトとし、
最終戦の Mexico GP では Hill が1位、Oliver が3位となっている。

Esso のスポンサードが無くなった為、68年のモナコから 車体は Gold Leaf カラーに改められ、
以後 F1のナショナルカラーは無くなっていく。 チーム名も "Gold Leaf Team Lotus" に変更
された。 更に この年の2戦目・スペインGPから、Rob Walker / Jack Durlacher Racing が
プライーべーターとして 49, と 49B を購入、ドライバーは Jo Siffert が乗り、この年のイギリスGPで
優勝した。 また、ロータスは イギリスGPから ハイマウント・リアウィングを アップライトに直接
取り付けて、ダウンフォースを じかにバネ下に作用させ、最終戦のメキシコからは ウィングを
可変方式にしてコーナリングや直線のスピードの安定性を得ている。

69年、第2戦のスペインGP では、ハイマウント・ウィングの支柱が折れて ロータスの2台が
クラッシュ、3戦目・モナコの予選以降、FIA は この種のウィングを禁止した。
ドライバーとしては Jochen Rindt を起用、彼は5回のポールポジションを得て、
この年の USグランプリでは優勝している。 

70年、"49B" は マイナーチェンジとタイアをワイドトレッド化して "49C" となる。
Rindt は モナコで優勝、49 シリーズ最後の優勝を飾った。
尚、この年 Rindt は Hill の移籍に依り ロータスのトップドライバーとなり、5戦目から 新型の
"72" を得て4連勝を果している。
しかし 9戦目のモンツァで、予選走行中にガードレールに激突、28歳の若さで亡くなってしまう。

以上が Lotus 49 シリーズの概略である。
60年代後半、Lotus に輝かしい戦歴をもたらした "49" だが、67年のオランダの初戦から
68年の2戦目・スペインまで疾走したナショナルカラーのグリーンの "49" は、
ウィングを持たないボディーが、その美しく流麗な姿で Lotus F1 の一時代を築いた。
"49" シリーズの中でも、このグリーンのクルマは 特に我々の記憶に鮮明に焼き付いている。

この会場でも、私のカメラは British Green の "49" の姿に釘付けになった。
この日は どれだけの時間を このクルマの前で過ごしたことか !!
今回の訪英のハイライトである。 いい時間を過ごさせてもらった。

傍らでは Clive Chapman が目の前にいて、客の来訪に忙しく対応している。
しかし 目を離せば、今どきの "スマホ " をやったりして、何気に微笑ましい姿も垣間見る。
かって Hethel の彼の工房をたずねた時も、親切に対応してくれた記憶は 今でも鮮明に蘇る。

そういえばあの時 Clive から、中嶋の乗ったキャメル・カラーのF1 買わないか、と言われたが、
エンジン・レスだったし、自分の店の飾りにしては高すぎると思ったので買わなかった。
DFV も有ったけど、やはり飾りにしては高かった。

親子でツーショットは珍しい !?

Birmingham のショーでは、日本にいては絶対に視る事の出来ない "何か"が 常に存在している。
私自身の人生と 生きざまの中に、その記憶は 嫌でも強烈に叩き込まれてしまう。

一瞬、仕事で来ていることを忘れそうになるが、此処は一つ 今後の糧(かて)として味わう事に
しよう。  人生に無駄は何一つ無い !!   そう想える一日であった。
素晴らしい !    ( ......... 自画自賛か !? )

この画角が一番美しい。 ↑
 何故か四隅が切り欠いてあるが、多分 リベッターを抜くのが面倒だったのか。
そのあと、此処に張り付けたのだろう。
今 気が付いたのだけど、電話番号が "Wymondham 3411 になっている。
昔は Hethel でなくて、A11 を挟んだ反対側に工場が在ったのか !?
 もしかしたら、Tom's GB が在った所か。(その後 Audi に売却された場所 ? )
それとも電話局のエリアは、Hethel と共通だったか !?
この目つき、君は未来のロータス・ドライバー。
何か ストーンズみたいだけど、時代が一緒か。
例の超精密モデル。 15万円位。

この人が居なかったら、私は 今の仕事をしていなかっただろう。 罪なヒト !!

2017年1月14日土曜日

In the Garden



今回も泊まっている B&B(Bed & Breakfast)の裏庭。
朝起きると、小鳥とリスが餌をついばんでいます。

モーターショーの会場では 一日中 昼メシを食う暇も無く動き回っているので、
朝の この光景は 癒される。  ショーの会場からは少し遠いし、ありきたりの朝食だけど、
いつも暖かいプレートで暖かい料理を出してくれるので、今迄泊った どこのB&B よりも
気に入っている。

朝食後一服してから、散歩がてら30分程歩いてモーターショーの会場まで行くのだが、
昨日は朝に2センチほどの積雪。 でも そのくらい積もっていた方が 滑らなくて歩きやすい。
会場周辺には、ヒルトンやら 立派なホテルが有ったりして便利ではあるが、
やはり此処の方が 全然 いいんじゃないかと 想ったりしている。  多分、また来年も。

宿をやってる ピーターは 77歳になる好々爺だけど、愛想よく迎えてくれて嬉しい。
いつまでも元気でやってくれると、助かるのだけど。

さて、今日も ショーの会場で写真撮りまくりか。 もう 2000枚位取ってるので整理が ........ 。
本日で3日目だけど、まだ見切れない。 出来るだけ今日で切り上げたいのだけど、どうだか !?
スポーツカーとレース用車輌、周辺パーツだけで、東京モーターショーより遥かに規模はデカい。

今晩あたりから、写真をアップして "ちゃんと" ブログ・レポートしたいと思っている。
仕事ですから。  未だ 体調が今ひとつで、チョットしんどい気がしないでもないけど、
...... ま、頑張ろう。  では、行ってきます !!

2017年1月13日金曜日

Exige Race 380


Lotus Exige Race 380 Front
Lotus は今週、トラック専用モデルの "Exige Race 380" を発表している。
基本は "Exige Sort 380" で、いつもの V6 を 375bhp に調整、Sport 380 より 68kg 軽い
車重998kg となり、0-60mph を3.2秒で走り切る。 同じく スーパーチャージャーを使う。
ギアボックスは、Xtrac のシーケンシャル 6速。  www.lotuscars.com/exige-race-380

更に フロント・スプリッターとリア・ウィングを大型化して、リア・ディヒューザーの流れも改良し、
これらにより 約270km/h でのダウンフォースは 240kg にも達する。
また、2-Way の Ohlins アジャスタブル・ダンパーと、前後に 調整式アンチロールバーを備える。
結果、タイアは ロードカーと同じ Michelin Pilot Cup 2S だが、Hethel のテスト・トラックでは
Exuge Cup R より 1.5秒早くなった。

既に予約は受け付けるが、最初のデリバリーは5月から。 価格は £119,400(約1700万円)。
これが高いか安いかは、あなたの腕前に依る。
購入が即断できれば 今週中にも予約を入れておきますけど、.......... いかがでしょうか !?
今 イギリスに居るので、ご連絡はメールで。  → britishgreenyokohama@gmail.com

In Birmingham



今日(12日)は、バーミンガム・レーシングカーショーの初日。

雑誌屋のブースが何軒もあって、自社の雑誌は最新号を特別価格で安く売ってます。
£5 が£3 だったり。 でも スタンドの オネエさんにウィンクしたら、内緒で一冊頂きました。
Show Guide は トレーダー(業者)向けで、勿論無料。  たくさん貰って、お土産にします。

とにかく 東京モーターショーより 大規模に見えるし、こんなショーは 日本では有り得ない。
レベルが全然違う。 ...... 話にならないくらい 違い過ぎる !! 月刊の専門誌も たくさん有るし。
今どき インターネットで何でも判ると思ったら、大間違い。
絶対に判らない。 だから私は 現場第一主義です。

本日の収獲。

さて 案の定、Lotus も Caterham も出店してませんでした。
ブースを出していた 大手(?)のロータス・デーラーに聞いてみたら、
"カネが無いんじゃないか !?  出展料 高いし、大変なんだろう。" と。
今週、ロータス自身は Exige Race 380 を発表しているが、新しい社長が来てから この方、
デーラーを増やしたり、持ち駒に特別バージョンを架装して、売り上げ増に躍起になってるが、
Esprit は いつまでたっても出てこないし、レース活動も 殆んどやってない。
それでいいのか ....... , ロータス !!  ロータスが ポルシェの様になる必要は、全くないんだよ。

何度も言うように、安価な FR車 を追加しないと 他社が どんどん先を越してしまうのに。
もっと 日銭(ひぜに)を稼げるクルマを持たないと マズいんじゃないか !?
勿論、ロータスらしい内容のクルマでなくては いけないけど。

Caterham へは、引っ越して新装なったショールームへ 一昨日行ってきたので、
近々に ブログします。 広いショールームで 元気そうでした。
日本の皆さん頑張って、昔の様に もっとセブンに乗って下さい !!
最近のケーターハム・セブンは 壊れにくいし 通勤にも使えるほどだから。

2017年1月11日水曜日

One Afternoon

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昨年に引き続き、再度訪問した御宅。 ロンドン郊外です。 今回は奥様は お留守でした。
でも家の中のあちこちに、彼女の描いた大作が。  なかなかの感覚を お持ちです。
ご亭主の趣味も それなりで、何気なく彼の趣味も滲み出ていますが、
決して 煌(きら)びやかでもなく、年相応の渋味も感じられるものでした。

実は 彼はクルマのお客様ではなく、どちらかというと仕事仲間ですが、
62エーカー(約7万6千坪。 計算違いか !? )の敷地の中に佇む自宅は、
私とは比べようもありません。

この仕事がきっかけで知り合ったもう一人の英国人で、似た様な規模の敷地(もっと広いかも)で、
こちらの奥方は馬の放牧を生業としていました。 でも今は夫婦でフランスだかスイスに移り住み、
多分 悠々自適です。

しかし どちらもの御仁も車趣味とそのビジネス感覚は、我々と大差 有りません。
いや、何かと大差は有るのですが、好きなクルマに対する考え方は一緒です。
だから今回も ビジネスとして訪問しています。

広大な庭では羊が草を食(は)み、
女房は絵をたしなんで ..... !
向こうの丘あたりまでが敷地らしい !!

さて、今回のお題は このクルマです。
約25年前に誕生した このクルマ "Rocket" は、間もなく その生産を終了しようとしている。
というよりも、順調に生産を続けていたのは恐らく最初の10年位で、その後は何度か拠点を変え、
細々と造り続けていた。 恐らく 総計でも 5~60台だろう。 あと1~2台でやめたいらしい。
一時期は、ヨーロッパでシリーズ戦を計画、その為にサーキット向けに 多少のモディファイを
施したクルマが用意された。 当時 2度目に "工房" を訪れた際に、そんな話を聞かされていた。


昨年、必要あって 新品のフレームを含めて、約一台分のパーツを、このクルマの生産を担当した
クリス・クラフトから供給してもらった。 今回は、最後に数点の小物パーツを揃える為に、
彼の自宅兼工房に寄せてもらったものだ。

彼自身も 62年以降、レースの世界に首を突っ込み、 Ford Anglia から始まって、Escort、
68年からは F3 にも進出し、Chevron や Porsche 908、McLaren M8C も経験し、
71年のF1 カナダGP(Mosport)では Brabham BT33 を駆るも、エンジン・トラブルで叶わなかった。
2度目の Watkins Glen では、レース中のサスペンションとタイア・トラブルで結果を出せなかった。

それでも レースの世界から足を洗うことはせずに、セダンのレースや様々なレースに参戦、
76年の Le Mans では3位入賞を果たしている。 80年代初頭には日本の童夢ともジョイントし、
F3、F5000 でも走った。 やがて キャリアを終えた彼は、レー ス経歴の中で培った中で、
F1 デザイナーの Gordon Murray と組んで Light Car Company を設立、この写真のクルマ、
"Rocket" の生産を開始した次第だ。

Chris は 多分、童夢との流れの中で Hayashi 320 F3 を設計した小野昌朗(現 東京R&D社長)
らと知り合い、81年に入交昭廣・三村健治・小野昌朗が童夢から独立して創った東京R&Dが、
カドウェルのロードバージョンとして考えた "VEMAC(ヴィーマック)" の製造販売を企画した際に、
Chris も参画して 98年に英国エセックス州の Chigwell に "Vemac Company" を合弁で設立した。
2000年から "Vemac RD180"(Honda 1800cc・縦置きミッドシップ)を、2004年には "RD200" に
発展している。
[ VEMAC ]

Vemac社の社長には Chris の息子 Luke Craft が就任、現地での製造販売を担当していた。
日本では、小野の下で 現場を担当した畑川修(R&D 現顧問)や R&D鈴鹿製作所の
芹沢氏が国内の販売を行い、私も鈴鹿や国内の発表展示会等で両氏に何度かお会いしている。

昨日 Chris宅を訪問した際にも Luke が顔を出してくれ、Chris と共に当時を振り返った。
恐らく "Vemac Company" の登記上の所在地は、昨年に続いて今回も訪問した Chris の敷地内、
もしくは Luke の自宅事務所かも知れない。

残念ながら Vemac の販売はままならず、数台を制作しただけで終わってしまう結果に。
販売上の一番の懸念は、やはり 販売のフィールドの違いだったと想う。
R&D はF3 のコンストラクター、特にチューブラー・フレームの製作に関しては抜群の技術を
持ってはいるが、従来の R&D の顧客・客層の流れの中で、英国のライトウェイト・スポーツの
感覚を持つ Vemac の販売には ムリがあったと想像する。

96年には Lotus Elise の生産が始まり、革新的なフレーム構造でロータスの大ヒット作となって
いた。 私も、ロンドンのロータス・デーラーにエリーゼが初めて到着した その一週間後には
一台を空輸し、そのクルマは国内一号車となって、当時京都のお客様に買っていただいたものだ。
だから 日本のエリーゼ一号車は、京都で走っていた。

そんな状況の中で、Vemac の販売は苦戦したに違いない。
こういうクルマに対する稚拙な文化しか無い日本で売るよりも、むしろ 英国やヨーロッパでの
販売を真剣に考えた方が良かったかも知れない。 でも こういうクルマを創るのも売るのも
大変難しい事ではあるのだ。

昨日も Chris と話していて、"オレも こういうライトウェイトを造りたいんだけど、" と言ったら、
人を諭(さと)す様な顔つきで、"やめておけ。 とんでもないカネがかかるし、そんな簡単な事じゃ
ないから ! " と言われてしまった。 さもありなん !

.......... ン、ここは 諦めるしかないか !?  でも やってみたい。 .......... 宝くじか !?

PS ;  上記 シルバー・グレーの Rocket は Luke のクルマだけど、手放すかも知れない。
  興味のある方は、メール下さい。  → britishgreenyokohama@gmail.com

King's Closs & St Pancras

  King's Closs Station( Photos ;  Click to enlarge ↓ )
本日の安宿は King's Cross 駅前。 駅3分、雨傘は不要。
昨年も泊まった宿なので、ボチボチ顔馴じみ。

此処は東京で言えば "上野駅前 " か。  King's Closs 駅 と 直ぐ隣の St Pancras 駅は
目と鼻の先で、両方の地下には、Underground(地下鉄)の幹線が幾つも接続する。

駅前には Burger King, McDonald's, Starbucks, Costa(コーヒーショップ), Barclays Bank や
ケバブ屋、インディアン・レストラン、グローサリー(コンビニ的 食料雑貨店)等があり、
勿論、駅なか(改札の外)にも多数の飲食店やショップが存在する。
駅から徒歩10分以内にも 多数のホテルがある。

また、駅至近には 多分 20軒ほどの B&B(Bed & Breakfast・朝メシ付き安宿)が有り、
概ね5千円~一万円以内で泊まる事ができる。 但し 建物は古く、中には粗雑な宿もあるので
"慣れ" が必要。 安い部屋には風呂・トイレ・電話等が無いので確認の事。
路地裏では "ニセ警官" が出没し、金品を巻き上げる。 初心者は要注意。
出来るだけ 駅近くの明るい所で、宿をとった方がいいかも知れない。
(ロンドンの治安は、全般的には良い方だが。 アメリカは、本当に鉄砲玉が飛んでくる。)

更に 西へ徒歩10分弱で Euston 駅が在り、バーミンガムへは此処が始発駅。
King's Closs & St.Panclass → Euston は地下鉄で ひと駅。   [Maps]
また、St Pancras からは Eurostar が発着し、フランスやベルギー、オランダに向かう。

私はイギリス行きの際には、宿の予約は まず したことがない。 カバンひとつで いつも飛び込み。
昨晩は、22時過ぎに駅に着いてから10分程で、宿を見つけてチェックインを完了した。
但し、これは旅慣れた熟練のワザ。 初めての人は、時間に余裕を持って臨んだ方がよい。
私の人生は、旅の様なもの。 でも、"寅さん" とは、ちょっと違う。
......... まぁ、ヒトにはお勧めしないけど。


St Pancras Station。  駅です !!

[ 2 Years ago ;  King's Cross, St Pancras, Euston & Leeds( to Ginetta Cars) ]
↓

2017年1月10日火曜日

Wembley in London



さて、筆者は突然イギリスに。

今日(9日)は London の Wembley スタジアムに近い安宿に投宿した。
www.wembleystadium.com/  興味は無いが、ウェンブリーは サッカーの聖地らしい。
しかし ロック好きの私にとっては、偉大な英国のバンド、Queen のコンサートが開かれた事で
記憶する。  www.youtube.com/watch?v=BaudM1mj5b4 (Bohemian Rhapsody in Wenbley 1985)
www.youtube.com/watch?v=F21Jl2jCxrM (2時間近いライブ。 時間のある時にどうぞ。)
更に Pink Floyd や Rolling Stones、Elton John や Dire Straits 等々、錚々たる面々が Webley を
訪れている。 私の大好きな Chris Rea だって 此処でやってるし。

ところで Chris は最近、自身の Super Seven を 620S に新調したらしい。 過激だ。
そうだ、明日は久しぶりに Caterham の会社にでも行ってこよう。 久しぶりだし !

Chris Rea and Lotus 7
        Chris Rea when young /  telegraph.co.uk

British Airways で ヒースローへの着陸前のアナウンスだと、今日のロンドンは気温10度だという。
ヨーロッパは寒波だと聞いてきたので、少し冬支度をしてきたら汗をかいてしまった。
厚手のジャンパーでは暑い。 横浜と変わらないじゃん。 でも まあ良かった。 寒いよりいい。
イギリス周辺は 北大西洋海流とノルウェー海流で、緯度的には ほぼ北海道だが 暖流なので
冬の寒さは ロンドンでも東京でも、あまり変わらない。

ここ半年ばかり、体調を崩してブログの記載もままならなかった。
まだ完調ではないが 仕事だし、イギリスに来てしまった。
今回はいつもより少しばかり時間に余裕をみてきたので、頑張ってブログしよう。
イギリスを縦横無尽に駆け回る。  お楽しみ。 ......... 仕事です、仕事 !!

2017年1月4日水曜日

Caterham to make fully enclosed model !?

 autocar.co.uk
Caterham
Caterham は、完全クローズド・モデルのクーペを造りたいと考えている。
昨年末の Autocar誌のレポートだ。

この話は2012年末に端を発している。 仏ルノーとの合弁で、互いに新たなスポーツモデルを
造ろうと言う話だった。 ルノーは予定通り目的を達しつつあるが、ケーターハムは そうはいかな
かった。 出資比率は 50 / 50 だったが、別な意味で不釣り合いな合弁だったのだろう。
twitter.com/alpine_cars/status/807570786332512257?ref_src=twsrc%5Etfw
caradvice.com.au/510628/caterham-still-keen-on-practical-sports-car-plan-despite-alpine-deal-collapse/
britishgreenyokohama.blogspot.jp/search/label/crc
britishgreenyokohama.blogspot.jp/search/label/new-alpine

stevemckelvie.wordpress.com/2016/02/17/first-look-at-the-new-renault-alpine-a120/
www.youtube.com/watch?v=XCRFuIzXsLY

ルノーとの合弁は解消されたが、ケーターハムは まだ諦めきれずにいる様だ。
チャンスが有れば、独自なプランで これを再開したいつもりらしい。
それには 彼等の様な "中小企業" にとっては予想外な資金が必要だが、この件についても
"適切なパートナー" を捜す事が第一義だと言い、これについても 相手とオープンに話し合う
用意があると言う。 同社のボス・Graham McDonald は、 "セブンに屋根とドアーを貼り付けて
フル・カウルにすればいい。" というが、威勢を張っているだけで、そんな簡単な事でないのは
本人も理解しているハズである。 しかし、"やってみたい !! " のだ。

セブンは ロータス時代から始まって、今年で60年目を迎える。
それを引き継いだケーターハムも一応の成功を納めたが、このままでは安泰でないと考えた !?
街のラーメン屋だって "オレがやれば きっと上手くいく"、と踏んで 店を始める事に違いない。
でも そうじゃない !  確かに、どこの会社も 自社の未来は考えるべき事ではある。
しかし今回の場合、"事" が そう簡単に行くとは思われないのは容易に想像がつく。
勿論 それなりのクルマを完成させることは出来るかも知れないが、
予定数を捌(さば)くのは 至難の業(わざ)だろう。

Elise の二の舞になってはいけない。 4C にならなくても良い。 Caterham だ !!
まずは 軽量・安価な FR であるべきだろう。

そして ケーターハムが今回 新たに考え得るクルマは、FR のロード・スポーツだと言う。
かって検討した ミッドシップの C120 ではない。
エンジンは Ford を中心に 検討する事らしい。 且つ NA にこだわりたい様だ。

Caterham Renault (Immagine da Autocar)
C120

Graham McDonald は、"ルノーとの合弁が解消した時も さしたる軋轢は無かったし、
ルノーは好意的で 将来への含みも残していた。" と言う。
しかし ケーターハムの様な小さな会社に、失敗は許されない。 ...... 私は 危険な賭けだと想うけど。
auto-motor-und-sport.de/news/caterham-c120-das-schwesterauto-der-alpine-11535914.html

実は ケーターハムは ルノーとの合弁を始めるに前後して、"Drive Automotive Design" と接触
している。 クルマのデザインを含めた 相対的なコンセプトをまとめる為にだろう。
当初は、ケーターハムの意向を強く取り入れた ミッドシップの C120 が考えられたと想像する。
それなら 良かった。 でも、今回は FR のクーペだ。
多分 これも Drive Automotive Design に依存している。
drivedesign.co.uk/caterham-c120-renault-alpine/#prettyPhoto
motorchase.com/en/2016/08/renault-killed-best-caterham-history-c120-bring-alpine-life/

確かに ケーターハムは、セブンについては やり尽くした感がないでもない。
だから 次を考えるのは むしろ当然の成り行きでもある。
しかし、大メーカーが既にラインアップしているマーケットに弱小メーカーが参入するのは危険だ。
たとえ コンセプトの中で ケーターハムらしさを醸し出したところで、その販売代理店でさえ、
大企業の比ではない。 希望する販売数量さえ達成できずに終わる可能性は非常に高い。

夢は大きい方がいいが、大き過ぎてもいけない。 価格が極端に安いなら、まだ話は解かる。
販売できる数量は少ないに決まっているから、採算ラインは高くなるに決まっている。
それを避けたかったら、20年前にやって 間もなく終わってしまった "Caterham 21" の様に、
セブンのシャシーにフルボディーを被せて それに屋根を追加すればいいが、
今どき ケーターハムが そんな事をやっても、ユーザーは賛同しないだろう。
むしろ、下記の Aero Seven を出してくれればよかった。 出来映えは 多少中途半端でも
ケーターハムだったら許される。 こんな程度でよい。 屋根なんか いらない。

Aero Seven Concept /  Jan. 2014

むしろ その隙を突いたのが、McDonald の前任だった Ansar Ali が始めた"Zenos Cars" である。
しかも その Zenos も、Drive Design がコンセプトを手掛けたものなのだ。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/search?q=zenos
drivedesign.co.uk/zenos-e10-designed-to-drive-by-drive/#.WGyGWlOLQY0
早ければ 今月の Autosport International か、来年度にも、Zenos は ミッドシップのクローズド・
モデルを出してくるだろう。 計画は既にある。 ケーターハムより早い !!

Ali は世渡り上手な男だ。 今、Zenos の代表は 当初 次席だった Mark Edwards で、
Ali は昨年10月に、何と McLaren で それなりの地位についてしまった。
つまり MSO(McLaren Special Operations)のマネージング・ディレクターとなり、
顧客の特注と モータースポーツ部門で腕を振るうという。
Ron Denis の後釜と目されてたが、昨年末、たった四か月で閑職に退いたという Jost Capito の
"更に後釜" を Ali が狙ったのではあるまいに。
Capito が Ali に弾かれたなんて考えたくないが、 ........ 余談だった。
autocar.co.uk/car-news/industry/mclaren-special-operations-appoints-ansar-ali-managing-director

とにかく Caterham には頑張って欲しい。
C120 のニュースが流れた時には、ケーターハムは将来的にロータスを追い抜く存在になるのでは
なかろうかと、想ったほどだったが。  夢か ...... 。  どうか、慎重に しっかりと やって下さい !

祈りましょう !!